黄昏て“爺放談”

日本病「独身症候群」そら人口増えません。

今後100年以上にわたって人口が減り続けるという巨大な変化に直面する日本社会。この未曾有の時代に適合した持続可能な経済社会システムとは。

日本最大の問題は領土ではなくてセックス
数年前、社会学者たちは日本の若者たちの結婚やセックスへの関心が薄れていることを確認した。国立社会保障・人口問題研究所は２０１１年、１８歳から３４歳の独身男性６１パーセントと独身女性４９パーセントがいかなる恋愛状態にもないというデータを発表した。
https://jp.sputniknews.com/opinion/20160921/2801722.html

まあ、その状況は団塊世代からすでに「独身症候群」。
僕は現在67歳だが、多分恋愛未経験なんだろう、まさかチェリーボーイじゃあないだろうが「そのシンドローマー」が近いところで5人いる。知り合いで50代以上なら両手では足りないくらいいる。
それが今じゃ結婚適齢の独身男性が６１％、女性が４９％。まあざっと見積もって男女対象人口の半分が「独身」。
つまり、普通に考えてその世代が2000万人いたら1000万人は独身の男女。
そしたら、ひと組のカップルっていうと500万人だから、単純に500組のカップルが4人づつ赤ちゃんを生まないと2000万人にはならない。
ということは特殊出生率1.4から行くと500万人の女性が赤ちゃんちゃん産んだとして７００万人増えるだけ。

まあ、男女2000万人の世代が結果、2000万人で700万人しか人口増しないわけです。
つまり、将来700万人の現役世代が2000万人の高齢者の社会保障を負担しなければならないことになる。
現在の4人で一人の高齢者が大変だとか言ってる場合じゃあない。つうことは7人の現役世代が20人の高齢者をです。

てぇことなのに「私が最高責任者」とかがむちゃくちゃ言ってます。コレ↓

安倍首相「高齢化は重荷ではなくボーナス」
安倍首相は米・ニューヨークで金融関係者らを前に講演。日本の高齢化や人口減少について、「この現状が我々に改革のインセンティブを与えます。日本の人口動態は、逆説的ですが、重荷ではなくボーナスなのです」などと強調した。
http://www.news24.jp/articles/2016/09/22/04341646.html

で、どんなボーナスかって言ったら労働人口が減ってるのにGDPは上昇って。
つまり、大企業の生産性が労働人口の減少にも関わらず少ない人数で大量の商品、製品を生産しているんだと。
そしたらもっと賃金上げろよってぇ話です。

つまり、そのボーナスって大資本、大企業へなんだろ、法人税減税と、投資減税。
まあ、大企業は今やほとんどがロボット生産ですから、で、そのロボットの介護をしているのが期間工社員。
ロボット休みなしで働きますから、期間工社員も休みなしでロボットの介護、三交替勤務で、仕事がなかったらお辞めいただく。
まあ、ロボットの介護は人間の介護よりは楽だし、熟練工じゃなくてもプログラム通りですからOK。
そんなわけで大資本、大企業、賃金は底辺で安定してるし、よって、社会保険折半したところで元が低いんで大したことはない。

そら、ボーナスですわ！！

＞「この現状が我々に改革のインセンティブを与えます。

なんるほどね、そこの「我々に」には下級国民９９％は入ってないわけです。

まあ、介護職労働力のも輸入で済ませますし。
高齢化になろうが、で、人口減少になろうが、足らないところはロボット、輸入労働者だから、生涯面倒見る必要はない。
で、近い将来日本の人口1億切っちゃって、輸入労働力とミックスしちゃって、賃金はもちろん非正規です
で、挙句「永住権を世界最速級のスピードで獲得できる国になするって、じゃあ、日本人どこへ行ったらいいんだ？
まあ、自己責任で「好きな時に、好きなところで」、つまり、オマイらの面倒は観ませんよ、僕ちゃんたちです。

日本病「独身症候群」そら人口増えません。