グンブロ広告

ビジネスライセンス料  3,000円/月

飲食関連事業用 ライセンス 毎日1セット広告  1,600円/月

お問い合わせは、 info@gunmawen.net

本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。  

Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション  at 

2009年09月22日

外務省ハレンチ物語



まあ、雅なお役所わけです。ほとんどが世襲かなにか・・・・・・

核持ち込み密約 村田氏証言を否定 官房長官 「疑いの余地ない」
(西日本新聞 2009年6月29日掲載)

 1960年の日米安全保障条約改定の際、核兵器を搭載した米軍の艦船や航空機の日本立ち寄りを日本政府が黙認することで合意した「核持ち込み」に関する密約の存在を、元外務事務次官の村田良平氏(79)が、実名で証言したことについて、河村建夫官房長官は29日午前の記者会見で、「指摘のような密約は存在せず、このことについて全く疑いの余地を持っていない」と述べ、従来の政府見解通り、あらためて否定した。
 
 この密約に関しては、4人の歴代次官が匿名で密約を認めたとの報道もあるが、複数の証言が相次いでいる点についても、河村氏は「これだけの証言というが、ほかにたくさん(証言者が)いるのか」と疑問視。「いちいち取り上げるなど、そこまで及ぶ話ではない」とも述べ、村田氏から事情を聴くなど、事実確認をする必要はないとの認識を示した。
 
 村田氏は西日本新聞のインタビューに応じ、87年7月の次官就任にあたって、前任者から密約の存在を知らされ、外相に報告するよう引き継ぎを受けたことを明らかにした。村田氏によると、その際、外部に漏れてはならない旨も伝えられ、密約の趣旨が日本語で記された手書きの1枚紙を渡された。村田氏は次官在任中、倉成正、宇野宗佑両外相(いずれも故人)には、密約について報告。次官を辞めるとき、後任者に引き継いだという。
 
 村田氏は「政府は国民を欺き続けて今日に至っている。首相が腹をくくればいいだけの話だ」などと語り、密約について国民に早期に認めるよう政府に求めている。


で、自民党、「最後の総裁選」とかですけどもうあんまりニュースにもなりません。
まあ、自民党は終わったわけです・・・・・
で、コレです(笑)。

http://www.stv.ne.jp/news/streamingFlash/item/20090921192004/index.html町村信孝議員:「ご苦労さま。誹謗中傷はいい加減にしろよ。ものには限度があるぞ」

まあ、大人げないというか。やっぱりこういうやつです町村ナントカ・・・・・・

で、“密約”調査チーム 来週発足

なんの密約かっていうと、米空母とかが常備している核ミサイルを日本に持ち込む時(通過)は事前協議がとかでしたけど、

「そんなもん知りません」
ていう日米の機密文書(密約)の存在を元事務次官の村田良平氏(79)が、実名で証言しちゃいました。
で、アルのナイのと自民党政権時代(懐かしいです)、麻生首相(当時)は・・・・・・

「密約はなかったとずっと答弁してきている。改めて調査するつもりはない」

とか言ってましたけど、新政権、岡田外務大臣は全容解明の調査を厳命とか。

まあ、小学生にもわかる話です。大体、常備している核ミサイルを日本に入港するからって、一体どこに降ろしてくるんでしょうか?
わかりませんね。そんなことするはずがない。まあ、そんなアメリカの空母だとしたら張り子のトラですからちっとも怖くありません。それに、「米国の核の傘」とか言ってるんですから・・・・・
そのことの整合性はどう説明するんでしょうか。まあ、「ソレはない」とかいわれてる、日本が核攻撃受けた時、受けそうになった時、核で報復するとしたら、一体どこから???
まさか、アメリカ本土から日本のためにするわけありませんね。だとしたら、日本本土からか、日本海域、あるいはその周辺っていう話です。

で、沖縄返還に関する「密約」も・・・・・・

密約文書「自分が署名」 沖縄返還訴訟で吉野元局長が陳述書 12月に証人出廷へ
(北海道新聞 08/25 18:39、08/26 07:30 更新)

 1972年の沖縄返還に伴い、日米両政府が交わしたとされる密約文書の存否を争う訴訟の第2回口頭弁論が25日、東京地裁であった。原告側は吉野文六・元外務省アメリカ局長(91)の陳述書を提出。吉野元局長は、密約文書とされる米公文書中の「BY」の署名を自分のものと認めた。杉原則彦裁判長は10月27日の次回弁論で原告側と国の主張を整理し、12月1日に吉野元局長の証人尋問を行う方針を示した。

 公務員経験者に職務上の秘密について尋問するには、民事訴訟法上、当該官庁の承認が必要。杉原裁判長は「速やかに手続きを進める」とした。

 吉野氏は当時の返還交渉の担当者で、北海道新聞の2006年の取材に政府関係者として初めて密約の存在を認めた。法廷でも陳述書に沿った内容の証言をするとみられ、一貫して密約を否定してきた政府の主張を覆す証拠となりそうだ。


まあ、裁判所で証言されちゃあどうにもなりませんね・・・・・・
それにしても91歳の吉野文六・元外務省アメリカ局長っていうのもすごいです。
しかし、自民党政権って、そうとう膿たまってますね政治家官僚。
それらをほじくり返していたら、多少のことがあっても民主党政権、かなり長持ちするかも知れません。
  


Posted by 昭和24歳  at 20:20Comments(1)

2009年09月22日

続・井の中の“八ッ場ダム”




とおりすがりの魚伸さん のコメント井の中の“八ッ場ダム” 

これから世界の人口が爆発的に増えることを考えると食料輸入がしにくくなるのではないかと思います。日本の食料自給率はカロリーベースで4割くらいなので、6割は輸入に頼っています。そして、日本にとっては農産物を輸入するほうが国産よりも安く、国内でつくるよりも輸入する方が儲かる人がいるということでしょう。外国の生産者にとっては高く売れる輸出に食料を回すのは当然のことで、その結果現地では食料価格が高騰したり、食料不足で飢餓におそわれたりしているそうです。今では金融危機もこれに拍車をかけ、世界の飢餓人口は10億人を超えているそうです。日本国内で農産物の自給率を上げていくことを考えなければこの飢餓のしっぺ返しはいつかくるでしょう。だから今、国内での自給率を高め、農業強化をする必要があると思います。それは決して個別所得補償ではなく、農家からは税金を取らないから、つくればつくるほど収入が増えるということにすればよいと思う。農家にはこれまで納めた税金も5年間さかのぼって返還し、これまで放棄していた農地を使えるようにするための投資につかってもらいます。しかし、その時には農業用水の確保が必要だと思います。八ッ場ダムには農業用水確保の目的は含まれていません。ですから八ッ場ダムに対してこのことを議論する余地もないのかもしてませんが、国内のダムを議論するのに、食料自給率向上のための水確保を考えないのはなぜかと思います。やはり輸入したほうが儲かる人がいるからでしょうか。60億人の世界人口のうち10億人が飢餓ということを考えれば、食料自給を進める方向になってしかるべきなのに自由化を進め、個別所得補償を進め、輸入を増やし農産物をつくらないようつくらないようにすることが、ダム中止議論展開と同じ方向のベクトルになっているのではないかと疑わしく思う。

>ダム中止議論展開と同じ方向のベクトル

貴重な御意見ですね・・・・・・・
で、日本の食料自給率なんですけど確かにカロリーベースでは4割チョイとか。しかし金額ベースではOECDの中でも上位だとか(文芸春秋09.01『農水省食料自給率のインチキ』より)。
食糧の輸入額、(04年)1位が米国599億ドル、独508億ドル、日英が415億ドルで3位同列、で、仏364億ドルと・・・・・・
その輸入額では米国の599億ドルは人口規模からいってもだが、まあ、農業大国の米国がなぜ?なんですけど日本は人口規模では独にも勝るのに輸入額ベースでは少ない。
さらに、その食糧依存度だが、やはり金額ベースで行くと国民一人当たりは、1位、英国690ドル、独617ドル、仏558ドル、日本はそのほぼ半分の324ドル。
そして対GDPから見た農産物輸入比率も0.9%と、けして多くはないとか・・・・・・
さらに、日本の農業生産額は米国の1580億ドルに次ぐ793億ドルとEU諸国よりも多くロシア(211億ドル)、豪州(203億ドル)の3倍超。

まあ、貿易立国たる所以でしょうか。ハッキリ言って、トヨタを輸出する代わりに「コメ、、野菜買ってよ」っていう話でしょう。
まっ、そのことでいえば「漁業」もそうです。漁師が減っているとかの話ですけど、まあ「捕るより買ってきた方が安い」っていうことでしょうか。
確かに農業は大変です。僕の実家もカミサンの実家もいわゆる「百姓」です。1年365日その意味では休みなし。酪農も同じですね・・・・・・
たしかに、仰る「世界の飢餓人口は10億人を超」ですが、先の案内からすると、米・独よりも「買い付け額」は少ない。
で、日本の輸入産品の中心は小麦粉、大豆、トウモロコシ等穀物、つまり米国というかその辺のマフィアが支配するマーケットからです。

GDPに占める輸出は2%チョイとか・・・・・・それが果たして貿易立国なんでしょうか(笑)。
政府のいう、農家の労賃が時給換算すると300円とかですけど、はたしてそうだろうか?つまり、農業は政策に左右されやすい。とくにコメ農家ですけど・・・・・
実家では決められた分のコメしか作っていませんが、正直、ゴロピカリは僕らは食べません(笑)。
まあ、漁業もですけど、実態は、外交、政府の政策の犠牲になっているだけです。WTOとか、ウルグアイランドとか、で、結果が農水省の汚染米事件です(笑)。

>食料自給を進める方向になってしかるべきなのに自由化を進め、個別所得補償を進め、輸入を増やし農産物をつくらないようつくらないようにする・・・・・

稚拙な政治です。しかし貿易バランスから考えるといたしかたない現実かも知れません。
まあ、輸入額で415億ドルですか、約4兆円チョイですね。トヨタ、ホンダと松下、ソニー、キャノンの総輸出額と同じくらいでしょうか?
まっ、ただおカネせびられるのも大変ですし、かといって、生鮮野菜は輸入ではあまりにも危険です。冷凍野菜ですらアレですから。痛し痒しってえとこでしょうか・・・・・・
ところで、わが家にも「個別所得補償」はしていただけないものでしょうか。作ったギターは全部政府がいったん買い取ってくれるとかの(笑)。


とおりすがりの魚伸さん のコメント井の中の“八ッ場ダム” 

それから、ダムができないと長野原町は財政再建団体に転落します。ダムのために国がすでに8割以上を取得した広大な面積の土地には町が固定資産税を課税することができません。外にでていってしまった人がたくさんいて、代替地に住む人も少なくなり納税者も激減しています。一方で、代替地に移転するために集会所や学校、保育園、町道などの施設を新しく造りましたから、沈むはずだった公共施設と併せて維持管理費が激増します。税収が減って、支出が増えるということで地元にとってはとうてい受け入れられることではありません。しかしダムで水没すれば税収減分の補填があり、旧施設もなくなります。地元は財政再建団体になってしまうのがわかっていて手をこまねいているわけにはいかないのです。マニフェストだからと言って急ハンドルを切りすぎると国民はみんな振り落とされてしまうのではないでしょうか。少しずつ課題や問題点を浮き上がらせていって解決しながらやっていくことが大切だと思います。

>マニフェストだからと言って急ハンドルを切りすぎると国民はみんな振り落とされてしまうのではないでしょうか。
>少しずつ課題や問題点を浮き上がらせていって解決しながらやっていくことが大切だと思います。

まあ、民主党も「ぶっつけ大工のマニフェスト」でしょう。今後、「見直しの見直し、さらに見直し」とかの予感(笑)。
しかし、50年、100年のスパンで考えたら、中止もどうてえことないような気もします。まあ、おカネはいっぱいあるんですから十分な「個別保証」でしょう。
まっ、建設にも札束で横っピンタんでしたから、中止もそういうことでどうでしょうか・・・・・・
で、国民、民主党の「革命だ!!」とか、「友愛」だとか騒いだ割に、終わってみたら自民党政権と五十歩百歩だったり。


とおりすがりの魚伸さん のコメント井の中の“八ッ場ダム” 

それからダム以外の治水方法で民主党は遊水池や調整池を推奨しているようですが、どこが遊水池になるのでしょうか。東京都や埼玉県は人口集積しており、すでに莫大なインフラ投資がなされていますから、遊水池候補は群馬県になるでしょう。もしくは埼玉県北部も遊水池候補でしょうか。遊水池の建設コストを考えると田圃や畑などの地価が安いところを買収してつぶす気なのではないでしょうか。そうしますと自分の田畑を売ってまで、自分の家のそばに洪水を受け入れる住民がいるでしょうか。私は大反対が起こると思います。私も絶対に自分の家のそばに遊水池なんか造らせません。私の寿命いっぱい(後30年間くらい)反対してやります。住民の合意形成なしでダムをやめて遊水池で治水ができるなんて発言がちゃんちゃらおかしいです。どこにつくるんですか?遊水池

全国に計画中、建設中のダムは43か所とか・・・・・・
で、ほとんどがっていうか全部が国と地元住民と揉めています。まあ住民とか言っても怪しいのもかなりいるそうですけど。
でも大そうな金額ですねぇ。一か所2000億円とか3000億円です。全部で10兆円くらいですか。こりゃあやめられません止まりません。カルビー状態です。
やはり代替案としての「遊水地」なんていうのもあるようです・・・・・
さしずめ、群馬なんて大小織り交ぜたら「ダム銀座」です(笑)。野反湖もダム湖なんですね。
しかし、前原、マネシタ政経塾、「振り上げた拳」どうしましょう。あんまりいい加減な対応をすると、ただじゃあ済みません。
あるいは、スキャンダル焚きつけられ、つまりつまって「辞任」とかも・・・・・鳩山さん、かなりドライな感じだし(笑)。
まあ、与党になっちゃったんだから言われますね「バカだとかチョンだとか」。仕方ありません。あることないことも、あることあることも。
安倍総理の時、亀井静香郵政問題相・・・・・・・

亀井:「安倍さん、あなた創価学会の池田大作さんのところをお尋ねになったでしょう!!???」

安倍:「いいえ。そのような事実はございません」

亀井:「嘘をいっちゃあイケません。殆どの週刊誌がそう書いてるじゃあないですか」

安倍:「じゃあ、週刊誌の描いてることはすべて事実なんでしょうか!!???
    だったら亀井さん、亀井さんの週刊誌の記事もすべて事実なんでしょうか!!???」

そしたら亀井、老人性チック症でしょうか、首をユラユラさせながら苦笑い・・・・・・

>民主党は遊水池や調整池を推奨しているようですが、どこが遊水池になるのでしょうか。

花火が上がれば、だれかが二束三文の原野を買い占め始めるんじゃあないでしょうか。
まあ、塩漬けの自治体公社の土地も腐ってますから・・・・・・  


Posted by 昭和24歳  at 18:53Comments(7)

2009年09月22日

井の中の“八ッ場ダム”

井の中の“八ッ場ダム”





八ツ場ダム建設中止時期が不透明に「地元の理解得るまで」国交相
2009.9.21 22:10 産経ニュース

  前原誠司国土交通相は21日、民主党が建設中止をマニフェスト(政権公約)に盛り込んだ八ツ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)について、「地元や関係都県の理解を得るまでは基本計画廃止に関する法律上の手続きは始めない」と表明、地元関係者との調整を踏まえ、合意形成を目指す考えを鮮明にした。

 八ツ場ダムの建設中止には関係自治体が強く反発しており、前原国交相は現実的な判断を示した格好だ。国と自治体の協議は長期化が必至とみられる。

 八ツ場ダムについて、前原国交相は23日に現地を視察する予定だ。これに先立ち、高山欣也・長野原町長らは19日に住民代表者らと協議、「白紙の状態の意見交換」を求めて前原国交相に要請文を送付していた。

 前原国交相は21日、地元の動きに受けてコメントを発表。「建設事業を中止する方針は変わらない」とした上で、「中止に向けては最大の被害者ともいえる地元住民や関係都県、利水者などとの合意形成が不可欠」とする認識を示し、「じっくりと話し合う姿勢を堅持し、生活再建事業も中断しない」と表明した。

 前原国交相は八ツ場ダムの建設を中止した場合、自治体がこれまでダム建設のために拠出した負担金について、治水費も含めて返還する検討を進めている。

 一方、前原国交相は21日、国交省で幹部を交えて開いた初の政務三役会議の終了後、記者団に対し、平成21年度補正予算の一部執行停止について「私個人の考えでは民間や地方と契約に入っているものは凍結は難しい」と述べた。民間企業に発注済みの公共事業や、政府として正式決定した地方自治体への補助金などを凍結することは難しいとの認識を示したもの。三役会議では、日本航空の経営再建問題などについても意見交換した。



“八ッ場ダム” って???

 吾妻川流域の多目的ダム建設計画は1949年(昭和24年)に経済安定本部の諮問機関である治水調査会の答申に基づき建設省によって手掛けられた「利根川改訂改修計画」において利根川に10箇所のダムを建設する利根川上流ダム群(後の「利根川水系8ダム」)計画に準拠しており、カスリーン台風級の水害から首都・東京及び利根川流域を守る為に1952年(昭和27年)に計画発表された。

詳細はリンク先のWikipediaで確認してほしいんだけど・・・・・・・
まあとにかく古い話です。何せこの計画の発端が昭和24年ですから。奇しくも「昭和24歳」です(笑)。
で、「1994年(平成6年)にはダム建設のための最初の工事として工事用道路の建設が始まった。」とかですから、
まあ、計画45年ぶりにしてようやく着工で、まあ、最初っから大反対とかだったということですから・・・・・
当時、先頭きって「大反対運動」を展開していた人はもうそう多くはいいないのではないだろうか。
で、今では大反対していた住民もまあ、妥協の産物で、時代も時代だしっていうわけで着工、結局総工費8800億円(?)。
まあ、最終的には9000億円とか1兆円とか。大雑把ですね(笑)。

で、この“八ッ場ダム”建設には決定的な障害が、草津、白根から流れ込む強酸性の河水・・・・・・
吾妻川は「死の川」といわれていたとか。つまり水生生物が生息できない環境にあったわけです。
結局、そのまんまで“八ッ場ダム”建設なんてできっこないんで、吾妻川中和事業が施行され、まあ「水清く」とか。

で、品木ダム建設とかがあったっていうわけですけど・・・・・
まあ、その品木ダムって、つまり強酸性の河水を中和させるために建設されたダム。
で、その品木ダムには大量の石灰を流し込みわけですけど、当然その品木ダム湖底には中和生成物と土砂が溜まる。
で、その処理に石灰浚渫船を湖面に浮かべ、毎日、その中和生成物と土砂のヘドロを浚渫・・・・・
まあその事業費だけで毎年10億円とか。実は知り合いの運送屋さんがその浚渫さられた土砂ヘドロの運搬を請負ってます。

で、まじめに考えた時・・・・・・
本当に“八ッ場ダム”は必要なんでしょうか???


まあ、今、建設中止はけしからんとか仰っておられる地元住民も、当初は大反対だったわけです。
で、正直、今も「大反対」とか言ってるのは、早い話「反対屋」っていうような話もあるんだけど。「成田闘争」みたいな。
とはいうものの、「反対」するからには「反対する」、それなりの根拠があるわけです。将来の需要予測とか・・・・・・

つまり、「国交大臣とは会いません」とかいっている地元住民のみなさんも「決めちゃったから」なんですね。
別に、どうしても“八ッ場ダム”がなければいけないとかの理由で「国交大臣に会いません」っていう話ではないようです。
もう引っ越しも決めちゃったし、将来の生活設計も“八ッ場ダム”ありきで、将来の夢も・・・・・
まあ、国が、どうしてもっていうんで仕方なしにOKして踏ん切りつけたところなのに、政権交代とかで180度政策転換。

お怒りごもっともです。

で、どうしても“八ッ場ダム”がなくてはならないものなのか・・・・・・
また、あったとして、本当に将来恒久的に、いわゆる水利、治水に役立つものなのか。

発案から45年にいたって、“八ッ場ダム”がなくてもどうっていうことはなかった・・・・・・
では将来、20年後、30年後本当に需要があるのか。少子高齢化である。
つまり、高度成長期、右肩上がりの経済環境と今日のような先行きの見えない明日とか、
希望のない、夢のない将来で、しかも「少子化」、50年後には人口減少が30%とも、40%とも・・・・・・

しかも高度工業化は必至で工業用水の需要がどこまで伸びるのか。
ましてや、海水の淡水化技術は日本は最先端である。その意味では飲料水だけなら日本は「水王国」である。

賛成か反対か!!

しかかったものだから止めるわけにはいかない。
やると決めたのだから止めるわけにはいかない。

つまり感情論でしかない。地元住民のみなさんにしてみれば政権が変わったで・・・・・・

「どこまでバカにすれば気が済むのだ」

っていう話だろう。ごもっともです・・・・・・
前政権がゴリ押した結果です。しかし政権交代ということはこういうことです。
国は、新政権は政権をかけて、「中止なら」地味と住民に誠心誠意、その後の「生活保障」をしなければならない。

で、問題は前原国交大臣、民主党だ・・・・・・・

マニフェスト。一度振り上げ拳の落とし所などと下手な考えをすると国民は見放す。
ハッキリ言って、“八ッ場ダム”建設は「カネで解決した」自民党政権の国策事業だった。
だったら民主党政権も・・・・・・

「カネで解決することだ!!」

井の中の“八ッ場ダム”なのである・・・・・・

  


Posted by 昭和24歳  at 09:27Comments(14)

< 2009年09>
S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
過去記事
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 125人
プロフィール
昭和24歳
昭和24歳
オーナーへメッセージ