2013年11月12日

小泉元首相「原発ゼロ」安倍首相は即決断せよ!!

小泉元首相「原発ゼロ」
安倍首相は即決断せよ!!




主民党は2011年に起きた東日本大震災への対応のまずさによって国民の信頼を失い、2013年の総選挙で敗北。民自党が政権を奪還したが、巨額の政府赤字を抱えて財政再建は一向に進まず、2015年、国債が大量に売れ残る「札割れ」が起きる。

山垣首相は「財政非常事態」を宣言し、売れ残った国債はすべて日本銀行に引き受けさせた。しかし、この日銀引き受けが「財政破綻」のシグナルを市場に送ることになり、邦銀が一斉に国債売却に走った。

長い間デフレが続いていた日本経済は一転、急速なインフレに突入していく。外資系ファンドは大規模な空売りを仕掛け、国債価格は暴落、長期金利は跳ね上がった。インフレを怖れた消費者の買占めや、金融機関への取り付けが相次いだ。この非常事態に行われた民自党総裁選で、山垣が後継指名した岩原信輝を僅差で破って小泉進次郎が次期総裁に就任した。

小泉は、サッチャー英国元首相が保守党党首に就任した際、ハイエクの『自由の条件』をブリーフケースから取り出したのにあやかって、ミルトン・フリードマンの『資本主義と自由』をテレビカメラの前で掲げた。フリードマンが主張した農業補助金の廃止から負の所得税までの政策を「10の約束」として打ち出した。

『資本主義と自由』が出版されたのは1962年。2012年でちょうど半世紀となるが、その内容は今でも驚くほど新鮮だ。

小泉首相は国家公務員の人件費大幅削減、社会保障、公的年金の抜本的見直しなどを掲げて正面突破を図るが、国家公務員の労組はゼネストで対抗。国会は混乱し、世情は騒然とした状況になっていく。

池田信夫の有料メールマガジンで連載して好評だった近未来フィクションを若手漫画家の藤咲ユイが劇画化した。



原子力「即ゼロ」を=安倍首相に政策転換迫る―小泉氏
 小泉純一郎元首相は12日午後、日本記者クラブで会見し、原子力利用について「即ゼロがいい」と述べ、直ちに「原発ゼロ」を目指すべきだとの考えを表明した。小泉氏は、安倍内閣の支持率が高いことなどを理由に、「安倍晋三首相が決断すればできる。こんな恵まれた時期はない。ピンチをチャンスに変える権力を首相は持っている。分かってほしい」と首相に決断を促した。
 脱原発に関して首相は「無責任」としており、原子力利用を進めていく立場を堅持している。しかし、首相の「政治の師」である小泉氏の発言で、エネルギー政策の転換を求める声が勢いづきそうだ。
 小泉氏は「原発ゼロという方針を政治が出せば必ず知恵ある人がいい案を作ってくれる。専門家の知恵を借り、その結論を尊重して進めるべきだ」と主張。「首相の力は絶大だから、首相が『ゼロにしよう』と言えば、そんなに反対は出ない。首相の在任中にこの方向を出した方がいい」と語った。原発再稼働にも反対する考えを示した。
 小泉氏は、原発から出る放射性廃棄物の最終処分が技術的には可能でも、受け入れ先がないと指摘。「核のごみの最終処分場のめどを付けられると思う方が楽観的で無責任過ぎる」と重ねて訴えた。
 小泉氏の発言に対し、菅義偉官房長官は12日の記者会見で「政府としては責任あるエネルギー政策を推進することが極めて大事だ」と述べ、原発維持の方針を強調。自民党の細田博之幹事長代行は「一石を投じていることは評価するが、正しくない結論ではないか」と苦言を呈した。公明党の石井啓一政調会長は「目指す方向は変わらないが、即時ゼロは現実的なハードルも高い」と指摘した。 

<引用:時事通信 11月12日(火)14時12分配信>
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131112-00000068-jij-pol

>「・・・ピンチをチャンスに変える権力を首相は持っている。分かってほしい」

ところで、小泉さん・・・・・

今自民党は、安倍政権は「ピンチ」なんですか?

>「こんな恵まれた時期はない」

そんな時に「波風」立てていいんでしょうか(笑)。

せっかく、国民、いつもどおりに「福一原発事故」忘れかけているっていうのに。

まあ、小泉元首相の発言、唐突なのはいつものことだけど、在任中から・・・・・

っていうか、まあ、確かに「原発」は「トイレのないマンション」だし。

あの福一だって、汚染水タンクの膨大な量はさらに今後も増え続けるわけだし。

そら、政治ですからそれなりの「ウラ」があっての汚染水処理、廃棄物処理なんです。

まっ、普通に考えて「原発」ない方がいいんに決まってるけど、現実、そこの「ある」。

で、電力各社って言うけど、結局は全て税金でまかなわれている、「偽装民間」。

つまり、小泉発言も、いわゆる「政治家」としての発言、そんなもんでしょう・・・・・

財界人でもない、官僚でもない「政治家」。それも引退した。

 三菱重工業、東芝、日立製作所の原発担当幹部とゼネコン幹部、計5人が同行した。道中、ある社の幹部が小泉にささやいた。「あなたは影響力がある。考えを変えて我々の味方になってくれませんか」

 小泉が答えた。

 「オレの今までの人生経験から言うとね、重要な問題ってのは、10人いて3人が賛成すれば、2人は反対で、後の5人は『どっちでもいい』というようなケースが多いんだよ」

 「いま、オレが現役に戻って、態度未定の国会議員を説得するとしてね、『原発は必要』という線でまとめる自信はない。今回いろいろ見て、『原発ゼロ』という方向なら説得できると思ったな。ますますその自信が深まったよ」

 3・11以来、折に触れて脱原発を発信してきた自民党の元首相と、原発護持を求める産業界主流の、さりげなく見えて真剣な探り合いの一幕だった。

 呉越同舟の旅の伏線は4月、経団連企業トップと小泉が参加したシンポジウムにあった。経営者が口々に原発維持を求めた後、小泉が「ダメだ」と一喝、一座がシュンとなった。

<抜粋引用:毎日新聞 2013年08月26日 東京朝刊>
ソース:http://mainichi.jp/opinion/news/20130826ddm003070155000c.html

>今回いろいろ見て、『原発ゼロ』という方向なら説得できると思ったな。ますますその自信が深まったよ」

政治家の発言そのもの・・・・・

まあ、空気を読むことに関しては「天才純イチロー」ですし。

「なら」、政治的に可能だということです。

>経団連企業トップと小泉が参加したシンポジウムにあった。経営者が口々に原発維持を求めた後、小泉が「ダメだ」と一喝、一座がシュンとなった。

まあ、そこでしょうねぇ・・・・・

多分、小泉さん、原作も脚本も自分で書いて、自分で演技する。

おそらく若い時からそうで、政界、財界、官界からは「生意気な若造」と(笑)。

こればっかりはセンスですから「アベちゃん」にはできませんね・・・・・

また、お腹壊しちゃいます。アドリブきかないし(^^ゞ

 原発は「トイレなきマンション」である。どの国も核廃棄物最終処分場(=トイレ)を造りたいが、危険施設だから引き受け手がない。「オンカロ」は世界で唯一、着工された最終処分場だ。2020年から一部で利用が始まる。

 原発の使用済み核燃料を10万年、「オンカロ」の地中深く保管して毒性を抜くという。人類史上、それほどの歳月に耐えた構造物は存在しない。10万年どころか、100年後の地球と人類のありようさえ想像を超えるのに、現在の知識と技術で超危険物を埋めることが許されるのか。

 帰国した小泉に感想を聞く機会があった。

 −−どう見ました?

 「10万年だよ。300年後に考える(見直す)っていうんだけど、みんな死んでるよ。日本の場合、そもそも捨て場所がない。原発ゼロしかないよ」

 −−今すぐゼロは暴論という声が優勢ですが。

 「逆だよ、逆。今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しいんだよ。野党はみんな原発ゼロに賛成だ。総理が決断すりゃできる。あとは知恵者が知恵を出す」

 「戦はシンガリ(退却軍の最後尾で敵の追撃を防ぐ部隊)がいちばん難しいんだよ。撤退が」

<抜粋引用:毎日新聞 2013年08月26日 東京朝刊>
ソース:http://mainichi.jp/opinion/news/20130826ddm003070155000c.html

>「10万年だよ。300年後に考える(見直す)っていうんだけど、みんな死んでるよ。日本の場合、そもそも捨て場所がない。原発ゼロしかないよ」

もう、こうなると「一般人」の感覚ですね・・・・・

誰だってそう思います。

これは、現実だから「建前」も何もない分けです。

そら、「10万年」も先のこと、そんなもどうだっていいっていう話で、

さらに「300年後」に見直しって、その間にどれだけど天災、大事故が・・・・・・

今後、70年のうちには確実に東京直下型大地震、南海トラフ地震が来るって言われてるのに。

300年後っていったら、遡れば、1700年代にも、

「元禄関東大震災」「宝永大地震」(南海トラフ)があり、直下型「関東大震災」あり、

で、あの東北大震災まで数十回のマグネチュード8クラスの地震が・・・・・

まあ、それですから、小泉さんの意図はともかく、300年「原発放置」とか言ってたら、

確実に日本列島なくなりますね。

っていうか、政治家の皆さんも本音ではわかってるんでしょうけど・・・・・・

「父は父ですから」(小泉進次郎)。

やっぱり、政治家って当たり前の「読み書きそろばん」ができればいい・・・・・

別に「東大卒」、「元官僚」である必要はない。

その意味では「東大出」がこの国を誤らせてきた、あの戦争、敗戦からして。

それなのに「アベちゃん」は???

小泉さん、「アベちゃん」、危ないと、そろそろ・・・・・

それとも息子「進次郎」への伏線でしょうか?

小泉元首相「原発ゼロ」
安倍首相は即決断せよ!!

  


Posted by 昭和24歳  at 19:21Comments(0)

2013年11月12日

食材偽装のみに非ず「偽装国家」東電は占領軍が

食材偽装のみに非ず
「偽装国家」東電は占領軍が




なぜ倒産させないのか、誰が責任をとるのか。

東京電力は株式会社であり、株主有限責任が原則である。東京電力が経営破綻
すれば倒産して、株式は無価値になり、株券はタダの紙切れになるはずだが、
そうなっていない。



福島第一原発対策、国が前面に 国費積極投入に転換
 安倍晋三首相は11日、東京電力福島第一原発事故対策について「国がしっかりと前に出る」と、東電に原則任せてきた対応を転換する方針を表明した。除染費用の一部を国が初めて負担する方向で調整し、避難住民すべての帰還を前提としない支援策や除染の長期目標の実質緩和も検討する。必要に応じて来年度予算案に盛り込む方向で、世論の反応を見ながら具体策や国費投入の規模・財源などを詰める。

 首相は11日、自民党復興加速化本部長の大島理森・前副総裁と公明党の井上義久幹事長らから提言を受け取り、「具体的な復興の絵図を政府として示し、生活再生のために努力しなければならない」と強調した。

 安倍政権は提言を受け、対策の抜本見直しに着手する。民主党政権は事故の責任は東電にあるとして、賠償や除染に充てる資金は国が支援するものの東電や電力会社に返させる仕組みを整えた。安倍政権はこうした仕組みが復興が進まない一因になっていると判断。政府の機構を通じて東電の資金繰りを支える仕組みは残しつつ、東電が負担しきれない部分に国費を積極投入する方針に転換する。

<引用:朝日新聞デジタル 11月11日(月)23時0分配信>
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131111-00000036-asahi-pol

>政府の機構を通じて東電の資金繰りを支える仕組みは残しつつ、東電が負担しきれない部分に国費を積極投入する方針に転換する。

つまり、資金繰りは国(税金)が面倒見る。

さらに、経営面で資金ショートしそうになったら・・・・・

それも国(税金)で面倒見る。

で、これが漏電の言い分なんだが、↓

 総括原価方式における「事業報酬」とは、支払利息および株主への配当金等に充てるための費用(資本調達コスト)を言い、いわゆる使途が自由な「利益」とは意味合いが異なります。
 また、この事業報酬の算定にあたっては、事業の公益的側面から、公正性の確保(「公正報酬の原則」と呼ばれています)が求められており、経済産業省令(一般電気事業供給約款料金算定規則)にて算定方法が規定されております。

ソース:http://www.tepco.co.jp/cc/kanren/1204850_2005.html


総括原価方式なんだが・・・・・

経営に当たっての「支払利息」、そして「株主配当金」がそれらに含まれ、

そこで得る「利益」を自由に使ってるわけではありません。

で、この「総括原価方式」には経産省令に従ったものです。つまり、国家管理。

その国家管理で、利息を金融機関に支払い、株主にも配当・・・・・

で、あの福一事故以来2000円からしていた東電株も「200円」まで一時は落ち込み(^^ゞ

まっ、現在は「500円」行ったり来たりなんだが、政府、自民党も必死ですね。

おそらく年間配当数百万円なんていう「電力族」がいる限り、表立った国営化は無理。

四の五の言って、潰しません、潰しちゃったら東電株、「紙くず」ですから・・・・・

そら、1%の「日本国民」が絶対に許さんでしょう。

っていうか。占領軍「虎ノ門」も許しませんね。だって東電作ったのは「占領軍」ですから。

まあ、「原子力発電所」なんて、核実験の延長線上にあるようなもんだし・・・・・・

その意味で「IAEA」とか言うけど、これも欧米の貴族階級の管理下ですから、

つまり、日本政府への眼差しは「疑心暗鬼」そのものです(笑)。

まっ、あらゆる面で日本政府はアメリカ占領軍政府には敵いません。

だって、官僚、とくに外務省と防衛省はアメリカ政府の出張所みたいなもんだし・・・・・

鳩山元総理が「最低でも県外」。普天間米軍基地の国外移転も、潰したのはその外務省と防衛省とか。

まあ、早い話、米軍基地が国外移転のなっちゃったら、外務省も「防衛省も予算削られちゃいますから、

つまり「基地利権」のために、米軍基地を残す。まあ、現実「沖縄」にもそういう勢力有り(笑)。

まあ、「原発」もおんなじです。怖いけどお金(交付金)が欲しい・・・・・・

だから、お金のある「自治体」には造りませんね。

で、まっ、一朝有事です「原発爆発」で全てを失っちゃった原発依存の弱小自治体。

たしかに町民のほとんどが原発作業員で「原発で町は潤った」は本音ですね。

しかし、「東電解体」も「三方一両損」ですか・・・・・・

つまり、奉行「大川越前」(政府)が「一両」(税金)出して、株主に「二両」、

関係者(利権)に二両で(笑)。

まあ、結局東電の場合は全部「税金」、国民負担なんだけど(^^ゞ

食材偽装のみに非ず
「偽装国家」東電は占領軍が


  


Posted by 昭和24歳  at 11:06Comments(0)

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