2015年02月28日

僕らが「上村遼太さん」だった時代

僕らが「上村遼太さん」だった時代



「友だち地獄」や「キャラ化する/される子どもたち」などで注目をあつめる土井隆義先生が「罪を犯した少年と社会の関係」をテーマに書き下ろした1冊です。「少年犯罪」を考えるための必読の1冊だと思います。ぜひ読んでください!



中1殺害容疑の少年3人、事件直前に飲酒 川崎
 川崎市川崎区の多摩川河川敷で中学1年生の上村(うえむら)遼太さん(13)の遺体が見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された10代の少年3人が事件直前に飲酒していたことが、捜査関係者への取材でわかった。上村さんが自らこのグループと連絡を取って合流していたことも新たに判明。神奈川県警は、飲酒が与えた影響などを慎重に調べている。

 逮捕されたのはいずれも自称で、リーダー格の無職少年(18)、無職少年(17)、職人の少年(17)の計3人。捜査関係者によると、18歳の少年は「当時のことは今は話さない」と容疑を否認。17歳の2人は「やったのは18歳の少年だ」と話しているという。

 捜査関係者によると、3人は事件前日の19日夜から、川崎区の職人の少年宅で酒を飲み始め、その後、近くの飲食店に移動した。その最中、上村さんが17歳の無職の少年に無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使って、「先輩遊びましょうよ」と連絡してきて、上村さんと合流したという。県警がLINEの通信履歴を解析したところ、これらのやりとりが確認された。

<引用:朝日新聞デジタル 2月28日(土)15時1分配信>
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150228-00000026-asahi-soci

昭和30年代そして・・・・・

今から50年以上前、半世紀以上昔の話だ。

当然、それは戦後10年から20年ほどの「現代社会」だった。

高崎の街にはそんな「少年」で、溢れかえっていた(笑)。

中学生になると、どこの誰だかわからない突っ張った上級生、不良が・・・・・・

僕らが東小学校で遊んでいると、

「オイっ、金貸せ!!」

と、つまり「カツアゲ」しに来る。

「持ってません」っていうと、ポケットを探る。

「親に言ってもらって来い!!」

あの時代のことです。その上級生、自転車のチェーンを手に如何にもといった風に凄む。

なんでも、江木の方から来る一級上の「Kさん」と後で知る。

その「Kさん」のパシリだったのが近所に住む、やはり一級上の「Oさん」だった・・・・・

その「Oさんも」時々僕らをカツアゲしようとした。

ところが、小学生の頃からのガキ大将だったその「不良」先輩と同級の「Aさん」が彼らをたしなめた。

そう、あの時代一番不良がいたのは一中だった、二中も、三中も、僕らより三級上じゃあなかっただろうか。

当然、その中の結構な数の先輩が、不良、その道の「プロ」になった、「ヤクザ」。

とにか「く団塊世代」ですから、それからしばらくして僕らが二十歳ころになると高崎の街中、柳川町はヤクザ花ざかり。

いましたねぇ、プロ中のプロが。今ではほとんどの人がその若い頃の無理が祟ってか、鬼籍に入っちゃったけど・・・・・

東映のヤクザ映画のスクリーンから抜け出たような「Nさん」とか、カラクリモンモンに600万かけたという「Mさん」。

昭和47年当時です。で、そういう人たちが闊歩していた時代高崎にはキャバレーが5軒あった。

もちろん、スナックなんてなかった時代で、バー、クラブが華やかりし時代でした。

まあ、喫茶店、なぜかわからないけど「純喫茶」とかが街中には数え切れないくらいありました。

で、僕もバンド関係のお仕事でそういうお兄さんたちとはお近づきになったけど、ある意味「棲み分け」というのでしょうか・・・・・・

きっちりしてましたね。まあ、そういうのが好きな人は、そっちの世界へ行っちゃう人も少しはいたけど。

つまり、高度経済成長のおかげだったんでしょうか、その渡世稼業の人たちも資金源には事欠かなかったようです。

で、今日の、いわゆる子供社会と非行とかなんだけど、そんなもん昔からあったわけです。

でも、「社会」というボリュームが今と比べると桁違いに大きかった。

そうした中で、「学級崩壊」、これ中学です。高崎5中なんてひどかったようですねぇ、そして家庭崩壊、積木くずし。

これ、僕らの兄、姉世代の昭和40年前後に家庭を持った世代です。

「金属バット」で親を殴る、時には殴られた両親が死に至ることもといった凄惨な事件も。

そして不思議に符合するのが、その「学級崩壊世代」「金属バット世代」が親となっている現代・・・・・・

その子供たちの社会が崩れ始めている。

今回の容疑者とされる少年(18歳)の両親は40代ではないだろうか、つまり昭和10年代生まれの両親を持つ。

当然、被害者「上村遼太さん」のご両親も40歳前後。

残念なことに、政治から放置された格差社会の中の被害者。それはどんなに頑張ったところで限界は見えている。

「上村遼太さん」のお母さん、看護助手の仕事をしながら5人の子供を育てている・・・・・・

それを、「不運」で片付けてしまうのか???

いや、「知らなかったのだから」で済ませようとしている政治はこの社会がどこまで壊れたら気づくのだろうか。

「上村遼太さん」は僕の孫娘と同い年です。どうぞ安らかにお眠りください。

僕らが「上村遼太さん」だった時代

  


Posted by 昭和24歳  at 19:31Comments(0)

2015年02月28日

首相「知らなければ違法ではない」

首相「知らなければ違法ではない」



となるといくらでも拡大解釈できちゃいますね・・・・・
だって、「知らなかったんだから」(笑)。



「知らなければ違法でない」…首相、問題視せず
 安倍首相は27日の衆院予算委員会の集中審議で、望月環境相と上川法相がそれぞれ代表を務める政党支部が国の補助金交付企業から寄付を受けていたことについて、「(補助金交付を)知らなければ違法行為ではないということは法律に明記されており、違法行為ではないということは明らかだ」と述べ、問題視しない考えを示した。

 集中審議では、野党側が両氏に対する寄付について、補助金交付企業の献金問題で辞職した西川公也前農相と同じケースだとして追及した。これに対し、望月氏は「(補助金交付は)承知していなかった。適法だと思っている」と述べ、上川氏も「全く承知していなかった。しっかりと調査をして説明責任を果たしたい」と違法性を否定した。

<引用:読売新聞 2月28日(土)7時29分配信>
ソース: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150227-00050138-yom-pol&pos=1

>「知らなければ違法でない」…首相、問題視せず

まあ、さすが安倍内閣総理大臣、言うことが違いますね(笑)。

そうなんですか、「知らなければ違法ではない」・・・・・・

じゃあ、小沢一郎元民主党代表の「西松建設事件」とか「政治資金規正法」、報告書誤記載問題等々。

あそこまで裁判引っ張って「知らない」って言ってるのに「そんなはずはない」と・・・・・・

小沢一郎秘書士の検事調書証言捏造改ざんまでやっておいて、自分ちに火の粉が来たら(´Д`;)

まあ、西川前農相も、農水省関連の補助金、で、望月環境相のも環境省関連の補助金。

そら、「知らなかったら」、そっちのほうが省庁のトップとして大いに問題ありです(笑)。

しかし、国会審議、予算委員会見ていても、なんか「知らなかった」とか「記憶にない」とか・・・・・・

もしかして「認知症」なんでしょうか???

首相「知らなければ違法ではない」
  


Posted by 昭和24歳  at 18:18Comments(0)

2015年02月27日

政治家とカネ。

政治家とカネ。



安倍政権の政治資金をめぐる疑惑幕引きは許されない。カネによる腐敗の深層を徹底究明し、政治を歪める政党助成金、企業献金の本質的問題を抉る。長年研究と告発・告訴の先頭に立ってきた著者ならではの鋭い切り込みが随所に。



西川前農相:顧問料4年間で950万円 申告漏れの疑い
 献金問題で辞任した西川公也前農相が、献金元の木材加工会社から顧問料として2010年8月からの約4年間で計約950万円を受領していたことが分かった。西川氏は26日、顧問就任を国会に報告していなかったとして13、14年の「関連会社等報告書」を訂正したが、同時期に提出した「所得等報告書」には顧問料の記載がない。所得の記載は税務署への確定申告に準拠することになっており、顧問料を税務申告していなかった疑いが出てきた。

<抜粋引用:毎日新聞 2015年02月27日 06時00分>
ソース: http://mainichi.jp/select/news/20150227k0000m010133000c.html

「違法性はない」

まあ、当人もだが、総理大臣も官房長官もと、云々でしたけど・・・・・・

結局辞任。そしたら、顧問料を献金木材加工業者からもらっていて税務申告なし。
かつ、議員になった段階でも政治資金報告書には不記載では辞めるしかない、参考人として承知ですか(´Д`;)

そしたら、次はこれです↓

<望月環境相・上川法相>「補助金交付は知らなかった」
 望月義夫環境相、上川陽子法相の政党支部が鈴与から献金を受けていた問題で、両氏は27日午前の衆院予算委員会で、「補助金の交付決定を受けていることは知らなかった」と述べ、違法性は無いとの認識を示した。民主党の後藤祐一氏に対する答弁。

【第一報】補助金交付企業が望月環境相側に政治献金140万円

 安倍晋三首相は「(国からの)補助金については(もらう側が)知っていたか知らなかったかが(違法の)要件だ」と述べ、補助金の交付決定を知らなければ問題はないとの認識を示した。

 後藤氏は、望月氏の後援会長が鈴与の相談役であることから、「補助金交付を知り得た」と追及。望月氏は「分からなかった。(献金は)適法であると思っている」と述べた。望月氏はまた、環境省の補助金について「環境省所管の一般社団法人が交付決定をしており、これは、政治資金規正法の国からの交付決定を受けた補助金には当たらない」と述べた。【福岡静哉、水脇友輔】
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<引用:毎日新聞 2月27日(金)11時35分配信 >
ソース:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150227-00000037-mai-pol

>安倍晋三首相は「(国からの)補助金については(もらう側が)知っていたか知らなかったかが(違法の)要件だ」と述べ、補助金の交付決定を知らなければ問題はないとの認識を示した。


まあ、よくある話で、「暴力団だったとは知らなかった。だから問題はない」。

外国人、主に「在日韓国・朝鮮人」だとは知らなかったから「問題はない」(笑)。
まあ、暴力団関係者とか、在日韓国朝鮮人の人かどうかって、その職業、あるいは風体で予想できますね。

政治家、ましてや実力者と言われる国会議員にそれくらいの眼力っていうか、洞察力無かったらそれこそ漫画です。
それ以前に、秘書がチェックすべきでしょう・・・・・・

っていうことは、秘書をパスしてツーカーだったわけです。

「あなたは外国人ですか?と、いちいち聞くのも失礼でしょ」

確かに失礼ですねぇ・・・・・

だからといって「知らなかったから」で問題無しっていうのもヘン(笑)。

まあ、確かに政治なんでしょうけど、行政府が立法府兼ねてますから、政治家いりませんね。

下手に政治力発揮しちゃうと、潰されますし。

政治家とカネ。

  


Posted by 昭和24歳  at 13:25Comments(0)

2015年02月24日

「さらば日本」と、この国の今。

「さらば日本」と、この国の今。



「昭和の妖怪」の幻影を追う。すべては、祖父・岸信介のために―。養子縁組を繰り返し、「名門の血脈」を維持し続ける一族。ゴッドマザー・洋子の執念のもと、今日も空虚なプリンスは足掻き続ける。政治取材のトップランナーが放つ昂奮のノンフィクション!闇に包まれていた名門一族の正体。


安倍首相が事実誤認認め「遺憾」表明 「日教組」やじ巡る背景説明で
 安倍晋三首相は23日の衆院予算委員会で、民主党議員に「日教組」などとやじを飛ばした背景に関する自身の事実誤認を認め「正確性を欠く発言があったことについては遺憾で訂正申し上げる」と述べた。

 首相は20日の予算委で、前日の審議中に民主党議員にやじを飛ばした理由について「日教組は補助金をもらっている」「(日教組の本部がある)日本教育会館から献金をもらっている議員が民主党にいる」などと指摘。しかし、日教組は補助金を受けていないことが発覚した。

 首相は民主党が否定する同会館からの献金についても訂正、遺憾の意を表明した。

<引用:産経新聞 2月23日(月)11時27分配信>
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150223-00000516-san-pol 


まあ、どうでもいいんだが・・・・・

先日のことだが、僕より4歳年下の知人の死を知った。

なんともやりきれない思い出ここ数日鬱ぐ。年回りから行けば他人事ではないからだ。

僕とて、天寿を全うできたとしても、余命14年がいいところだろう、確実な死がそこに待つ。

しかし、このところ嫌な事件が頻発する。

ここ群馬県でも、警察官の不祥事や、渋川市副市長の汚職・・・・・・

そしていたるところで、平気で人を殺す、痛ましい事件。

まあ、これも微温湯と言われる日本のへいわの代償なのかと。

国会、予算委員会なんだが、安倍首相の「ヤジ騒動」アレもひどい、前代未聞だろう。

閣僚席からのヤジは聴いた覚えがない、その昔なら「ヤジ専」のセンセもいたようだったが・・・・・・

国会、国の政治からしてその有様だから、まもなく始まるだろう地方政治の地方選挙も空疎なものが漂う。

まあ、戦後というか、敗戦のまま、どこにもケジメのない政治が続いているように思えてならない。



まあ、未だ、この閨閥、系脈がこの国をコントロールしているのだろうか?

そこでは、敗戦時の極東軍事裁判、いわゆる「東京裁判」に遡る。

そして、殺生与奪を占領軍に握られた、敗戦までの国家指導者、そこで赦免された者は占領軍の管理下に置かれた。

つまり、それは今日に至るも普通の日本国民とは全く次元のことなり世界住人であろう。

ということは、未だ占領は終わっていないのではないかと・・・・・

「さらば日本」と、この国の今。

  


Posted by 昭和24歳  at 16:46Comments(0)

2015年02月18日

イスラエルとPLO

イスラエルとPLO



>いや分からん。国会幼稚園化?

まあ、歴史的に見ても時代時代の節目は「世襲」の存在が国を危うくします。
つまり、あの太平洋戦争もそうだった。

陸軍大臣内閣総理大臣の東条英機閣下も世襲でした。生まれながらにしてその轍に。
そして多くの軍官僚、政治家、高級官僚も、その明治維新閥の「世襲」だった。

結果、空想の中に埋没する精神だったわけです。

まあ、理論建てての戦略が作れない。まさかと思うが天孫降臨の神話を国民に教育したことでもそれは伺える。

さて、「イスラム国」とかなんだが、じゃあ、「イスラエル建国」はどうなの?
アラファトさんちの「PLO」はどうなの?
もっと言ったら、「満州国」、関東軍の傀儡だけど、それはどうなの?
そして、「中華人民共和国」の成立と「中華民国」の成立。現実的には「中華民国」は国際社会では承認されてない。
たしか日本政府も、田中角栄政権時代の「日中国交正常化」で「台湾」、中華民国を国家ととしての承認を取り消した。
僕も何度も「台湾」へ仕事で言ったが、その時のビザは「亜東関係協会」でその都度ビザ申請した。

まあ、こと「イスラム国」に至っては「アルカイダ」、つまりテロ組織なんだろうが、その発生はアメリカの「イラク戦争」戦後処理の失態。
というか、穿った見方をすれば、「イスラム国」という火種を温存することで軍需産業は潤う(笑)。

つまり、こうした世界政治っていうか、結局は「儲け」から言えばひとつの「チェンバー」がすべてをコントロールしている。

世界中が「平和」に暮らすことはけして難しいことではない。

しかし、平和だと「軍需」という経済は成り立たない。そこのところが問題なだけ。

まあ、唯一、それを実践しているのがあの漆黒の敗戦で無条件に「平和国家」となった、「憲法九条」を携えるこの「日本国」だけだろう。

そもそもが、紛争、喧嘩、戦争、その原因は単純に発端は損得。

たしかに、いろいろあるだろうが、なぜに中華人民共和国が「尖閣諸島」に固執するのか、なぜに韓国が「竹島」に固執するのか。
そのなかでそれらの国が「歴史問題」を言うが、彼らにその原因があることを一言も言えない。

そうなってしまった事への「歴史認識」が彼らにはない。いや、ホントは認識してるんだろうけど。

何故、旧日本政府に侵略を許したのか、何故、旧日本政府に併合されたのか?

  


Posted by 昭和24歳  at 18:54Comments(0)

2015年02月17日

法律を創るのは「国民」という原理

法律を創るのは「国民」という原理


いわゆる、帝国主義においては「選ばれし国民」、つまり特権階級・・・・・

納税を可とするものに付与される権利が、参政権。

まあ、回りくどいが、その納税を可とする根源は、日本なら「士農工商」。

そして明治維新後もさして変わらぬ社会システムに「帝国議会」で、

それは搾取からなる経済社会。

考えてみれば、未だそういうところに戦禍は絶えないし、宗教だの宗派だのは二次的要因で、

突き詰めればこの現代社会においては「宗教」も経済のカテゴリー、つまり「金儲け」。

「民主主義」。まあ、「ホント」ならなんだが・・・・・・

その意味では「国会議員は国民代表」という表現には誤りがあると思う。

昨今、その「候補者」の真贋を確かめる術さえない(^^ゞ

まあ、世襲は世襲でいいんだが「政治屋」つーことです。

つまり稼業ですから。

しかし、少なからず、志を携えて「立候補」はするものの、

ところがそのあとは何にも出来ない、ただの枯れ木の山。

いやっ!!出来ないんじゃあなくてしないだけ、っていうか、あの世界・・・・・・

いわゆる「国会議員」という空気がそう仕上がってしまっているかだ。

先日、ある若者と話した・・・・・・

若者とは言っても、僕の長女と同い年だから39歳が色々とご託宣を並べる。

つまり、オノレの置かれた環境の現在過去未来。

いや、まあ、「過去」は終わったこと、過ぎ去った完了だから「取り戻せない」。

で、↑の話です、つまり「民主主義」。

「法律は誰が創るのか!??」

言うまでもなく「立法府」である。まあ、その若者、チンプンカンプン(^^ゞ

つまり、国民の代表なんだが、国民、代表に選んだ覚えのない代議士、国会議員が立法する。

まあ、せめて、国政選挙の投票日くらいは「国民の日」とでも制定して・・・・・

1月、元旦のようにしたらいいのではと思うんだが。それでも投票しないというんなら国民の義務の放棄です。

  


Posted by 昭和24歳  at 13:16Comments(0)

2015年02月16日

「寛容で大いなる和」の中の和魂洋才

「寛容で大いなる和」の中の和魂洋才



明治という豊富な過渡期を丹念に考察し、“日本とは何か”を問うた画期的名著。西洋の衝撃に対して近代日本がどのように応答したかを、森鴎外を軸に据えながら細心克明に追った、各紙誌絶賛の著作。




謝罪するだろうと思っていたが、「どこの国の方ですか?」と聞いてきた!=日本の客室乗務員の対応に驚き―中国ネット

2015年2月13日、中国のインターネット上にこのほど、日本旅行の際に乗った飛行機のサービスに驚いたという体験談が掲載された。

【その他の写真】

“小日本”は本当に中国人観光客を捕まえるのがうまい。航空会社だけを見ても、すでに広大な市場を持つ中国に狙いを定めているようだ。優待価格と質の高いサービスには、満足せずにはいられない。

全日空(ANA)の沖縄から羽田空港に向かう便に乗ったときのこと。離陸前に、客室乗務員が英語で「新聞は必要ですか?」と尋ねてきた。私は冗談交じりに「私たちは日本語がわからないので…」と答えた。

私は、彼がどうしようもなくて謝罪でもするのだろうと思っていたが、なんと「どちらの国の方ですか?」と聞いてきた。私たちが中国人だと告げると、笑顔で「中国語の新聞をご用意します」と言った。私たちは思いがけない待遇に喜んだ。

しばらくして、彼は本当に人数分の「環球時報」を持ってきてくれた。私たちは驚きながら、慌ててお礼を言った。こうしたサービスに、満足しない客がいるだろうか?ただ一つ気になったのは、日本国内で当日の中国語の新聞を、いったいどこで手に入れたのだろうということだ。(翻訳・編集/北田)

<引用:Record China 2月16日(月)6時2分配信>
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150216-00000008-rcdc-cn


まあ、近代戦争の始まりは「ビジネス」ですし、点ける薬はないわけです。

「ノーベル平和賞」ですか(笑)。

未だ、巨大軍需産業ですし、点ける薬はありません(´Д`;)

「「集団的自衛権?」。ちゃんちゃら可笑しいです。

70年前の昭和20年、東京大空襲のジェノサイドは「IS」のそれどころの騒ぎじゃあない。

まあ、嘘か誠か「南京大虐殺30万人」だが、その東京大空襲では10万人超が焼き殺された、非戦闘員です。

加えて、広島・長崎の原水爆投下は瞬時にして12万人が焼き殺された。

もはや、そうした「大戦」はできないから「ならず者」を作り上げて局地戦で「軍需産業」に貢献する。

つまり、軍需産業は「兵站」も含めて極めて裾野の広い「産業」なんですね。

まあ、そうした戦争がなければ欧米の経済は間違いなく破綻します。なにせ米国の軍事費は40兆円超ですから。

つまり、それで生活している米国民がそこにいるわけですし。

補足すれば、人間の営みにおいて、宗教と思想がその人間同士を争わせる。

異なる「価値観」の強制、強要、しかも侵略と虐殺しながらですから、まあ、いくら平和なこの国にだって「ヤクザ」という戦国時代そのもののぶん取り合戦は終わらないわけですし。

まあ、その「平和」とやらにどっぷり使った「日本国憲法」、さらに「九条」は流石にお見事です。

アメリカ合衆国の「良心」でしょうか。それもひとつの哲学、「こうあるべき」だという。

もちろん、彼らにはそれを実践するつもりも、また、実行することもできません。「ノーベル賞」を見れば一目瞭然です。

そして、それを、心理学上、日本を研究し尽くした結果「日本人」「日本民族」なら実践すると、実行すると(笑)。

またこの日本という極東の風土がそれを可能にしている。

おそらく、この日本の統治者層の源流は大陸からの侵略者だろうが、この日本列島という風土の中でその精神構造が培われた。

「春夏秋冬」です。争いごとは似合わない。

桜が咲き、苗を植え、短い雨期に暑夏、そして実りの秋と台風。それの繰り返しは自然との戦いと調和。

争っていては生存ができない。

「集団的自衛権」。

今から70年前、国力の全てを投じた戦争にも負けた。

国を守るというが、もはやそんな時代ではない。どれほどの軍備を積もうとこの日本列島の民には戦はできない。

そういう風土に生まれて、育って、死んでいく・・・・・

「寛容で大いなる和」の中の和魂洋才

  


Posted by 昭和24歳  at 16:15Comments(0)

2015年02月14日

ウルトラマン世代が直面する現実

つまり、「狩猟社会経済」は「獲物」を求め転々とする。それが「DNA」。

自分で獲物を確保できなければ獲物を確保した他部族を襲って略奪する・・・・・

産業革命以降その地球のほとんどを狩猟民族が席巻した。

金が出るといえば、その金を略奪しに行く、ダイヤモンドが、石油が、つまり金目のものは全て奪い取る。

しかし、さすが、金目の物がなかった「ジパング」、それと当時世界でもトップレベルの軍事国家だった「鎌倉・安室桃山・江戸幕府」その時代・・・・・

布教と称して情報、諜報活動するも、まあ、山口組、稲川会、松葉会といった「ヤクザ」同然の島割の戦国時代でしたから全く歯が立たない(笑)。

まあ、農耕民族です。米穀経済でしたから、いわゆる部族間の争いもその「水」をめぐっての我田引水騒動くらい。

>欧米人、もはやどうやって戦争するか、日本に加担させるか。自分たちは眺めているだけにとどめるかの話に煮詰まってるような、銃火器のプンプンする時代になるのかなーと。

それにしても、失意から自ら去勢して「民間軍事顧問会社」の代表を名乗った湯川氏も気鋭のジャーナリスト、後藤氏もそこに生まれたわけではない、ヴァーチャルからのジャーナリズム。

いずれも、「ウルトラマン世代」、「ゲームボーイ世代」、現実と非現実の境界の分別がつかなかった。

平和、その意味ではぬるま湯社会で生活できる「安全への過信」はクライシス・コントロールは皆無。

戦場カメラマンと言われる渡部陽一氏は・・・・・

先月下旬、トルコとシリアの国境付近を取材のために訪れていたという渡部氏。現地では、他国のジャーナリストから「シリア側に入る場合は、トルコ国内で(取材の)チームを作り、その仲間だけで動くように。途中で第三者を入れると、その人間がイスラム国に自分たちの情報を売るから」と忠告をされたという。
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150212-00000038-sph-soci

そこから言えば、湯川、後藤氏の行動は荒唐無稽、あれでは救いようがない・・・・・

「飛んで火に入る夏の虫」  


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2015年02月12日

「クライシス・マネジメント」と交錯する「報道の自由」

「クライシス・マネジメント」と交錯する「報道の自由」



.地震、火山噴火、工場火災、放射性物質漏れ、テロ、誘拐、欠陥製品などへの対応から、緊急時マスコミ対策まで、危機管理体制を解説した体系的ガイドブック。



<旅券返納>「人生そのもの否定される」杉本さんが記者会見
 シリアに渡航を計画し、外務省から旅券の返納命令を受けた新潟市のフリーカメラマン、杉本祐一さん(58)が12日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見し、「私の事例があしき先例になり、報道・取材の自由が奪われることを危惧している」と述べた。外務省に異議を申し立て、場合によっては法的措置も検討するという。

 杉本さんは「旅券を失うことは、フリーカメラマンの仕事を失うことであり、私の人生そのものが否定されることだ」と訴えた。

 杉本さんによると、クルド人難民キャンプの様子などを取材するために、2月下旬からトルコ経由でシリア北部に入る計画を立てていた。イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)の支配地域に入る予定はなく、「20年の経験から、決して無理はしないと決めていた」と話した。

 今月7日、外務省の職員から旅券返納を求められた際、「返納しない場合は逮捕する」と2、3回言われたという。

 外務省は、シリア北部などを支配地域とするISによる日本人人質事件を受けて、警察当局とともに渡航自粛を要請。杉本さんが応じなかったため、旅券法の邦人保護規定を初めて適用して返納を命じ、渡航を阻止した。【青島顕】

<引用:毎日新聞 2月12日(木)11時35分配信>
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150212-00000020-mai-soci

>「20年の経験から、決して無理はしないと決めていた」と話した。

そうは言っても拉致される場合だってある・・・・・

自爆テロに巻き込まれる可能性も、今ここに至っては確率は高いのではと。

58歳だという杉本氏(フリーカメラマン)なんだが、家族はいないのだろうか?

昭和31年生まれだと思うが、一筆、「覚悟」の程を遺して欲しいものだ。

「万が一、何があっても日本政府には保護を求めない」

まあ、昨日の今日です。殺害されたとされる湯川氏(民間軍事顧問会社経営)も報道から伺えるのは荒唐無稽。

で、ジャーナリストの、これまた殺害されたとする後藤氏についても戦場カメラマンの「渡部陽一氏」が以下のように述べている↓

先月下旬、トルコとシリアの国境付近を取材のために訪れていたという渡部氏。現地では、他国のジャーナリストから「シリア側に入る場合は、トルコ国内で(取材の)チームを作り、その仲間だけで動くように。途中で第三者を入れると、その人間がイスラム国に自分たちの情報を売るから」と忠告をされたという。
a>
ソース:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150212-00000038-sph-soci

その意味では、先のお二人は「クライシス・マネジメント」どころの話ではないように思えるんだが。

まあ、いい年をした58歳のフリーカメラマン氏、そこで言われる「報道の自由」とその後処理に莫大な費用をかけなければならない・・・・・

身代金の話ではなく、現地対策本部とか政府関係者の移動にかかる「税金」。

まっ、「トルコ」に渡航で良かったのではないのか、「シリア」まで計画に入れたらこの時点ではアウトでしょう。

トルコのその先は自己責任で「何があっても」です。

「クライシス・マネジメント」と交錯する「報道の自由」

  


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2015年02月11日

66



昭和25年2月11日お宮参り

思えば遠くへ来たもんだ(笑)。

今日、2月11日は66回目の誕生日。

夕べ、末娘が一生懸命ケーキを作っていた。

カミさん曰く「パパの誕生日に?」と聞いたそうだが・・・・・

「違うよ」と娘が。

そんな話をカミさんが僕にした。

40年から昔のことを思い出した・・・・・・

カミさんが高校生の頃、一生懸命マフラーを編んでいた。

「お父さんの」ってお母さんが・・・・・

「違うよ」とカミさん。

そのマフラーは僕への誕生日プレゼントだった。今でも残っている。

お母さん曰く「お父さん、がっかりしていたみたい」と。

歴史は繰り返す(笑)。
  


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2015年02月10日

「となりの狂気」和歌山紀の川市と名古屋大女子学生事件

「となりの狂気」和歌山紀の川市と名古屋大女子学生事件



和歌山小5殺害、中村容疑者「自宅でテレビ見ていた」
 和歌山県紀の川市で小学5年生の森田都史君(11)を殺害したとして逮捕された中村桜洲容疑者(22)が取り調べに対し、「当時、自宅でテレビを見ていた」と供述していることがわかりました。

 これまでの捜査では、犯行直前に現場付近でゴーグルをつけ、複数の刃物を持った中村容疑者と似た男が目撃されていて、住民が声をかけたところ、「迷惑はかけていません。何かあっても気にしないでください」と話していたことがわかっています。

 また、中村容疑者の部屋からは3本の刃物が押収されていて、そのうち1本は「ククリナイフ」と呼ばれ、狩猟などに使われる先端が尖った特殊な刃物であることもわかりました。殺傷能力も高いとされ、警察が血液反応の有無について鑑定を進めています。
href="http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150210-00000050-jnn-soci" target="_blank">
<引用:TBS系(JNN) 2月10日(火)18時55分配信>
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150210-00000050-jnn-soci
和歌山県紀の川市で小学5年生の男児(11)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された無職、中村桜洲(おうしゅう)容疑者(22)の父親は某宗教系大学の教授とか。
そして姉二人おられるそうだが、一人の姉は問題を起こして失踪中、そしてもうひとりの姉は極めて優秀で、東京で外資系の企業に勤めセレブな生活を。
ちなみに母親は、その地域の民視委員を務めるとか・・・・・

『殺したい』人はいないけど『殺してみたい』人は沢山(たくさん)いる。」とツィート、つぶやいていた。
さらに、「高校時代に友達に毒を飲ませたことがある。友達には障害が残った」という趣旨の供述をしているとのこと。

しかし「殺してみたい人はたくさんいる」というのはどう理解したらいいのか。狂気の沙汰、精神崩壊。

ともすれば、この現代社会は、知らず知らずのうちに「孤立社会」になってしまっている。
もちろん、一日中、いや数ヶ月も「他人」と言葉も交わさず、かかわらずともネット社会、或いはゲームアプリに没頭してなんの疑問も感じなくなってしまっている子供、いや大人も。
若者はその携帯アプリのヴァーチャルに埋没する。既に止めようがない危機的状況に陥っている。
僕の孫たちもそうだ。いや、「たまごっち」「ゲームボーイ」世代の彼らの母親、わが娘も暇さえあればスマホに執心する。

この現代社会において、そのことで喪失する「時間」は計り知れないものがあるのではないだろう。

思い起こせば僕らが小中学校の頃にも「テレビっ子」シンドロームのように言われた時代があった。
親たちは、そのテレビを見る時間を制限した。
しかし、あの時代は、周り中に同世代お子供がいっぱいいたから、結局は「テレビ」よりも外で野球をしたり、雨の日にはどこぞの軒下でベーゴマに興じる方がより魅力的だった。
そして10代も半ばになると、音楽に夢中になり、友達とバンドを組み演奏することを楽しんだ。
高校生ともなると、スポーツ、音楽の苦手な連中は「麻雀」に興じた。とくに学業の優秀な奴ほどその傾向が強かった。
とにかく、好むと好まざると「他人」と関わりなしには生きて行けなかった。そんな時代だった・・・・・

「生きる意味」を喪失する時代なのか。

当然、世の中の仕組みなどには興味が全くないんだろうから「選挙」の意味すらわからない。

際限なく、科学技術の進歩する現代「人間」の「脳」はどう変わってゆくのだろうか。

自動的に「食べやすい」ようにお米が炊ける電気炊飯器・・・・・
一昔前なら「始めチョロチョロ中パッパ、ジュウジュウ吹い たら火を引いて、赤子泣くとも蓋とるな、最後にワラを一握りパッと燃え立ちゃ出来上がり 。」
「生活の知恵」の必然があった。

つまり、子育ても一緒だろう。「夜泣き一年」。
三人の娘を育ててみて、実に見事なくらい、一年で「夜泣き」が収まる。
そしてその一年で、凡そ、その子供の性格がわかるから不思議だ。

「育てたように育つ」

僕は3人の娘たちの「反抗期」を知らない。

いや、知らないというよりは「気がつかなかった」ようだ、僕もカミさんも。

長女次女は母親になってるが、「育てられたように育った」ようだ(笑)。

次女の長女、次女、長男「まだ反抗期ってないみたい」とその次女・・・・・

末娘が学校の授業の一環でこの5月米国、モンタナ州の国立公園で仕事をしながら数ヶ月過ごすという。
もちろん、全て自分で決めて、手続きもして費用も収めて、パスポートもとって。

そして学年末の授業で、自分の「良い」と思うところを英語でスピーチが一学年のテストだったとか。

「中学二年の時自転車で渋谷のNHK放送センターまで行ってきました」

そう話したら、イギリス人の教授、感心していたとか。
もちろん僕が先回りをして、そこで待っていたことも話したら「なんという素敵な時間をプレゼント」してくれたんだろうと言っていたとか。

人の人生って、どれだけ多くの人と関われるか、人間関係を構築できるかでその善し悪しがきまる。

僕も今、昔の仲間と必然のめぐり合わせで演奏活動をしている。

平均寿命まで余命13年。ゴールが見えている。ゴールが。

>パレスチナをろくに知らない、ジャーナリスト?が現地に行って、果たして?です。

周到な情報を収集して、尚且つそこが危機的状況なら後先を考えたらどういうことになるかの想像力はあってしかるべきだろう。
先に殺された湯川氏は、その後の情報によれば「狂気」としか思えない。
そしてその後の後藤氏もその「狂気」を知ってか知らずかでは救いようがない。
世界では、その後藤氏の行動に賞賛もあるが、日本の常識は世界の非常識であることも時には正しい。
この日本に生まれ育った以上は。

「となりの狂気」和歌山紀の川市と名古屋大女子学生事件
  


2015年02月10日

民主党政権下で起きた「ベトナム戦争」と「イスラム国戦争」

民主党政権下で起きた「ベトナム戦争」と「イスラム国戦争」



カリフ宣言、奴隷制の復活、通貨の発行…国家を超えた理想のイスラム共同体の実現をめざし、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」が、急速に勢力を拡大している。対するアメリカは、マイノリティを抑圧し、恐怖で人々を支配する「イスラム国」を空爆するも、いっこうに成果は挙がらず、その“根絶”のための作戦にはまるで出口が見えない。本書では、イスラム研究の第一人者が、「イスラム国」が台頭した背景や最前線の活動を解説するとともに、オバマ政権の中東政策“失敗”の要因を明らかにし、いよいよ混迷を深める中東情勢を平易にかつ鋭く分析する。




米地上部隊投入求める声=空爆で効果、壊滅には不十分―対イスラム国、長き戦い

 【ワシントン時事】米軍主導の有志連合による過激組織「イスラム国」に対する半年間の空爆は、失地の一部回復に貢献するなど、一定の効果を見せ始めた。ただ、春以降にイラクで予定する本格的な反転攻勢を成功させるには、犠牲を覚悟で前線への米地上部隊投入が不可欠だと唱える声は根強い。オバマ大統領が困難な判断を迫られる可能性もある

<中略>

 オバマ大統領は「できることは全てやっている」と主張するが、現状ではイスラム国壊滅まで「3~5年を要する」(国防総省)。ヨルダン軍パイロット拘束を受け、アラブ首長国連邦(UAE)が捜索救助の在り方に疑義を呈するなど、有志連合の結束維持が容易でないことも明らかになってきた。作戦加速に向け、飛行禁止空域の設定を含め、米軍の関与を拡大するよう求める圧力は高まっている。 

<抜粋引用:時事通信 2月7日(土)15時4分配信>
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150207-00000064-jij-n_ame

まあ、民主党、ケネディ大統領が暗殺されて、ジョンソン大統領になって一気呵成で「ベトナム空爆」と地上兵投入」。

つまり、「ベトナム戦争」の始まりでした。1964年、昭和49年は奇しくも「東京オリンピック」開催です。

そこでです、このイスラム国ってアメリカが主導した「イラク戦争」の延長線上にあるわけです・・・・・・

で、落としどころっていうか、はっきり言ってアメリカの軍事力からしたら「イスラム国」なんて朝飯前です。

あの、ベトナム戦争時代より格段に進歩している兵器ですから、地上軍を投入するまでもない、本来なら(笑)。

しかし、「イスラム国」は国家ではない。ってぇことは「条約」は当たらないわけだからつまり軍事というよりは「警察力」です。

簡単に言ってしまったら、「ハイジャック犯」を同撃退するかということだけ。

まっ、アメリカにしてみてもその「掃討作戦」の「予算」が問題なんでしょうから、連合軍っていうか・・・・・・

しかし、対国家戦争ではないだけになかなか「連合軍」というのにも難しいところがあります。

結局は、本来ならそのイスラム国って、主要メンバーは「イラク系」、つまり、サダムフセインの残党なわけですから。

つまり、言ってみたら「イラク国」の国内問題に等しいわけですけど、その問題の根源はアメリカの対イラク戦争の終戦処理でした。

つまり、「占領政策」の失敗っていうか、対イラク政策の失敗が「イスラム国」を産んじゃったわけです。

まあ、某国のインテリジェンスにしてみたら面白いのかもしれないけど、周りがたまったもんじゃあないわけです」。

民主党政権下で起きた「ベトナム戦争」と「イスラム国戦争」

  


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2015年02月08日

戦場カメラマン

戦場カメラマン



世界の紛争地を駆け巡る戦場カメラマンの体験記。餓死寸前、毛虫を食べる=コンゴ、ジャングル、死の行進=ウガンダ、戦場の恋人たちに当てられる=ユーゴスラビア、カヌーで決死の川くだり=コンゴ、南米美女図鑑=コロンビア、戦場のダンスパーティー=スーダン、喜び組との合コン=北朝鮮…などなど「危険と面白い話」が盛りだくさん。

戦場カメラマンには・・・・・
生きて帰らなければならないという、
義務と責任がある。



<シリア渡航表明>男性にパスポート返納命令 外務省
 外務省は7日、旅券法に基づき、シリアへの渡航を計画した日本人男性のパスポートを返納させたと発表した。男性は新潟市在住のフリーカメラマン(58)で、メディアで渡航の意図を表明していた。外務省は自粛要請したが聞き入れられず、返納命令を出した。

 旅券法では「名義人の生命、身体または財産の保護」に必要な場合、返納を命じることができる。外務省によると、この規定を適用した返納命令は初めて。

 カメラマンは毎日新聞の取材に対し、「何が起きているかを伝えるために現地に行く必要があると考えた。旅券を返納しなければ逮捕すると告げられたため従った」と話した。今月27日に出国し、3月に帰国予定だった。【鈴木美穂、堀祐馬】

<引用:毎日新聞 2月7日(土)23時15分配信>
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150207-00000092-mai-pol

「そこに山があるから登る」

まあ、危険を承知の登山も冒険もそうなんだが・・・・・

大自然が相手なら鷹揚に構えていてもいいんだろうが、「遭難」の場合にしたってそれは自己責任の範疇を超えた費用がかかる。

で、「シリア渡航」もいいんだが、表現の自由とかだが別に規制されたって、渡航には別ルートだってあるんじゃあないだろうか。
まあ、使命感でどうしてもって言うんならそれはそれなりの知恵を働かせて行けばいいと思う。

いずれにしろ、何かって「国難」のような騒ぎに発展してはジャーナリズムも何もない。

で、これなんだが・・・・・↓

植村直己の「冒険とは生きて帰ることである」という言葉に感銘を受け、自身は「戦場カメラマンとは生きて帰ること」を信条としている。

戦場カメラマン「渡部陽一氏」の言葉なんだが・・・・・

そうです、死んじゃったらなんにもならない。
植村直巳さんも、遭難しちゃったんでしょうけど、本人が望むと望まないとにかかわらず、先のイスラム国の事件のようにともすれば、その使命感も勇気もいいがああいうことになる。
本人が覚悟していたにせよ利用されて「命乞い」を演じさせられてしまう。

「カメラマンは毎日新聞の取材に対し、「何が起きているかを伝えるために現地に行く必要があると考えた。」

まあ、「シリアに行きます」だったら、止められるでしょう。
ヨルダンの空爆で米国人捕虜も爆死させられていますから、その危険度は何も現地での事件だけじゃあない。
反イスラム国の攻撃で殺されちゃう場合もあるわけです。

ところで、戦場カメラマン「渡部陽一氏」は今どこに???

戦場カメラマン
  


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2015年02月05日

イスラム教文明とキリスト教文明の衝突

イスラム教文明とキリスト教文明の衝突



冷戦後の新たな国際紛争は「文明による衝突」だ。21世紀の国際情勢を大胆に予測。アメリカ文明と中国文明の対立の中で、孤立する日本の未来を考える刺激的な書。



米国、有志連合の動揺懸念 アラブ諸国、空爆に抵抗感も
朝日新聞デジタル 2月5日(木)5時32分配信
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150205-00000006-asahi-int

まあ、穿った見方をすれば「イスラム国」生みの親はイラク、フセイン政権を打倒したアメリカ合衆国。
そして占領政策を中途半端のまま終わらせ、挙句がフセイン大統領系の政府関係者を処罰とかの情報もある。
しかも、米軍兵士によるイラク軍捕虜への虐待や暴行のニュースは当時かなり報道されていた。

まっ、米、共和党のツケをオバマ民主党がどうケリをつけるのか・・・・・・
というよりは、50兆円にも上る軍事費予算獲得は、そこに溜まる「経済」が背景にあることはわかりやすい。
もっとも、普通に世界一の軍事大国が国家と承認されてもいないテロリスト集団を壊滅させるのは赤児の手を捻るようなもんです。

「これ以上、米に戦死者を出さないために広島長崎への原爆投下は正しかった」

つまり、いくら戦争とは言え一般国民の大量虐殺を正当化する。
3月の東京大空襲で既に戦意を喪失していた日本政府に降伏の機会を与えない。

まあ、その原爆投下でその後の世界覇権を意図していたのだろう。唯一「核兵器」を人類に使用したアメリカ、というよりその背後にある1%。

その「イスラム国」だって世界中にその火種を振りまいて若者を貧困へと貶め「新興宗教団体」のごとしで・・・・・
そういえば、日本にもありましたねそういう政府を真似た「省庁制」を作ったり、つまり擬似国家。

しかしあの一連の事件でも米軍の動きは鈍かったのはどうして?
終いにはロシア製のヘリコプターまで輸入して、サリン散布でクーデターを惹起し「オウム国」樹立?

いずれにしても、米軍による日本占領政策、統治はうまくいったというより日本人の民族性によるところが大きかった。

砂漠の国で宗教において原理主義的な民族性ではそうはいかない・・・・・

一つには、「文明の衝突」なんですね。キリスト教文明とイスラム教文明の。

で、基本が、キリスト教文明によるイスラム文明の地にある天然資源の略奪が絡んでますから。

イスラム教文明とキリスト教文明の衝突


  


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2015年02月04日

【後藤健二】憎むは人の業にあらず

【後藤健二】憎むは人の業にあらず



「学校に行きたい!」そんな少女たちの夢が、ようやくかなうことになったアフガニスタン。けれども、三十年以上も戦争がつづき、大地も人の心も荒れ果てたこの国で、それはかんたんなことではなくて…。


自己責任論を言うメディアもあるが・・・・・
その意味では彼は責任を取ったと言えるのでは。



後藤さんの「平和のツイート」が拡散
【AFP=時事】イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」が、ジャーナリストの後藤健二(Kenji Goto)さんを殺害したとみられる動画を公開して以降、後藤さんがマイクロブログのツイッター(Twitter)に過去に投稿した、冷静でいることの美徳を語ったツイートが、インターネット上で広まっている。

ヨルダン住民が後藤さんら追悼集会、ろうそく持ち大使館前に

「目を閉じて、じっと我慢。怒ったら、怒鳴ったら、終わり。それは祈りに近い。憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった」──約4年前、2010年9月7日の後藤さんのツイートだ。

 このツイートは3日午後までに2万6000回以上、日本語で再投稿(リツイート)され、英語訳も広まっている。【翻訳編集】 AFPBB News

<引用:AFP=時事 2月3日(火)18時13分配信>
ソース: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150203-00000044-jij_afp-int&pos=3


>平和ってなんでしょう?

「豊かな四季」

今日この日本が体現していること、それこそが平和でしょう。

この国では「仏教」における各宗派も共存する。
そして、「キリスト教」のそれ、当然「イスラム教」のそれもある。
そして、そして「神道」のそれ・・・・・

まさに、宗教の万博がそこに赦されている。

日本人、日本民族の特性、本質は「待つ」という精神ではないだろうか。

朝を待ち、昼を待ち、そして夜を待つ。
そして明日を待ちながら今日を過ごし、昨日を振り返る。

「カレンダー」の概念がいつの時代からこの国に生まれたのかはわからないが、
その「カレンダー」とは、たしかユダヤにおける「お金の返済日」が語源とか。
この日本には「カレンダー」はいらない。

ここには目まぐるしい季節の移ろいがある。
これほどはっきりした四季を映し出す国がどこにあるだろうか。
それは、大きくは地球規模の地理的要因とそこに生まれる海流と、空気の流れ。
そこには五穀豊穣の大地が生まれ、日本列島を囲む海洋には豊かな海の幸が。
そして、そうした自然の恵みに感謝と祈りを捧げる、それを有史以来繰り返してきた日本民族。
そうした中に、一つ言えることは、たった数百キロ離れた半島、大陸にはそれがない。

「士農工商」

支配、統治者であった「士」は何ゆえに一つの思想として、次に「農」を置いたか。
それは「食糧」の安定生産を目途としていたからではないかと想像する。
戦国時代における「兵士」のほとんどが農民だったと、つまり日雇いのような「派遣」。
そうした中から生まれ太閤にまで登りつめた木下藤吉郎、豊臣秀吉。
さらに、260年もの長い時間を治めた徳川政権「江戸幕府」の存在は平和が象徴する。

つまり、この日本列島という自然環境は「紛争」している暇がない。
戦、戦争を企てたのは、そこに明確な「四季」のない北半球の大陸の民だった。
当然、思想も宗教もそこから生まれ、その原理性の食い違いから民族同士が争い。

工業が発達すれば、新たな武器を開発し他国を侵略する。

砂漠の国を分割し国境を作る。アフリカ大陸を侵略し「商」のために、そこにいる民族を奴隷にし新大陸へと駆り出す。
そして、バイブルと武器を両手に南米大陸を侵略。
いわれる、中近東も南西、東南アジアも一時代はその被害者だったことを歴史は遺す。

【後藤健二】憎むは人の業にあらず  


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2015年02月03日

【米国防省】「イスラム国」掃討に53億ドル

【米国防省】「イスラム国」掃討に53億ドル



中東の国境線をひきなおす。
イギリス、フランスの手によって引かれた中東の国境線を消し、新しいカリフ制国家を樹立する。そうとなえる「イスラム国」は、ユダヤ人がイスラエルを建国したのと同じ文脈にあるのだろうか?



「イスラム国」掃討に53億ドル…米国防予算案、7・8%の増
 【ワシントン=青木伸行】米国防総省は2日、2016会計年度(15年10月~16年9月)の国防予算案を発表した。戦費を除く人件費や調達費などの基本予算は、要求ベースで前年度比7・8%増の5343億ドル(約63兆円)。

 増額要求は14会計年度以来2年ぶり。予算案の柱は(1)アジア太平洋地域での「リバランス」(再均衡)戦略の維持(2)欧州と中東の安定への関与維持(3)イスラム過激主義への対抗(4)技術革新-などとした。

 対テロでは、基本予算と別枠の「国外作戦経費」として、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の掃討作戦に総額53億ドルを計上。このうち13億ドルは、イラク軍とシリアの穏健な反体制派に対する装備と訓練に充当される。

 ただ、国外作戦経費全体では、アフガニスタン駐留米軍の縮小を踏まえ、前年度比20・7%減の509億ドルとなった。

 リバランスの関連では、中国やロシアに対する米軍の優位を維持するため、装備の調達費を同19・1%増の1077億ドルとし、ステルス戦闘機F35の購入数を、前年度の38機から57機に大幅に増やすなど、主要項目を上積みした。

 ウクライナ情勢を踏まえ、欧州の同盟国との協力を強化するため約8億ドルを盛り込んだ。

 同時に、軍事的な優位性を維持、強化するための技術革新関連予算として、同9・9%増、698億ドル研究開発・試験評価費を計上した。

 国防予算案は、議会が課し13年3月に発動された、国防支出の強制削減に基づく支出上限4990億ドルを上回っており、この点をめぐる与野党の調整が今後の焦点となる。

<引用:産経新聞 2月3日(火)10時33分配信>
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150203-00000512-san-n_ame

>国会質疑で分かりますでしょうか?

米国のダブルスタンダード。

その意味では政治の無力さが露呈しましたね。

昨夜は、娘とそのダブルスタンダードとかのアメリカの歴史、南北戦争時代からキング牧師までの話をしました。
つい昨日までは僕が教えていたのに、今は教わってます(笑)。

「パパ、モンロー主義と現代アメリカ。そこが問題なんだよ」とか。

そして「南北戦争」は一見「内戦」と伝えられているがそれは・・・・・・

「アメリカ合衆国」と「アメリカ連合国」との戦争だったのではと。

そして、アメリカ合衆国を脱退した南部のもうひとつのアメリカは「アメリカ連合国」樹立。

奴隷制度を利用し英国の産業革命の需要に応えた南部「連合国」は英仏の援助を受けたが、結果は工業化した北部「合衆国」の勝利に終わった。

さらに中西部の殆どを占めるフランス領「ルイジアナ」。後にアメリカ合衆国がフランス、ナポレオン一世から買収。
そして南部の「テキサス共和国」メキシコ合衆国から割譲されたという歴史も面白い。

そして21世紀の今、「湾岸戦争」が正義の戦争ではなかったことが証明されてしまった。
ISと呼ばれる「イスラム国」の最高指導者の「バグダディ指導者」はイラク戦争で米軍に5年間拘留の後に釈放。
5年間も拘留していて、「問題なかったから釈放」で、これが、その答えなのですか・・・・・↓

>「イスラム国」掃討に53億ドル…米国防予算案、7・8%の増


しかし、これで日本政府にも奉加帳が回ってくることに?

で、先の湾岸戦争では日本政府・・・・・・

我が国とGCCとの間で平成3年3月12日付で締結した交換公文に基づき、当時の90億ドルに相当する1兆1700億円を拠出した。

ソース:http://www.eda-k.net/activity/kokkai/200709/031.html

実際は、あとで追加要請され総額、130億ドルになった(´Д`;)

北朝鮮による「日本人拉致」という戦闘行為にも何ら救援の話はないですね・・・・・

つまり、新北朝鮮ロビーと反北朝鮮ロビーの存在するアメリカ政府ですか?

まあ、それを米国のダブルスタンダードと見るか、北部の指導者と南部の指導者の共通の利益なのかも。

>国会質疑で分かりますでしょうか?

まあ、アレです、そのへんは民主党の新代表「情報公開要求」を国会で言っちゃう(笑)。
まっ、代表選でも、総選挙の「ネタばらし」を討論会でしちゃいますから、情報公開度1000%です(´Д`;)

【米国防省】「イスラム国」掃討に53億ドル
  


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2015年02月01日

「日本の悪夢が始まる」

「日本の悪夢が始まる」



ナイフ突き付け「日本の悪夢が始まる」 後藤健二さん殺害動画が公開
 ISIL(いわゆるイスラム国)に拘束されている後藤健二さん(47)を殺害したとされる動画が、2015年2月1日朝(日本時間)までに、YouTubeにアップロードされた。

 動画は約1分間にわたるもの。冒頭に「A MESSAGE TO THE GOVERNMENT OF JAPAN」のテロップが表示され、日本政府に向けた発言であるとしている。

<抜粋引用:J-CASTニュース 2月1日(日)10時11分配信>
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150201-00000000-jct-soci

怨念の連鎖・・・・・・

イラク戦争の延長線上も知れない。

結局、証拠は見つからなかったサダム・フセイン大統領の大量破壊兵器。

にも関わらず、絞首刑にした連合国でした。

日本は太刀持ちでしかない(´Д`;)

しかし、やりきれませんね、斬首画像・・・・・

「日本の悪夢が始まる」
  


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