2008年05月31日

雑感、その弐・・・・・入梅か?

別に難しい話なんかじゃあない(笑)。

真の民主主義というものがどういうものかは僕には分からないが・・・・・
それが学校で習った程度のものであるとしたら、
この国は到底“民主主義”等というものとは程遠い社会であることは間違いない。

商売をやっていれば凡そがそのいい加減差にほとほととすることが多々あった。
要するにこの国の社会システムは“縁故・地縁”が全て・・・・・・

こんな田舎町でも、行政、議会に“縁故・地縁”が在ると無いとでは・・・・・
もちろん生き方の選択だが物事の運びは雲泥の差がある。


国の財政も福田赳夫辺りから“赤字国債”を積み増して、二進も三進もいかないのが今日。

もっともそれ以前は戦後復興資金を米国、世銀から融通してもらっていたのだし、
それの完済が田中角栄内閣の時代だった・・・・・

それにしてもニッポンというかニッポン国民勤勉というか真っ正直というか黒部ダムの借金も、新幹線の借金も、東京オリンピックの借金も完済した!!

もちろん、今騒がれている“後期高齢者”が金の卵、二十代、三十代の血と汗と涙の、そんな時代の話だ。

あの戦争も異常だったが、戦後賠償に当時の金で“7兆円”も支払わされたこの国・・・・・・
今のカネに換算すれば“700兆円”だろうか。

今の、赤字国債残高と同じ・・・・・・

早い話が、為替管理が解かれ、ニクソンショックの変動相場制になった辺りからこの国はアメリカの食い物にされてきているのだろう。
しかし相手は戦勝国、占領軍・・・・・・
敗戦国、被占領国がじたばたしたところで始まる話ではないのが事実なのだ。

今回の郵政民営かも・・・・・・

その実、電電公社民営化との関わりを外して考えるわけにはいかない。

電気通信事業・・・・・
これは“旧郵政省”の本丸であったはず。

独立国が事実なら、国内の通信、それらは極めて国家管理下に置かれるべき最重要国策であるはず。
もちろん“冷戦崩壊”もあったのだが、
米国の覇権下にあるこの国では、独自の通信手段を講じることを許されるはずも無く、顕著な例が、“日本電電公社”が民営化、NTTとなった技術が、

独自の通信回線を選択しようとした“ISDN”は、米国の“要求”(命令)で・・・・・
数兆円の建設コストをかけたにもかかわらず、廃棄する羽目になった。

それが、今日、“安い安い”と嬉しがる・・・・・・

“ADSL”そして“光”と、通信のグローバル化(アメリカ化)。  

そして、“インターネット”。

米国が、この“WWW”の回線の遮断を赦すはずが無い・・・・・・

“ISDN回線”だと、米国は一切盗聴はできないのだ。

郵政の中の“郵便”は米国にとっては何の意味も無い。

米国にとって、重要なのは“郵貯・簡保”の『300兆円』と、“電波”の『通信事業』であることは間違いない

アメリカ、米国はこれ以上“ドル”を矢鱈めったら印刷することはできないし(偽ドル紙幣は別)、
アメリカ国内には既に“ドル”は無い。
自国通貨を“外国”から融通、米国債という形で調達する以外に無い。もちろん戦争という手段で(笑)。

そこで、自分で“偽札”を刷って、
あとで誰か犯人を仕立てるくらいのことしかできない。

アメリカの公共事業・・・・・・それは戦争。

戦争の戦費調達は最早、日本の“財政”から調達するしかないはずだ(イラク戦争では13兆円が円高ドル安工作で)。

いずれにしてもアメリカはこれからどんどん戦争をしなければアメリカの経済成長は無い。
とにかくアメリカの主な工業生産は“武器”だけなのだから。

結果、日本の郵政民営化なんていう話は日本国民への目くらまし・・・・・・

大蔵省が、郵貯・簡保資金を預かり“財投”として使いまくった。
それが、“ノーパンしゃぶしゃぶ”の大蔵省解体・・・・・・
東大法学部閥の塊のようなところが、“ノーパンしゃぶしゃぶ”ごときでモノの見事に解体された・・・・・・
(一説にはCIA工作)

小泉さん、かつて言っていた・・・・・

「もう財投は改革されました」と。

ペイオフ解禁でさらに積み増された、“安全”な郵貯資金。

財投で不良債権化しそうなものはあの、橋梁談合のように、炙り出して可能な限り資金回収をする。

そう・・・・・

全てを民営化にして破綻させる・・・・・
破綻させる前に公的資金を投入して不良債権処理をする。

何のことは無い、

長銀、日債銀も元はといえば吉田内閣に発足した“政府系”金融機関だったではないか。

60年近く生きて・・・・・

普通の疑問からそう思う。

民主主義は・・・・・・

与えられるものではない。

先の大戦で、あれだけの国民の命を犠牲にして、勝ち得たはずなのに、
現憲法では、米国からの“恩賜”と思わされているところに・・・・・・

この国の欺瞞はある。
さて、僕らの子や、孫にどのような形を伝えるべきかが悩ましい。
  


Posted by 昭和24歳  at 21:15Comments(0)

2008年05月31日

雑感、今日で5月も終わり・・・・・・

ジパング

明治維新時、3,000万人台だった人口がほぼ200年で4倍の人口に。
しかも自然増です。
日清日露戦争、太平洋戦争と600万人ほどの死者を出しながら、
移民を受け入れるでもなく(移民政策はとったが)、産業の発展発達とともに国が造られてきました。

その間、凶作、飢饉、恐慌を体験しながらもこの国は工業原料、天然資源以外は自給自足しながら国造を勧めてきました。
農業立国から、工業立国、重厚長大産業から敗戦を機に人的資源立国に・・・・・
今日、日本の工業、科学技術がなければ米国の宇宙開発も戦争も不可能です。

1億2千万人余の加工大国、消費大国。

世界中見渡しても1億2千万人の同一原語民族の先進消費大国はないでしょう。
この消費大国がこの国の成長の源泉ではななかったでしょうか・・・・・・

「内需」です。

官僚が正しい通貨政策で内需を喚起し安定した経済サイクルを実行すれば、
まず安定的な国民生活が得られるはずです。

世界一高価なガソリン、水道光熱費・・・・・

それでも国民は電気も高速道路も無料になるといった政治家の嘘には怒らず、

従順に支払い続けています。
そうした産品には石油税等のように特定財源化された「税」がくまなくかけまくられています。

なぜこの国の国民はこうも静かなんでしょう。

ふと思いました・・・・・・

この国は「家族主義国家」なのです。

今まで、国鉄、専売、電々、そして公務員にも国民はそう不満はなかったはずです。
確かに労働運動に見られる問題意識はありましたが・・・・・・
中曽根内閣、土光臨調行革、前川リポート以降それらは民営化の名のもとに解体されました。

しかし、かつてはそうした公務員、ほとんどの家族親戚の中に必ず数人いた。
僕の身内だけでも、既に他界していますが、
市役所勤務のオジサン、国鉄職員のオジサンや従兄弟・・・・・
警察官のオジサン、自衛官の従兄弟もいた・・・・・

僕が子どもの頃は盆、正月、仏祝儀になると必ず母方、父方の実家に集まった。
そう・・・・・・
そういう親戚家族がいるから、「悪いこと」が出来ない。
犯罪でも犯そうもんなら親戚中に迷惑がかかってしまう。

そしてその家族、親戚は戦争を体験し何かと助けあって暮らしてきた。
身内の誰かが結婚するといえば祝儀を弾み、子どもが生まれたといえばお祝いし、
初節句、七五三と・・・・・・
僕の家内の方は父方も母方も共に10人兄弟、
僕の長女、次女の誕生には今まで名前も聞いたことのなかったオジサン、オバサンからお祝いが届いた。
昭和50年代だっただろうか・・・・・

家内の母、その頃48歳、父、53歳・・・・・・
あれからほぼ30年一人欠け、二人欠け、今では盆も正月もない。

高齢化というがそうではない。
国の政策が、家族をニューファミリーという飾り言葉で、分断してしまったのだ。

住宅政策もそのひとつだろう・・・・・・
地方自治体のそうした政策も30年、40年経った今日見る影もない。
政策を立案するも、着工の段階で既に不用のものになっている。
この街でも、バブル期に高額の立退き料を予算付けして、結局、開発を見ない都市計画が塩漬け土地を晒している。

国家百年の大計ではないが、朝令暮改を由としない官僚主義。
ダムなどは計画立案者が退職する頃に初期費用の数倍で着工するという愚策・・・・・・
不要なものまで、計画決定だからと造る。

今は身内親族に市役所の職員もいなければ、国鉄(JR)の職員もいない・・・・・

日本の思想信条なのだろうか、家族主義。
それが見事に破壊され、分断された。
教育なのかか、政治なのか・・・・・・

僕ら世代までではないだろうか、親子、兄弟姉妹の家族関係。

第一、子どもたちが遊ばないという。
この辺はそうでもないが、学校から帰れば「塾」に「習い事」。
子どもの時期に体験しなければならない「社会」さえ今はない。

この国には欧米のような目に見えての人種差別もなければ民族紛争もないし、独立運動もない・・・・・
この国、ニッポンは西洋のように衝突して壊れるのではなく、

溶壊・・・・・

溶けて壊れていくのではないだろうか。

昔は、夫々が貧しくても支え合って生きていた。
下町では、味噌醤油米の貸し借り・・・・・

「ちょいと留守にするから家の子たのむね」

なんて。

日本国民・・・・・・
住宅密集でないと生きられないのかもしれない。

「袖刷りあうも他生の縁」。

僕らが子どもの頃はご近所、毎日が、日常が「ボランティア」だった。

都市再開発が横丁を破壊し、路地裏の喧騒を奪った。

都市再開発、都市計画が不必要に道路を拡幅し、住民を追いやった。

今日で5月も終わり・・・・・・
それにしても寒いですね。
  


Posted by 昭和24歳  at 08:40Comments(0)

2008年05月30日

つい昨日のこと・・・・・

「帝国は、日米和協の道を探求すべく、最後まで条理を尽して米国の反省を求めたにも拘らず・・・・・・」

対米開戦の大本営、日本政府の弁。
まるで今日の“北朝鮮の論調”ですね・・・・・・
そう思いませんか(笑)。
そして、

「遂には帝国の存立をも危殆に陥らしむる結果となる」が如き重大なる事態に到達したのである」。

その“帝国”とはいったいどんな形をしていたのでしょうか。
大政奉還。他勢を借りての“明治維新”と、“日清日露”の成り行き・・・・・・

木と紙の家に住み、丁髷に刀といった井出たちのこの国の文明。
長きの鎖国も西洋文明の前には糸も脆く陥落・・・・・

武士の面子も大和魂も糸瓜もない。
そこに及んで、“天皇”の存在、江戸庶民の生活とはなんら関係の及ぶことのない存在・・・・・・

そこに揚げ奉られた輔弼の天子様。
御歳、14歳・・・・・・
それが近代日本の幕開け、夜明け前。

大日本帝国憲法にしろ、天皇の存在は“権力者”を邪魔するものではない。

“輔弼”あくまでも“輔弼”

「決死報国の大義に殉じ、もって宸襟を安んじ奉るとともに・・・・・」

下手な講談師もそこまで言うかどうか(笑)。

ましてや、

「宣戦とともに、早くも刻々として捷報を聞く。まことに快心の極みである。
御稜威のもと、尽忠報国の鉄の信念をもって戦うとき、天佑は常に皇国を守るのである」。

しかし、守れなかった・・・・・

ことここに“皇国”を言われても半世紀も満たない歴史。
さぞや、徳川歴代将軍、いや、太閤秀吉、織田信長等々、
草葉で臍を噛むことしきりだろうに。

官僚云々・・・・・

内務省による占領軍向け専用の管理買収施設を法制化。

時に官僚、

正力、後藤田、中曽根等々内務官僚は、
時代、20代後半から30代・・・・・

皆さんならどうです?

占領軍が連日戦犯の名でパクリに来る。
内務省解体前夜の若きキャリア官僚・・・・・
よもや、今日の時代は想像しまい。

命在ってのものだね、
嘘も方便、御身大切、さっさと官僚から足を抜き風見鶏よろしく占領軍に情報を提供、
恭順の限りで今日の地位を得た。

いつの世も変わらない・・・・・・

賢いヤツはどこまでも賢い。
生き馬の目なんて平気で抜く。

仰る・・・・・・
そのように取れるが、その“皇国”とやらの実態は砂上の楼閣。

「国民はあらゆる困苦に堪えてこの“天の試煉”を突破し、
ここに揺ぐところなき東亜恒久の礎石を打ち樹てねばならぬのである」。

まさに“言うは易し行うは難し”

その“皇国”の夢物語に続きはなかった。

「責任はメディアにもある」。

日米開戦、反省の反省、言い訳である(笑)。
責任はメディアなんぞにはない。一切の責任は国民にある・・・・・

それでなければ“民主主義”はない。

今日に至るも、“それ”を正しいと思いたがる風潮。

敗戦、占領、そのことが国民の意思なくして覆水盆に還ることはない。

誰のせいでもない・・・・・・

一人一人の国民がなにを、どう思うかにかかっている。

“SSS政策”

世界水泳、世界陸上・・・・・ワールドカップ・・・・・

唯一世界に開かれたスポーツ“大相撲”。

把瑠都、、若の鵬、なんて、金髪の大銀杏・・・・・・
そしてブルガリア、琴欧州の初優勝。なかなか捨てたモンじゃあない。

これが、“腐っても鯛”。

和らぎの奥深さだろう・・・・・・

あの間が、あの“仕切りなおし”がこの国にも欲しいところだ。
  


Posted by 昭和24歳  at 20:39Comments(0)

2008年05月29日

消費税“増税”!!???

消費税“増税”にあなたはどう思うか!!???

御手洗会長は「社会保障と税制の抜本改革はこれからが本番」とし、
当面“2~3%”の消費税率引き上げと、それに伴う「子育て減税」などの実現を掲げた。

<5月28日8時2分配信 産経新聞抜粋引用>

つまり現行の“5%”から“7~8%”になるということだ。

ところで、日本の消費税はイギリス等に比較するとまだまだ低いという議論がされるが・・・・・
因みに、英国では18%(付加価値税)となっているが英国では食料品等生活費地需品は非課税であるため、
国の総税収に占める消費税(付加価値税)の割合は、

「日本22.7%・英22.3% ・伊22.3% ・スウェーデン22.1%」

と、日本の消費税収率が最も高いところにある。
>税収に占める消費税の各国比較(全保団連等資料から各国2002年、日本2003年データ)

言い換えればそうした欧州の場合は所得税率、法人税率が高率といえるのかも知れないが、
大衆、とりわけ低所得者層には食料品等生活必需品非課税はありがたい。

日本の消費税制は昭和63年12月30日竹下内閣においてこれまでの主に贅沢品課税といわれた“物品税制”(個別品目課税)を廃止し、
大衆課税、あらゆる商取引、売買に課税される“一般消費税制”が公布、平成元年4月1日、税率“3%”で施行された。

その大衆課税の消費税はこれまで、高額、贅沢品、例えば高級乗用車、高級腕時計、貴金属等、個別にその商品(製品)正確に対し“課税額”が定められ、
製品蔵出し、流通以前、製品になった時点で課税されていた。もちろん輸入高級品は輸入通関時に・・・・・
そのため、高級洋酒、高級時計、高級バッグ等々はその消費税導入で日本市場価格は相当額引き下げられた。

今日の消費税制は1%当たり≒2兆円。
したがって“5%”の消費税は“10兆円”規模の政府税収となっているはずである。


しかし、この消費税が3%から5%になるあたりにその消費税制に“益税”が生じるとか、
免税事業者の課税対象売上が3000万円から1000万円に引き下げられ、
売上1000万円以下の零細業者が消費税を売上に転嫁できないため“益税”の反対の“損税”が発生する・・・・・
もちろん、その以前は零細業者は消費税納税義務がなかったための“益税”といった不公平もささやかれていたのも事実だが。

ところで、この“益税”だが、冒頭の御手洗経団連会長(キャノン会長)だが、
この御手洗キャノン会長などの輸出産業大企業の“益税問題”があまり報じられていない。

それは輸出業者の消費税還付、“戻し税”の存在だ。しかもその額は半端な数字ではない。

キャノンの戻し税総額は“931億円”。

トヨタ自動車に至ってはその“益税”は“2869億円”、ソニーが“1450億円”、本田技研が“948億円”・・・・・

輸出最大手10社の戻し税、“益税”合計は・・・・・“1兆59億円!!

輸出企業全体では“3兆円超”の益税が還付されている。

「法律でそう決まっている」のだそうだ(笑)。

あまりにも可笑しくて笑っちゃう、そして泣けてくる。

ところがである、その御手洗経団連会長は消費税増税、最低でも2、3%を言うのだが、

トヨタ自動車では1%消費税が増税されるたびに≒“575億円”が豊田税務署から還付される・・・・・

確かに「法律でそう決まっている」話なのだが、そのことで言えば、国内販売でも消費税非課税の取引がある。
医療現場での薬代だが仕入れの時点では課税されているが、診療時点では非課税である。アパート賃貸業でも建築費等には課税されるが家賃は非課税となっているため早い話“損税”が発生していることになる。

フザケタ話ではないか!!

法人税減税、所得税減税挙句が、総販売高の50%~80%を輸出に頼る大企業の消費税還付“戻し税”・・・・・

そうした消費税制を政策決定する政府与党自民公明。そしてその消費税制構想を審議する経団連等の審議委員の面々。

「トヨタ自動車の自民党への政治献金は6440万円」

しかし、トヨタもチビッてるね“2869億円”も法律で頂戴しているくせに“6440万円”とは(笑)。

国民、踏んづけられても、踏んづけられても懲りないというか間抜けというか、

なんで、消費税還付でボロ儲けしている人間に、消費税増税言われなければならないのか!!

昭和60年当初までの税制に戻せばこの国の財政は10年で改善するはずだ。

「貧しくとも楽しい我が家」

国民は多くを望んではいない。ささやかな幸せで十分・・・・・・

昨今の陰惨事件報道。取りかえそうじゃあないかそんなささやかな幸せを。
  


Posted by 昭和24歳  at 16:42Comments(3)

2008年05月28日

そして“男と女”。

そして“男と女”。

♪ダーーーバ~ヤ、ダバダバダ、ダバダバダ・・・・・
ダ~バ~ダ、ダバダバダ♪

そして人生・・・・・・

それはアッという間だ。

それにしても、願うところは“恙無く”なのだろうが、人の一生?

どっこい、“ツツガ”だらけの僕の人生。

僕の場合、まるで“恙”が看板を背負って歩いているようなもんだ。


僕は妻のことを「マーちゃん」と呼んでいる。
公でも・・・・・
公というほど大袈裟ではないが、もちろん子どもたちの前でも妻を呼ぶときは、

「マーちゃん」と呼んでいる。


ひょんなきっかけでその“マーちゃん”と一緒に暮らすことになる。

その“恙”だらけの僕の一事が万事。

それを他人は“駆け落ち”とでも言うのだろう・・・・・・
もちろん僕にはそうした気持ち、意識は全くないのだが、
世間一般ではどうやらそう呼ぶらしい。

馴初めのときは、僕が25で、“マーちゃん”が18になったばかり・・・・・・
そう、女子高生の“危険な夏休み”が丁度終わった頃だった。

僕はバンドマンの生活と、当時流行の“ヒッピー稼業”とでも言うのだろうか、
まだ日本で学生をやりながらヒッピーを気取っていたアメリカ人の友人と、
そのバンドの傍ら、軽井沢で“革小物”の店を商っていた。

それは昭和49年の“夏の日の出来事”であった・・・・・

8月末、すでに軽井沢はシーズンオフ。
僕は地方のデパートの催事で革小物を商うことにした・・・・・

そして夜は“ライブ”を仕切った。

そんな時、就職も決まった“マーちゃん”が僕の前に現れたのだった。
現れたといっても女子高生のグループとして、
僕らのライブを聴きに来たり、革小物を買ってくれたりといった・・・・・
その中の一人の、僕らのグループのファンとして。

それが始まりだった・・・・・

もちろん“マーちゃん”の両親は僕とのことは大反対。
“マーちゃん”の両親はこの辺では珍しい専業農家で、
有体に言えば典型的な“農家”・・・・・・

初めて言って驚いたのだが、今時こんなスタイルの家族があるのかというほど。
もっとも今でもそれは変わっていないから可笑しい。

僕との付き合いが両親の知れるところとなり、
なにが何でも“交際は許さん”と、それはえらい剣幕であったのだ。

とにかく学校へも行くな、外出も相成らん・・・・・・

そんな時、親切というかお節介というか、“マーちゃん”の親友が、

「とにかく家に行ってあげて」

と、段取りをとってくれたつもりだったのが、
まさに、火に油とはこのこと。

僕と、マーちゃんの親父さんとそこで喧嘩、罵り合うことになってしまった。

とうとう卒業式の日・・・・・・

僕らは一緒に暮らし始めてしまった。
町外れの小さな“アパート”で。


それから34年の歳月・・・・・・

“男と女”が、“父親と母親”になり、
僕が59、マーちゃんがこの7月26日で52歳になる。

長女が32歳・・・・・・

そうですね。“ムーニーちゃん”も“パンパース”もなかった。
マーちゃんは自分で“オムツ”を縫った。

長女は夜鳴きがすごかった・・・・・
僕が仕事から帰るのは深夜。

抱っこすると泣き止む・・・・・・
オッパイは飲まない、ミルクは飲まない。
それで“ボンラクト”という豆乳にしたのだが、
煮沸消毒を一晩に何度も何度も・・・・・・

3月生まれだから、そろそろ陽気もいい。
僕は真夜中泣き喚く長女を抱っこして近くの公園に・・・・・

とにかく赤ん坊は最初の半年くらいが戦争だった。
長女も次女も三女もそうだった・・・・・(笑)。

僕とマーちゃんが暮らし始めた、町外れのその“アパート”。

それが未だ、当時のままの姿でそこにある。
もちろん誰かが住んでいるわけではないが・・・・・

ときどきそこを訪ねる。

「あった・・・・・
扉も、陽の当たらない窓も、手すりも・・・・・・
あの時のままにある」

父親と母親・・・・・・

そして“男と女”。

人生って面白い。

実に面白い・・・・・・

  


Posted by 昭和24歳  at 18:33Comments(0)

2008年05月27日

ガソリン価格高騰に!!

ガソリン価格高騰に!!

敗戦後占領政策の中GHQ支配によるエネルギー政策の日本。
昭和27年の講和後も基本的な日本のエネルギー政策は米政府の対日政策の一環であった。
昭和42年設立の“石油公団”は石油備蓄事業、油田開発事業と石油安定供給を目的として設立されたご案内の“特殊法人”。

しかしその国策特殊法人は“乱脈経営”の末、2兆円もの負債を抱えたまま解散・・・・・・・・
その石油公団は解散までその傘下に239社もの石油開発会社を設立し通産官僚の天下り先とした。

その間、石油公団総裁が会計検査院院長だったり、防衛事務次官だった者が石油公団総裁になったり、
そしてその石油公団の主管官庁、資源エネルギー庁長官だったものがアブダビ石油社長、コスモ石油副社長・・・・・

そんなこんなで、この国の“エネルギー政策”とは一体なんだったのか??!!!

昨日、石油元売の親玉が1リットルあたりの卸売価格を「“10円”値上げする」とか言っていたが・・・・・・
この商売は一体どんな商売なのか。
民間会社を装う、財閥系国策会社の石油元売各社。これらに絡んだ石油公団は税金を2兆円も叩き込んで国民にその負債を押し付けのうのうとする。

なぜ国民はその元売の言い値でガソリンを買わなければいけないのか・・・・・
このような体たらくのエネルギー政策をつづけるのなら、いっそのことガソリンは統制製品にして配給制にしたらどうか。

これ以上ガソリン価格が高騰して、縦しんばリッター、180円、200円なんてえことにでもなったら民間経済は成り立たない。
政府は早急に代替エネルギー開発、実用化を実行するか、ガソリンは配給制にして自家用を制限し、商用、物流を優先させるとともに、
とくに物流分野ではガソリン価格への減税、消費税を含めた全ての関税の撤廃と、暫定的高速道路料金の軽減策で、物価上昇抑制策を図るべきだろう。

さらに、食品、教育関連(生活必需品)への消費税の撤廃に合わせて、贅沢品への物品税復活と、ゴルフ等遊興税の増税を実施する。

石油公団の破綻に見る日本政府のエネルギー政策の失態はバカバカしい限りである。

もっとも、この国に独自の石油開発事業なんてできるはずはないのが現実。
イラク、イランの油田開発しかり、占領政府の言われるがママが実態である・・・・・

何のための中東外交だったのか、そして今“アフリカODA”を堰を切ったように言うが、それが資源外交なのかただの開発援助なのか、そしてそれは今まで通りの外交の延長線上のママなのか。

年金問題、高齢者医療問題ですっかり経産省、外務省関連の不祥事は棚上げになってはいるが、
そのODA問題、防衛省問題ですっかり国民の関心ごとから削がれている・・・・・

挙句が、政治は政治で“政界再編”などと愚にもつかないことで国民の耳目を奪おうとしている。
与謝野馨がどうの、麻生太郎がどうの、挙句が政界再編小泉新党までいう与太話の始末。

もう自民党は結構・・・・・・
仕方ない、国民は「泣くまで待とう総選挙」で、政府自民党を下野させ、戦後政治を一掃するのではなく、
洗いなおす、とことん精査しこれまでの政治的犯罪の責任者には責任を取らせ国民主権を回復させる・・・・・・

民主党政権だとするなら、それは真の主権在民のための“つなぎ”でしかない。
なぜなら、民主党の中にもとんでもないのがいるからだ。
そのためには、国民の側から政権交代した与党には“踏絵”を用意する必要がある・・・・・
そして、間違っても、現政権の自民党、公明党議員を受け入れてはならない。

ガソリン価格、1リッターあたり“170円”とでもなれば車はますます走らないだろう。
それでも道路特定財源をいうなら国民側から衆院解散、総選挙を迫らなければならないのは必至。
よほど困らないと目覚めない、いや、これまで目覚めたことのない国民だが・・・・・
  


Posted by 昭和24歳  at 22:22Comments(2)

2008年05月27日

米日併合

この国の国民環境は戦前回帰している。

ただ“軍国主義”が隠されているだけで、他の社会体制は戦前のそれだ。

勝組、負け組とメディアは囃すが・・・・・
実際の国民生活は“戦前”のそれになっている。

政治はいうまでもなくオール与党体制ではないか。つまり政治家不在の官僚政治ということだ・・・・・
自民、民主はその低レベルの政治力学的な、利権分捕り合戦の末の、自民別働隊、闇将軍旧田中派って言うところだろう。

そうした中の公明も、共産も、社民も絶対数での限界。
国民を代表する政党、政治家はどこにも見えない。
もちろんそうした「選挙システム」をこしらえたのが、自民、民主の親世代。
端から国民に選ぶ権利、“選挙権”などはないに等しい。

思想労組の解体に成功した自民、民主・・・・・・
残るはその「思想信条政党」への飴と鞭でどうにでもなる。
もっとも共産党などは今時革命でも起そうとしない限り、屁のツッパリにもならない・・・・・
机上空論政党、学問政党でしかないし。
多くの国民はその存在すら忘れている・・・・・

“赤旗”の売上でのシノギで、幹部、官僚党員だけが未だ“共産主義ごっこ”に明け暮れている。

今の日本共産党の存在は・・・・・
創価学会公明党のためにあるようなもので、
その両雄の新聞ガミはまるで「どつき漫才」の様。

そうした中・・・・・

英語を読めない喋れない日本人、日本語を全く読めない喋れないアメリカ人をいいことに、国費で留学した官僚が・・・・・・
大本営政策決定をする。

80の爺様に聞いたら、日本憲法より各上の占領軍政令201号で公務員争議権、団体交渉権を昭和23年に取り上げられている、

そうした英文署を情報公開しない。
昭和30年代からの文部省の国公立教職員への「勤務評定法」はあのアジテーション、

「キンピョー反対!!」

を真似てよく教師に叱られた。

国労、動労の思想労組のストライキはそもそもそのストライキ権が公務員には認められてないための、

“遵法闘争”
のろのろ機関車運転に、デモ・・・・・
いっそのことストはできないのだから、

乗車料金無料闘争でもやっていたら国民の支持は得られたかも知れない(笑)。
もっとも連中の頭には“国民”はない・・・・・・
あるのは、思想信条の“利己主義”の主張で、
実は本人達も、一体なにをやっているかは分かっていなかったのではないか。

国労、動労の幹部が、自民党の最高実力者と料亭争議・・・・・
その仲買が、社会党幹部。その構図は露見してしまった。

国民が“連帯”すべき時ではないのか・・・・・・“UNION JAPAN”

派遣労働者は戦前のそれ・・・・・
身分保障は何もない。
全て、“自己責任”

契約請負が原則だから、社会保険などはもちろんない。
果たしてそのような形態の“労働環境”がこの国民の“家計”、ひいては国民経済を支えられるのか・・・・・

米日併合

いっそ、米国の一州となり・・・・・
人口規模から言ったら最大の州となる。
米国人口の半分、それでいて有権者は米国全州のその数をも凌ぐ。

日系、合衆国大統領が誕生するかも知れない(笑)。
早い話、国民生活、安全と自由がそこそこに保障されれば文句はない。

アメリカさん、たのんまっせ!

一機にドル高!!

旧日本人の資産はドル換算で3倍くらいになるかも知れない。
そしたら、合衆国に忠誠を誓って納税し、正々堂々と権利を主張すればいい。
  


Posted by 昭和24歳  at 10:58Comments(0)

2008年05月25日

ホリエモン(笑)。

古くて新しい話・・・・・・

村上正邦元労相

村上正邦元労相東京拘置所に懲役2年2ヶ月の実刑で収監。
村上正邦氏、御歳76歳。立派な後期高齢者である・・・・・

いわゆる“KSD事件”で、7,200万円の受託収賄罪。



2000年10月発覚の『KSDの不正経理疑惑』。今から8年前のことだ。

そして今日またぞろ場所を変えて防衛省を舞台に“事件”が燃え上がっている。

山田洋行元専務、宮崎元伸氏を参議院で証人喚問・・・・・・
そして、“日米平和文化交流会”の秋山直紀専務理事にも民主党は証人喚問を要求したが、自民とが二の足をとか。
村上正邦氏の場合は“労働族”だったが、今度のは“防衛族”、狙いは“久間元防衛庁長官”???

まあ、村上正邦元参議院幹事長、労働大臣のように・・・・・
やがては控訴棄却(多分)、最高裁判決で、収監待ちなのが、鈴木宗男“新党大地”党首1審判決懲役2年とか、



ホリエモンこと“堀江貴文”懲役2年6ヵ月、村上ファンドの“村上世彰”、同じく“懲役2年”とか。
きっと忘れられた頃収監されるんだろうけど・・・・・

 

話は変わるが、ご案内の公明党元委員長“矢野絢也”氏が創価学会施設内で複数の幹部に取り囲まれ、

「評論家としての活動をやめるよう強要された」

として、創価学会と同幹部を相手取り5,500万円の慰謝料を求める民事訴訟を東京地裁を起こした。

そこで、矢野絢也とくれば忘れてはならないのが、竹入義勝公明党元委員長、矢野絢也氏の前の委員長だ・・・・・
言論出版妨害問題で、時の自民党幹事長田中角栄氏に藤原弘達氏に一言をお願いし、かつ襖の向こう側で傍耳コンビ。

その竹入勝義元公明党委員長は矢野絢也とは逆に“公明党”から総額550万円の民事訴訟を起こされていた。
なんでかと言えば、

「委員長在職中に、自分の妻の指輪を購入した際、代金を党会計から支出させ着服横領した」

とされて・・・・・

しかしその裁判では公明党は敗訴。つまりそれは事実無根だったと言うわけ(笑)。

でもね、普通、指輪を買った買わないで元委員長を訴えるか???
もちろん、竹入義勝元公明党委員長が“反創価学会”を表明したからなのだろうが・・・・・

ところで、話は変わるがさっきテレビでやっていた“民主党小沢代表”が刺客に!!

なんと、小沢代表が現公明党太田昭宏委員長の選挙区にお国替えするとかしないとか。多分しない(笑)。
ところがそんな小沢代表に自民党が刺客、次期衆院選で岩手4区の自民党候補に、その小沢代表の秘書を20年間も勤めた“高橋嘉信氏”を擁立と・・・・・

まあ、はっきり言って自公は勘弁だね。

テレビは中国の地震騒ぎで小日本(シャオリーペン)の後期高齢者なんかそっちのけの報道合戦(笑)。
このまんま、北京五輪、無事開催かどうかはわからないけど、洞爺湖サミットまで福田政権フニャフニャのまま、国民そっちのけで・・・・・

実はこの、後期高齢者医療制度だってホンチャンの狙いはオイラたち団塊の世代層、1,000万人が狙い。
今の内に息の根を止めておこうという魂胆は見え見え。

たしかに、国のいう「長生きしてもらっては金がかかって困る」っていうのは財政理論では“ピンポーーーン”だけど、
その1,000万人もの塊が、やはりこの国の内需には相当貢献してきたし、これからもその意味では“シルバー・マーケット”はデッカイ。
しかし、そこに金がかかるっていったって、医療であろうがなんであろうが“内需”だろう。
医者の売上が上がって、製薬会社がウハウハで、高度医療機器メーカーが涙モノなんだから、めぐりめぐってそこから回収すればいいだけの話。

なんだったら、200万人はいるといわれている高額所得高齢者には少し泣いてもらって総合課税でご負担をお願いする。
そしてそこそこ満足という30%台の年金生活者には「老後のための貯蓄」は止めて、もらった年金は残さず使ってもらう。
高齢者、年金生活者は消費税なし、また高齢者が高級耐久消費財を購入の場合はあの公明党の迷案“地域振興券”ならぬ、

「高齢者思いやり割引券」

とかで、どんどんお金を使ってもらう。
そりゃあ、高齢者、実際、明日のことはわからない。元気なうちにお金をいっぱい使ってもらってポックリ逝ってもらう。
やたらイジメテ、長患いで年金は使われず溜まるだけではせっかくの“お足”が役に立たない。

ところで、厚生労働省前での後期高齢者の抗議行動、“全日本年金者組合”だけど、600人だって。
矢鱈組織されていて、抗議行動の七つ道具がちゃんとそろっている・・・・・

国会前でもどこでもいいから、全国の高齢者も明日はわが身なんだから1万人でも2万人でも、
集まるだけで“政府自公”腰ぬかしちゃうのに、まだまだ本当に困っちゃあいねんだろうね。正味の話が・・・・・

しかし、わけのわからない爺婆が1万人、2万人終結したら気味悪いだろうね(笑)。

やってみますか・・・・・

村上正邦さんも小菅に行っちゃったことだし。
  


Posted by 昭和24歳  at 09:15Comments(2)

2008年05月24日

後期高齢者“特定保険料率”

特定保険料率を給与明細に―――――

75歳以上の後期高齢者医療制度(長寿医療制度)開始に伴い、
一部企業で5月分の給与明細から、個人が払う健康保険料のうち高齢者医療費に充てられる「特定保険料」の記載が始まる。
現役世代が高齢者の医療費をどの程度負担しているかが分かり、厚生労働省は記載導入を見送っている企業に引き続き実施を求める方針だ。
現役世代に実際の負担の程度を実感してもらうことを通じ、高齢者にも応分の負担をしてもらう新制度の理念への理解を深めてもらいたい考えだ。
健康保険料は4月から新たに、加入者や家族の医療給付などに充てられる「基本保険料」と、
後期高齢者や65~74歳の前期高齢者などの医療費に回る「特定保険料」に区分されるようになった。
健康保険組合連合会によると、所属約1500組合の平均保険料率(2008年度)は7.39%で、特定保険料率は3.43%(いずれも推計)。
保険料の約46%が高齢者医療に回っている計算だ。
中小企業の会社員らが加入する政府管掌健康保険では、保険料率8.2%に対し、特定保険料率は3.3%。

つまり「特定保険料率明記」ということは現役世代が、働けなくなった年金生活の高齢者の医療を“これだけ”負担している・・・・・
当然、その負担率は増加の一途だろう。
早い話、

「何で高齢者、こんなに医療費、薬代かかるんだ、なんで俺たちが爺婆のためにこんなに負担しなければならないのだ!!」

と言った、世代間争いの惹起は国策なのか・・・・・・

厚労省、“フザケルナ”と言いたい!!

断っておくが、高齢者、例えば現役世代を若者世代と言うなら、その若者たちの教育費、遡って児童手当、児童医療費の全てを、
現在の前期高齢者、後期高齢者がその現役時代に負担していた・・・・・

だったら、厚労省!!

その前期高齢者、後期高齢者が負担した過去の“特定保険料率”を直ちに示せ!!

凡そ40年間分だ。医療保険料だけではない。
先にのべた、教育費、児童手当等、社会保障費の全てだ・・・・・

その前期、後期高齢者が現役世代だった頃、一体いくら源泉徴収され、年金、保険料をいくら天引きされその総額はっ??!!!

ところで、政府厚労省、その“特定保険料率”をいうならその使途、前期、後期高齢者のことばかりでなく、

“特定源泉徴収税率”に“特定厚生年金料率”、“特定雇用保険料率”、“特定道路特定財源税率”、等々・・・・・・

そうして徴収した税金を“特別会計化”し、今日では各省庁の下に“独立行政法人”を無数にしつらえそこに天引き税を流し込んでいる。
厚生年金、国民年金、雇用保険資金で繰り返される“ハコモノ”、官僚はそれを「国民の福祉」言い全てが赤字、そして叩き売り・・・・・

国民から天引きした、そうした税金をどこにどう使っているのか?

これまで官僚、行政側からの一切の説明はない。国民はその使途の事実を暴露されてから知る・・・・・

そうした“独立行政法人”、“公益法人”、国にかかわるものだけでもそこに流し込まれる税金の年間総額は12兆数千億円。

前期、後期高齢者への“特定保険料”をいうなら、そうした“独立行政法人”、“公益法人”に“いくら”使われているのかもその料率を示せ。

医療、年金、教育はその国の形ではないか・・・・・

先進国中最も少ないそうした社会福祉への投資。
二言目には「財政が、財政が」というが、その責任者はそれを言う官僚、政治家ではないか。
国地方併せての負債“1兆2千億円”。そこに“公債費”と称してその利払いに一般会計歳入の4割近くを結果的に充てざるを得ない行政とは一体なんなんだ。

政府は己の不始末を撹乱するためにすでに労働力にカウントされない声なき“高齢者”と、
政治、行政に不関心と思われる“若い世代”を争わせる・・・・・

しかし、厚労省の役人もよくも思いつくもんだね(笑)。

後期高齢者医療制度。それでまずいと思えば“長寿医療制度”と、国民をなめるのもいいかげんにしろと言いたい。
さらに、若者世代の給与明細に「高齢者のためにこれだけ天引き」と、あえて書くと言うのだ・・・・・・

高齢者の“終末期医療”よりも、 “行政の終末期処置”が必要なのではないか。
  


Posted by 昭和24歳  at 15:03Comments(2)

2008年05月23日

参議院外交防衛委員会

宮崎元伸元山田洋行専務、元日本ミライズ社長の証人喚問―――――

自民党、公明党は写真撮影、録画反対を理由に全員欠席した。

結局、テレビ放送はされなかったがネットでは録画でみることができるだろう。

しかしだ、自民、公明の議員全員欠席とは一体どういうことか。
つまり、この証人喚問とはなにも国会議員のためにあるわけではない・・・・・

それは「国民の知る権利」に対してだ。

防衛事務次官逮捕と同時期に日本ミライズ社長逮捕という、
防衛省と防衛商社との国政がらみの贈収賄事件は、さらに多方面への発展を窺わせ・・・・・・
税金がどのようにして盗まれたかをその証人を通じて明らかにしようと言う委員会審議に、

本来なら、静止画像でもテレビ中継してこのセンセーショナルな事件の実相を、
その委員会審議のなかで多くの国民に知らせる義務と責任が全ての国会議員にはあるはずではないのか。

自民、公明の欠席参議院議員はなぜ、写真撮影と録画がいけなかったのか明確な説明をしろ・・・・・
民主党等の参議院議員のパフォーマンスだとは言わせない。

事実、毒ガス弾の処理事業に絡んでの1億円授受に関して・・・・・・
宮崎元伸証人と先の社団法人「日米平和・文化交流協会」の専務理事だった秋山直紀氏の証言には真っ向対立しているではないか。

さらに同秋山直紀専務が顧問を務める米企業に年間10万ドルをコンサルタントの基本契約料として支払っていたとの証言もした。

同秋山専務は自民党防衛族の訪米に際してはほとんど同行していることは既報の事実であり、
その中でも、久間元防衛大臣とは極めて緊密な関係にあったとの報道もされている。

自民、公明の参議院議員は説明責任を果たせ!!

本日、野党は久間元防衛大臣の証人喚問を秋山日米平和・文化交流協会元専務に対し要求しているが、
最大野党民主党も“返り血”を恐れず『防衛省構造汚職』にけじめをつけろ!!

年間予算8兆円からの防衛省関連予算・・・・・・

その意味では戦後この間の“防衛”に名を借りた『日米構造汚職』、
『ロッキード疑獄』に前後した『日商岩井事件』、けして過去のことではない。

忌まわしくも、秋山直紀日米平和・文化交流協会元専務理事は僕よりも一歳年下・・・・・
その“汚職構造”までが遺産相続されていることには、残念ながら遅きを逸した感があるが、
後世のためにもここらが“ケリ”つけどころではないか。

  


Posted by 昭和24歳  at 18:27Comments(0)

2008年05月23日

厚労省、土佐課長補佐の講演。

08年1月18日、石川県後期高齢者医療広域連合主催の、「後期高齢者医療フォーラム」
と題して、
厚労省国民健康保険課課長補佐の土佐和男氏が――――

「後期高齢者医療制度高齢者医療制度の創設とねらい」

というテーマで基調講演した。

土佐和男氏とは後期高齢者医療制度の制度設計をした一人の土佐課長補佐の講演。

土佐和男課長補佐の言い分、概要はこうだ・・・・・

「なぜ75歳以上としたかと言えば、国の医療費がどんどん増え、将来60兆円にもなる。
現在でも75歳以上の高齢者は一人当たり、75万円、64歳~74歳は一人当たり35万円、65歳未満は、15万円かかっている。
今後高齢者が増え、後期高齢者が3倍、3000万人、前期高齢者が3000万人、併せて6000万人になる。
その3倍になった医療費を誰が払うのか」。


後期高齢者と前期高齢者、つまり65歳以上の“高齢者”の人口が6000万人・・・・・

それには“今後”というだけで“いつ”は明言していない。もっとも“6000万人”ともなれば、現在の人口1億2千万人の半数にも及び、しかも統計上は少子高齢化が進み将来、65歳以下人口はさらに減少しているわけで、
高齢者の人口が6000万人になる根拠がはっきりしない。
もっとも高速道路建設に際しての需要予測ではこの国の一人当たり“自動車保有台数”がどんどん増える、つまり人口増加を推計しているが、
実に都合の良い頭の仕組みをしているらしい、役人と言うものは。

日本の将来推計人口2025年(国立社会保障・人口問題研究所平成14年1月)引用。

年少人口(15歳未満)      1409万人
生産年齢人口(16歳~64歳)  7233万人
老年人口(65歳以上)      3473万人
合計             1億2752万人


(現在2008年の日本の総人口が1億2769万人)
なお政府統計でも平成60年(2050年)の65歳以上の人口構成比率は“35%”と。
総人口推計は9515万人~1億360万人と、ほぼ1億人規模の推計がある・・・・・

ここのどこに65歳以上人口が6000万人になるという根拠があるのか。坂口元厚労大臣じゃあないが“百年安心”、百年後の話なのか、あまりにもフザケタ話ではないか。

土佐課長補佐は言う――――

「60兆円の医療費を抑制しながら、若い人が支援していける仕組みにした。
“医療費が際限なく上がっていく痛みを、後期高齢者が自ら自分の感覚で感じ取っていただく”ことにした。
今まではそうではなかった。例えば“月25回通院”している人が多くいれば石川県の医療費があがる。それを“月20回”に減らせば、医療費が下がり保険料は下がる」。


 ―――――と。

つまり、医者にかかる回数を減らせと言うわけだ・・・・・
もちろんそこにはこの間の医療機関の悪質な保健医療不正請求があとを絶たない問題もあるが、それ自体は行政の問題だろうし、
「高齢者の通院を減らせ」、つまり医療を抑制せよと言うことが本当の医療福祉行政なのか。
くどいが、日本の医療費は先進国最低であることは実証済みである。

さらに土佐課長補佐は後期高齢者保険制度でも滞納すると“資格証明書”を発行すると言う。
年金天引きで滞納があるわけがない。滞納があるとすれば年金受給額が後期高齢保険料にその年金が不足しているか、無年金の後期高齢者だ。

「後期高齢者の人たちはきちんと保険料を納めている人が多いので、保険料を滞納する人は大変少ない。
それでも保険料滞納として残るのは“悪質”な人である」。

75歳以上と言えばまず企業の役員とか以外は無収入だろう。収入と言えるのは“年金”以外にない。
それでもそこから天引きできない場合は“資格証明書”の発行で窓口全額払いということなのか。

本来なら75歳以上は医療費は無料、国庫の税金で負担すべきはずのものである。
当然、現後期高齢者層は現役時代には相当の保険料を含め納税をしてきている。
そうした高齢者を社会福祉の一環として保護すると言うことは「防衛費5兆円」にも値する国家として取るべき政策ではないのか。

総医療費32兆円の30%が不正請求といわれる、その額占めて9兆円強だ。
国交省、厚労省、文科省等々、そこでの“特別会計”、実総額240兆円の20%~30%が不正に流用されたり、随意契約で水増し請求されたり・・・・・

よしんば、医療費に将来60兆円かかったとして、それで国民が安心して生活できればいいではないか。

この国の毎年の公共事業費は80兆円超だ。

政治が醜悪なのか、財政を言うがその財政にしたのはどこのどいつだ!!

真の国民の政治で官僚、役人の責任者を断罪せよ!

増税はその上で国民に問え!! face09  


Posted by 昭和24歳  at 07:25Comments(0)

2008年05月22日

横丁“ベーゴマ選手権”

昭和30年代・・・・・

横丁、路地裏の遊びと言えば“メンコ”、“ビー球”そして“ベーゴマ”だった。



どちらかと言うと僕はその手の遊びは得意ではなかったが・・・・・
一人っ子同然だった僕はとくに雨の日などはその横丁、路地裏の軒先で“ベーゴマ勝負”に夢中になっていた。

やはりいつの時代もそういった勝負に滅法強いやつがいていつも一人勝ちをするのだったが、
それはそれで勝負の世界は、子どもの間でも厳しいものがあり、いわゆる“掟破り”は御法度で・・・・・
それなりにひとつの社会を構成していた。

話はそれるが、今朝のニュースで栃木かどっかの裁判長55歳がストーカー行為で逮捕。
かと思えば、東京の中学の教頭が教え子の中三女子を卒業旅行と連れまわすとか・・・・・

おそらく裁判長、教頭になるような善人はガキの時代“ベーゴマ”なんかしなかったんじゃあないだろうか。
そういえば僕の横丁でもいわゆる優等生はベーゴマ、メンコ、ビー球などに同衾、興じた記憶はない。

お笑いになるだろうが・・・・・
子ども社会で、ルールを覚えることはとても大切のことのような気がする。
当然それは大人社会に通ずるからだ。

ガキ大将がいて、喧嘩に弱いのがいて、時にはイジメもあったがいつも誰かが裁定していた。
草野球をしても、そこにはけして赦されない厳格なルールがあった。

どうもこのところの偉い人の事件。
子どもの頃、ガキの頃にそうした原体験がないまま学業にいそしみ、そろそろ人生の佳境というところで“マガサス”というか間違いを犯す。
なにも50過ぎたオヤジのすることじゃあないのにと思うのだが、“カルビーのカッパえびせん”、止められない止まらないらしい。

そうだ、若い時、十代、二十代そこそこにはいっぱい恋もして、失恋もして、いろんな体験もいっぱいして・・・・・・
ソクラテスだって、プラトンだって悩んで大きくなったと、
あの野坂昭如翁、こもところだいぶご無沙汰だが仰っていたではないか。

ご案内のケータイ電話、その存在、僕のようなアナログ人間には最近とくに不気味な様相を呈しているように見える。
まあ、どこかのケータイ会社のように“犬”がお父さんと言うのも笑うに笑えないが・・・・・

“家族間通話24時間無料”

家族全員にケータイを持たせようと言うのか。
挙句が、メールだのなんだのと直接の会話まで阻害している。これってなんなんだ???
しまいには“学校裏サイト”とか“プロフ”とかで子ども同士の殺人事件にまで起こる始末・・・・・

話すわけでもない、それも数行書き込むだけだから真意など伝わるわけもなく、
あることない厚面白おかしく、しまいしは誹謗中傷、「ウザイ!!」とか「死ね!!」とか。

こんなことで言い訳がない・・・・・・

これもそれも、日本電電公社民営化から起きていること、それが元凶は明らか(?)
もちろん家庭経済にもそのケータイ代は重くのしかかる。
家族間通話無料はいいが、その平均使用料は一回線あたり7,000円~9,000円とかが報道されている。

日本電電公社の民営化は当時300兆円にも達しようとしていた国債残高の埋合わせに(今は800兆円超だが)、
民営化後新会社“NTT株”を公開して一時、一株300万円を超えた財務省利益からと言うことだったがその後の話はさっぱり。
民営化したはいいが、確かに固定電話の通話料は安くなったが、今日、固定電話5千万回線に対してケータイのそれは1億回線超という。
さらに、固定電話の赤字分をケータイ利用者に負担させると言うふざけた御上、殿様商売。

実は、民営化なんて真っ赤な嘘で、結局、肝心なところは政府、総務省が握っていて、再度、今朝のニュースだが・・・・・
総務省、その“電波料”で総務省職員の遊興費に、もっとひどいのは4千万円の使途不明金までとか。

ケータイ電話各社はそんな官僚の天下り先、営業を認可する変わりに各省庁から何人と割り当てる。
いくらでも固定電話をケータイ化でき、親機をターミナルにして子機数台と利用料格安化できるのにしない。
もちろん、インターネット・プロトコールを利用したケータイも可能なのにそれをしない。
“ケータイホーリック”依存症患者が、官僚と自民党電波族のいい餌食になっている現実看過することはできない。

だいぶ話がそれましたが・・・・・・

横丁“ベーゴマ選手権”

ネットで検索すると、全国各地でけっこう盛んのようである。

昔とった“キネズカ”で老いも若きも“ベーゴマ遊び”は一興かも知れません。

DSも、プレステもいいけど、ウィなんとかもいいけど・・・・・・

丁々発止の勝負も如何でしょうか?

どこかの横丁でface01

  


Posted by 昭和24歳  at 13:16Comments(1)

2008年05月21日

路地裏のつぶやき・・・・・

ヒロポン中毒で背中には「唐獅子牡丹の刺青」・・・・・
ご存知、畳屋の“セーちゃん”。ご存知といったところでここの横丁だけの話だが。



「年端とりたかねえなぁ、えぇっ、背中の唐獅子牡丹がキャベツになっちまっちゃあ俺もおしめぇだぜ!!」

そう言って、

「おうっ、飲めっ!!」

そんな畳屋のセーちゃんだったが今は鬼籍の人。
黄泉の国の横丁でもきっと啖呵を切っているのではないだろうか誰彼となしに・・・・・・


僕の“横丁”にはそういう意味では「エライ」人が随分と居た。
全身カラクリモンモンの鳶頭の「新井さん」とか、なぜか「団子屋のマーボー」と呼ばれていて僕ら横丁のガキにはどことなく不気味だったオッサン。
そして縄抜けの「真ちゃん」とか・・・このオジサン、若かりし頃は警察に捕まっても必ず脱走を繰り返したとか。
あぼん屋の「ナミチャン」なんて云う人も居た。

戦後は右も左も・・・「エライ」時代だった。
昭和31年、“赤線”が消え・・・ここ“横丁”の街はは北関東きっての「歓楽街」と名を馳せた。
そんなわけで“横丁”の長屋には、「お水」のお姉さんがどことはなしの色香で一方の風情を織り成していた。
もちろん僕らがその風情を楽しんでおったわけではないのだが・・・・・

あの時代、何処の「横丁」にも、横丁という横丁にはコップ酒場があった。
大体が、酒屋がそのコップ酒を供していた。今で云うなら「コンビ」の趣、カウンターで飲む。
ちょいとしたカウンターらしきものがしつらえてあり、そこで、南京豆かなんかをツマミにして頂いているようだった。

それというのも、良くは知らないが、何でも「料飲法」という無粋な法律があって・・・・・
「座らせて飲ませてはいけない」決まりがあったようだ。
そんな立ち飲みの酒場、「エチルアルコホール」のきついのが一杯も入れば「矢でも鉄砲でも持って来い」のご時世、横丁での酔っ払いの喧嘩は日常茶飯事・・・・・

しかし「料飲法」とは、いつの世も“御上”と云う奴は「庶民」には横柄だ。

昭和30年代・・・買防でパクラレル、お姉さん。選挙違反でしょっ引かれる、小父さん。
垣根越しの悪たれ、罵詈雑言、鍋釜が飛び交う夫婦喧嘩・・・それでいて「離縁」なんて云う話は聞くこともない。

もっとも、「出て行けーーーっ!!」

「ああ、出て行くよ!!」は、横丁の風物。

実は僕がガキの頃は何度となくそんな親父とオフクロを目にしてはおののいたものだった(笑)。

6畳一間の長屋に下手をすれば、三世代・・・・・そして共同便所に、共同炊事場、共同水道、それが当時の横丁の長屋。
疫痢、赤痢、はたけに、田虫・・・チョイト運が悪ければ、トラホームに蓄膿とデキモン問屋。
町医者にしたって、ヤブもヘボもない・・・・・
国民皆保険がやっと始まる頃の話だから、医者なんかにはかかる筈もないし、殆どが往診。
もっとも、病院たって、別に「医療機器」があるわけじゃあないから、医者もこられても困っただろう。

あの頃、あの時代の“ガキ”だから、僕らの「ジンバラ」は今の“ガキ”の「ジンバラ」とは「ジンバラ」が違う。

当時の駄菓子ときたぁ日には食品添加物どころの騒ぎじゃあない・・・・・

しかし毎日買い物する魚屋、八百屋、変なものを出せばたちまち客足は他所へ行っちまうからそりゃあシナモンは確かだったに違いない。
考えてみれば、肉こそ食わなかったものの・・・
冷蔵庫と云う物が無かったお陰でいつも、旬の物・・・新鮮な物を食べていたわけだ。

ここは、内陸、海なし県だから鮮魚は殆ど縁が無い。
そんなわけで秋刀魚、鯖、鯵の開き、鰹のナマリに、鯖の煮付け・・・
佃煮屋も「横丁」には必ず一軒あった、豆腐屋、八百屋は引き売り、納豆屋、卵屋は朝の目覚まし・・・・・

牛乳も、搾りたて、野菜も採れたて、梅干、糠漬け、沢庵に白菜漬け・・・
今頃は、チョイト漬き過ぎた、紫紺の「ナス」と口の曲がりそうな「キュウリ」があれば、3杯飯は行ける。
今朝も、そのナスと、大根・・・
豆腐と大根の味噌汁でレトロな贅沢三昧。

今日日、大型冷蔵庫には・・・・・
賞味期限すれすれの生鮮食品が汗をかいている。
「時代」という物は、随分と無駄を作る・・・・・

しかし、食糧自給率を言う割にはスーパー、コンビにでは捨てるほど物があふれている。
まあ、船場吉兆の「もったいない」は噴飯ものだが・・・・・
どこぞの秋田のデパ地下『魚きん』が売れ残り消費期限切れの刺身をパックしなおして販売とか。
どうやら、ずっと続けていたらしい。昨日今日の話ではないようだが・・・・・

まあ、このあたりのスーパーでも夕刻のピークを過ぎると半値で売ったりしている。
そんな刺身、あっという間に売り切れる(笑)。

秋田の『魚きん』それをしなかったんだろうか・・・・・

まあ、政治が消費期限切れを、とっくに腐りきっているのにパック詰め直して、平気な顔。
吉兆の女将「絶対に止めません、死ぬまでがんばります!!」と・・・・・

吉兆の女将がなんと言おうとかまわないが政治がそれではたまらない。

路地裏のつぶやき・・・・・

  


Posted by 昭和24歳  at 18:11Comments(1)

2008年05月21日

正常な“ネジレ国会”

ネジレ国会で次々と政官財の醜悪が白日になる・・・・・

つまり、参議院は“政権交代”しているわけだ(笑)。

「民主党さんは参議院では与党なんだから責任ある言動をしてもらわなければ困る!!」。

自民党幹事長の伊吹文明の毎度のセリフだが・・・・・
民主党が与党を成して“責任ある言動”をすると、厚労省、社保庁の税金泥棒が発覚したり、
国交省の、ガソリン税での飲み食いが灼熱のミミズになる。

まあ、いつかは総選挙だ。自民党が野党になって民主党、共産党のその部分を白日にするがいい。
そのためにもけして政界再編などを許してはいけない・・・・・

なにが“がらがらポン”なんだ!!??
ええっ!!!???

都合が悪くなると烏合の衆がくっついたり離れたり。

はっきりしているのは国会議員の半数が官僚、そして半数が地頭の身内・・・・・
そいつらが、古賀誠自民党選対委員長じゃあないが“税金の分捕り合戦”、それが戦後政治の実態。

敗戦後、雨後の竹の子のようにあった政党が“がらがらポン”で自由民主党と日本社会党の二大政党制(笑)。
そこに第三極の日本共産党が一時は政権を脅かすまでになったが、ご案内の唯我独尊で内紛。

結局、あの、細川護煕の、今にして思えばバカ騒ぎの“新党バブル”が、国民、民草にとっての今日の悪夢の始まりだった。

しかし、国民、民草も、国民、民草で・・・・・
あたかも細川護煕を政治の救世主かのような幻想にとらわれ、それを見透かし、すかさず小沢が、
まさかの、熊本の江戸詰殿様を内閣総理大臣に祀り上げた。


そして“がらがらポン”・・・・・・

その“がらがらポン”、なんと驚くことに“日本社会党”が消滅してしまった。

流石の目出度いニッポン民草も「正体見たり枯れ尾花」ということなんだろうが、まあ、田舎歌舞伎がいきなり新橋歌舞伎座で十八番やらされた日には祝儀の山にすっかり狂わされちまってのお釈迦。
なんたって、総理大臣村山富市、官房長官五十嵐広三、野坂浩賢・・・・・


表裏の官房機密費、今まで貰ってばかりいたのが、今度は配らなければならない。

「公明党、背広券963,000円」とか、「英国屋(権藤、二見、鶴岡)1,605,000円」とか、

「原口一博パーティー1,000,000円」とか、「吉兆支払い(2回分)1,154,780円」とか。

そればかりではない“久世公尭300万円”、粕谷茂(政治改革)、2,966,400円、杉山憲夫(くつ券、7コ)70万円・・・・・・
1足10万円の靴7個ですって(笑)。でもこれって全部税金、“機密費”が政治家のお小遣いだなんて国民知ってました?(日本共産党暴露)。

しかし、吉兆2回分で1,154,780円って言うのもすごいですが、こんな風に社会党の官房長官も配っていてはさぞやお疲れかと(笑)。

そして“がらがらポン”・・・・・
「自自公、自公保、自公」なんのことやら、そして後期高齢者医療制度とか、道路特定財源59兆円とかに。

結局何度“がらがらポン”しても、選挙をしても、実に上手い具合に税金は盗まれていく。
そして今度は、基礎年金全額税方式とかで消費税10%とか、18%とかを実しやかにいう。

140兆円の“年金積立金”はどうした!!??

流石、お人好しのニッポン国民、民草、平民も今度ばかりはだろうが・・・・・

組織されない、分断された国民、いたって静か。

高齢者、国会議事堂の前に、あの60年安保の全学連の時のように・・・・・
デモ行進までしなくても、ただ、数万人集まるだけで政権は間違いなくひっくり返る。
組織されていない普通の国民がただ集まるだけ、周到に用意された横断幕も、プラカードもいらない要らない。

選挙では変わらないことを今日までの歴史が証明している・・・・・
国民の声、近年、それがこれまでにあっただろうか、けして難しいことではない万人の声をあげる時。

主権在民を標榜しながら、実態は“主権在官”だったり、“主権在米”だったり。

地方行政も市民の身近にいながら、中央政府の決定を拒否しない・・・・・
つまりそこに政治は全く機能せず自治は存在していない。


ところで民主党の原口一博さん・・・・・
官房機密被からの「パーティー券1,000,000円」は如何しましたでしょうか?


※村山富市、細川護煕、原口一博氏の写真は“ヤフーみんなの政治”より拝借しました。  


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2008年05月20日

消費税を含めた議論が!!

「福祉だ、教育だ、環境だと、分捕り合戦を大臣を先頭にしてやっている。情けない。黙って許すわけにはいかない」。

と憤慨して見せる。

そして、“道路財源には手を突っ込むな!!”とばかりの次の言葉・・・・・・

「党の税制論議の中で、消費税を含めた真剣な議論が必要になってきている」。

ところで報道用では“ガソリン価格”、近い将来には限りなくリッターあたり“200円”に近づく。
経済分野の政府報道では、

「今日の好況は戦後最長で――――
東証一部上場上位10社は先の決算では増収増益だが、来年の決算あたりからはいくらか陰りが見えると予測。
米国のサブプライム問題、円高、そしてガソリンの急騰による物価の上昇で日本経済のみならず世界経済の減速も顕著・・・・・」云々。

つまり、今日、この間の日本経済は“好況に沸いていた”・・・・・・
しかも戦後、特需、神武、岩戸、オリンピック、いざなぎ、そしてバブル景気を超えて“最長”とか。

さて、政府は今日ののこの最長の“好況”をなんと命名するのか―――――

新聞報道等では2003年春以降、「バブル崩壊からも立ち上がり本格的好況の兆し」とかだが、
2003年といえば小泉政権真っ只中、訪朝、金正日との会談の翌年。有事関連法やイラク特措法とまあ小泉カイカク・・・・・・

「カイカクなくして成長なし!!痛みに耐えてよくやった!!感動した!!」

で始まり、とにかく国民には「“痛み”に耐えてよくやってくれ!!」とばかりの小泉劇場型政治のなかの“好況”だった???

そして小泉、安倍、福田と・・・・・・
未だその好況は持続中だというのだから笑っちゃうといえば笑っちゃう(笑)。

その好況の中の年間3万人超の自殺者数、漫画喫茶、ネットカフェ難民、ホームレス、そして年収200万円以下のワーキングプアが1千万人・・・・・・
独居高齢者の死、赤ちゃんポスト、老々介護の末の夫殺し、妻殺し、そして心中。極めつけが“硫化水素集団自殺”だろう。

これのどこが、「戦後最長の好況」だというのか!!

それを名づけて“デジタル景気”だという。

いや、小泉“ジュンちゃん”景気でしょ!、安倍“ヘナチョコ”景気でしょ!、そして福田“フフフ”景気でしょ!!

〆て、自公“清和会景気”

小泉政治の5年間で公債残高540兆円から780兆円へと、なんと“ジュンちゃん景気”は、“240兆円”もその請求書を新たに国民に突きつけた。

その間政治は、公明党、坂口力厚労大臣の「百年安心年金」がとんでもない騒ぎになっている。
そして松岡利勝農水大臣の自殺、赤城バンソーコー農水大臣辞任、遠藤サンクランボ農水大臣辞職、そして防衛庁事務次官の逮捕。

経済は、ホリエモン逮捕、村上世彰逮捕、なんといっても2005年の堤義明逮捕「西武王国崩壊」。
そして暴力団がらみの経済犯の横行と小泉政治、バブル後遺症の都市部塩漬け土地山分け。
耐震偽装、食品偽装、食肉偽装と犯罪だらけの“清和会景気”。


「福祉だ、教育だ、環境だと、分捕り合戦を大臣を先頭にしてやっている。情けない。黙って許すわけにはいかない」。

今後10年間、59兆円の道路財源の道路族分捕り合戦がいう・・・・・

「福祉だ、教育だ、環境だと」

福祉、教育、環境と、どれをとっても国民にとって最も大切な問題ではないか。
それを、「情けない、黙って許すわけにはいかない」とは一体全体どういうことなんだろうか。

人口は減少する、過疎化は進む、そして自動車の所有台数も減少し始めた。

結論、それは政治による正しい「富の再配分」が実行されなければならない。

消費税増税なんかではない、1千万人とも言われる貧困層の解消、いや、かつて総中流といわれた平均的国民の生活環境も壊されている。

「それでは、かつてのような累進税制、総合課税に戻せというのですか??!!」

は、大島理森自民党国対委員長のNHK日曜討論での発言。

好況に沸く富裕層、大企業の税金を安くして、平均所得者層以下に増税してきた“自公政治”
政府は好況を言うなら、真っ当な税制で富の極端な集中、不労所得者、マネーゲームでのギャンブル所得に課税強化するべきだ。

そして国民の消費を促し中小の商店にも活況をもたらせば、結果、GDPは伸び経済は成長する。
偏った富の一極集中、格差はひいては日本国の崩壊を意味する。

パイは十分にあるはずだ、「戦後最長の好況」なんだから。
  


Posted by 昭和24歳  at 16:29Comments(4)

2008年05月19日

道路特定財源の怪!!

「なにがなんでもの暫定揮発油税の再可決」

そして今ガソリン価格はチョイの間の“120円台”が“150円台”に!!

「このままでは大変なことになる。道路建設ばかりではない福祉、教育、行政サービス等と、
あらゆる部分に影響を及ぼすことになる!!」


そう言いながら「千数百からの知事さん、市町村長さんからの意見書が私のもとに・・・・・」
と冬柴鉄男公明党国土交通大臣が熱弁。そして・・・・・

「未だ、全国の“開かずの踏み切り”や、通学路等の生活道路は全く整備されていません。
そのためにも道路特定財源の“揮発油税”は廃止できない」

と。

しかしここにきて、「どうしても“廃案”廃止のできない」その、全国の地方自治体知事、市町村長の“切実”な訴えの理由が透けてきた・・・・・

では、なぜ、道路特定財源の約1兆2千億円が地方自治体に回らないと“大変なこと”になるのか、
なぜそのことが、福祉、教育費、行政サービスにまで深刻な影響を与えるのか?
地方自治体の予算計画、執行にしたところで「道路予算、福祉予算、教育予算、行政サービス予算」はそれぞれが全く別物の分野なのではなかったのか。

実は、道路特定財源地方交付分がこないと「道路が造れない」のではなく・・・・・・
すでに「造っちまった道路」の借金返済ができない。
そしてそのことは、「予算執行ができない」のではなく、「借金返済」ができないため、計画していた借金も県債、市債の起債もできないということ。

つまり“借金返済”のための揮発油税!!

県の言う、市町村のいう“福祉”とか“教育”は真っ赤な嘘(笑)。

早い話が、ガソリン税は10年先分まで“借金の形”、質草になっていることがこのところの報道で判明した。

どうりで、県知事、市町村長、釈迦力になるはずだ・・・・・

しかも、これからの道路建設計画は己の選挙での公約。もちろん市県民との契約ではない、
その筋の支持者との契約。もちろん与党国会議員も同じ・・・・・

ところで、『花と緑のシンフォニー』。これも国土交通省の“提唱”とか(笑)。

つまり、手を変え品を変えた“公共事業”なんだろう。
あの“チューリップ”をちょん切った犯人もそんな“公共事業”から外されたオッサンじゃあないのか?

まあ、『花と緑のシンフォニー』はさておくとして、再可決されちまった“暫定揮発油税”なんだが、
これはどこかで“ちょん切って”おかないと永遠にそんな政治にむしられ続けてしまう。

道路財源地方交付分をくれないんなら、福祉、教育、行政サービスをカットするって言うんだからその理由がわからなかった。
道路建設財源がないんなら、道路造らなければすむ話だとばかり思っていたら・・・・・・そうじゃあなくて、すでに使っちまった分の借金返済財源だというのだから“カックン”である。

とにかく国、国土交通省は大型公共事業を県市町村に国も半分持つからと無理やり計画させて、
それが結局地方自治体財政を巨額の財政赤字に引きずり込んだ。

そのことには、国会議員、市町村議員のほとんどが絡んでいる。
国民、市町村県民こそいい面の皮である。
挙句が国民保険料の値上げ(増税)、医療費の負担増(増税)、水道料金の値上げ等々・・・・・
なんのことはない、それは官僚、国会議員、地方議員の無軌道な公共事業、道路建設、ダム建設などで莫大に膨らんだ財政赤字のために国民生活が犠牲になっている。

この国、地方の天文学的数字の“赤字”では近い将来とんでもない消費税を国民は請求されることになる。
今でも、社会保障費、医療費には財源不足といいながら、「必要な道路は造る」と、まるで、社会保障費、医療費は「必要」ではないような物言いである。

ならば、政府は、世界に希に見るこの国の公共事業費を社会保障費に回して、
「どうしても必要な道路建設」のために、消費税増税、さらに応分の負担を言うなら更なるガソリン税増税、自動車関連税の増税としたらどうか。

「どうしても必要な道路」か、「どうしても必要な社会保障」か、国民に問うてみよ!!

道路建設、ダム建設等への無茶苦茶な予算配分、挙句、社会保障、とくに高齢者医療は応分の負担、増税を平気で言う・・・・・

国民、市民、そろそろ国、地方政府をゼロから見直す必要があるのではないか。
戦後の“ゼロ”からのように。
  


Posted by 昭和24歳  at 19:35Comments(0)

2008年05月18日

禁断症状の国民。

選挙になると、政党は国民に「麻薬」を見せる・・・・・

でも選挙が終わると、政治家、自分達だけで「麻薬」の回し打ち。

国民は、永遠と「禁断症状」・・・

ポルノまがいのテレビ、口から脳味噌が出そうなお笑い番組・・・・・
かと思えば、ケツからジンバラが出ちゃいそうな「喰いもん」番組。
イラク、北朝鮮の人民も悲惨だけど、この国の人民も悲惨だぜ。

経済大国を言いながら、5歳の子どもを「養えないから」と夫婦で置き去り・・・・・

そう言えば、首都高、東名、名神、料金所強盗。
あの総裁の発言があっては「さもあらん」て云う所ですかね。

いつかの政治家、「死人発言」では、正常な国ではありません。
ましてや、地位も名誉もおありになる「お方」のお言葉・・・・・これでは国民やり切れんです。

この発言に対して、政治家、いずれも口を噤む。
この発言のとおりだとすれば、最早、ここは「国」ではありませんね。
良きにつけ悪しきにつけ「法」が機能していないのですから。

これでは、選挙を何度やっても同じ。
民主党も、右派、左派入り乱れて・・・縦しんば政権を取った所でそこが崩壊の始まりかも。
自民党も、小泉さんの改革が今日の「国民、痛みっぱなし」。

結局、郵政の民営化も、「郵便配達」の話ではなく・・・
「郵貯、簡保」の話。

国民が全員解約に走ったらそれこそ、400兆円近くが「破綻」。
びた一文返ってこないのが「郵貯、簡保」だと云う。
ならば、民営化出来るわけが無い・・・

日本国有鉄道もだが、道路公団は、税金で利払いはするも「40兆円」の赤字。

郵貯、簡保・・・ついこの間までは10年物が10%の高金利。
可笑しいと思いませんか・・・
政府は民間銀行、生保の金利を「マイナス」にしておいて、郵貯から資金が流れないようにしている。
民間の金利、配当がよければ郵貯も簡保も全部民間へ流れちゃいますよ。
未だ、国民は騙されてる・・・・・

銀行、生保は金融のプロです。普通ならこんなヘマはしていませんし、「ゼロ金利」で業務益は「サラ金」なみ利息収入です。
だって、100万円預かって、400円の利子、100万円貸して10万円の利息ですから・・・250倍の儲け。
しかも、担保、保証人つき・・・
金融機関の不良債権は国民とは全く関係ない、政治家、ヤクザへの貸付け。
普通の中小企業、二重も三重も担保、保証人取られてそれでも回収。

それと話は違うけど・・・
殆どの自営業政治家、医師、弁護士「国民年金」払ってないって「ポスト」か「現代」に。
考えてみれば、払うわけないよね・・・戻ってこないんだから。

どうするか・・・このままでいいんじゃあないの。
このままで・・・
みんな何にもする気がないようだしね、「笛吹けど踊らず」。
自民だ、公明だ、民主だって・・・やつら全然違う世界で生きてるんだもの。
政治活動資金、助成金含めて一人年間5千万も使ってる。

未来の子供達、日本人がなんとかするでしょう・・・戦争でもして。
そうやって、昭和16年も明けたんだから。
そして、2発の原水爆でまた奴隷の時代がはじまった。

俺たちは、土の中で虫の餌になってるだろうよ・・・その頃は。
もっとも、スカスカの骨じゃあ、虫も寄り付かないけど。   


Posted by 昭和24歳  at 20:51Comments(0)

2008年05月18日

後期長寿高齢者医療制度

診療報酬“6400万”不正受給!!

昨日の上毛新聞社会面の記事―――――

前橋の杉本病院、なんと’99年の開業以来その“不正受給”を繰り返していたことを、
社会保険事務局の調査に対して院長が認めたと・・・・・


ところで、このごろラジオCMで高崎の『丸橋全人歯科』の話では“歯科保健医療請求”の5割が不正請求だと。
<『世界』97年9月号引用>

引用開始――――

「今の医者たちは、自分の利権さえ守れれば、国の財政がつぶれても構わないと考えているんじゃないでしょうか」

そう言いきるのは、群馬県高崎市でしか医院を開業している丸橋賢氏である。

「一般医科の不正請求もひどいが、歯科の不正はもっとひどい。歯科の診療報酬請求の5割は不正請求です」

丸橋氏はそう言いきると、県内の歯科医院のレセプトのコピーを見せた。

「これは、この病院の職員が私のところへ送ってきた内部資料です。これをみると、患者に対して盲嚢掻爬(もうのうそうは)術という歯周病の手術を行ったことになっていますが、実は架空請求なのです。
この盲嚢掻爬術という手術を行ったとして請求する歯科医院は、高崎市内でも非常に多い。
ところが不思議なことに、県内の医療機器卸売業者によれば、この手術に必要なグレーシー型キュレットという特殊なメスを購入している歯科医院は、高崎市内ではほんの数件しかない。
それ以外の歯科医院は専用メスすらもっていないのに、平然と架空請求し続けているわけです。
これはほんの一例で、不正請求のやり方は何十種類もあります。
医者の間では、ただ単にレセプトに『作文』を書き込むだけでおカネが入ってくるため、『魔法のボールペン』などと医者の間では呼んでいます」

引用終わり――――


前橋の杉本病院の“6,400万円”の不正も今後の調査でさらにその不正総額は膨らむと。

実その不正請求は“杉本病院”に限ったことではないらしい・・・・・・
これまでにも時々新聞沙汰、その巨額な不正請求を目にすることがある。

例えばこれだ――――

診療報酬を不適切に請求したとして、厚生労働省が2006年度、保険医療機関に返還を求めた総額が約53億4000万円前年度比約7億2000万円減)に上ったことが21日、同省のまとめでわかった。
保険医療機関の指定取り消しは36件(同18件減)だった。保険医の登録取り消しは41人(同13人減)で、ニセ医者が複数の医療機関で診療していた事例など、悪質な不正が目立ったという。

(2007年12月22日 読売新聞)抜粋引用。

まあとにかく、日本の年間医療費31兆円の30%が不正請求されていると指摘する医療ジャーナリストもいる。
31兆円の30%といえばほぼ“9兆円”・・・・・
いや、その不正、水増し請求は医師だけではない、製薬メーカー、高度医療機器メーカー等々。そこにはほとんどが厚生官僚の天下り受皿・・・・・
そして、その後期高齢者ならずとも60過ぎあたりから病院にでもかかろうもんなら、ちょいとした風邪でも検査漬、薬漬、下手をすると“薬”だけで腹がいっぱいになるありさま(笑)。
それら、医薬メーカー、高度医療機器メーカーと政治家官僚との癒着でどれほど医療費税金が盗まれているか・・・・・

皆さんは元厚生事務次官、“岡光序治”の厚生省汚職事件をご記憶だろうか?

その原点が、福祉政策「ゴールドプラン(高齢者保健福祉推進10カ年戦略)」とやらだ。その中心にいたのが、当時、“老人福祉部長”だった『岡光序治』。
その“老人福祉部長”が『ゴールドプラン』で自らの“ゴールドプラン”で、そのための予算、税金を10年間で“15兆円”をピンハネ行政をした。
結果、懲役2年のお勤めご苦労様というところだが・・・・・・

まっ、“医療”を食い物にして、挙句、75歳以上の高齢者は病気もちで金がかかるとばかりの“後期高齢者医療制度”だが、
考えてみれば、その後期高齢者のみなさん、おそらく定年退職の60歳まではたんまりと健康保険料、年金、税金を納めてきた。
それが、15年経ったら“別口扱い”、保険料もこれまでは被扶養家族、同一保険で徴収されなかったのに保険証まで交付されて・・・・・

実際、31兆円の医療費総額がどのように使われているのか国民には知らされていない。
そんな中での、“医療改革”だの“消費税増税”は許されるはずがない。


  


Posted by 昭和24歳  at 09:22Comments(0)

2008年05月17日

ふるさと創生基金・・・・・


皆さんはお忘れだろうか(笑)。

99年小渕内閣は地域振興券発行。

発行額はなんと“7000億円”!!

市町村が発行し、その地域での通用を原則とする。

対象はこどもと高齢者3500万人に一人2万円ずつ。通用期限は6ヶ月。

2次使用、他人への譲渡は認めない。振興券の印刷費など“1000億円”の経費は国が負担(都合8000億円)。
振興券を受け取った業者は郵便局などに持ち込んで現金化する。

券面はは千円券で、全体で7億枚。

この“地域振興券”の後日談として、
当時内閣官房長官であった野中広務が「地域振興券は公明党を与党に入れるための国会対策費だった」と(笑)。


そして1988年(昭和63年)の“ふるさと創生基金”。

竹下内閣の全国地方自治体3300に“一億円”づつのばら撒き。

合計“3300億円”。

しかし国民もいい加減な者である。笑うしかない。

丁度この頃、昭和63年と言えば僕もエレキ製造業として独立して3年、全国を営業しながら結構笑わせてもらった。
そしてこの話に落ちがついたかつかないうちに・・・・・・今でも忘れない。
名古屋の都ホテルで“竹下登のリクルート疑惑”の証人喚問に釘付けになった日のことを。

そうそう、
“三本指”の宇野宗佑が急遽中曽根康弘の傀儡内閣になったテレビに釘付けになったのが秋田のワシントンホテル。

小沢一郎の“佐川急便事件”での証人喚問が小樽の国際ホテル。

第一次湾岸戦争のイラク総攻撃の実況中継はロスアンぜレスのアパート。

オウムの松本サリン事件の実況は丁度松本の工場のテレビで。

1993年の北朝鮮“ノドン発射”の実況は、
そうそう“1993年”といえばそれは日本全国“米騒動”の可笑しな可笑しな時代でした。
僕は会津若松の取引先で“北朝鮮は怖いなあ”と国権を酌み交わしながら話してた。

その“米騒動”の翌年は“大豊作”だった。

そしてその4年後、1997年にはコメ50万トン支援を森訪朝団が約束と北朝鮮高官が発言。
のちに国会参議院予算委員会でも問題になるがその“北朝鮮支援米50万トン”にからむ自民党幹事長一味の疑惑。

政府備蓄米“ササニシキ”などのブランド米は、日本では高価な価格で売れるので、
この米は全て北へ送られたわけではなく、半分近くが北朝鮮へ送られず、日本で商社を通して換金され、
そのうちの5%前後を支援に関わった自民党の議員が自分の懐に入れた“らしい”。
50万トンの米の総価格は、1200億円で、そのうちの25万トンが北へ送られた。
とすれば、25万トン分の米が日本で換金され、600億円のうち30億円ほどを手数料として自民の議員が懐に入れた“らしい”。
もしも“タイ米”を50万トン送るとすれば日本政府が支払う金は“120億円”程度ですみ、
何も日本の米を送る必要はないと『平沢議員は反対意見を唱える』と、“鈴木”と“松岡”が猛烈に食いつき、

「人道支援をお前は、邪魔するのかっ!!」

と反対意見がかき消され12万トンどころか、50万トンの米支援がいつのまにか決まってしまった。

このことは金正日は全てを知っている。
そして後の“小泉”も全てを知った。もちろんこのことは米国政権中枢の知れるところとなった。
この時点で急追、橋本元総理は“米国”に呼びつけられ、結果、橋本派、旧竹下派、旧田中派はお釈迦になった。

まさに北朝鮮の拉致問題が表面化し始めたその時代。


皆さんお忘れだろうか?

そんな昔のことではありません(笑)。

野中広務という自民党の実力者も政治の表舞台から自ら身を引きざるをえなくなった。
おそらく引導を渡したのは奇人“小泉純一郎”であろう。
中曽根にも引導を渡し、宮沢にも。
その意味では稀代の政治家であったことは確かであろう。

奇人変人が国民に見せた“政治劇”に今日は大変なことになっているのだが・・・・・

そして、安倍と福田を天秤にかけてのその後だが、それは、実質閣僚経験の全くない総理総裁の輩出は“森派”の終わりを意味している。
いや、自民党の終わりかも・・・・・

その時こそ、戦後政治の終焉ではないだろうか。

その時こそ国民にとって最後のチャンスではないだろうか。
  


Posted by 昭和24歳  at 17:57Comments(0)

2008年05月16日

神の国の子どもたち

正しくは――――――

神の国の子どもたちだった”軍国少年少女たち。
その“神の国の子どもたち”は二一世紀の今、俗に言われる“高齢者世代”。そうその中でもご案内の“後期高齢者”の皆さん。

そして僕らがその“神の国”の偽装が暴かれ“米の国”の『新平民』となった少年少女たち・・・・・
そんな僕ら、すでに「光陰矢のごとし」に「老い易く学成り難し」のまま還暦を迎えんとする“ネオ・エイジド”ジェネレーション(笑)。

はたして―――――

この国に民主主義とやらを“神がかり的”な平和憲法を以って齎した“米の国”というその国に“民主主義”はあったか。
もっとももともとが“神の国”であったのだから別にそれが“神がかって”いようが魂消ることではないし、
その“科学的××主義思想”標榜して止まない“××政党”がその“神がかり的”にぞっこんなのだから。
その“米の国”の『民主主義』とは絶対なモノであり“米の国”存在理由そのものであるはずではないか。

その答えは“NO”である。

僕らが昭和30年代から40年代に見せ付けられてきた電気テレビの“米の国”の姿は、
まさに“西部劇”にみる『正義のヒーロー』と『ならず者』のストーリー。
そしてまるで“夢の生活”をそこに見せ付けるホットな『パパは何でも知っている』などの、
全てが“幸せに始まって、幸せに終わる”展開の『ホームドラマ』の数々・・・・・・

しかしその時代、猛然と吹き荒れる“人種差別”の“米の国”の実態がその『正義のヒーロー』と、
ホットな『ホームドラマ』の向こう側で当たり前だったその“米の国”。

あれから40年余―――――

さらに厚顔にも『正義のヒーロー』を憚らない“米の国”はその電気テレビよろしく・・・・・
毎日のように世界の『ならず者』征伐に明け暮れる。

『ならず者』征伐に向かう勇敢な兵士は実は・・・・・・
その絶対的民主主義下の“米の国”の兵士ではない。それはその“米の国”の住人と許された困民たち。
それは30年前のヴェトナム戦争の時と同じような“グリーンカード”の大量発行で。

それは“ドラッグ”麻薬の蔓延と社会の荒廃を呼び、今日その“米の国”の歴然とした『階層社会』を作り出している要因ではないか。
そしてそれは、後戻りすることの出来ない、『正義の・・・・』それは残ってもそのことによる社会は破滅に向かっているのではないか・・・・・

その意味ではここ“赦された”『神の国』はその時からその絶対民主主義、未だ人種差別の顕在する“米の国”に忠誠し、
ここ、『神の国』の安全をかつてもっとも脅かした絶対民主主義“米の国”追随し・・・・・
この『神の国』の神々の僕、国会議員に“日米安全保障条約”がなければこの国『神の国』の存在はありえないと言わしめるほどの今日。

それはこの『神の国』の“新平民”をその『愛国』という御旗の下に――――――
今度こそ、“金”だけではなく“新平民”の御霊を捧げる時代につなげようとする『神の国』を支配する“米の国”僕、臣民。

社会が混乱すればするほど、その“権力”は好都合となる。
事件は放置し、でっち上げ、大衆の不安を誘い・・・・・・
これでもか、これでもかとばかりにそれを“電気テレビ”に映し出す。

誰が言ったか第三の権力『マスコミ』と。

その“第三の権力”は新平民に非ず、『新・臣民』。
そしてその“新臣民”の実態がいよいよ腐臭を放ちだしてきた今日、それらはこぞって『新平民』の“改革”に手を貸すことになるだろう。

それは――――――

図らずも、“神の国の子どもたち”のほとんどが彼岸に渡った時。
“戦争を知らな子どもたち”が彼岸に渡ろうとする時。

それにはあと20年もいらない。
今朝生まれた新平民の子どもたちが目を吊り上げて鬼の形相で兵器を玩ぶ時間を待つには十分。
その訓練は“ニンテンドー”も“ソニー”も知ってか知らずか――――――

「殺せ―――――っ!!」

のゲームが十分な新平民の教育指導を果たしている。

『新・神の国の子どもたち』の誕生もそう遠くはないのではないか。

  


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< 2008年05>
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