2011年12月15日

福島放射性セシウム積算値683万ベクレル!!

福島放射性セシウム
積算値683万ベクレル!!


福島放射性セシウム積算値683万ベクレル!!

定時降下物のモニタリング
<文部科学省>

↑、今頃になって新たな情報とか・・・・・



福島への放射性セシウム降下、45都道府県合計の47倍
 東京電力福島第一原発の事故で大気中に放出された放射性セシウムについて、文部科学省は14日、事故後4カ月間で福島県に降った積算値は1平方メートルあたり683万ベクレルだったと発表した。文科省は先月、宮城、福島を除く45都道府県の積算値を発表したが、最も多かった茨城県(4万801ベクレル)の168倍で、45都道府県の合計値(14万4446ベクレル)の47倍に相当する。

 各地の衛生研究所などで容器にたまったちりからセシウム134と137を測定した3~6月の積算値。福島県は震災の影響で分析が遅れていた。測定地は第一原発のある大熊町。683万6050ベクレルのうち94%が3月に集中しており事故直後の深刻さがうかがえる。事故前にも大気圏内核実験による降下物などがあるが、福島県の09年度の積算値は0.044ベクレル。

<引用:2011年12月14日asahi.com>
ソース:http://www.asahi.com/national/update/1214/TKY201112140641.html

まあ、福島県も大変ですけど。

で、他人事じゃあなくなってきてますね(汗)。

しかし、原発事故の惨禍ってぇのはつくづく・・・・・

原発がどんなものか知ってほしい<平井憲夫>

筆者「平井憲夫さん」について:

1997年1月逝去。
1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。
「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました。


私は原発反対運動家ではありません。二〇年間、原子力発電所の現場で働いていた者です・・・・・

平井憲夫さんは1997年1月逝去とありますからすでに故人のようです。

平井典夫さんのページにはググっていて辿り着きました。まさに目からウロコです。

それは今日のこの福島第一原発の惨劇を予測していた現場の声・・・・・・

そして、この現実は僕らの問題じゃあなくて僕らの子々孫々に禍根を遺す、

その真実を教えてくれています。

で、この平井典夫さんの「原発がどんなものか知ってほしい」ですけど、

とくに著作権制限等の記述がありませんでしたので、少しでも多くの人に知ってもらいたい・・・・・

全文を読ませていただいて、そう思いましたので一部、「廃炉も解体も出来ない原発い」を、

転載させていただきました。


原発がどんなものか知ってほしい(16)平井憲夫

廃炉も解体も出来ない原発い
 一九六六年に、日本で初めてイギリスから輸入した十六万キロワットの営業用原子炉が茨城県の東海村で稼動しました。その後はアメリカから輸入した原発で、途中で自前で造るようになりましたが、今では、この狭い日本に一三五万キロワットというような巨大な原発を含めて五一の原発が運転されています。

 具体的な廃炉・解体や廃棄物のことなど考えないままに動かし始めた原発ですが、厚い鉄でできた原子炉も大量の放射能をあびるとボロボロになるんです。だから、最初、耐用年数は十年だと言っていて、十年で廃炉、解体する予定でいました。しかし、一九八一年に十年たった東京電力の福島原発の一号機で、当初考えていたような廃炉・解体が全然出来ないことが分かりました。このことは国会でも原子炉は核反応に耐えられないと、問題になりました。

 この時、私も加わってこの原子炉の廃炉、解体についてどうするか、毎日のように、ああでもない、こうでもないと検討をしたのですが、放射能だらけの原発を無理やりに廃炉、解体しようとしても、造るときの何倍ものお金がかかることや、どうしても大量の被曝が避けられないことなど、どうしようもないことが分かったのです。原子炉のすぐ下の方では、決められた線量を守ろうとすると、たった十数秒くらいしかいられないんですから。

 机の上では、何でもできますが、実際には人の手でやらなければならないのですから、とんでもない被曝を伴うわけです。ですから、放射能がゼロにならないと、何にもできないのです。放射能がある限り廃炉、解体は不可能なのです。人間にできなければロボットでという人もいます。でも、研究はしていますが、ロボットが放射能で狂ってしまって使えないのです。

 結局、福島の原発では、廃炉にすることができないというので、原発を売り込んだアメリカのメーカーが自分の国から作業者を送り込み、日本では到底考えられない程の大量の被曝をさせて、原子炉の修理をしたのです。今でもその原発は動いています。

 最初に耐用年数が十年といわれていた原発が、もう三〇年近く動いています。そんな原発が十一もある。くたびれてヨタヨタになっても動かし続けていて、私は心配でたまりません。

 また、神奈川県の川崎にある武蔵工大の原子炉はたった一〇〇キロワットの研究炉ですが、これも放射能漏れを起こして止まっています。机上の計算では、修理に二〇億円、廃炉にするには六〇億円もかかるそうですが、大学の年間予算に相当するお金をかけても廃炉にはできないのです。まず停止して放射能がなくなるまで管理するしかないのです。

 それが一〇〇万キロワットというような大きな原発ですと、本当にどうしようもありません。



まっ、ホントにどうしょうもないわけです・・・・・・

産経ニュースですけど↓

「1000万倍」を「10万倍」に訂正とか(´Д`)

福島第1原発2号機のタービン建屋地下1階にたまった水から検出された放射性物質について東京電力は27日昼、「通常の原子炉の水の約1000万倍の濃度」と発表したが、28日未明になって「物質の取り違えがあった。濃度は10万倍程度だった」と訂正した。
<引用:産経ニュース>
ソース:http://sankei.jp.msn.com/life/news/110328/trd11032800460000-n1.htm

まあ、ネットでは「コバルト56」の数値だったってぇのがあるわけですけど↓

東電誤発表、コバルト56を間違える? : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売 ...
(すでに訂正記事が)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110327-OYT1T00561.htm?from=navr

コバルト56って高崎の原研なんかでジャガイモに照射して芽が出ないようにしてるアレでしょ。

まあ、「放射線物質」には違いないわけですけど、まあ、相当な数値ですから・・・・・・

「直ちに健康には」でしょうか、わかりませんけど(-_-;)

で、コレ↓

>「物質の取り違えがあった。濃度は10万倍程度だった」

で、わかんないんです、意味が・・・・・・

1000万倍っていうのは「取り違えた」物質、つまり計測対象がコバルト56とかがそれで、

じゃあ、ヨウ素134が10万倍だったっていうこと ???

それとも、そもそも計測自体が頓珍漢で、コバルト56が1000万倍じゃあなくて10万倍だったってか。

っていうか、そもそも、コバルト56の事前計測数値データってあったんですか比較するための・・・・・

じゃあなかったとしたら「ヨウ素134」が10万倍ってスゴスギじゃあない !!???

で、ところが、産経ニュースだと「コバルト56」が出てきません。

でも、もっと怖いのが出てきています↓

東電はサンプルを取り直して再度測定。最終的に、半減期が約2年とヨウ素134よりずっと緩やかに減っていくセシウム134と取り違えたと発表した。
<引用:産経ニュース>
ソース:http://sankei.jp.msn.com/life/news/110328/trd11032800460000-n1.htm

>「半減期が約2年とヨウ素134よりずっと緩やかに減っていくセシウム134と取り違えた」

セシウム134ってもっとヤバイんじゃあないの !!???

これまでの話だと。

で、「コバルト56」でした、っていうのも誤りで、再訂正(-_-;)

無茶苦茶だなぁ、東電の情報って・・・・・・

まあ、政府、原子力安全不安院ととグルなんだろうけど。

原発がどんなものか知ってほしい
<平井憲夫>


<※平井典夫さんの関係者の方、上記の転載で不都合なことがあるようでしたらご一報下さい。お詫びするとともに、速やかに削除させていただきます。>

福島放射性セシウム
積算値683万ベクレル!!





Posted by 昭和24歳  at 15:22 │Comments(0)

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