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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション  at 

2008年07月31日

困難な時代。

昨日夕方から図書館に行った。
ひんやりと冷房の効いた館内はそのせいかたくさんの人で賑っていた。

一冊の写真集に目が留まった・・・・・
「昭和の東京写真記録」
と、いうものだった。

そこには昭和40年代そこそこの東京が写しだされている。
新宿、池袋、渋谷、田町、代官山・・・・・等等。

「ヘ~~~」っと思ったのは、
昭和42年で十条の「米軍グランドハイツ」に、池袋の「東京拘置所」。

今にして思えば、為政者、急いで己の不始末を拡散ばかりに、再開発を推し進めてのではないだろうか。
昭和40年といえば東京オリンピックの終わった翌年。
モノクロームに写しだされているその大都会の姿も今日の近代的都市を予見させるものは何処にもない。

米軍の大空襲記録写真・・・・・・
無条件降伏前日まで繰り返された「B-29爆撃機」による都市大空襲。

広島長崎の原爆投下を含め数百万の罹災者と死者。
その映し出された写真には、夥しい「死体」の山・・・・・・
それが、東京都心であり、今に浮かれるこの社会の真っ只中にあった。

原爆投下の予定地は、横浜、名古屋、京都、広島、長崎と・・・・・
それにしても、凄惨である。
今に、いくら強弁を繰りかえし「戦争」をいおうとも、
もう一度あの写真、映像を見たらその愚かしさの極みは否定できない。

親子で重なるようにして黒焦げの死体・・・・・・
その死体の山を、数万という死体を片付ける同胞。

口々に戦争反対、憲法9条を叫ぶより・・・・・・
その惨状を記録する、映像、画像を見せたらいい。
そこにいるのは僕らの兄弟姉妹であり、父母、祖父母・・・・・
そして焦土、瓦礫の渕に屯する戦災孤児。
彼らは今何処にいる?

たったの60年昔、いや、50年昔・・・・・・
この砂上の楼閣のような社会に刹那の「幸福感」も限りがある。
そして今日、その「死体、屍骸」の上に天を突くような高層ビル群と放蕩の徘徊。

目に焼きつくのは昭和20年から30年頃までの国会議事堂前の米軍「カマボコ兵舎」。
代々木グランドハイツと米軍接収の霞ヶ関・・・・・・・

この小さな地方都市でさえ・・・・・・
高碕15連隊跡には、米占領軍「カマボコ兵舎」。
今そこに、その事実を後世に知らしめぬままに、
21階建ての市庁舎が建立する。

半世紀前を今語るべきではないだろうか・・・・・・
  


Posted by 昭和24歳  at 09:08Comments(0)

2008年07月30日

教頭50万円、校長100万円

教頭50万円、校長100万円

どうやらこれが“教頭”、“校長”の椅子の相場らしい(笑)。

証言によると、この教頭は、数年前まで矢野被告が教頭だった小学校で教務主任を務めており、面識があった。
1次試験後、矢野被告から・・・・・・

「県教委の江藤さんに口を利いてやる」「金が必要だ」

と言われ、同県別府市内の百貨店で50万円分の商品券を購入したという。
教頭は「商品券は第三者を介して江藤被告に渡った」と説明している。

平教員(小学校)で定年退職した知人に聴いてみた・・・・・・

「教頭50万円、校長100万円・・・・・これ常識!」

大分県の話ではない。群馬県の話である。

「モンスターペアレント・・・・・???
いないわけではないが、テレビが言うほどのことはないと思うよ・・・・・」

とも言っていたが・・・・・

その知人の万年平教員はかなりの「趣味の達人」である。
まあ、いわゆる“出世”より“趣味”に忙しかったようであるが・・・・・


<昭和30年高崎市立東小学校1年4組“ぴかぴかの一年生”>

そういえば、僕らが小学校時代は昭和30年、“サンフランシスコ講和条約”発布、独立から未だ4年のころだから、
あの当時の先生は師範学校出のお嬢さん先生、軍需工場で働いていた女子挺身隊先生、極めつけは学徒出陣の軍国少年、復員復学先生ばっかり・・・・・

つい昨日まで「鬼畜米英!!」「天皇陛下万歳!!」を叫んでいた“大日本帝国臣民”の先生。
敗戦で時代が変わったとは言え、その「コワイの怖くないの」といったらなかったし、
もちろんその戦後のどさくさ、明日をも知れぬわが身でどんなお気持ちで「先生」になられたかは・・・・・

もっとも、当時は、市役所にしてもつまり、役場は満洲からの引揚者や復員兵の失業対策としての職場、
当然、国鉄も、専売公社も、電電公社もそのほとんどが「縁故・コネ」採用だったようで、戦災で路頭に迷う大衆から見れば垂涎・・・・・
実は僕の親父も戦前戦中からの国鉄職員で、親父の実家の兄貴が国鉄職員だったので、つまり「縁故・コネ」で採用されたらしい。
親父がそう言っていた・・・・・

「だからお前もポッポ屋!!」

って、小さい頃から決め付けられていたけど親不孝の僕は楽士というヤクザな道に(笑)。

まあそういうわけで、「大分教委の不正」は昨日今日の問題ではなく・・・・・・
つまり、これって日本の風土的な「環境問題」なわけで、それは別に「教育行政」だけでなく国、地方行政の、
いわゆる“田中真紀子”いうところの『伏魔殿』で、つまり明治維新以来の「天皇の役所」的な「親方日の丸」的な・・・・・
つまり、 「天皇に仕える」官吏の世界での話・・・・・



そもそも、御中元、御歳暮などの「付け届け」がこうした「ワイロ」、「袖の下」文化の根底にあって、
その「大分教委」にしても、「20万円分の商品券」、それを「50枚」って言うのに涙ぐましい工夫が。一昔前なら“現金”、現ナマだったんだろうけど(笑)。
今の時代、“現ナマ”じゃあいくらなんでも・・・・・「商品券」で、っていつ頃からかそういうキマリにしたんだろうね。

しかし、その「商品券」どっかで「換金」しているんだろうね。
当然、一人や二人の不正合格者じゃあなくて20人、30人だって言うんだから一本200万円としたって4千万円、6千万円の「商品券」。
きっと、専門の「金券ショップ」でもあるんじゃあない(笑)。それとも銀行かなんかも暗黙の了解で預かったりして・・・・・・

ところで、大分の「教員不正採用」をめぐる事件が表面化するまでは、「給食費未納」で開き直る“トンデモ親”とか、
なんとも理不尽なクレームで学校に押しかけるとかのいわゆる“モンスターペアレント”とかがテレビ、モーニングショーの定番だったが・・・・・
このところは大分県の事件を発端にテレビでもチョボチョボ火がつき始めてきた。

教育行政は常人には窺い知れぬ、いわば聖域の観がある。

日増しにその「教員不正採用」の実態も報道等で明らかになってきているが、やはり驚きの連続である。
件の、元県教委参事、矢野哲郎被告夫婦の長女の場合は「体育実技」を受験しておらず、
本来なら30点満点で0点だが、二十数点にかさ上げされ、総合得点もさらに水増しされ、合格圏内に入ったと。

今朝の上毛新聞のトップに――――

教員採用

本県、制度整備に遅れ

配点や選考基準未公表

新聞記事内容は、つまり“大分県教委”と大差なしと読めるがみなさん如何だろうか。

つまり、医療行政の医療の保険診療請求の3割が水増しとか、年金行政の5000万件が不明とか無茶苦茶やってると思ったら、
ここにきて、教育行政までが、いわゆる「公金」の回しをやっている・・・・・・

この際だから、大分教委のようにパソコン等の「教職員採用試験データ」を、全県教委が出来れば第三者機関に自主提出して、
そこのところの「潔白」を自ら証明する。それには応じないとか、
対応策は考えてないとこ、そのような疑惑は報告されなかったとかではなく・・・・・

事は「先生お金払ったの???」の問題である。

教育が腐ったらこれはもう世も末。
国交省、厚労省の、外務省やら防衛省、財務省の官僚の不正なら「厳罰に処する」事にしたということで諦めるしかないが、

「先生」はそういうわけには行かないんじゃあないの!!???

ここいらで、解決しておかないと全部の先生が「お金払った」ように見えてきてしまう。

それじゃあ困るでしょ!!  


Posted by 昭和24歳  at 10:20Comments(0)

2008年07月28日

もうすぐ“終戦記念日”

「終戦記念日」という欺瞞・・・・・・

未だ、「戦争には負けた」とは思っていない国民。

戦時中、戦争に反対する者は「非国民」扱いされた・・・・・
ならば、戦争に負けた、つまり敗軍の将は非国民ではないか。

東京裁判を云々言うがそれが戦争の現実だろう。

「負ければ元も子もない」

つまり「元も子もなくなった」のに、元も子もあるような政治が・・・・・
今も、政治をしている。

>歴代の日本のトップが、63年間アメリカナイズされて、まだ続けようと している。

敗戦国のトップは責任を取る・・・・・
だから「責任を取らされている」のが今のこの状態。

戦時中となにが違うか?

なにも違やあしない。東条軍事政権が敗戦で吉田をはじめとする官僚政権に変わっただけ。
敗戦処理内閣も、敗戦後の占領軍下の内閣もなにも変わっているわけじゃあない。
ただ戦争に負けたから今のようになっているだけ。
敗戦処理政治家は「国を売った」わけだ・・・・・・

福田康夫も戦時官僚、占領下の官僚、代議士の息子・・・・・・ 
安倍がそう、小泉がそう、森が、小渕が、橋本が、もっと遡れば、中曽根康弘が、福田赳夫が、大平正芳が、
佐藤栄作が、池田隼人が、岸信介が・・・・・

たった一人違う、平民、一兵卒の田中角栄だけ。

占領軍にしてみれば、敗軍、敗戦政府とは全く無関係の田中角栄、さぞかし手を焼いたことだろう・・・・・
その意味での「戦争犯罪」がない。

大体、60年間もなにも変わらないと言う方がおかしい、馬鹿げている。
国民だってそうだ。高度経済成長にも、バブル経済にも呆けていたではないか。

それが今になって、「日本の国家基盤があぶない」とか言うが、何処がどう危ないのか、
そして「国民本位の政治」と言うが、一体全体それがどんな政治なのか・・・・・

まさか、「よりましで民主党の」ではあるまいが、大方の論調はそれであるから点ける薬はない。
民主党と自民公明、何一つ変わるところがない・・・・・

>いつまでも待てない。 解散・総選挙だ。 

もう60年も待ってというか、選挙をやれば何かが変わるなんていう・・・・・
ウソから出た真のような「民主主義」。
変わるならとっくに変わっている。戦後すぐの社会党政権だってすぐに分裂。
日本共産党が30議席から取ったって結局、内部の権力争いでオジャンになる始末。

大風呂敷の「日本新党」の細川政権だって、結局足を引っ張り合って分裂・・・・・・

はっきりしているのは、その敗戦処理政府(政官財)と国民との戦いだと言うこと・・・・・・
つまり、にもかかわらず、その「国民」には「選挙で戦う」術がないということ。
くどいが、「国民」からの政治家は今誰もいないということ・・・・・

それでも「選挙」だと言う(笑)。

本来なら、市民革命か暴動だろうが・・・・・・
その意味での暴動なら、「誰でも良い通り魔殺人」で妙な形であちこち起きている。
そこでも、日本国民はバカだ、同じ「通り魔殺人」、テロをするなら向かう先が違いやあしないか(笑)。
世間を逆恨みと言うか、親を困らせると言うか・・・・・・
そんなことで、国民同士、しかも無防備な弱者をナイフ、包丁で刺し殺してどうするの???

しかしこの期に及んでも、「選挙で何かが変わる」と信じ込んでいる愚かしさ。

そのことは大分教委の贈収賄教職員と何ら変わらない・・・・・
あんなことは、全国の教委、五十歩百歩、教委どころか公務員採用試験なんかそのまま。

第一、公務員給与が国民平均のそれの「倍」なんていう国は世界中北朝鮮とニッポンくらい(笑)。
しかも、国民からの直接徴税がそっくり公務員給与に消える・・・・・
それでも、この国には天文学的な「カネ」が政府には集まる。その額、240兆円。

と言うことは、四の五の言うが「240兆円+47兆円」ほどがほんとうの税収。
だいたいが、こんな敗戦国民にカネを無条件で貸す国はこれまでも何処にもない。

と言うことは何処からも借りているわけではない。全て国民が納めた税金。

年金、健保、雇用保険、そしてそれらにからむ40からの特別会計事業から今のままならいくらでも金が集まる。
それを見透かしてるから、戦勝国は未だ戦後賠償を言い出す・・・・

そして敗軍の将の子孫がの「政治」はその責任から首を縦に振るしかない。
  


Posted by 昭和24歳  at 14:04Comments(0)

2008年07月27日

暖衣飽食と貧困・・・・・

暖衣飽食と貧困・・・・・

この街にもある「児童福祉施設」。
それは人知れずひっそりとある・・・・・
きっと知られてはまずいのだろう、社会の歪の中の現実。
いつもまず、最初に犠牲になるのが、なにが故にの子ども達。

知らずにいた・・・・・
知らなければよかった。
知りたくなかった・・・・・その現実。

子ども達ににその素振がない・・・・・
それだけにそれを知った今、悲しく辛い。
家庭崩壊・・・・・・
不況ゆえか、それとも親、大人の身勝手なのか。

ランドセルを背負って学校に来る。
それを見送る母の姿もなければ父の姿もない・・・・・・
同じ身の上同士の子ども達、なにを夢見、なにを思い・・・・・・
いや、その姿は健気だ。胸が詰るほど健気だ。
ただそこに生まれたことの不幸・・・・・・
自分で自分の道を歩む厳しさ。
この子ども達の明日はどんなだろう・・・・・・
そしてこの子ども達はどんな目で僕等社会を見返すのだろう。

僕等の時代もあった・・・・・・
母子家庭、母子寮、里親、戦後の混乱期その社会は貧困の隠しようもなく、そこには優しさもあり・・・・・
そして現実を教える思いやりもあったような気がする。

今はどうだ・・・・・・
政治は、現実の、足下の貧困には目もくれず、私利私欲に走る。
慈善も他国には夢中だが、ここの現実には心しない。

現実は、子ども達の狂気、反乱を観て、大人社会は右往左往している様。
ここに来て大人社会の歪が子ども社会を不安に慄かせ・・・・・・
あたかもそれが子ども社会の変容であるかのように思考、想像を及ばせない病んだ大人社会。
教師、親は慌てふためく・・・・・・
なぜ、どうしてと。
けして自分たちを省みようとはしない。

暖衣飽食と貧困・・・・・
経済的貧困と家庭崩壊、そしてそれが及ぼす子ども達の「心の貧困」。
淋しさが故の、心の中の貧困・・・・・・
大人社会が罵りあう。
警察が、政治家が、官僚が、そして教師が・・・・・・
毎日のように社会面を醜く飾る。
子ども達が、気づかぬはずがない・・・・・・
子ども達がその空気に本能的に敏感になら座労得ない。

僕の娘が小学校4年生だったころ・・・・・・・
長崎佐世保の少女の事件。
同級生の女子児童をカッターナイフで殺傷したというあの事件。

「お父さんお母さんと話し合ってください」と先生が言ったと言う・・・・・・

何を話し合うと言うんだろう。
大人たちがただうろたえて、今だけ、なにを話し合えと言うのか・・・・・・

なぜこうなったのか・・・・・・
そんなことも分からず、大人をやっているのか。
昨日今日の政治の姿を見れば・・・・・・・
この国に遺す言葉はない。

児童相談所、児童福祉施設。
そこが一体どんな状況になっているのか・・・・・
よその国の貧困、子どもを救う前に、世界の貧困自由を言う前に・・・・・・
この国を省みるべきではないのか。

アフリカ難民の美談はその次ではないだろうか。

ところで、今行われている「ドーハ会議」・・・・・・

農産物を、例えば米をもみや玄米、精米などのように細かく分類した場合の日本の品目数は全部で1332品目。
「4%」なら53品目しか重要品目にできない。日本が求めてきた「10%(133品目)以上」と大きくかけ離れている。

つまり日本の農業が壊滅的状況に貶められると言う国際条約が締結発効されようとしている。

食料自給率40%を切ろうかというこの国に、まさに無条件降伏、“ポツダム宣言”並の強要だ。

国際政治では全く無力な「敗戦国ニッポン」の姿がそれだ。
せっかくの富も、国民には再分配されず、ほとんどが戦勝国に未だ消える。

暖衣飽食と貧困・・・・・

このままでは、富むものは益々富み、貧するものは益々貧することになる。
  


Posted by 昭和24歳  at 15:10Comments(0)

2008年07月27日

明暗

明暗

虚無僧の話ではない。

支配者は美酒肉林・・・・・・
覇権国の実質植民地なのではないでしょうか。
先進民主国家もその政権はその植民地からの収奪のみです。

そこに資源があれば資源を収奪・・・・・
資源がなければ、兵器を与え内戦を起こし国際貢献から金品を収奪する。
アフリカなどがそのいい例でしょう・・・・・

中近東の産油国もそこの政権が不安定であればあるほど欧米の収奪も計画通りに進む。
欧米にしてみれば、中東の植民地政策、収奪政策の中19世紀、金銀財宝・・・・・・
産業革命でのエネルギー需要にたまたまそこに「燃える水」があった。
中東の民もその「燃える水」を必要とする生活環境になかった。

1945年以降、中東諸国独立後もそこの油田は欧米の元宗主国の利権。
土地のほんの一部の王侯貴族が分け前に預かる・・・・・・
今もそのまま、その時のまま。
欧米は中東の国々に近代兵器を与え「一石二鳥」国際貢献の収奪と、石油利権を欲しい侭にする。

北朝鮮もそうだろう・・・・・・
世界第二の「マグナサイト」の埋蔵量が朝鮮半島、とくに、北朝鮮東北部にあると言う。
航空機、ロケットの部品、超合金には欠かせないレアメタル。
日本の民需品も100%に近い輸入・・・三菱、住友金属も大量に北朝鮮からの輸入に頼る。
シベリア油田から続く石油の埋蔵・・・これも確信的に囁かれている。

中国、ロシア、米国も現実、北朝鮮はその国力から言っても「相手」ではないでしょう。
狙いは、北朝鮮を媒介にした金銀財宝の収奪だろう。
北朝鮮が、安定して、平和になっては米中露の経済は破綻してしまう。
中東が安定しては軍需産業従事者は失業してしまう。

そして、米中露はこの国、ニッポンが平和で、豊かでなければ困るのです。
この国は戦後、自らの力で今日の経済発展と、平和、安定を勝ち得たものではありません。
この国がそうでならなければならない理由がその「戦勝国」にあったのです。
そしてそれは今もあるのです・・・・・・

この国の繁栄と安定は仕組まれた繁栄と安定。
このイラク戦争、自衛隊派遣のように戦勝国がそのように仕組めば拒むことはできない・・・・・・
それが、敗戦国、アジア最大の軍事基地を置かされるこの国の真の姿なのです。

国民が自発的に、自主的に真の独立、民主主義に目覚めない限り。
その意味では、日本は未だ発展途上国なのかも知れません。

  


Posted by 昭和24歳  at 07:34Comments(0)

2008年07月27日

足下の暗闇・・・・・・


足下の暗闇

高邁に思想信条を説いたところでそれが民衆を救ったことはない。
ああ言えばこう言う、唯我独尊、我こそが正義なりの終始・・・・・・
つまる所が政治のペーパードライバー。
実際ご自分は「運転」の経験などは皆無・・・・・・

政治がここまで茶化される現実。
そしてその漫画のような政治に「数百億」もの税が費やされる可笑しさ・・・・・・

年金ひとつとってもだ・・・・・・

ある「TVタックル」。

「浜田さん、あなたの国民年金は・・・・・」

「ふざけるなっ、二十代、ヤクザをやっていたモンが年金なんか払うわけがない」

民主党の大蔵出身の若手代議士に浜田幸一は指をさしてこう言った。

「だいたいなぁ、お前みたいに役所で出世を諦めたようなのが国会議員になるんだからどうしょもない」

「・・・・・・」

「いいかっ、俺はみんな知ってるぞ、お前がいつ何処で、どんな女と寝たかということも・・・・・」

「・・・・・・」

返す言葉もなく無言のその民主党代議士。

「第一お前の実家はなんなんだ、建築屋か、土建屋か・・・・・」

「いえ・・・・・医療関係です」
そう言ってようやく口を開いた・・・・・

「ぼろ儲けじゃあねえか・・・・・貧乏人の気持ち分かるか」

「・・・・・・」

「ほらっ、何でも答えればいいって言うもんじゃないよ」

と、大竹まことに窘められているその民主党代議士。

自民党から共産党まで・・・・・・
いいベベ着て、美味いもん食って、選挙の時だけ、這い蹲って、米搗きバッタ・・・・・・
まともな神経をしている人間ならできる話ではない。

「公明党、100年安心だなんて言ったって、100年後この国人口が6,500万人・・・・・バカじゃねえの」

大体来年のこともわからねえ奴が、100年とはそれこそ「お釈迦様」だって首をひねる。

「政権とってから言えよ!」

と、ハマコー・・・・・しかしそれに尽きる。

なにやったって、通っちまう・・・・・・

「数の横暴だって?」

だって独裁じゃあないんだから、数の多い意見が通るのは当たり前じゃあないの。

中国が13億人いたって、共産党党員が一体幾らいるって言うの・・・・・・
たったの5千万人チョボチョボ。共産党党員以外は「屁」でもない。
北朝鮮だって、数も糸瓜もない・・・・・・

「数の横暴」って言うんなら、一体、どうに結論を出すのさ(笑)。
大体が重要法案採決で「党首」が辞任したり、手を上げたのが下したり・・・・・・
三党合意なんて言って反故にしたり・・・・・
党利党略、私利私略、みんな仲好し倶楽部で政治家やっている。

政治家、選挙を落っこちてもちゃんと食っていけるやつ等が四の五のお為ごかしを言ってる。
何のことはない・・・・・・
比例区、全国区で神輿に乗って10年シラバックレテりゃあ議員年金が、年額450万円。
それでいて、どこかで、「社員もいろいろ」やっていて、いい社長さんにめぐり合えれば1,000万の役得。
当選するのが仕事・・・・・・

話し変るけど・・・・・・
可哀相な子ども、この国にはごろごろいるよ。
橋田さんの「気持ち」・・・・・・
そこだけに留めておかないと、大袈裟に「掛け橋」だなんて、あの子どもいい迷惑じゃあないの。
しかし、政治家もインチキなら、国民も相当インチキだね・・・・ここ。
戦争に負けた、無条件降伏したって言うことすら忘れてる。

足下の暗闇・・・・・・
  


Posted by 昭和24歳  at 07:32Comments(0)

2008年07月26日

青春とはなんだ

とある地方の高校を舞台としたいわゆる「学園モノ」の第一号が、この昭和41年日テレで放送の・・・・・・・

「青春とはなんだ」
だった。

原作は石原慎太郎。主役の先生に夏木陽介扮する“野々村健介”。
ラグビーを通じて町の古い体質とたたかう熱血教師役を「さわやかに」演じました。
のちに昭和46年の「これが青春だ」では“竜雷太”、昭和47年放送開始の「飛び出せ!青春」の“村野武範”へとつづいた・・・・・



そう、その「学園モノ」。
そしてこの「学園モノ」に刺激されるようにして大学に進学、ラグビー部と“熱血教師”を夢見た同級生、先輩も何人かいた。
しかし、そんな同級生や先輩がその“熱血教師”を成就した話は未だ知らない。

おそらく、その同級生や、先輩が念願成就していれば今ごろは・・・・・・
どこぞの市か県のご案内の『教育長』か県教育委員会ナンバー2の『教育審議監』にご栄達のことかも(笑)。

あに図らんや、それが挫折であったのか、それとも時は高度経済成長期、日本列島改造“今太閤”の時代もっといい話があったのかは知らないが、
今日、囚われの身となったその“ナンバー2”だか“ナンバー3”だか、いずれも教頭、校長上がりとのご案内だが・・・・・・
どう贔屓目に見ても今日日のそのお姿からはその“熱血教師”の趣は見えない。

そうなのだ!!

「青春とはなんだ」であり、「これが青春だ」であり、「飛び出せ!青春」

それが、「教育」の、いまさら“青い”と言われるかも知れないが、それは「汚れない」、聖域、然るになん人からも侵されてはならない、然るに、四方やその聖域に嘱する者がその聖域に嘱する者同士が「ワイロ」を贈ったり贈られたり・・・・・
しかもそれを当然のことと、反省すらなく、発覚するとなるや「証拠隠滅」を工作すると言った破廉恥極まりない所業。

さらに、つまりは聖域、登竜門の命綱を裁可するものが「地獄の沙汰もカネ次第」のさまで、
「コネ・カネ・縁故」のある子弟には落第でも手心、加点し、「コネ・カネ・縁故」のない子弟は合格しているにもかかわらず、
驚くことに神をも畏れぬ所業、誰も知らぬところで「減点」を工作し落第にする。

しかし、どうやら世間ではその「合格」を減点、「不合格」によることをあまり問題視していないようだ。
なぜだ、本丸の文科省からして全くと言っていいほどそこのところが聞こえてこない。

これは、明らかに「人権侵害」であるし、「人種差別」なのだ。
特定の「人種」でなければ、落第の特定の「人種」を合格させるためにそこに生じた確かな「権利」を抹殺する。
そのようなことが許されていいはずがない。このことはこの国の存在、存亡にも関わることなのである。


事の重大さは「公教育」を犯した、汚した、それ以上に「殺した」に等しい行為ではないのか。
なぜなら、そこでの過去における被害者は全くの「冤罪」で不合格とされ、いや、「冤罪」ではない、一人の強欲な愚かな人間によって・・・・・
そしてそれは「公権力」によって抹殺されたと言うことに他ならない。

だから、本丸の文科省も、本丸の本丸の政府も一切その「公権力犯罪」には言及しない。

なぜなら、それはなにも「教員採用試験」だけではなく、“科挙”・・・・・・
差別思想からの公権力による、一般国民の「差別」。その行為が日常事に行われているからだろう。

「アリの一穴」
根底から崩れ去る「公権力」と「公教育」・・・・・・
昨日までの「教育基本法」云々が、チャンチャラ可笑しい。

戦争に負けて60余年。
時の敗戦国、その国家権力は崩壊していた。占領軍との様々な工作、命乞いの売国、それも人情だろう。
見せしめの「A級戦犯の絞首刑」。もっともそこでは何の責任もないはずの、
ただ、上官の命令、天皇陛下の命令で捕虜虐待とかでMPに引っ括られて絞首刑なんていう哀れな帝国陸軍兵もいた・・・・・

そんな時代から、いつしか「六〇年安保世代」が終焉し今や「70年安保世代」が終わりかける時代。
あの、賄賂を贈って逮捕された元校長で義務教育家課長、教頭夫婦・・・・・・

笑えるのが不正を働いて長男長女をその親、52歳と50歳。ということは昭和31年生まれと、33年生まれだろう。
彼らが教職に就いたのがおそらく昭和54、5年。その意味ではこのニッポンは将来に向けて輝いていた時代だったと述懐する。

上越新幹線の開通、関越高速の全線開通と「日本列島改造」の総仕上げの時代・・・・・

後の“義務教育課長”の父親と“教頭”の母親が長男長女の「教員採用試験ワイロ工作」をしてしまうそんな時代を想像しただろうか。
ところで彼らは「ワイロ」をなんと心得ているのだろうか・・・・・・
「100万円」、「200万円」とそのために渡す行為を、そこに躊躇いはなかったのか。

察するに、夫婦で教職とあらばその年間家計所得は今日の国民平均の10倍近いはずである。

「バレルはずがない」「みんなやっている」「仲間内じゃあないか」

事の善悪をもっとも範とするべき教職者がその「最悪」になんの躊躇いもなかったとするなら、
この国は最早救いようのない、自浄作用のない亡国だとしか言いようがない。

教育界、自ら「自浄」しなければこのことの解決策は何処にもない。

あっただろう・・・・・・

「青春とはなんだ!!」
のそれが・・・・・・!!!
  


Posted by 昭和24歳  at 15:20Comments(0)

2008年07月25日

親の顔が見たい

忌々しき現実

大分教員汚職――――― 

「最上層部が合格指示」逮捕の元参事供述

大分県の教員採用汚職事件で、収賄容疑で再逮捕された元県教委参事、江藤勝由容疑者(52)が、

「07年度の小学校教員採用試験に際し、当時の最上層部から数人の受験者を合格させるよう指示された」

と県教委元幹部の実名を挙げて供述していることが分かった。


大分県教委、70歳の元教育長が“40年来”の「口利き」を認めている。

「金品の授受はなかった」とそれぞれが口をそろえるが・・・・・

あのふてぶてしい態度で、「逃げも隠れもしない」約束の会見をすっぽかした県教委ナンバー2の富松哲博教育審議監(60)。

それを「信じろ」という方が無理だろう(笑)。

大分県教委、なぜ発覚してしまったのか、“犯人”探しに躍起だろうが、
事の発覚は「おおいた市民オンブズマン」に届いた一通の匿名“電子メール”だという。

「選考試験はほとんどが世襲」「県議・国会議員のコネも加わる」

「おおいた市民オンブズマン」はメールの指摘が真実かどうか県教委に調査を求めたが、
同3月に県教委から返ってきた回答書には、

「不正と認められる事実はなかった」
とあるだけだった。

「おおいた市民オンブズマン」の求めに調査を担当したのは県教委義務教育課の人事班。
そしてそこには事件の中心人物の一人、江藤勝由被告(52)(収賄罪で起訴)は当時、同課主幹として人事班を担当する立場にいたという。

その“内部調査”直後に江藤勝由被告はパソコンのデータ消去や、データ改ざんを密かに・・・・・・
「イザッ!!」というその時に備えたとか(笑)。

しかし事は、公立小中学校の「教育の義務」の根幹ではないか。

「教育の信頼を取り戻したい」

とか言うが、そもそもそんな言葉で取り繕える事柄ではない。

日本全国の県教委が、「不正と認められる事実はなかった」と言っている。

しかし、「口利きはあった」とか、「発表前の合否の連絡を議員には伝えていた」とか・・・・・・・
そしてその県議は「口利きはしたが金品の授受はない」とも口をそろえた。

大分県教委だけを例に取れば、凡そ半分近くがワイロを伴った「コネ、情実採用」の“先生”。

「親の顔が見たい」ところではあるが、“親”の顔は見えてしまっている(笑)。



「親の顔」とはこれだ・・・・・・

この事件で逮捕された佐伯市の元校長で県教委義務教育課の参事、矢野哲郎容疑者(52)と、妻で佐伯市の小学校教頭のかおる容疑者(50)は、
おととし、長女の採用試験で便宜を図ってもらった見返りに、当時、県教委ナンバー2の審議監で、
由布市の教育長、二宮政人容疑者(61)と義務教育課の参事、江藤勝由容疑者(52)に、それぞれ100万円分の商品券を贈った・・・・・・

しかし、教育委員会委員も教員も公務員でそこにある“カネ”は労働対価ではあるが原資は“税金”である。
まあ、その税金“カネ”が内輪同士で行ったりきたりしているっていう話だから太っ腹の国民としては、

「そんなのもありかな???」
で、済ませないわけではないが・・・・・・問題は、「不正合格」と、「不正不合格」である。
そこでの一番の被害者は、つまり「教員資格」が本来ならない「先生」に教わる児童生徒である。
人として生まれてはじめての「社会」が、「学校」という、誰でも忘れることのないその先生「恩師」とのかかわり。

そういえば、このところの小中学校の卒業式では「仰げば尊し」を歌わないらしい。
もっとも、

♪仰げばぁ~尊し~わが師の恩~~~♪
が、不正合格かもしれない“先生”ではその歌もきつい冗談になってしまうしかない(笑)。

「良いことだとは思ってはいなかった・・・・・」

おいおい、それが「先生」の言うことか!!???

ここでせめてもの願いは、確かに忌々しきもんだではあるが・・・・・・
そうした「不正」を働いた親、関係者は正直に名乗り出てそれなりの分の処し方を見せて欲しい。

「正直に」、あくまでも「正直に」である。
そうでもして頂かなくてはそれこそ“子どもたち”は浮かぶ瀬がない。

教育現場を案ずるのはその後ではないか・・・・・・
  


Posted by 昭和24歳  at 10:43Comments(0)

2008年07月25日

カサブタ

傷口を舐め合うことも無いが・・・・・・
何も傷口に塩をすり込むことも無い。

僕らはその傷が癒える少し前の「カサブタ」にはなれないものか。

痛くて痛くて仕方のない時代。
痒くて痒くて仕方のない時代。
こそばゆくてこそばゆくて疼くような時代・・・・・・

僕らはそんな時代を生きてきた。
無理やり剥そうとすると、生まれたての薄紅の傷口に「ジッ」と血が滲む。
しっかり治れとばかりに・・・・・
「カサブタ」はその生まれたての肌を硬く、優しく蓋う。

傷口が癒えた時・・・・・・
その「カサブタ」は、
「さらっ」と、剥がれ落ちる。
そしてまた、新しい時代が始る・・・・・
とうとうと、始る。

僕らもそうして始った。
それは、清水が渓流に、渓流が小川に、小川が大河に・・・・・・
そして大河が大海に潅ぐように。

僕らはカサブタの世代。

その傷口が膿む前に、その傷口が広がる前に・・・・・・
しっかりとした「カサブタ」になる。

そして・・・・・
「さらっと」、終わればいい。
もしかしたら、その「カサブタ」・・・・・
大切に仕舞っておいてくれるかも知れない。

僕のは知らないが、娘達の「臍の緒」。
今、「カサブタ」になろうとしている僕らは・・・・・・
娘達の知らない所に、大切に仕舞ってある。
それも「カサブタ」かも知れない・・・・・

そろそろ僕らは「カサブタ」になる時が来る。

さらっと落ちて消える時が来る・・・・・

「カサブタ」の世代・・・・・・

何ができるだろう、「カサブタ」の僕。
  


Posted by 昭和24歳  at 07:19Comments(0)

2008年07月24日

「空白の世代」・・・・・・

僕等は間もなく終わるだろう。
その終り方は、それぞれ様々だろうが・・・・・・

その始まりの瞬間と、終りの瞬間は誰も同じ。

「空白の世代」・・・・・・

それは時間の空白なのかも知れない。
恰も、様々な、色んなことがあったように見せられてはいたが、その実何にもなかった・・・・・・

あの混沌とした時間の中に僕等は生まれ、世相の喧騒の中僕等は孵化し、
それはまるで蛙の卵がお玉杓子に、お玉杓子に手が生え、そして足が生えるように。

そう・・・・・・

もしかしたら僕等は未だお玉杓子のままなのかも知れない。
手足は生えたものの、未だ未だ、お玉杓子のまま。

そこが、池の中なのか、小川の中なのか、嵐の後の水溜りの中なのか・・・・・
何れにしろ、それは水の中・・・それは温む水の中。

「井の中の蛙」どころか、「井の中のお玉杓子」。

戦後、営々と築かれたこの国の「形」・・・・・
その「形」が一体どんなものなのかは未だ僕等には、実は知らされてはいないのではないだろうか。

焦土、戦後の混乱に生まれた僕等。
昭和20年代・・・・・その情景さえ僕等の脳裏には不確かなものでしかない。
心象にあるその風景はある時を境に、まるで何もなかったかのようにかき消されてしまったように思えてならない。

僕が住むこの街も、あの時代には河原にバラックを拵えて暮す人、橋の下で生活をする人・・・・・
街の中でさえ共同炊事場、共同便所に3畳、4畳半一間に親子数人で暮す人たち。
僕等は忘れてしまったのだろうか・・・・・
ツギハギだらけのズボンに真冬でも素足のアカギレ。

あれから50年・・・・・・
僕等が物心がついた頃から狂騒の時代。
六〇年安保、七〇年安保、そしてヴェトナム戦争に石油ショックと狂乱物価。
さらにそれのフィナーレとしての「バブル経済」・・・・・・

それらの全てが崩壊し、終焉する中この国の支配階級層の精神的荒廃。
政、官、財が曝け出す醜態の数々・・・・・・
汚職、隠蔽工作、贈収賄、裏金・・・それらが豊かであるはずの階級階層の中で繰返される。

それも、「時間の空白」の中。
未だ何も明かされないままそれらの全てが終わろうとしている。

そう・・・・・・

僕等はもう終わろうとしている。

「井の中の蛙」なら未だいい・・・・・

それが、「井の中のお玉杓子」だとすれば、
それこそ、その「井戸」の「水」が干上がってしまったら・・・・・・
水を干されてしまったら、僕等は「大海」を知ることなく終わるしかない。

空白の中に生まれ、空白の中に育ち、空白の中を生き・・・・・・
空白の中に埋没する。

それは、その時間の空白のように・・・・・・
生まれ、育ち、生きたことも消されてしまうのではないだろうか。

そんな「空白の世代」・・・・・
  


Posted by 昭和24歳  at 18:42Comments(0)

2008年07月23日

永田町、「ブルーシャトー」。


森と泉に囲まれて・・・・・

永田町、「ブルーシャトー」。

小渕→森→小泉の3代の政権下で政策活動費が際立って多いのが山崎拓氏である。

幹事長時代の1年半(01年4月~02年12月)で12億3440万円。
山崎氏の側近で経理局長だった亀井善之氏(9億540万円)の分を合わせると、
山崎派コンビで20億円以上の“機密費”を使ったことが、
党内の語り草になっている。
 
カネの面から自民党人事の裏側を読むと説得力がある。
ちなみに、総務省が開示したばかりの03年の政治資金収支報告書から、
安倍晋三幹事長の政策活動費を追ってみた。
すると、幹事長就任からわずか4か月間(03年9月~12月)に7億6100万円を引き出していた。
山崎氏を上回るペースである。
 
党役員以外への支出の中にも不可解なものがいくつかあった。
「02年10月9日」に、
時の官房長官・福田康夫氏に3000万円が渡されているのはいかにも不自然だ。
それというのも、前述のように官房長官は年間16億円もの官房機密費をサイン一つで差配できる。
活動費に困るとは通常は考えにくい。

その時期は、小泉首相の北朝鮮への最初の訪問(9月17日)とちょうど重なっている。
が、訪朝そのものに前向きではなかったとされる福田氏へのカネの説明にはならない。
 
あっと驚く機密費も発見した。
自民党は引退する長老議員にひそかに≪退職金≫まで支払っていたのである。
別掲の表を見てほしい。

前々回の総選挙(00年6月)の際に政界を引退した竹下登元首相をはじめ、
原健三郎、桜内義雄らの衆院議長経験者、梶山静六・元官房長官ら8人に、
1000万円ずつ政策活動費が支払われていた。
竹下氏だけは別格の2000万円である。

桜内氏と村山達雄氏など、引退表明した翌日に渡されており、
政治活動を辞める人々に「政策活動費」を配るとは国民をバカにするにもほどがある。

<週刊ポストより引用>

まあ、使い放題っていうとこですか・・・・・
止められませんね(笑)。
  


Posted by 昭和24歳  at 20:33Comments(0)

2008年07月22日

草臥れて・・・・・

誰もが草臥れてしまっている・・・・・

その実「公」はどうしようもないところにきてしまっている。
国鉄民営化も、電電の民営化も郵政民営化もみんな「イカサマ」。年金も「イカサマ」がまかり通って、警察も役場もすっかりカネに犯されて・・・・・
そしたら「大分県教委教員採用試験贈収賄事件」。まったくの無茶苦茶な教育行政。

とてもじゃないが、やり直しのきくことではない。

一事が万事・・・・・・

敗戦直後の吉田茂の時代にはGHQの幹部に女をあてがい巧く講和に導いた。
それが外交だろうし、敵、相手の弱みを握る・・・・・・

そういやあ当時のGHQ幹部もアメリカ本国じゃあグウタラだったらしい。
イラクじゃあないが、日本の軍事隠匿物資のカッパライ横流しでどうしようもなかった。
そりゃそうだ、戦勝国だものなんでもあり。

敗戦国とはいえ日本の官僚、役人だって抜目はない・・・・・・
しこたま、盗人、カッパライ、警察なんかないんだから狼藉の限り(笑)。
小心で、真面目な大多数の国民が損をした・・・・・・

なにせ、大元帥の「人間宣言」・・・・・
ところで「人間宣言」とは、真に奇妙、奇天烈なはなしだが、ということは「人間」ではなかったのか。妙に納得。

その大元帥の御巡幸に日の丸を振って感涙する小国民・・・・・

その末裔が、オイラたちだ。まったく笑える。

http://jp.youtube.com/watch?v=50ZyQQ6yBqI
アメリカからみた【原子爆弾&天皇統治権(Nuclear weapon)】第二次世界大戦


そこそこは食えるが、それ以上は食わしてはもらえない・・・・・・
なんとか贅沢ができると思えば、世の中不景気になっちまって、
儲けは少なくなるわ、税金はあがるわで泣きっ面に蜂。

しかし大した苦労もせず今まで食えてきたもんだから怠け癖がついちまって、
腹が立ったところで・・・・・

「俺ひとりが四の五の言ったところで・・・・・」と、テレビの前でぶつぶつ独り言。

あの「TVタックル」じゃあないが、政治家が役者になってバカをされたんじゃあ、
給金返してもらいたいよ全く。
与野党でカツラ被ってりゃあ世話がない。

北朝鮮には日本の政治家の「本番裏ビデオ」があるって言うのは常識。
日朝友好議員連盟なんていうのは脅されっぱなしだろう・・・・・・
それが外交だっていうの。

首相官邸だってモニターされているっていうし、
このインターネット・・・・・・
そもそもが「WWW」自体が軍事機密専用回線だったんだし、
NTTも民営化して国際標準に合わされちまって機密も何もあったもんじゃあない。
挙句が、郵政民営化・・・・・・
日本の電波、通信の取締りも民営化。

旧大蔵省の「ノーパン事件」もアメリカ様のヤラセだし、
今の日銀総裁だって、あんな顔して新宿楼蘭で「しゃぶしゃぶ」食ってた・・・・・
日銀の金融政策はアメリカじゃあ好評だって言う。
どうせ変な写真、ビデオを握られてるんだろう・・・・・・・

田中角栄、自伝にも書いてる・・・・・・
「目白は盗聴されてるって」
それが外交の常識。

あのアメリカ合衆国のホワイトハウスだって、クリントンのテレホンセックスが筒抜け。
政権維持のために攻撃される中近東、アフリカはたまらないけど・・・・・・
しかし、山崎拓くらい蛙の面にションベンじゃあないとダメかもね。
政治家、多かれ少なかれ似たようなもんだろうし。
山拓にしてみれば・・・・・・

「人のこと言えた義理かよ」

だろうね。

国民だって、似たようなもので・・・・・・
なんだかんだいいながら、他人事でさ、
人の不幸ほど面白いものはないくらいにしか思っていないんじゃあないの。
そうでもなければ、
昨今の「羞恥心」に「キャーキャー」言ってられないっていうの。

それにしても、イチローはクールだね。
今時の若者・・・・・・
あの手、結構多いいかもね。
一安心・・・・・・
オイラたちが一番間抜けかも(笑)。

  


Posted by 昭和24歳  at 18:50Comments(0)

2008年07月21日

差別社会をどう生きるか・・・・・その2

昨日のNHK「日曜討論」でも論じられていたが・・・・・・

石油高騰に対する「漁船燃料補填」だが、そのことを言えばなにもこの石油高騰で、
1リットル170円のガソリンに苦境するのは「漁師」ばかりではない。一般国民市民も同様である。

ところで、なぜ小沢民主党は「1000億円」の漁船燃料緊急補填なのか???

まずは、道路特定財源とする暫定税、本税をこの“危機対策”として『減税』すべきではないのか。
当然、漁師、漁業者の苦境は理解した上でのことだが、そのことでは運送業をはじめ、事業に「自動車」を不可欠とする業者は同じではないか。

政府自民党も漁業関係者に漁船燃料補填を緊急予算措置とのことだが・・・・・・
あらたに、そこに税金を投入すべきではない。

それよりも、「払戻し税」としての法的措置を緊急対策として講じるべきではないか。

石油を事業ベースにする、運送業、農業、クリーニング業、銭湯業等々、
それらを売上に転嫁できない分野には即刻「払戻し税措置」で救済するべきだ。

当然、道路工事を一旦中止しても、道路中長期計画を棚上げにしてでも「道路特定財源」を払い戻すべきだ。

そのことで影響をこうむるのは道路工事を請け負っているゼネコンなりその下請け孫受け。
そこでの契約上の所得保障は原材料費を除いたものを道路特定財源から給付し、中長期道路計画の用地買収は即刻中断させることだ。

ところで、福田首相は夏休みだというが国民は猛暑、石油高騰、物価高騰で夏休みどころではない。

「内閣改造???」

傷だらけの自民党国会議員、安倍政権の二の舞が関の山だろう。

しかし野党も一枚岩とは行かず、国民そっちのけの政局談義。
自民党国会議員の「小泉政権」の評価もある種の「思想」、「宗教」的な観さえ見える。

しかし、いざとなると、この日本国民、どんな事件が起ころうと「他人ごと」。
諸物価高騰、消費税増税を次期総選挙後と平然と言う閣僚を前にしても「他人ごと」。

正直、そうは困っていないのかも知れない。
それとも、「困っているとは思いたくない」。いわゆる“ストックホルム症候群”なのか(笑)。

もうすぐ「終戦記念日」である。

“敗戦”。戦争に負けて、占領されているにも関わらず、「終戦」なのである。
昭和20年8月15日までの8ヶ月間で100万人近い国民が殺されたというのに「終戦」なのである・・・・・

そして、大元帥、現人神「天皇陛下」の「人間宣言」という、おおよそ世界では通じる話ではない話を真に受け、そのご巡幸に日の丸を振らされ、

「戦争に負けた」のではなく、「戦争は終わった」のだと思いたい“ストックホルム症候群”。
このニッポン国民の感情とは一体なんなんだろうか???

あの、日本共産党までがその「終戦」の一時には米軍(連合軍)を“解放軍”といい歓迎の仕草。

「戦争に負けた」のではなく、「戦争は終わった」のだと思いたい・・・・・・

「負けたのではない」のだから、責任をとるものはいない。

「戦争は終わった」のだから、戦争を遂行した、軍政とはいえ行政官はそのまま「戦争の終わった」ニッポンを行政する。


当然のように縁故、コネ、情実で、その息子が、兄弟が、親戚のものが役人になったり、政治家になったり。
復員兵、満洲からの引揚者。
そこでも“運”のいい、縁故、コネのある特別な国民は行政職に就く。

一般国民の窺い知ることのない「官の社会」。

旧国鉄がそうであったように、専売公社が、電電公社が、郵政公社が、県庁、市町村役所が、公立校が・・・・・・
親が、役人、教員であれば、息子も娘も弟も妹も・・・・・これって「人情」(笑)。

実は、僕の父親が旧国鉄職員で、父親の兄、つまり伯父も旧国鉄の職員、従兄弟も旧国鉄の職員。
当然僕の父親も、僕を国鉄の職員に・・・・・したかったし、できた。
しかし僕は親不孝にも「音楽界」というヤクザな社会に身をおいてしまった。

従兄弟が旧国鉄の職員で組合活動に、民営化“JR”で全ての道は閉ざされたが。

伯父が市役所の市民化課長で退職。当然従兄弟の息子も市役所勤務。
子どもの頃からそう決まっていた(笑)。


「負けた」のではない、「終わった」戦争。
無辜の命をよそに「手柄話」にも花が咲く。“同期の桜”とともに・・・・・

中高の歴史教科書でもそこのところが実に怪しい(笑)。

「終わった戦争」だから、「再開」するかも?
韓国が竹島(ドクト)を韓国の固有領土として軍事占領をするとの韓国議会・・・・・・

さて、日本政府はどう出るのか?
官房長官は実に呑気というか、バカバカしい発言に終始しているが。
200海里、漁業問題から言っても、竹島の領有権は実に大きな問題である。

平和裏に解決の運びとするなら「国際司法裁判所」への提訴だが、それすらを韓国は拒絶(笑)。

韓国の論調だと“竹島”の次は“対馬”までが韓国領土だとか言い出す始末・・・・・・

どうしましょ(笑)。
  


Posted by 昭和24歳  at 20:44Comments(2)

2008年07月21日

差別社会をどう生きるか。

差別社会をどう生きる

困ったことに、どうやらそれを“子ども”に教えなくてはいけない時代がきたようだ・・・・・・

大分県教委の“贈賄事件”も、「30年前から」の慣行で、おそらくこれが全国規模であればあるほど、
時間の経過とともに「チョン」になるのは見えている。
なぜなら、これほどの“事件”であるにもかかわらず文科省も政府本丸も他人ごと、というよりは・・・・・
「行政」という社会ではその“縁故”とか“情実”は当たり前であるから「そこのところ」の問題意識すら“感じてない”のであるからだ。

その「行政」という社会ではひとつの“ムラ”で全てを解決させる。
国は国で法律を作り、地方自治体は地方自治体で条例を作り国民、市町村民を「拘束」、縛る。
そこには、官僚、役人を罰する決まりもなければ当然、そんな“法律”も“条例”もない。
あるのは「役得」のための“法律”と“条例”だけ。
労働条件の定めとか、手当ての定めとか、給与案件の定めとか・・・・・

そしてその行政に関わる「民間企業」。
そのような民間企業は行政からの「補助金」やら「助成金」を“縁故”、“情実”つまり“コネ”で当たり前のように受け、
そこで行政の「公共事業」を下請けしたり、行政案件のモデル事業を都合よく関連付け商売する。
もちろん「有力政治家」の「政治献金がらみ」の事業だったりがほとんどだが・・・・・

つまり、縁故もコネもなにもない普通の国民、市民から徴税した“カネ”を行政権力はその“縁故・コネ”で、
そこでの情実から極限られた少数の国民、市町村民に流しこむだけ。

昨日のNHK日曜討論では相変わらず自民党の“野田毅”「小沢党」からのデモドリは、社会保障費の財源を、

「消費税増税から逃げてはいけない」

のようなことをほざいていた。

そこでの日本共産党小池晃氏の発言だが・・・・・・

「会計検査院の発表では国の一般会計予算総額100兆円の3%、少なく見積もっても3%が“ムダ”との指摘がある・・・・・・
100兆円の3%といえば3兆円。そのムダを削るだけで“3兆円”の財源、消費税にして2%分に近い財源がある」


そのことから言えば、このニッポンには財源は山ほどある・・・・・・

第一に、特殊法人、公益法人の「行政サービス機関」へ注入される税金、“12兆円超”。
各省庁傘下のそうした「天下り受け皿」だけのための「行政下請け機関」への予算。

そしてこのところ、後期高齢者医療制度で「医療機関」もそこでは“善意”を見せてはいるが、
国が予算付けする医療費総額30兆円超の“3割”からが、その医療機関の「不正請求」との指摘。

さらに、最大の格差、差別社会を象徴するのが「公務員給与」、それの総額だろう。
大阪府職員労組ではないが、平均年間所得の「700万円」を受ける職員が・・・・・・

「生活が苦しい」
という、実態からしても、もはや「公」と、一般市民、国民の生活実感とは隔絶された現実がある。

公が受取る賃金総額は年間“37兆円”。
これは純然とした「公務員給与」であって、半官半民、つまり「公共料金」然を収入とし、国からの補助金を受け事業をする、
電力各社や公社、公団のそれは含まれない。それら「みなし公務員」の平均所得はその“公務員”より高額の場合が多い。

一般国民の平均年間所得の「倍近い」給与を得る“半官半民人”の総数は500万人ほどいる・・・・・・
ちなみに、昨年民営化された「旧郵政省・郵政公社」の職員は30万人。それが国家公民平均所得だった。
そして、その「旧郵政省・郵政公社」には正規職員のほか12万人の非正規職員が“ワーキング・プア”として存在している。

今日の大分県教委のように「イカサマ採用試験」で篩いに落とされた教職員希望者が臨時教員(アルバイト)として、
全国では相当数採用されやはり“ワーキング・プア”として存在する。
それは多くの省庁、官庁で、年間200万円前後の“ワーキング・プア”の実態・・・・・

つまり労働「差別社会」が、その“ワーキング・プア”を問題視するはずの「厚生労働省」本体に存在する、笑えない現実(笑)。

「民間並」で国民、民間は生活している。

同じ日本国民で、 「公務員」が“民間並”で生活できないはずがないと思うのは僕だけだろうか。

つまり、その公務員待遇を“民間並”にするだけで消費税“20%”分、国家財政が救済される。

ということは、国家財政を貶めているのは社会保障費でもなければ医療費でもない・・・・・

国家そのものの“存在”ではないのか。
  


Posted by 昭和24歳  at 12:29Comments(4)

2008年07月20日

“拝み屋”と“アカ”

“拝み屋”と“アカ”がいる以上、ジミンは安泰カモネギ・・・・・・

はっきり言って、真梁の利いてる日本国民はそんなにもういない。
それでいても、はっきり言って日本は安泰ダジョ~~~はちびまるこの山田。

ほとんどの国民は、ちびまるこの祖父さんの友蔵かその倅、つまり、ちびまるこの親父のひろし・・・・・・
実に良くできた漫画である「ちびまるこ」は昭和40年代の静岡の清水を舞台にしたホームドラマ。
まあ、チョイ、残念なのはそこに「清水訛り」があまり聞けないところといえばいえてるところか。

まあ、大方のニッポン国民古きよき戦後昭和の高度経済成長の中に大きくなったガキの団塊世代とかの還暦ジイサン連中と、
その中、馬車馬の如くフル回転で我武者羅に走り抜けた“後期高齢者”のトホホな爺婆。

実は、そんな中にも“拝み屋”と“アカ”は結構いる・・・・・・

ご案内だが、“拝み屋”の頭目は後期高齢者、“アカ”のそれもまあ、代替わりしたとは言えそれのそれだ。
そして“拝み屋”も“アカ”もそれのそれだのそれは団塊世代・・・・・

早い話、今のニッポン国民はそんなそれのそれだのそれと似たか寄ったりの、

♪シャボン玉のよぉ~~なぁ~~~あたしのぉ~命♪

の「ラブユー東京」な国民ばっかし。

つまり、政治家ばかりでなく、そこいらへんの中小零細企業のオヤッサンも全部、二代目三代目ばっかりの世の中任せ人任せ。

そう、大体がそんな、二代目三代目、親の遺した身代を減らしたくないもんだからあの手この手で法律を弄くって、
不労所得税減税、相続税減税のための消費税増税・・・・・・

「広く薄く」とは言い草がいい(笑)。

つまり「広く薄く」とはそんな、二代目三代目が税金を払わなくてすむ・・・・・
そおいう、勤めたこともなければ、カネの苦労をしたことのないお世継ぎの狡っからい根性のひん曲がった仕組みが今の社会。

その見本、看板みたいのが「大分県教委」のバカ校長夫婦が、バカ息子、バカ娘を自分と同じ身分にしたいがためのワイロ工作・・・・・・

これって、今のこの日本の社会システムに全部当てはまる。
なにも教員だけじゃあない。大体が、「天賦の社会」で「天賦のない」のが蔓延る・・・・・・
そしてそれがなんとなく通用する「社会」はみんな構造汚職社会。

公官庁、官僚、役人社会は全部そう・・・・・・

そこにいる連中は、7、8割方が「カエルの子」で、オタマジャクシがいつの間にかカエルの村社会。

そんなもんで世間、世の中持つわけないから、やっぱしこのニッポン・・・・・・
いつの時代も、「叩き上げ」のようなスッゴイやつがどこにでもいて、
そりゃあ、中国や韓国のように「汗水流すのは身分が汚い」といった発想の国民性とは違ってどういうわけか“ニッポン国民”・・・・・・
カッパラワレようガ、叩かれようがはっきり言って、その他大勢のニッポン国民、それに救われている。

概して、そういう“叩き上げ”は情が深いものだ。
そういう「叩き上げの時代」が敗戦国ニッポンをここまでにした。
はっきり言ってそういう“叩き上げ”がいつの世、時代にも少なからずいるニッポンには中国も韓国も到底敵わない。

しかし、一歩、いや、半歩でもそれが間違うととんでもないことになっちまう・・・・・・

それが、あの昭和の大戦のような愚かさである。
あの時の軍人、官僚のほとんどがご案内の、二世三世の時代で、その意味では時代背景としては今日、そっくりさん・・・・・・

“拝み屋”と“アカ”

これが、やはり、「叩き上げ」の“拝み屋”と“アカ”じゃあなくて、二代目、三代目の“拝み屋”と“アカ”だから始末が悪い。
よほど、喧嘩でも強くなければ、そんなそれからは弾き飛ばされる・・・・・

もちろん、その世界、モノづくりとか商いの世界じゃあないから「天賦才能」があっても概して役に立たない。
ヤクザの世界と一緒で「度胸」と「運」だけが勝負。

“拝み屋”と“アカ”、いずれも頭目、直である・・・・・・

星一徹じゃあないが卓袱台ひっくり返すような「叩き上げ」がその時こそ出てくる。

階段は一つひとつ上るもの。

エスカレーター、エレベーターでしか上ったことのないものの政は、
しかも、そのエスカレーター、エレベーターでさえ順番待ちをカネで買うようなそれでは・・・・・・

いつまでも古証文の“拝み屋”と“アカ”は、そろそろ足下が危ない。
  


Posted by 昭和24歳  at 14:53Comments(0)

2008年07月19日

ブレーメンの音楽隊

ブレーメンの音楽隊

としをとってはたらけなくなった
ロバとイヌとネコとニワトリが、
たびにでることにしました。・・・・・
この4匹は、どんな旅をするのでしょうか。



話はブレーメンじゃあたくて“永田町”なんですが・・・・・・



小渕首相まで、ずっと続いていた旧田中派、そして経世会の竹下派。
それがある日ある時を境に、旧佐藤派、福田派の清和会とかに風向きが変わった・・・・・・

もっとも、旧田中派の田中角栄元首相も、旧佐藤派、佐藤栄作内閣の時の自民党幹事長だったり、大蔵大臣だったりで、
いわゆる、「角福戦争」とかまでは、同じ釜の飯の仲だった。


森内閣誕生の時期に15億円支出――――――

「5人組謀議」直後の出金。

“ブレーメンの音楽隊”はロバとイヌとネコとニワトリだが、永田町のそれには“タヌキ”が加わったようだ・・・・・・

話の筋では、総理大臣になると、なぜかすぐに1億円が必要になるらしい。

小泉首相の前任者、森前首相もそうだった。
ということは前任の安倍首相の場合も、今度の福田首相の場合もそうなのだろうか???

森氏は小渕恵三元首相が脳梗塞で倒れ、
意識不明に陥った緊急事態の中で自民党幹事長から総理大臣に就任した(00年4月5日)。

小渕政権末期は旧自由党の連立離脱問題で与党内は大混乱に陥り、
森幹事長は対応に追われていただけに、党の機密費にあたる政策活動費の使いっぷりも激しい。

その年1月に7915万円、2月は1億6900万円を使い・・・・・・

自由党の連立離脱が確実になり、
自民党執行部あげて自由党内部の切り崩し工作を展開していた3月末には3日間で、

8000万円を引き出した。

その直後に小渕首相が倒れた(4月2日未明)。

その日、森氏は首相臨時代理だった青木幹雄官房長官、野中広務幹事長代理、村上正邦参院議員会長、
そして亀井静香政調会長(いずれも当時)と極秘会談し、

「小渕内閣の総辞職」と、森氏への「政権交代」が話し合われた。

後に『密室の5人組』による政権簒奪の謀議と批判を浴びた憲政史上の重大疑惑である。
 
森氏は4月5日の衆院本会議で首相に指名されたが、同じ日に自民党本部から、

1億円の政策活動費を受け取っていた。

それは5000万円を2口に分けるというやり方も小泉首相のケースと同じだから、
後任の小泉氏の方が森氏のやり方を真似たのかもしれない(笑)。
 
森内閣はいわば自民党の派閥談合によって成立しただけに、
政権発足直後、各派閥には政策活動費が大盤振る舞いされていた。4月と5月の2回の合計で・・・・・・

森派、橋本派、加藤派、亀井派にはそれぞれ3億円ずつ、

山崎派に1億5000万円、高村派と河野グループは1億円が派閥幹部の名前で配られている。

総額15億5000万円。前述の小泉政権下での派閥分配金と比べると突出した金額だ。

『密室の5人組』による政権交代劇の不満封じのためのカネと取れなくもない。

森氏は幹事長時代に3億3115万円、
首相在任中に3億4400万円の政策活動費を使ったが、興味深い事実がある。

00年12月12日には自民党議員に一斉にモチ代が配られ、森氏も300万円もらった。

当日の『森日誌』(産経新聞)によると―――――――

森氏は執務を終えた後、午後6時31分に永田町の紳士服店『銀座英國屋』に立ち寄り、
その足で京王プラザホテルの『田端義夫歌手生活60周年を祝う会』に出席してスピーチをしている。
政策活動費がスーツや御祝儀になったなんて思いたくもない。では、何に使ったんだろう。

「00年は幹事長そして総裁でありましたが、党の最高責任者としての責務と活動量が飛躍的に増大したことに伴い、
その経費として党からの活動費も増えたものと思われます。
政策活動費について、党役員として党活動を行う為の経費以外の趣旨の資金は含まれていません」
 


森事務所は、文書でそう回答した。
それなら具体的使途を明らかにできるはずだが。

官房機密費・・・・・・  


Posted by 昭和24歳  at 10:03Comments(0)

2008年07月18日

色即是空空即是色

僕はなぜかこの薬師寺の高田好胤さんの語り口が好きでした。
たしか昭和50年代の日曜日の朝テレビで話しておられたような・・・・・・

色即是空空即是色。

「この世は無である物欲に走るなこの世は無である、
心の欲に走れ人の為に生きろ、金を貯めてもあの世までは持ってはいけない、
争いごとが残るだけです。」
と。

高坂正尭さんの番組も好きでした・・・・・・
出張先の札幌で偶々の講演会。

あのまったりとした語り口で真髄をつく・・・・・・
いなくなりましたね。
ああいう人・・・・・・

高田好胤さん、高坂正尭さん、藤原弘達さん・・・・・
助兵衛とのお噂だったが、細川隆元さん。
晩節、世人となった観のあった盛田昭夫さん・・・・・

とてもとても今のテレビ芸人足下にも及びません。

もっとも良し悪しは言わずもながだが・・・・・・
小泉純一郎と佐藤栄作。
佐藤栄作さんに品格がといわれればなんとも言いがたいが・・・・・
時代が違うんでしょうかねぇ。

いやいや・・・・・
この国、みすぼらしさの極み。
時を追うごとに・・・・・

全てが違う、先代さん・・・・・・
言葉の引き、間が夫々が卓越。

凡夫は未だいいが・・・・・
野さ昏の木偶の凡ではどうしようもない。

美人でなくとも、美男でなくとも・・・・・

田辺聖子・・・・・

「可愛いやないの・・・・・不細工やけど」

僕の次女の次女が稀に見る不細工・・・・・
でも愛嬌は天下一品。
それに度胸もある・・・・・

顔に書いてあるのは心の邪ではないか。
言われてみて思いの当たる「ふし」のある。

まあ無理だけど僕はなりたい・・・・・
高田好胤さんか、高坂正尭さんみたいな感じの人に・・・・・

というわけではないが、
「色即是空空即是色・・・・・・」(高田好胤さん)。平成10年6月22日没。

「あっ、そっ。ふふん~~~」(高坂正尭さん)。平成8年5月15日没。

お二人ともほぼ同時期に黄泉の国へと旅立たれた・・・・・・

  


Posted by 昭和24歳  at 20:14Comments(0)

2008年07月17日

大分県教委汚職に群馬県も(笑)。


群馬県教委は「公平な対応の観点から問題があった」と・・・・・・

つまり、教員採用試験の合否を県議らに事前連絡していた。

大分県の教員採用汚職事件を受け、大澤正明知事は14日の会見で、県の教員採用システムについて、

「事件を契機としてもう一度見直し、介入できない確実なシステムにした方がよい」
と指摘した。だが、県教委は、

「不正が入り込まないシステムなので現状で見直しの必要はない」
とか・・・・・・

しかし、

「最終的な合否判定は教育長ら県教委幹部のみによる話し合い。点数の開示は行っておらず、今後も開示はしない方針」

幹部による「話し合い」ですと(笑)。

その「話し合い」が問題になっているというのに・・・・・・
全く問題意識がない(笑)。


猛毒大国日本/小泉元総理の秘書も「教員採用口利き」を告白していた。
<週刊新潮>



『永田町、笑っちゃうけどホントの話』

小泉元首相の政治秘書であった飯島勲氏が、01年に講談社文庫から出版した著書。
それを7月24日号の週刊新潮が実にタイムリーに記事にした。内容はざっとこうだ・・・・・・
(以下抜粋引用開始)

「これまで就職の斡旋をした件数で、それなりに多かったのは学校の先生かもしれない。
公立学校の教員になるには、まず教員採用試験に合格して登載名簿に載らなければならない。
そして、そのなかから各校の校長先生が、選択して面接をするわけだ。いったん名簿に名前が載ってしまえば、成績が一番だろうが五十番だろうが関係ない。
校長が任意に選ぶノミネート群としては、誰しも同じ条件ということになる。
そして校長は、保守系の政治家から斡旋された者を教員に採用するケースが少なくない。校長というのはたいてい保守派で、また無難にことをすまそうとするから、保守系の政治家からの斡旋に首を横にふることはまずないのである。
したがって、保守系の政治家からの紹介があれば、その学校の先生になることはたやすいといっていい」。

(抜粋引用終了)

飯島勲元秘書官は言う―――――――

「これまで就職の斡旋をした件数で、それなりに多かったのは学校の先生かもしれない」。

正直と言うかなんというか、己の力をひけらかすというかなんと言うか、飯島勲元秘書官。
もっとも、ふつうの国民大衆は「そんなもんだろう」と大体が思っている・・・・・
しかしここまで表沙汰になった以上は普通の国民大衆としては四の五の言いたくもなる。

さらに飯島勲元秘書官生々しい――――――――
<以下抜粋引用開始>



「わが先生(つまり小泉)の紹介を受けて晴れて(国語の)教員に内定したが、よりによって国語科教育法の単位を取ることができなかった。
結局、私が大学に説明に出向いて、なんとかかんとか卒業の基準を満たすよう、拝み倒した」
<抜粋引用終了>

ついこの間まで“モンスターペアレント”だのと学校側からの問題父兄の話でにぎわったが、
大分県教委の例だと「二人に一人」が不正合格教師の“モンスター・ティーチャー”ということになる。

しかし、一体この深刻な問題をどう解決するつもりなのだろうか・・・・・・
代議士のかかわり。当然、文科省と地方自治体教委の関係、底なしの泥沼状態。

ところで“フジテレビ”の『CHANGE』。
その飯島勲元秘書官が監修している、木村拓也主演の荒唐無稽なそれ・・・・・・

まあそんなもんですね(笑)。
  


Posted by 昭和24歳  at 18:37Comments(6)

2008年07月16日

大分県教育委員会と福沢諭吉

大分県教育委員会と福沢諭吉

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言えり。

は、ご案内の“福沢諭吉翁”のありがたきお言葉である・・・・・

「大分県教育委員会と福沢諭吉」。

それがどうした・・・・・ということなのだが・・・・・

豊前国中津藩、つまり件の大分県が生んだ偉人ということなのだ。



その福沢諭吉翁―――――

郷土の誉れ上毛カルタでもおなじみの旧案中藩士“新島襄”と並んで明治の「六大教育家」の一人・・・・・・
そればかりではない、わずかながらの小遣いだが僕の財布の中に御座しましまする“福沢諭吉”。
もっとも僕の場合幾日も経たぬ内に“野口英世”に変身してしまうのだが(笑)。

その、大分県が生んだ世紀の偉人、大教育家のお膝元でなんと・・・・・・

“福沢諭吉”の札束が小教育家の間を飛び交った!!

福沢諭吉翁、どんなご気分であろうか。

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」

しかし、「人は人の上に人を造り、人は人の下に人を造り」、人の下の人は人の上の人に“福沢諭吉”を賄賂としていた・・・・・・

まあ、その意味では財務省も罪びとではないか。

まさか福沢諭吉翁、自らが、財務官僚の「居酒屋タクシー」だの、「裏金」だの・・・・・
かかっては官僚の汚職にご自身、弄ばれようとは草葉の陰でさぞやのご苦渋かと心中お察しお慰み申し上げるしかほかない。

ところで、村岡兼造元衆議院議員。小渕政権の時の官房長官だが・・・・・・
やはり贈賄、「日歯連裏献金事件」で逮捕起訴、最高裁上告も棄却され「有罪確定」で、
まあ、田中派、経世会、小渕派、橋本派とまあそれなりであったが晩節を汚したといえば汚した。
しかしなんで、「この人だけが」の思いも拭い切れないのだが、野中広務元幹事長とか、青木幹雄元参議院会長が全くのお咎め無しの怪・・・・・

その“村岡兼造”氏はご案内の福沢諭吉翁の慶応義塾卒である。
そういえば、その橋本派の故・橋本龍太郎元首相も慶応義塾、小沢一郎民主党代表も、小泉純一郎元首相も・・・・・・

しかしなんの因果か、その“福沢諭吉翁”の大分の教育行政で「マン札」が慣行的に飛び交っていたとは。
とうとう、県教育委員会のナンバー2までが「口利き」を認めたとか・・・・・

まあ、少々しつこいが、
どうしょもないのを合格にするということは、とくに官の世界、「コネ、情実」は何処にでもある話で、世間の認めるところ・・・・・・
しかし、合格者を減点工作して不合格ではどう考えても許すことのできない重大な犯罪。

文科省もしらばっくれてるが、「不正合格」は周知の事実ではないか。

「週刊新潮は本日発売です。」の週刊新潮で、元首相の首席秘書官が自書の中で、「裏口入学の口利き」の事実を認めている。
県議会議員枠、国会議員(秘書)枠・・・・・・・



「口利きはしたが金品の授受はない」
と、インタビューで答えていた県議。まさかそんなことを信じるものはいないだろう。

しかし、長男長女の不正合格を依頼した元校長の母親・・・・・・
“親心”まではわからないわけではないにしても“校長”という「職分」ででの賄賂工作、しかも福沢諭吉を“400枚”も!!

「不正は一切ない!!」
と言っていたものが、小矢教育長県教育長は、

複数の県議から「受験者の合否結果を教えてもらいたい」との要望があり、
「合格発表の直前を見計らって電話で通知した」。

そして、

「合格の依頼や金銭の授受はない。あまり良いことではないが、不正という認識はない」

と釈明、というが・・・・・・

「不正という認識はない」とはどういうことか。ナンバー2の審議官、参事が逮捕されてトップがそれはないだろう。

県職員試験でもとの報道。底なしの泥沼ではないか・・・・・

福沢諭吉さん、今のご気分は!!???  


Posted by 昭和24歳  at 16:06Comments(0)

2008年07月15日

「人を教え育む」と言う天職。

以下は2004/ 8/22の日記です。

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見えない統制の中の教育機関・・・・・

昭和30年代までの公教育には「自由」があった。
思想信条の自由というと誤解されるようだが・・・・・あった。
戦前の国家統制から解き放たれた「自由」。
それが、敗戦、GHQに齎されたものにしろ全体主義から開放された深層が覚醒したのかも知れない。

僕の小学校の担任も学徒出陣、南方戦線からの生還、復員。
一昨年の同窓会で初めて「自分の理由」を吐露した・・・・・・
時に82歳、そしてその学徒出陣の戦時19歳だったと。

戦後、教職に就き国家を懐疑し戦後の混乱、荒廃の社会に教員となる。
彼らが僕ら児童生徒を見たとき・・・・・言いようのない不安を覚えたという。

軍人であった彼ら。戦地で戦争とはいえ繰り返した殺人、戦友の屍を踏みつけての青春。
それを強いた「国家」とはなんなのか。
小学校の校門に鎮座した御真影、教室という教室に設えられた御真影。
その学徒出陣復員兵が教職に就いた時はその全てを覆い隠すがごとく・・・・・・
その時代、そのことの事実さえなかったかのように情景は墨塗りされていたと。

朝鮮戦争の勃発に怯えた復員兵、また徴兵かと。
その時代のほとんどの教師、教員が師範学校、大学の頃は学徒動員か、軍需工場での労働の女子挺身隊の世代。
それは封殺された言論と奪われた行動の自由・・・・・・

それはまさにこの国、日本そのものが「強制収容所」の時代だった。
その中に生きた20代前後の人生がいかなるものであったのかを・・・・・・
82歳のその恩師はとうとうと語った。

その中に、同級生、現役の校長、教頭もいた・・・・・・
2次会でのその教員のハシャギ振りを見るとその60年前の先輩教師、恩師の言葉が、
その校長、教師には残っているようには思えなかった。

学校で事件事故があると必ず校長がその生徒なりについて言う。
まず日常接するはずのない校長がその生徒の日常を口にする。
ありえるはずのない学校の日常を平然と口にする・・・・・・・
見ていない、聞いていない、話もしないのに事件、事故を評する。

国家の面接、口頭試問を受け教職免状を得る。
それが教職員組合系であれなんであれ学校、教育現場そのものが「秘密組織」の集合体に他ならない。
どの都道府県でも教育委員会ほど会計にまつわる不正は甚だしいという。

つまるところ、教職員も人間。
しかし、物を作ったり、売ったりの経営という生業とは全く感覚の異なる、

「人を教え育む」

と言う天職。

いつからか教師という職業を「労働者」に置き換えたところから、教育の現場が得体の知れないものになっている。
けして、民間を組み入れるようなことはしない一般社会とは隔絶し国家による統制の中での教育という行政。

政府、国家が公教育費の削減を言う・・・・・
荒廃の進む公教育機関の実態を全て承知の上でのことなのだろうが、既に、国家は国民を捨てている事実をそこに見える。
況や、社会保障費の削減・・・・・
このこと一つ見てもこの国の将来がどの方向に向かおうとしているのかがわかるというものだ。

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僕自身、頓着なしに過ごした長女、次女の就学時代。
その時代の子どもたちみんなが30代に差し掛かっています。
そんな時代の断片は両親の離婚があったり、家庭の崩壊、虐め、そこに悩み悲しむ子どもたちの・・・・・
その時は僕自身、日常に追われ、まるで他人事でした。

しかし今、小学校を見るとそのかかるべき日常がいかなるものかがよく分かるのです。
学校という社会の嘘、教職員の自信のなさ。
それは怯えているかのようにも見えます・・・・・・
何時ばれやしないかという教職員の日常が。
僕ら世代の責任は重い・・・・・・
実は、そんな時代なんです。今は。


2004年といえば、末娘が小学校4年・・・・・

今日の教育行政はその意味では社会の鑑。その社会の鑑が根底から崩れてしまっている。
繰り返される政治家官僚の汚職はとどまるところを知らないが、
末端の行政、そこに「縁故採用」、「情実採用」があるのは常に噂が現実。
でも、そこには縁故も、情実の余地もない一般国民はある種「アキラメ」で水に流してきた。

しかし、公教育だけは、「縁故」、「情実」は仕方ない、いや、仕方ないではいけないが、
まさか「加点」、「減点」があり、「合格者」を「不合格」にするという、それは「合格祈願」というように、ある意味「神の領域」に人間の手が入る。
しかも、「200万円」、「300万円」という高額の“ワイロ”で・・・・・・

「取り返しのつかないこと」とはまさにこのこと。

10年保存義務という採点用紙を「廃棄」は、収賄とあわせて「殺意ある計画殺人」と同じではないか。
一人の「合格受験生」の将来を抹殺しているのだから。
  


Posted by 昭和24歳  at 09:14Comments(0)

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