2017年05月04日

【憲法改正】勝者アイゼンハワー米大統領と敗者岸信介首相

【憲法改正】勝者アイゼンハワー米大統領と敗者岸信介首相
【憲法改正】勝者アイゼンハワー米大統領と敗者岸信介首相
時の岸信介首相(安倍首相の祖父)は東条内閣の商工相として開戦の詔書に署名し、戦時統制経済を仕切った。

憲法改正、20年施行目指す=9条に自衛隊明記を-安倍首相がメッセージ
 安倍晋三首相は現行憲法が施行70年を迎えた3日、憲法改正推進派の民間団体が東京都内で開いたフォーラムに自民党総裁としてビデオメッセージを寄せ、改憲について「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」との目標時期を明らかにした。具体的な項目として9条を挙げ、新たな条文を追加して「自衛隊の存在を憲法上にしっかりと位置付けるべきだ」と主張した。
<抜粋引用:時事ドットコム2017/05/03-18:42>
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017050300390&g=pol

「歴史はこうして創られた」

戦勝国が敗戦国をアンダーコントロールするのは当然のことなんだろう。

戦後、占領下に生まれた僕ら世代が今や高齢者と呼ばれあの戦争があったのかなかったのかが忘れ去られようとしている。

米軍による東京大空襲、そして広島長崎への原爆投下、徴兵された300万四の無辜の命がその渦中に奪われた。

この国、日本の発展は日本の努力とかで今日があるわけではない、他国の不幸、戦災を犠牲にして「戦後復興」を遂げたに過ぎない。

その大きな要因は戦勝国である米国政府が下した「日本国憲法」、その中の戦争放棄と戦力不保持。

安倍首相の言う「改憲」も戦勝国、米国政府のご下命「戦争放棄と戦力不保持」はヒトたりとも触れることは許されない。

その上で、戦争放棄と戦力不保持の中に自衛隊の存在、位置づけをどうするというのか全く曖昧模糊。

そして一方では集団的自衛権を言い、駆けつけ警護をいい、壮大な戦力を保持、日米安保(占領政策)のもとに。

また、そうした中で北朝鮮による自国民の拉致、主権侵害が犯されても指一本ふれることができない、助け出すことができない日本政府。

そうした渦中に日本政府は「国民の生命と財産を守る」と声高に言うが、守った試しはない。奪われたままだ。

少なくとも、この国の敗戦から今日までを傍観ではあるが認識してきた僕ら世代、残念ながらもうすぐ終わる、間違いなく終わる。

父や伯父が徴兵され戦地で漆黒に苦しんだその時代、母たちが空襲にに逃げ惑った塗炭の苦しみ・・・・・・

それらを聞いて育ったぼくら世代にとって、今、日本政府の言う「憲法改正」にどれほどの意味があるのか、全く理解に苦しむ。

思うに、これだけ世の中が進んで、少なくとも70余年平和を享受してこれたこの日本国民が戦争を想定するとは思えない。

なぜなら、戦争をする理由が70年戦争してこなかったからこそ、どうして戦争をするのかがはっきり見えてるからだ。

アジア全域、宗教がらみのいざこざは耐えないものの、そこの多くの人びとが「平和」の中に豊かさを実感している・・・・・

あのベトナム、カンボジア、インドシナ全域にも争いのない経済的発展の中に安心と、安全を享受している。

あえて問う、「自衛隊の位置づけ」とはなんなのか、どういうことなのか、強大な米国の軍事基地のあるこの日本列島で?

【憲法改正】勝者アイゼンハワー米大統領と敗者岸信介首相



Posted by 昭和24歳  at 15:30 │Comments(0)

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