2010年09月18日

「ここに泉あり」小林圭樹逝く。

「ここに泉あり」小林圭樹逝く。



「ここに泉あり」

敗戦後、人々がまだ食うものもろくに食えなかったとき、群馬県高崎市で“群馬交響楽団”をつくって地方に文化の灯をともそうという夢のような計画をたてた男がいた。
彼は、高崎にあったアマチュアの楽団に東京からプロの指揮者をよび、プロの演奏者を何人か雇い、田舎の小中学校などの巡回演奏の注文をとってきて、楽団を出発させる。
経営は困難をきわめ、給料の遅配欠配はつづき、食うや食わずで団員のひとりが栄養不足からトリ眼になったりする。楽団の巡回も、バスやトラックで楽器を運べばいいのだが、まだそんな時代ではない。米の買い出しの人々などで超満員の列車にドラムやコントラバスを押し込んで運ぶのである・・・・・・

<以下本文>



小林桂樹さん死去 映画「社長」シリーズ、テレビでも渋い演技
産経新聞 9月18日(土)17時48分配信

 映画、テレビで幅広く活躍した俳優の小林桂樹(けいじゅ)さんが16日午後4時25分、心不全のため東京都港区の病院で死去した。86歳。葬儀・告別式は近親者のみで済ませた。後日、お別れの会を開く予定。

 大正12年、群馬県生まれ。昭和17年にデビューし、東宝の「三等重役」や森繁久彌主演の「社長」シリーズなど、サラリーマンものに多く出演し、人気を得た。代表作に「裸の大将」「江分利満氏の優雅な生活」「名もなく貧しく美しく」など。

 テレビでもNHK大河ドラマ「勝海舟」などに数多く出演し、最近ではテレビ朝日系「牟田刑事官事件ファイル」に33作主演。昨年公開された映画「星の国から孫ふたり~自閉症児の贈りもの」が遺作となった。

 所属事務所によると、昨年11月、亡くなった森繁さんの葬儀に弔問に訪れたのが、公に姿を見せた最後。今年7月に軽い肺炎で入院し、その後、闘病生活を送っていたという。


小林圭樹

前橋市出身とかの名優、僕ら世代では東宝の「社長シリーズ」とか、「駅前シリーズ」での名脇役ぶりが馴染だ。

そうそう、山下清画伯を演じた1958年の初代「裸の大将」も忘れられない・・・・・・


「敗戦後、人々がまだ食うものもろくに食えなかったとき、群馬県高崎市で“群馬交響楽団”をつくって地方に文化の灯をともそうという夢のような計画をたてた男がいた。」

その意味では「高崎が最も熱かった時代」だったのではないだろうか。

1955年「ここに泉あり」・・・・・・・

昭和30年、僕が小学校2年生の時。

たしか、高崎市役所は現在地高松町に移築され、その後、中央公民館となったところが・・・・・・・

その、「群響」の練習場だったとか。そしてその5年後には「群馬音楽センター」が竣工する。

「映画「ここに泉あり」は本町三丁目、その界隈でロケされたとか。残念ながらそこの記憶には乏しい。

しかし、その「群響」の移動音楽教室はたしか1年に一度くらいの割で、東小学校の講堂で演奏された。

その移動音楽教室でいつも司会をしていたのが件のマネージャー「丸山さん」だろう。

まあ、あの時代のこと、楽器なんてそりゃあ高嶺の花というか、そもそも・・・・・・

ましてや「クラシック」などという高尚な音楽は僕ら横丁の文化には極めて縁遠かった(笑)。

まっ、学校の音楽教室とうえば、薄暗くて、ベートーベンの怖い顔や、縁無しの眼鏡をかけたシューベルトとか、

かつらをかぶったモーツアルトとか、バッハとか、とにかくわけのわからない、その音楽の時間と、音楽教室。

で、音楽の先生は3年生の時の担任の、縁無しの眼鏡をかけた「田中先生」でした。

まあ、それいらい、「縁なし眼鏡恐怖症」というか、ずっと、「音楽恐怖症」でした(笑)。

で、その群響の「移動音楽教室」なんですけど、演奏するのはクラシックですから眠くなっちゃいます・・・・・・・

で、ソレを心得ている司会者、マネージャーの丸山さんは楽器の紹介で、僕たち児童を和ませてくれるわけです。

「この、一番大きなバイオリンのお化けのようなのが“コントラバス”です」

そういうと、コントラバス奏者が弓で、

♪ゴーーー、ゴーーーッ♪

と弾いて見いせるわけです。まあ、みんなその音に驚くやら歓声をあげるやら。

なにせ初めて聴く音です。目の前で、そのコントラバス。

で、その歓声もスゴイ。だって、全校生徒数が1000人近いわけですから(笑)。

もちろん、いっぺんに講堂へは入りけれませんからたしか、低学年、中学年、高学年に分けて・・・・・・

で、

「このちっこいのがバイオリン、そしてバイオリンのお兄さんがコレ、ヴィオラです・・・・・・
で、このコントラバスより少し小さいのがオジサンのチェロです」


そんな調子で、児童生徒が退屈しないように、アレコレ、ユーモアたっぷりに。

まあ、演奏はよくわかりませんでした、ベートーベンの「運命」くらいで、あっ、あとはシューベルトの「野バラ」???

まっっ、音楽の時間は中学まで大嫌いでした・・・・・・・

それにしても、昭和「ここに泉あり」ってスッゴイバイタリティーのある時代でしたね。

もしできたら、平成版「ここに泉あり」なんていかがでしょうか !!???

まあ、お噂では「群響」も経済的に大変だとか、行政が背に腹は代えられないとかでなんですが、

「音楽のある街たかさき」

が泣いちゃいます、笑われちゃいます。

そこで、「高崎の映画」も頑張っちゃってることですから・・・・・・・

市民レベル、草の根レベルで、昭和30年、あの時代の高崎市民にも敬意を表して。

そうそう、マネージャー役には「紫文師匠」なんていかがでしょうか。

僕が監督ならそうしちゃいますけど。

因みに、群響には二中、高商とブラスバンドだった同級のO君が活躍しているはずなんですけど。

まあ、シナリオはあるわけですから、あの「昭和30年代」を再現してもいいわけです。

迷道院さんのブログ・・・・・・・
「本町今昔 蔵探し(2」
も、大変盛り上がっております。


高崎市民の底力っていうか、気風っていうか、気質っていうか。

僕、おカネないですけど1万円くらいなら、飲み会1回パスすればいいわけですから(笑)。

まあ、そういうわけで、小林圭樹さん亡くなっちゃいましたけど・・・・・・

「ここに泉あり」を思い起こさせてくれました。

つまり、都市の再開発もいいですけれど、つまりコンクリートです。

じゃあなくて、「文化の再開発」。当然街並みもですけど、人心です。

来年の市長選はその・・・・・・・

「文化の再開発」

をテーマに、まあ、どこかの政党の受け売りですけど、その政党もだいぶ怪しくなっちゃいましたから、

「コンクリートから人へ」

実践してくれる、そんな市長選びをしたいものです。

そんなわけで、小林圭樹さん、合掌・・・・・・

「ここに泉あり」小林圭樹逝く。  


Posted by 昭和24歳  at 19:56Comments(6)

2010年09月18日

新聞屋さんは大変(笑)。

新聞屋さんは大変(笑)。








「サブプライム=国際ネズミ講」を仕掛けたのは誰だ!

この世界恐慌はロンドン・シティとスイスの巨大複合金融機関が仕組んだものだ。
だから結末は決まっている。
グローバルマネー戦争の勝者と敗者は最初から決まっているのだ。

はたして日本はどうなる?









本屋に行っても立ち読みするだけ。

本屋にある本の情報のほとんどがネットでバラケている・・・・・

新聞もそう。

夕方のネット情報が朝刊に載る・・・・・

まあ、次女なんかが「広告」、チラシとテレビ版だけ取りにくるから新聞取っているようなもの。

夕方になると、新聞屋の軒先には、配達されない新聞が束になってどこかへの出荷を待っている光景・・・・・

>鬼塚氏の「八百長恐慌」

“天皇のロザリオ”の著者です・・・・・

しかし、このタイミングに出版とは畏れ入谷の鬼子母神ですね。

まあ、的外れかも知れないけど、カナダもオーストラリアも、ニュージーランドも・・・・・
もっと他にもあるんだろうけど“英国連邦”で、国家元首は「エリザベス女王」だって言うんだから、

21世紀の世界も、かなり怪しい。

その八百長の件にしたって、モロ、博打好きで、なんでも賭け事にしてしまう「英国紳士」てえのもおかしな話だけど、
今回の騒動、どう考えても昔みたいに“第三次世界大戦”でチャラにするわけにも行かないだろうし。
アメリカじゃあ、GMがどうしたとか、フォードがひっくり返りそうだとか言ってたけど・・・・・・・

問題は元祖“拳銃無宿”なんじゃあないの(笑)。

とにかく、19世紀、20世紀と、侵略、虐殺、戦争だけで肥えてきた英国連邦とアメリカ合衆国です。

まあ、イラクとアフガンで見え見えになっちゃって・・・・・・・

挙句北朝鮮なんてそれこそ屁のツッパリにもなりそうもないので沙汰無し(笑)。

まあ、ねずみ講かなんかは知らないけれど、リーマン破綻までは、
オーストラリア、どういうわけか「大好況」でオーストラリア人観光客が大挙してニッポンへとか。
北海道のスキーリゾート地はそんなオーストラリア人で沸き立ってるとか言ってたのが・・・・・

その金融恐慌の冬になったら、その英国連邦のオーストラリアドルが円に対し激安(笑)。
アイスランドの話もあるんだけど、考えてみれば、魚しか産業が無い、資源しか売るものが無い・・・・・
アメリカにしたって、もう作っているものといったらトヨタのカムリくらいしかない。

サブプライムローンったって、最初から引っ掛け話なんで、
社会主義のつもりなら仕事を与えてなんだろうけど・・・・・
アメリカの仕事って言ったら、戦争オッパジメテ、兵隊にとって働かせるくらいしか今は産業は無い。

>「八百長恐慌」

で、去年の政権交代だけど・・・・・・

そりゃあ、「八百長」で総理が1年ごとにじゃあ、もう限界だったのかも、自民党。

まあ、恐慌も八百長かも知れないけど、この国の政治も行政も全くの八百長・・・・・

ちっとも働かない(笑)。

忙しい市民国民のためにそこは税金を集めて、市民国民が暮らしやすい環境を作るために働くのが当然なのに、

働かない。働くふりはしているけど、働かない。

あれほど騒いだ、住基ネットも、全く機能していない。

だってそこまでの住基ネットだったら100歳以上のお年寄りの生存つかめずとか・・・・・・・

国定忠治と同い年のお年寄りが戸籍上は生存とか(笑)。

行政事務の合理化のためとかで数兆円も税金を使ってシステム構築したって言うのに、

解体しちゃったとかだけど、社会保険庁と地方自治体とも繋がってない・・・・・

税務署と、地方自治体とも繋がってない。

住基カードをスルーさせれば、個人データは一発検索で、

しかもそれがスーパーコンピューターで一目瞭然のはずが繋がっていない。

八百長行政!!

民主党と自民が裏では下手な談合しているとか・・・・・

で、今回の元厚生労働省の局長の「郵便不正事件」をでっちあげる司法行政。

何のため ???

まあ、終わっちゃたけど、第一、なんで、麻生とか鳩山とかの大富豪が政治家になんてなってるの・・・・・

八百長のためとしか思えません!!

新聞屋さんは大変(笑)。  


Posted by 昭和24歳  at 14:49Comments(3)

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