黄昏て“爺放談”

【TPP】キッシンジャーと田中角栄



まあ、そういうことです・・・・・
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首相、キッシンジャー氏と会談
　野田佳彦首相は11日夜、首相官邸でキッシンジャー元米国務長官と会談し、環太平洋連携協定（TPP）交渉への参加方針を伝えた。キッシンジャー氏は「米国は日本の交渉参加を求めていた。喜ばしいことだ」と評価した。　
＜引用：時事通信 11月11日(金)22時12分配信＞
ソース：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111111-00000160-jij-pol






溶けてゆく時間・・・

“十代”のそれは、風を切るように。

時計を早回しにしも明日が待ちどうしい。

パンパンに膨らんだ夢は、食べても食べて食べきれないほど・・・

溢れてくる。

“二十代”のそれは、だんだんに・・・

長い方の針の動きが気になる。

「チックタック・・・チックタック・・・」

も追立てるように聴こえる。

それでもまだ、萎みかけた「夢の風船」に息を吹込む。

“三十代”のそれは、もう一人の自分がどうなるか、どうなって行くか・・・

また・・・時計を早く回したくなっている自分がいる。

しかし、その時間は短い針までが早い。

ひとつ、二つ、三つ・・・と、もう一人の自分が五月蝿い。

“四十代”のそれは、そろそろ溶け始める・・・

何の前触れも無く、溶け始める。

気が付いた時・・・「時」既に遅し。

その昔、「の」の字を書いていた恋人も、

やけに自信たっぷりな物言いに変わっているから可笑しい。

変に「夢・・・」などと・・・・

「夢、夢」と云おうものなら「努々」思うな・・・と、諭される。

“５０代”のそれは、儚くも「心も身体も」溶けている・・・

その分、開き直って益々気分は「少年還り」している
。
しかし、昔の「恋人」は僕の「少年」を嘲笑いながら今日も元気だ。

まあ、それはそれでよい・・・
その昔、「ピーピー」と五月蝿かったもう一人の自分も、僕と同じ道を辿り始めているのだから。

嗚呼！可笑しきかなこの人生・・・

この時分の時計の長い針と短い針は何時も“重なり”ながら動いている。

それも、きれかけた“ゼンマイ時計”のように振り子も、重そうに。

ならば“還暦”。「暦還り」・・・・・・

丁度いい。

なにもかも忘れたフリをして少年に還ろう。

どんどん、どんどん・・・・・還ろう・・・・・

そして、いつしか溶けて母の宇宙に還ろう。

生まれてきたように・・・・・

【TPP】キッシンジャーと田中角栄