黄昏て“爺放談”

高崎は都市計画ではダメ『都市構想』



もはや経済成長の伸び代は高崎にはない・・・・・
当然、バブル経済が弾けて、その「都市計画」は醜態を見せている。
全てが中途半端な街様は無機質で人の温もりが無い。


今見せている街の姿は・・・・・・
「negative legacy」

本来人が集うはずの市街地は放置されたままだ。

まるでその存在を忘れさせるかのような駅周辺、東西の都市計画の中の再開発。

しかしそれも２０年後３０年後には・・・・・・

言われる「人口減少」にそのものが「negative legacy」 としてさらされる。

つまり、つくりゃあいいってぇもんじゃあない。

実際問題、それらが３０年、５０年先も需要が見込まれるのか、どうかだ。

その意味では「音楽センター」がいい例だろう・・・・・・

まさに、高度経済成長が始まろうとしているとき市民の寄付をベースに巨費を投じて建設したそれ。

それこそが、レガシー「遺産」ではないか。その遺産のもとに「音楽の街」が生まれた。

しかし、その「遺産」を壊す算段までが声高に言われている。

そしてそれを促すかのようにシティ・ホールの建設が決まり、その時代を語る建造物を邪魔者扱いでは「文化」も何もない。

高崎市は商業、小売売上でも前橋市に後塵を拝す。つまり商都ではない。

工業生産においても大田市の足元にも及ばない。農業生産高しかりである。つまり空っぽな街なのだ。

まあ、昔から交通の要衝としての立地に恵まれているようだが言い換えれば末端だが首都圏・・・・・・

メディアそのものも、東京一極集中でさしたる文化も育たず、育てず新幹線、高速道路もただの通過点に過ぎないのが実情だ。

つまり、そのため独自の文化も生れず、そしてその街並みに「高崎らしさ」というものがどこにもない。

ああっ、「高チャリ」ね。乗り放題で時に「カインズ」や「セキチュー」あたりにも停めてあるけど、乗ってる人見ると高崎人じゃあない。

まあ、街中に住んでたら、自転車持ってるだろうし、看板しょった自転車には乗りませんね。

あんなの、街中にステーション設けたって意味ないです。ようは、電車、バスで高崎に来た人が駅から利用するだけなんだから・・・・・

だったら、駅に「街中案内所」でも作ってそこで「高チャリ」も管理したらいい。

つまり、何もかもが取ってつけたように中途半端な街です。イベントひとつとっても「もてなし広場」に「おもてなし」がない（笑）。

「高崎祭り」にしたって、「花火大会」、桜橋通りから「もてなし広場」でみんなで見れたのに、図書館建てちゃってアウト。

なんであんなもんあんなところに作ったのか、末広町の文化センターのところでも良かったんだろうし、立体駐車場にするんなら。

「たまごホール」ところだって、高崎ハム跡地まだだいぶスペースあるのに、なんで高崎城天守閣跡地にアレなの？

とまあ、そんなわけで、高崎市は「都市計画」をやめて「都市構想」です。５０年、１００年先に向けたオリジナルな高崎市。

まあ、富岡市長も２期８年を明言してるわけですから、当然後継者の育成も考えてるでしょう・・・・・・・

現在２０代３０代若い高崎市民に是非ともこの高崎の発展を喧々諤々議論して欲しいですね。これからの自分たちの問題なんですから。

で、ひとつ提案です。以前、前橋を「学園都市」に、という投稿をしたことがありましたけど、今や高崎市です。

当然、国政レベルでの政治力が必要でしょうけど、高崎を「学園都市」として、大学、研究機関を誘致することです。

当然、交通の便はいいわけですから、筑波みたいに「つくばエクスプレス」あらためて作ることもない。

場所なら、国有地、県有地、私有地が観音山丘陵から榛名山麓まで広大に広がる。

まあ、「つくばエキスポ」は『国際科学技術博覧会』だったんだけど、まあ、三井不動産の「江戸英雄会長」が尽力と言うんだが・・・・・

まあ、東京ディズニーランドもそうですけど、何もないところを「大金」に変える錬金術師でした（笑）。

まっ、高崎市だって今や福田、中曽根、福田（Jr）、小渕と４人も内閣総理大臣を輩出しているわけだし「万博」のひとつやふたつです。

で、大学、研究機関誘致すれば規模にもよるけど２万人～３万人の人口増加が見込まれます。

まあ、「商都」でも「工業都市」でも「農産都市」でもないわけですから、「日本原子力研究所」もあることだし・・・・・・

「未来に向けた高崎都市構想」を次世代に託したいですね。じゃあないと、せっかくの新幹線も高速道路も蛇足になっちゃいますよ。

高崎は都市計画ではダメ『都市構想』