黄昏て“爺放談”

【TPP】ベニスの商人との交渉は無理です（w(w



〈資本主義〉のシステムやその根底にある〈貨幣〉の逆説とはなにか。その怪物めいた謎をめぐって、シェイクスピアの喜劇を舞台に、登場人物の演ずる役廻りを読み解く表題作「ヴェニスの商人の資本論」。そのほか、「パンダの親指と経済人類学」など明晰な論理と軽妙な洒脱さで展開する気鋭の経済学者による貨幣や言葉の逆説についての諸考察。



＜ＴＰＰ＞米の強引裏目　準備不足露呈…合意見送り
　環太平洋パートナーシップ協定（ＴＰＰ）の閣僚会合は７月３１日午後（日本時間８月１日午前）、大筋合意に至らないまま閉幕した。交渉を主導する米国が、乳製品の関税撤廃や新薬のデータ保護などの難航分野で妥結する感触を事前に得られないまま会合を招集したツケが回った形だ。各国は８月末にも閣僚会合を再開するが、先進国と新興国、農産品輸出国と輸入国など利害が複雑にからむ多国間交渉の難しさが改めて浮き彫りになり、日米などは交渉戦術の転換を迫られる。

＜抜粋引用：毎日新聞 8月1日(土)22時52分配信＞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150801-00000076-mai-bus_all


＞TPPだっけ、ダメでしたね。カネにするなよ。

食料を自給できない国は終わりです。

開発途上国がそうですね。資源は食えませんから寄って集って盗まれる。
紅茶だのコーヒーだのと列強の言われるままに「農園」なんだが、つまり、奴隷です。

日本の農林漁業は見事に「自給自足」してます。
まあ、敗戦国ですから言われるままに林業成り立たないようにさせられて・・・・・
農業も酪農は列強の穀物市場の餌食で、儲けは全部吸い取られ、挙句「精肉」は強制輸入です（笑）。
漁業だって、せっかく商売になってるのに２００海里だのなんだの、漁獲高規制の国際条約。
まあ、オーストラリアだってニュー人ランドだって自国では食いきれないほど過剰生産した牛肉を商売のネタに。
そら、人間の数より牛、羊の数の方が多いいんだから話にならない。
日本政府には「鯨」でイチャモンつけるくせに、自分とこじゃあ「カンガルー」増えすぎたからって殺処分。

実は、日本の食料自給率は１００％なんですね。
まあ、人間が１億２千万人強に繁殖しちゃって、戦前なら「満州建国」なんだけど・・・・・
今は真逆で、減反だの転作などせっかく自給率１００％なのに農作物作らせてくれない。
まっ、一番いい例が、西洋野菜と果物で、結果、本家本元より優秀な種を作っちゃうから・・・・・
そんなもん、輸入「オレンジ」「りんご」「ナシ」なんか食えたもんじゃあない。
つまり、列強のやってるのは「食糧・食物」じゃあなくて、タダの「モノ」だから遺伝子組み換えで大量生産。
そら、生産過剰じゃあ売れないから「関税撤廃」とかいって押し売りする。
まあ、飢餓で人が死んじゃってるくに売ってたんじゃあ、政府、補助金たんまり必要だから、日本とかと工業製品とバーター。

で、「富岡製糸場」なんだけど、明治政府、外国の技術で苦肉の輸出産業政策だったんだがあっという間に列強に通用する「絹」を生産しちゃいました。
結局、「売れ過ぎちゃってゴメンネ」で列強、輸入規制。っていくか石油製品に手っ取り早く「ポリエステル」。
まあ、「絹」って一次産品ですから代替え品が出たら終わりです。
で、その後、鉄鋼だのテレビだの、まあせっかく規制したはずだったのに繊維交渉でした。

まあ、電気製品にしろ、自動車にしろ「丈夫で長持ち」なんだから売れないわけがないです。
で、またまた「売れ過ぎちゃってゴメンネ」で列強のテレビ、自動車がアウトで民主主義の国ですから政府がセールスマン（笑）。
テレビ、自動車の「解体ショー」まで見せちゃって、でも結局「丈夫で長持ち」なんだから売れないわけがないです。
結果、労働市場安定のために、トヨタの工場を作って、トヨタをアメリカで生産する・・・・・
でも、アメリカ人て大雑把ですから、生産マニュアルあってもその通りにできませんから、やっぱり「日本製」。

まあ、アメリカって労働者のユニオン強いですから「ロボット」なんてもっての外です。
だから、自動車組み立てるのに、大人数で溶接したり、ネジ締めたり。で、時間が来たらハイさよならですからアウト（笑）。

つまり、思想信条が違うし、そもそも国民性が違うわけですから、そら「TPP」無理でしょう・・・・・・
経済至上主義の「拝金」一辺倒の国と、第一次産品、二次三次産品に「モノづくり」を手向ける民族間交渉って。

【TPP】ベニスの商人との交渉は無理です（w(w