黄昏て“爺放談”

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問題は、誰が責任を持って、先が見える発言をするか。

二十歳で選挙権を得て早くも４０年が過ぎようとしている僕ら世代。
そして次第次第に“攻め”の世代から“守り”の世代へ・・・・・
さらに“終焉”へと刻々と時間は迫り来る。

僕らは実に“特異な世代”の人種ではないだろうか・・・・・・
子供ながらに感じた戦後、敗戦と言う激動の時代。

その時代は僕らには何一つ押し付けがましいものはなかったと僕は感じている。
あたかも彼の大戦で３００万余の無辜の犠牲を恥じ入るかのように、
それまでの時代とは比べようのない寛容さで、ある意味僕ら世代を甘やかしてきた。

それは僕らの父母が同じで・・・・・・
この、自分たちの子供にはもうあの戦争体験はさせたくないとの思い。
そして戦中戦後の食糧難を、もうこの子供たちには味合わさせたくない・・・・・
そんな思いからか、僕らはその親たちからだけではなく、
“社会”、いや、“時代”そのものから甘やかされてきたように思えてならない。

高校進学が当たり前の時代・・・・・
敗戦後、たったの２０年と待たずに他国の戦乱に乗じた奇跡的“経済復興”で。

そうしたその時代の子供、若者たちが時既に“中高年”の時代。
僕らが培ってきたものとは一体なんだったんだろうか・・・・・・


過日、ＮＨＫラジオ“私の戦争体験”と言うなかで、

“鶴見和子さん”（後藤新平の孫）という８０を超えた社会学者、歌人のお話を聴いた。

とうとうと、とつとつと話される語りに僕は引き込まれた・・・・・・・

「憲法９条は米国が作った憲法ではないのよ。
あれは第一次世界大戦の反省から生まれた“平和思想”なの。
みなさん勘違いしていらっしゃるのね。
憲法９条は人類の“理想”なのよ・・・・・」

と、話された。

「日本と言う国はそれを受け入れられる国なの・・・・・
日本と言う国は、仏教も、キリスト教も、イスラム教もヒンズー教もなにもかも包含してしまう国なの・・・・・
あなた、“曼荼羅”をご存知？」

聴き手のアナウンサーにそう問い掛ける鶴見さん。

自分が仏教徒でも、特別な信教を持つ人間ではないと断りながら、

「強いて言えば、“自然教”かしら・・・・・」

“南方熊楠曼荼羅”

その鶴見和子さんは“南方熊楠”の研究者だと紹介されていた。

「戦争をしてはだめ。絶対にだめ・・・・・
でも愚かしいことに、ブッシュ大統領は己の正義だけを振りかざしてイラクを攻撃してるのね。
それを何の根拠もなく支持した小泉首相も私は許せないの・・・・・・
許してはいけないの。
私は日米開戦時米国に留学していたの・・・・・
だから“非国民”だって言われたのよ・・・・・・
なぜ戦争がいけないかをきちんと説明できる大人がいなくなったのね。
戦争体験なんてないほうが良いに決まってるわよ・・・・・
だから私は今も言い続けるの、戦争は絶対にだめだって。
それはね、今の子供たち、そしてこれから産まれようとしている子供たちへの“私の”責任なの・・・・・
でも、もうすぐ死んでしまうけどね・・・・・
ほら、半身不随の老婆よ。」


もうすぐ選挙です。しかし国民に選択肢がない・・・・・

橋本元首相が出ないとなれば、奥方が小選挙区から？（笑）。
元台湾総督の孫娘で、皇族にもつながり、
米国元ライシャワー日本大使とも縁戚。

そのほとんどが「問題のすり替え」に30年間出くわし続けたので、実はうんざりしている。
そういいつつも、僕ら国民は傍観するだけだった・・・・・
その意味でそれは為政者の思うつぼ。

暴動さえ起こせない国民。

政治は一度無茶苦茶に“破壊”される時です。
今後の１０年、国民がデモをしたり、暴動を起こしたり・・・・・・
そこから生まれる健全な民主主義。

それを保障するのが“憲法９条”ではないでっしょうか。

2005/ 8/12 18:43
  

麻生、覚悟！！



B票で政権交代だっ！！


“B票”


つまり、あの小泉郵政選挙の時に竹中総務相の秘書の友人とかのスリードとか言うデキタテのホカベン広告会社が・・・・・
なんの実績もないのにコンペでもなく一般競争入札でもなく「郵政選挙キャンペーン」の“1億5000万円”のお仕事を随意契約で受注したとかのお話です。

当時国会でも大騒ぎになりましたからご記憶の向きの御方もおられるのではと思います。2006年のお話です・・・・・・

“B票”というか“B層”です！！

その竹中スリードによると、国民を格付けするというか、主婦層とか若者層とかシルバー層とか、まあ気分に流されやすい・・・・・
“IQ”ランクの低い階層、早い話「おバカな」つまり、今やもう旬ではありませんけどああの島田紳介プロデュースの“羞恥心”とかいう「おバカキャラ階層」。
それを竹中スリードは政府広報誌作成の企画として・・・・・

“B層”と呼んで国民を小馬鹿にしていた（笑）。

まあ、郵政選挙で自民党の圧勝でした。まあ、その圧勝のオメデタさは極め付けでした。
票が集まりすぎて候補者が足りないなんていう事態に・・・・・
で、公設秘書に突然自殺されちゃったりの“杉村太蔵センセイ”、ぷ―太郎していたので冗談で応募しちゃって、比例区名簿最下位だっていうのに「当選！！」とか、
せっかくセンセイになれたのに本職の学校経営で「詐欺師！！」とか言われちゃって、クサソーーーな汗かいている“井脇ノブ子センセイ”とか、
さらに当時、武部幹事長の早稲田の「ピン転がし愛好会」の後輩だったって言うだけで「名前貸して」っていう名義貸し候補もメデタク当選とかのスーパーのオヤジとか。

まあ、そんな郵政選挙、いわゆる「小泉チルドレン」とかの「83会」とかの83人のセンセイ・・・・・・
早い話“B層”に足向けて寝られない面々です。
まっ、この9月まで解散もなく（多分ないだろう）ツツガナク一期4年を全うすれば年間のお手当て総額5000万円からがだからゴージャスなアルバイト生活だった・・・・・
てえところかな。

次の選挙は100％望みはないし、もちろんハナカラ選挙運動したわけじゃあないし、当然、自民党だって公認はしないだろうし。

で、その“B層”の“B票”ですけど・・・・・・

ところで、TBSの朝ズバとかのみのもんたです。この人どうやら首相官邸のイヌです。
何度も何度も、くり返しくり返し、このところ毎日、

「小沢さん、こんなことでいいのでしょうか！！」

「西松建設から献金！！」

「政治とカネ！！」「秘書逮捕！！」「元秘書衆議院議員検察から呼び出し！！」

みたいなことを、「八時マタギーーーー！！」とか言って、脂ぎった顔で、まさに言われる“B層”向けに連呼する。
まあ、TBSも必死でしょう。毎日新聞です。僕の周りで毎日新聞を読んでいる人を知りません。
テレビコマーシャルもご案内の不況で激減だとか・・・・・・
まあ、コマーシャル枠が「バナナの叩き売り」状態だとか。もしかして「公的資金」を狙ってるかも？
パチンコのCFとか、某新興宗教団体のCFとか・・・・・まあ、自由です私企業なんですから。

で、テレビ局なんですけど、国営放送までがニュースの枕が「小沢、西松建設、秘書逮捕」とか、
「取材によると小沢氏サイドが毎年決まった額の献金を西松建設に要求していることがわかりました」とか・・・・・・

明らかに情報操作というか、情報工作というか日本版CIAサイドからの強力な要求があるかのような様。

「独自の世論調査によると『小沢辞めるべき』が60％！！」

戦前からの国策通信社、時事通信も共同通信も「小沢辞めろコール」・・・・・・
で、そこも世論調査と称して“B層”への小沢民主党のネガティブキャンペーン。
挙句が、

「済州島を買っちまえ」と小沢さんが言ったとか言わなかったとかで、やっぱしみのもんたは「韓国の反応」までご丁寧に繰り返し放送する（笑）。


ところで逮捕された公設第一秘書の東京地検の拘留期限が24日だそうです。

東京地検が逮捕に踏み切ったからには確実に起訴とか報道されてます。
まあ、面子というかアレです。適当な罪状をくっつけて起訴ってえ具合かも知れません。

まあ、そんなアレコレで見えてくるのは「自民党のセンセイ」も「民主党のセンセイ」も全く言って言っていいほど蚊帳の外で、
蚊帳の中の蚊みたいのが・・・・・・

森元首相が珠洲原発で西松からムニャムニャとか、二階経産大臣に裏献金がムニャムニャとか、群馬の尾身センセイにパー券代がムニャムニャとか。
まあ、キリのない話です。

つまり、どうあっても「政権交代されちゃあ困る」“B層”以外の“A層”だか、“AA層”だか、“AAA層”がいるっていうことだけはハッキリした。

って言うことは今度の総選挙は、そんな既得権益にどっぷりの“AAA層”と一般国民“B層”の戦いなのかも知れない。
明らかにそう言うことから言えば“AAA層”の票よりも“B層”の票の数の方が90対10の割合で“B層”の勝ちです！！

テレビの言ってること、新聞に書いてあることの7、8割はデタラメです。
つまり週刊誌の記者みたいに生活がかかっていません。テレビ新聞の記者は・・・・・
つまり、テレビ、新聞のみなさんは“AAA層”の「特権階層」の人々です。

つまり、いわゆる一般大衆“B層”が当たり前の判断力でテレビ、新聞を見れば間違いなく・・・・・・・

政権交代です！！

“B層”による“B票一揆”です！！

“B層革命”です！！