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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション  at 

2019年11月17日

団塊世代のエピローグ

団塊世代のエピローグ



805万8千人のあの日のドラマ。父の買い出し・母のお産、原っぱのチャンバラ・紙芝居の水飴を経て、反乱の青春時代をくぐり、高度成長の担い手となった。バブル時代は札束の上で狂い、失われた10年をおろおろ過ごした…。感動の60年を余さず描録。



僕の先輩に“戦記モノ”が大好きなヒトがいます。

「アソコで“ああ”しておけば日本は負けなかった」とか、

「アソコで“こう”しておけば和平ができた」とか...

国民学校一年生で群馬の桐生に疎開した東京は品川の江戸っ子です、その先輩。

先輩曰く...

「空母の時代に“戦艦大和”を造ってしまった。今の金にすれば“5兆円”。
その金で空母を作って飛行機を作っていれば。とにかく日本の技術は凄かった。
でも、陸軍の過信なんだ。海軍の言うことなんかは聞かない。
戦闘機の技術だってアメリカには勝っていたし、操縦技術も負けず劣らず。
戦後、ゼロ戦の機密をアメリカがたまげたくらいそれは精巧だった。
通信技術も“八木アンテナ”、これはアメリカが真似をしたくらいだ。
陸軍の馬鹿連中が“大和魂”で負け戦をしてしまった...
山本五十六がこの戦争は半年は持ってみせる。事実、アメリカにはまさかの日本軍善戦。
本来ならばここで百歩譲って“和平”だろう。しかし陸軍の馬鹿が“神の国が負けるわけがない”では“勝てるわけもなかった」。

「とにかくB-29の編隊がものすごい轟音で真昼間東京の上空を飛行する。
日本の戦闘機がそれに突進するが届かない。高射砲も打ち上げ花火状態だった。
その内には夜中にその“轟音”が...本当はあそこで降参なんだ。
それを竹槍で落とすって言うんだから、その内には“神風”が吹くって言うんだから、もう狂っているとしか言いようがなかった。
それでも南方では善戦、敵艦?隻撃沈とか嘘っぱちの記事を新聞もラジオも」

今も全く同じだ。

日本の先端技術は町工場から生まれている。

敗戦後の経済復興にしたって、町工場職人の創意工夫。

何もないところから工夫してのモノづくり。

ソニー、ホンダ、トヨタがそれだろう。

軍需財閥だったニッサンも三菱も車ではろくな物は作っていない。

早い話が、松下電器が原子力産業っていう話は聞いたことがない。

それらは戦前のままの、東芝であり、日立であり、三菱であり、

未だ税金で喰っているからろくな物はできない。

日本の“刀鍛冶”技術は世界最高とか。

それに現代の科学技術には欠かせない磁器技術も。

刀鍛冶技術も磁器技術も元はと言えばそれを高めたのは、

秀吉の朝鮮征伐で“拉致”してきた朝鮮の陶工、鍛冶技術者のものだと言うのです。

九州を中心にそれら陶工がその技術をこの地で育てたと言うのです。

伊万里がそう、信楽がそう、備前がそう、益子が...

そして関の刀鍛冶も、そうした冶金技術は渡来人の技術の伝承。

面白いのはそうした工業技術がこの国では“武器”にではなく“民生”に発展したと言う所。

西洋、大陸では全てが武器にのみそうした工業技術が充てられ、後の産業革命も結局は武器開発に。

後の戦後史でおどろおどろしいのは日本軍の核開発も時間の問題だったとかということと、

すでに開発されていた“化学兵器”。

あの関東軍“731部隊”大日本帝国陸軍の関東軍防疫給水部、石井中将の。

戦後、その悪魔の飽食“731部隊”は米軍と取引。

そしてなぜかその“731部隊”は東京裁判の俎上に上ることはなかったとか。

まあ、それが戦争でしょうか...

戦後の復興もそれは2、30年と待たずに世界のトップレベルに達している。

それも下町工場の知恵なのに政治家、官僚が過信してしまっているところが 経済摩擦の一因ではないでしょうか。

エレキの技術も今や日本抜きでは考えられません。

日本という“間”の文化の賜物ではないでしょうか。

ジャズでもロックでもクラシックでも何でも飲み込んでしまうヘンな民族です。

その意味では中国も韓国朝鮮も“ペケ”ですね。

未だ自動車のエンジンすら作れない。

もっとも自動車はエンジンだけじゃない、何万と言う部品からなっている。

車社会で言えば、確かに日本の公共事業のあり方に問題はあるが

中国、韓国、朝鮮の“道路”では都市部以外は高級車は走行できない。

北朝鮮のミサイル搬送車は日本の“耕運機”が改良されているので、 日本の耕運機が“輸出禁止対象品目”になっている。

先輩曰く...

今の政治家。安倍首相を筆頭に俺たちが汗水たらして働いていた頃オシメかってた。

「よくも悪くもあの敗戦で日本人は強くなった。
神風も、まあ、吹くと学校で教えられていたが、誰も信じちゃあいなかった(笑)。
軍人が怖いから面従腹背。そら、学校の先生だって馬鹿じゃあないから、 でも、そう教えなかったら非国民(^^ゞ」

戦後復興の中の教育制度も占領軍の押し付けだったけど、まあ、デモクラシーとかで若い連中も、学生を中心に覚醒した。

たしかに、共産主義の嵐とかもあったけど。60年安保。その時代日本は躍動していた。

そして70年安保。さすがのアメリカもまずいと思っての教育改革「ゆとり」で結果、「ゆるゆる」で街の姿、国の姿は一変してしまった。

団塊世代のエピローグ

  


Posted by 昭和24歳  at 21:13Comments(0)

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