2020年01月16日

ファジーとミック

ファジーとミック

長女が生まれて芝塚の狭いアパートから並榎の一軒家の借家に引っ越したのは昭和52年の今頃。

その芝塚の狭いアパートではワンコのファジー、ニャンコのミックと一緒に暮らしていた。

ワンコのファジーはバンド仲間のアメリカ人がアメリカに帰るというので預かったが結局そのまま僕らの愛犬になった。

でも、ファジーはアメリカ人が飼い主だったので日本語が分かりません(笑)。

それを知らない人が「お手」とか「お座り」とかいってもまったく反応しません。日本語が通じないことを知らない人は「バカな犬」って...

だから ファジーは「Take your hand !」とか、「Sit down」って言わないとダメって言うと、「英語がわかるんだ」とおどろいてました(笑)。

で、ニャンコのミックは長女が生まれる少し前ファジーと散歩の途中近くの養鶏場の物置の隅で泣いているところを拾ってきました。

まだ生まれたてで両手にスッポリ収まる大きさしかありませんでした。僕はその仔猫を「ミック」と呼ぶことにしました。

アパートに連れて帰るとワンコのファジーをまるでお母さんのようにファジーのお腹に包まれるようにしてファジーのオッパイをチュクチュク吸いながら寝ちゃいました。

そうです、ファジーはミックのお母さんになったんです。

その3か月前程、ファジーは妊娠して赤ちゃんを5匹生みました。お父さんは末広町のたばこやさんのワンコ。

5匹の赤ちゃんはそれぞれ貰い手が見つかっていなくなっちゃってファジーも淋しそうしてたそんな時丁度ニャンコのミックが一緒に暮らし始めたというわけです。

ファジーもまるでわが子のようにミックにオッパイを吸わせていました。出ていたのかなあオッパイ?

並榎の一軒家は庭と言うよりは畑だった。そんな庭でファジーとミックはいつも追いかけっこを、 まるで息子が母親にからみつくようにして。

そんな2月のとある日、長女の初節句の飾りをしている時だった、けたたましく車のブレーキの音が庭の向こうの道路から。

もしやと思い飛び出していくと、ミックが道路の真ん中で口から血を出して倒れていました。

そのそばで、普段吠えることのないファジーが何度も泣きながらミックの身体を舐めてた。

どうやらファジーと追いかけっこをしていて道路に飛び出し車にぶつかって弾き飛ばされたようだった。

長女の初節句42年前の梅の花の季節のころの話です。ミックの亡骸はその庭の梅の木のそばに埋めました。

ファジーは長女が小学校へ入学したその年僕のところへ来て7年、昭和57年の秋に14歳で...

そんなファジーとミックの夢を見ました。

ファジーとミック



Posted by 昭和24歳  at 06:43 │Comments(0)

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