2016年04月21日

高崎今昔

高崎今昔




あの昭和、高崎の輝きは蘇るのか。

平成の大合併により総人口は33,500人増加も、生産年齢人口は5,680人減少。それによる旧市街地の衰退はその団塊世代を中心とした核家族化と旧市街居住環境の郊外移転、転居が「ドーナツ化」という現象でそれを加速させた。併せて環状バイパスの整備と言われた「モータリゼーション」が量販商業施設を建設しその「ドーナツ化現象」に伴い中心市街地の居住空間を減少させた。
当然、そうであっても中心市街地の商店が郊外に移転するという施策は困難であることから次第に居住空間もさる事ながら「商業空間」も喪失させ、それが現在の旧市街地の様相を呈している。
何れにしろ、郊外の商業施設でさえ飽和状態なのではないか。「アピタ」「Mr.Max」そして「イオン」のSCと「とりせん」「フレッセイ」「ベルク」「ヤオコー」は旧市街地を底払いした。
昭和40年代隆盛を極めた「中央銀座通り」はその面影すら今はない。映画館、書店、文房具、大型家具店で賑わいだ「さやモール」はひっそりと佇まう。
旧市街地全体を見渡してもそこの中心には「藤五デパート」を核として「十字屋」「八木橋」「高島屋ストア」「スズランデパート」「中央デパート」「田原屋」「本店タカハシ」「丸専デパート」月販の「緑屋」、そして市街地にはスーパー「フードセンター」「うろころ」「中央スーパー」といった、一部を除いては地場の商業施設が賑わっていた。
その様相が変容し始めたのが大手流通「ダイエー」「ニチイ」の出店と撤退。後に「高島屋」が開店するし、新幹線開通に伴う駅ビル「モントレー」が昭和57年に開店するとそれは決定的なものとなった。

まもなく4人に一人が高齢者となる時代がすぐそこに迫っている。その中核を成すのがいわゆる「団塊世代」だ。この高崎市でさえ定年適齢期60歳から団塊世代そして昭和一桁、10年代世代を数えたら9万4251人。それは高崎市全人口の25%、4人に一人という現実がそこにある。
その「4人に一人」の日常の活動、消費行動が、昭和40年代がそうであったようにこの高崎に輝きを蘇らせるのではないか。その時代は今のレンガ通りは流行りの「ブティック街」だった。もちろんそこのオーナーは団塊世代、そして顧客も団塊世代。団塊世代は自らそのトレンドを創造、演出しつつそれらを自ら消費した。そしてそのトレンドが現象化するのは、文化でとりわけ「音楽」であった。いつの世もそうだが、今日ではそのパイ、市場規模が半滅している。
あら町の赤羽楽器が創業100年の幕を下ろした。旧市街地の老舗という老舗がシャッターを降ろしている。しかし、その団塊世代から戦前戦中世代は「消費者」として厳然として顕在しているのだ。少なくとも団塊世代を中心に9万人超の消費者は今後20年は存在する。
昭和40年代、ベンチャーズのエレキに痺れて、ビートルズに憧れ、そしてその西洋音楽を日本文化に融合させたロカビリー世代の「ジャッキー吉川とブルーコメッツ」に代表された「グループサウンズ」がここ、高崎の街中にも響き渡り、そして街中そのものが巨大なショッピングモールだった。
 嘉多町、白銀町のサカイレコード、ドレミレコード、松原楽器、赤羽楽器。そして街中には十数店の喫茶店などでその時代街中は若者で沸き返っていた。映画館は東宝、東映、オリオン座、電気感、松竹、日活、ピカデリーがあり、デパートは藤五、スズラン(健在)、八木橋、十字屋、田原屋、しかし、何が理由で中銀もそうだがあのように寂れ荒んでしまったのか・・・
 もう一度、あの昭和42年の高崎を蘇らせたい。それは直、終ゆく団塊世代のためではなくこれから生まれてくるであろう未来の子供たち、高崎市民のためにも。既に子供も中高年、孫たちも独立、子育て世代に突入しています。

9万人超の団塊世代、高齢者諸君、今こそ街に出ようではないか。

あの昭和、高崎の輝きは蘇る。

高崎今昔




Posted by 昭和24歳  at 15:03 │Comments(0)

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