2010年03月05日
日米安保と日米同盟
日米安保と日米同盟
アメリカの戦略が大きく変わったことをどれくらいの日本人が知っているのか?
「核の傘」は本当にあるのか?
ミサイル防衛は本当に有効なのか?
なぜ日本はいつも北朝鮮外交でアメリカに振り回されるのか?
専門家による衝撃の書!!
2+2合意は、日米安保の根幹を成していた国連憲章の尊重も放棄し、国際安全保障環境を改善するために日米共通の課題に取り組むことが掲げられている。そして作戦、戦略、運用、訓練と全ての分野において細かく定められた規定によって、米軍と自衛隊との部隊レベルでの一体化が既に進んでいるという。
05年の2+2合意はそれだけ重要な安保政策の転換を意味するものでありながら、国会でもほとんど議論されず、マスコミでもその意味を解説する記事は皆無だったと孫崎氏は言う。日本の安全保障の根幹を成す日米同盟に本質的な変更を加える政策転換が、一握りの外務官僚とその重要性をほとんど理解していない政治家によって実行されていたことになる。
つまり、小泉政権でその日米安保、『日米安全保障条約』は大きく変質した・・・・・・
『日米安保』とはそもそも日本はその軍事力を保持せず、日本国土を米軍に基地提供をし、
米軍の極東軍事戦略に供応させながら、かつ、『米ソ冷戦』時、ソ連、中共等の脅威から日本を守る・・・・・・
「守って貰う」といったその意味では「相互扶助」的な2国間条約だった。
しかし、ソ連邦の崩壊と、中国共産党の今日の変貌で、米軍、米政府の『極東戦略』は大きく変質した。
それなのに、日本人、日本国民の頭の思考回路のソレは・・・・・・
『60年安保』に思考停止したまま。
つまり、政治も何もかも、こと、軍事に関しては旧聞だが、マッカーサー元帥風にいえば・・・・・
「日本人は12歳の少年」
つまり、幼稚な精神だということ。
しかし、現実的にその『12歳の少年』は年間5兆円という世界でも米ロに次ぐ軍事予算を持ち・・・・・・
あきらかにそれは軍隊、つまり、日本人がなんと言おうが、世界から見たら、
『日本軍』
なのであるが、それでも非武装中立を言う政党があり、
その世界でも有数の武器を有する軍隊がその「武器使用」を憲法で縛る『専守防衛』という愚論・・・・・・
まあ、ソレもコレも占領時代にアメリカ政府が作った「日本国憲法」の所以だから、
その事は必ずしも、日本国民のせいではないとも言えるのだが(笑)。
で、アメリカもアメリカ軍も米ソ冷戦構造の消滅で、軍事経済も大きく変質した。
つまり、戦争しなければ、戦争の脅威がなければ、世界最大の軍需産業は崩壊してしまう・・・・・・
で、新たな「冷戦構造」の構築、あるいは「紛争」、「局地戦争」のニーズを演出せざるを得ない、
つまりは、アメリカ合衆国の経済事情とも大きく関連する「世界戦略」なのだ。
・・・・・・・こうした過程を経て、93年以降、日本とアメリカの軍事が一体化していきますが、孫崎さんは05年に両国の外務・防衛大臣(アメリカは国務長官と国防長官)の間で合意された「日米同盟:未来のための変革と再編」、いわゆる2+2合意が、日米の同盟関係を根本から変えたと主張されていますね。
つまり、それは『日米安保』というよりは『日米同盟』とは、
それが、従属、隷属的でアレ、対等でアレ、なんであれ・・・・・
『軍事同盟』
ということである。
まあ、詳細は孫崎享氏著の『日米同盟の正体』にゆずるが・・・・・・
まっ、素人考えですけど、「アメリカ」という国家がどういう国なのか?
その事は「銃社会」をとらえてみればおおよそが想像できると思う。
アメリカの精神構造はその『銃社会』で十分説明がつく・・・・・
ソレは、アメリカにとって『戦争』は『正義』だということ。
アメリカ人がその『銃』で、どれほど犠牲者が出ようとも、合衆国法律は『銃』を優先する。
つまり、『銃』は『正義』ということだろう・・・・・・
日米安保も、日米同盟もそこに立つ。
アメリカの戦略が大きく変わったことをどれくらいの日本人が知っているのか?
「核の傘」は本当にあるのか?
ミサイル防衛は本当に有効なのか?
なぜ日本はいつも北朝鮮外交でアメリカに振り回されるのか?
専門家による衝撃の書!!
2+2合意は、日米安保の根幹を成していた国連憲章の尊重も放棄し、国際安全保障環境を改善するために日米共通の課題に取り組むことが掲げられている。そして作戦、戦略、運用、訓練と全ての分野において細かく定められた規定によって、米軍と自衛隊との部隊レベルでの一体化が既に進んでいるという。
05年の2+2合意はそれだけ重要な安保政策の転換を意味するものでありながら、国会でもほとんど議論されず、マスコミでもその意味を解説する記事は皆無だったと孫崎氏は言う。日本の安全保障の根幹を成す日米同盟に本質的な変更を加える政策転換が、一握りの外務官僚とその重要性をほとんど理解していない政治家によって実行されていたことになる。
つまり、小泉政権でその日米安保、『日米安全保障条約』は大きく変質した・・・・・・
『日米安保』とはそもそも日本はその軍事力を保持せず、日本国土を米軍に基地提供をし、
米軍の極東軍事戦略に供応させながら、かつ、『米ソ冷戦』時、ソ連、中共等の脅威から日本を守る・・・・・・
「守って貰う」といったその意味では「相互扶助」的な2国間条約だった。
しかし、ソ連邦の崩壊と、中国共産党の今日の変貌で、米軍、米政府の『極東戦略』は大きく変質した。
それなのに、日本人、日本国民の頭の思考回路のソレは・・・・・・
『60年安保』に思考停止したまま。
つまり、政治も何もかも、こと、軍事に関しては旧聞だが、マッカーサー元帥風にいえば・・・・・
「日本人は12歳の少年」
つまり、幼稚な精神だということ。
しかし、現実的にその『12歳の少年』は年間5兆円という世界でも米ロに次ぐ軍事予算を持ち・・・・・・
あきらかにそれは軍隊、つまり、日本人がなんと言おうが、世界から見たら、
『日本軍』
なのであるが、それでも非武装中立を言う政党があり、
その世界でも有数の武器を有する軍隊がその「武器使用」を憲法で縛る『専守防衛』という愚論・・・・・・
まあ、ソレもコレも占領時代にアメリカ政府が作った「日本国憲法」の所以だから、
その事は必ずしも、日本国民のせいではないとも言えるのだが(笑)。
で、アメリカもアメリカ軍も米ソ冷戦構造の消滅で、軍事経済も大きく変質した。
つまり、戦争しなければ、戦争の脅威がなければ、世界最大の軍需産業は崩壊してしまう・・・・・・
で、新たな「冷戦構造」の構築、あるいは「紛争」、「局地戦争」のニーズを演出せざるを得ない、
つまりは、アメリカ合衆国の経済事情とも大きく関連する「世界戦略」なのだ。
・・・・・・・こうした過程を経て、93年以降、日本とアメリカの軍事が一体化していきますが、孫崎さんは05年に両国の外務・防衛大臣(アメリカは国務長官と国防長官)の間で合意された「日米同盟:未来のための変革と再編」、いわゆる2+2合意が、日米の同盟関係を根本から変えたと主張されていますね。
つまり、それは『日米安保』というよりは『日米同盟』とは、
それが、従属、隷属的でアレ、対等でアレ、なんであれ・・・・・
『軍事同盟』
ということである。
まあ、詳細は孫崎享氏著の『日米同盟の正体』にゆずるが・・・・・・
まっ、素人考えですけど、「アメリカ」という国家がどういう国なのか?
その事は「銃社会」をとらえてみればおおよそが想像できると思う。
アメリカの精神構造はその『銃社会』で十分説明がつく・・・・・
ソレは、アメリカにとって『戦争』は『正義』だということ。
アメリカ人がその『銃』で、どれほど犠牲者が出ようとも、合衆国法律は『銃』を優先する。
つまり、『銃』は『正義』ということだろう・・・・・・
日米安保も、日米同盟もそこに立つ。
Posted by 昭和24歳
at 16:46
│Comments(1)
戦争が起こる主な要因は資源です。
グローバル経済の拡大は一方で、資源の希少化に同じです。
経済が拡大するにつれて多少、戦争を想定した行動が必要になるのはこのためです、特殊論として(汗)
いやしくも原子力の研究は様々な意味で重要性を増してくるのではないでしょうか、ずばぬけた先見性です(汗)