2010年02月09日

教育の荒廃と世論の廃退

教育の荒廃と世論の廃退

教育の荒廃と世論の廃退

40年余り前、わが国に「革命」を訴える世代がいた。当時それは特別な人間でも特別な考え方でもなかった。にもかかわらず、彼らは、あの時代を積極的に語ろうとはしない。語られるのは中途半端な武勇伝だけであり、「そういう時代だった」「みんなそうだった」と簡単に片付ける人もいる。そして、私たちの「隣人」としてごく普通の生活を送っている。彼らの思想はいつから変わったのか。また変わらなかったのか。あるいは、その存在はわが国にどのような功罪を与えたのか。そもそも当時、この国のキャンパスで何が起きたのか。彼らが社会から引退してしまう前に、「総括」する。





なぜ若者は怒らない!!???

「ゆとり教育」の大罪だろうか・・・・・・

つまり、「ゆとり教育」とは教育の放置、放棄、遺棄ではないか。

公教育とはとりもなおさず「国家統制下」に行われている行政手段である。

そんな「国家」が、国家に反動する子どもに教育するはずがない・・・・・・

そして国家が常に正しいことなどということはあった例など一度もなく、それは国民大衆とは全くかけ離れた極々少数の行政管理者によって支配されていっていい。
つまり、それは明治維新以降連綿とする「閨閥」、政官財の代理人である。

それは、「団塊世代」が中・高・大と進むにつれ激動のパワーとなって国家に反動した70年代の・・・・・・

「学園紛争」

それは、日本の閨閥のアジトであり、行政管理者育成の日本の最高学府「東京大学」の、

「安田講堂闘争」

で、国家はその意味を思い知らされた・・・・・・・・

若者がいかに国家に反逆、反動しようと、あからさまに警察権力、自衛隊出動というわけにはいかない。
つまり、それが敗戦、戦後民主主義の国家側から見たら失敗だった。

結局、その「安田講堂闘争」も学生の敗退で収束するが、と同時に・・・・・・・

「怒れる若者」

は狂気に堕ち、学生運動そのものが地下の潜り、「内ゲバ」と化し国内闘争から、

「世界同時革命」

という盲動に走り、結果、敗退していく。
それが、重信房子であり、岡本公三であり、もう一方の「連合赤軍リンチ殺人事件」の主犯で、死刑囚の永田洋子であり。

わずか40年ほど昔の出来事であるそれらの・・・・・・・

「怒れる若者」

しかし、今この時代、これだけ若者が虐げられ、

「派遣ギリ、ワーキングプア、就職難民」

と晒されながら、まったくそこには「怒り」が見えない・・・・・・
派遣村にスガルかのような弱々しい、それは子ヒツジのような国民、若者の姿にしか映らない。

つまり、そう教育されてしまったのか、その・・・・・・

「ゆとり教育」

とかで。しかし、このまま他力本願的に己の将来を委ねてみても何の解決策もそこにはない。
行政に組み敷かれた政治の力など微々たるものであり、いわゆる「市民運動」の助けにも自ずと限界がある。

なぜ怒らない現代の若者・・・・・・

世論を扇動するのも一つには若者の力であること60年代、70年代がそれを証明している。

このまま、「手を差し伸べて」。ソレを待つだけなのか。

なぜ若者は怒らない!!???



教育の荒廃と世論の廃退



Posted by 昭和24歳  at 20:41 │Comments(1)

この記事へのコメント
そんな根性ありません。

地元の連中とひと夏野球した感想ですけ
ど、やや自虐的ですが、僕ら糞でした。
試合をする勇気すらないと。
しかし…

練習後の酒だけは一人前(笑)

しかもその練習も練習ごっこ。
歯を食いしばるような辛さはありません
3K大嫌い\(^o^)/

たぶん僕らティピカルなこの時代の若者
達でした。

戦うという意思の欠如でしょうね。。
たぶんどこ行っても戦えないんじゃない
でしょうか…。

むしろそこに怒りを覚えるほうですw
Posted by 寅人 at 2010年02月09日 22:52
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