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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション  at 

2008年11月21日

母が話した戦後・・・・・

母が話した戦後・・・・・

僕は戦争が終わった、昭和24年2月11日生まれ。
太平洋戦争が終わって4年後に生まれた、米軍に占領された焼け跡に生まれた「占領軍ベイビー」。

“Children under the occupation”





今ちょうど“えびす講”のシーズンですね・・・・・

昭和30年、ちょうど戦後10年目のころの“えびす講”。
母に手を引かれ、人いきれの雑踏・・・・・
九蔵町側からの高崎銀座通り入り口(当時アーケードはなかった)辺りから西へ“高崎神社”方面は露天が所狭しと連なり、
その高崎神社へ「福引」に向かう善男善女、年の瀬を前の庶民の列で黒山をなしていた。

高崎神社の参道の辻という辻に、高崎神社の境内に、
“白装束”、“兵隊帽”で色眼鏡をかけた、片腕の、片足の、両足両手の無い“傷痍軍人”・・・・・
つまり、戦地で負傷し復員してきた「大日本帝国軍人」の元兵隊さんがアコーディオンで軍歌のようなものを奏でながら物乞い。

まだ、小学一年生だったころの僕はその元兵隊さんたちが怖くて母の後ろに隠れるようにして通った・・・・・
もっとも、僕の父もその北支、シヴェリアからの“復員兵”で、昭和22年に復員、で、僕が生まれたわけなんだけど(笑)。
幸いにも父は負傷兵ではなかった。

そんな父の知り合い、戦友には復員したものの戦地で被弾、被爆し片腕の小父さん、義眼のおじさん、顔のほとんどがケロイド状になった小父さん・・・・・
そんな小父さんがいっぱいいた。

もちろん、高崎神社だけではない・・・・・
高崎銀座通りの辻つじにはそんな白装束、元兵隊さんが立って、今思えば何かを訴えるような趣で、敗戦、占領下の“今”を見せていた。

麻生首相「百年に一度」とかだが・・・・・





あの時代は、こんなものではなかったはずだ(笑)。

もっとも昭和30年当時は麻生さん、学習院高等部一年生か、
父親は衆議院議員、祖父は吉田茂首相。そんな麻生さん、さぞかし貴族の趣の中の生活だったんだろう・・・・・
だからと言って、あの時代を飛ばして、“今”を「百年に一度」とは笑止千番ではないか!!

僕の家は高砂町だった。

戦後、様々な事情、東京で焼け出された家族、満州からの引揚げ家族、そんな戦争罹災者、家族が身内を頼って住み着いた・・・・・
その意味では、高崎では戦後の新興住宅地だった。
もちろん、空襲の被害は前橋ほどではなかったという高崎は街中は一挙にそんな“難民”のための長屋、間貸し家でごった返していた。

因みに、昭和30年、そのころの東小学校の児童生徒数は全校で900人・・・・・
僕が入学する2年程前に城東小学校が出来て、300人ほどが転校して言ったとか。ということは、それまでは1200人ほどが東小学校にはいた(笑)。

僕の家の近くにあった高崎保育所はそんな戦災難民、満州引揚者で、身寄りがあってもなかなか世話になれない、戦災母子家庭家族が、
新生活保護法施行で、そこ高崎保育所では7所帯の母子が暮らしていた。
僕の同級生も3人いた・・・・・・

九蔵町辺りの古くからの八百屋、魚屋さんには防空壕があり、まだまだ戦後に戦災の名残が消えることは無かった。

高砂町、今そこに住まう当時の人はほとんどいない。
6畳一間に家族4人で暮らしていたI君、2畳一間に屋台ラーメン屋の父親と二人だけで暮らしていたT君・・・・・
満州からの引揚げ家族のMちゃん、Nちゃん兄弟。お父さんはMちゃん、Nちゃんが小学校3年、5年の時に蒸発してしまった。

あれからおよそ60余年が過ぎ、時代は様々な模様を映し、描いてきた・・・・・

はっきり言って、今の日本は世界一恵まれているといっても過言ではない。
しかしだからといって、今後、かつてのような不幸な時代が招来しないという保証は無い。

この間、極めて政治が貧困だ。

その政治家連中、地方も国もまさに“銭ゲバ”の観である・・・・・


ワーキングプアも、ネットカフェ難民も、このままの行政が連続し、トヨタ等の大企業が平然と首切りを断行し続ければ、
その日を、他人に迷惑かけることなく生活することさえ困難になる時代がこないとも限らない。

政治が、真に国家国民を憂い、思うならば・・・・・・

今ここにある「恵まれた」はずの、富の再配分をきちんと行政するべきときだろう。


その意味でも、国民の選択として自民党、公明党の終焉を・・・・・

さらに言えば、衣を変えただけ、看板を変えただけの、現政党、政治ではなく国民底辺から生まれる真の民主政治、政党、出現を待ち、
「選挙」という、国民大衆唯一の政治手段で政治家を作らなければならない。

それが出来るのはそこにいるみなさん国民一人一人・・・・・・


ところで麻生さん・・・・・
日本語も危ないらしいが、英語も相当危ないと“ワシントンポスト”が報道しているとか(笑)。
  


Posted by 昭和24歳  at 20:29Comments(2)

2008年11月21日

トヨタよ、首切りは止めろ!!

トヨタよ、首切りは止めろ!!





トヨタを始めとする自動車産業は都合“8000人”もの期間雇用、派遣社員の首切りを、来年の3月、年度末までに断行するという。
おそらく、キャノン、NEC、日立、東芝、パナソニック等々、輸出関連大企業はそれに追随するのだろう・・・・・


これまでの、輸出の際の「還付消費税」の総額は一体いくらになっている!!???
そしてこれまでに、現地法人を介して“無税地帯”に溜め込んだ儲けはどうなっている!!???

トヨタを始めとする輸出大企業十数社、自動車、電気、鉄鋼の『輸出戻し税』総額は1兆円超だ!!
国策で、国家の庇護を受け護送船団方式で、国民の税金を使い技術開発、経営をし、ここまで大きくなって、その仕打ちが“首切り”なのか!!
誰のおかげで今日まで成長、発展してきたと思っているんだ。まずこの国には1億2千万人という旺盛な市場があったからだろう!!

期間雇用、派遣社員の首切りする前に、政府に「政策的雇用」を訴えるべきだろう!!
この時期に麻生のバカ、公明党の脅しで全国民に、まるで施しかのような「定額給付金」、たったの1万2千円(子ども、高齢者は2万円)で、
なにがどう解決すると思っているんだ!!???

今、その大企業が“8000人”もの首切りをやれば、その下請け、孫請けを含め数万人がこの寒空に失業する・・・・・・
それこそ、「第二のアキバ事件」が起こりかねない!!


いや、既に起きている。

これら、国策大企業の雇用環境は、そのまま、国家のずさんで、いいかげんな「労働行政」結末・・・・・
国民を国民とも思わない、官僚の独善的な行政感覚が、テロともいえる惨劇を招いた。
まさに、醜い為政、行政の実態が自らに降りかかった昨日の元厚生次官の刺殺、殺傷事件ではないか。

無策のまま、平然と、しかも“大企業”が首切りを言う・・・・・

彼の、大戦、敗戦では、結局、国家が復員兵やら、大陸浪人、満州帰還者を雇用したではないか!!
日本国有鉄道、日本専売公社、日本電電公社、郵政省、そして国家行政、地方自治体が、敗戦占領、そして深刻なインフレ、失業対策に政治があたった。
当時の公務員は、国鉄職員、ポッポ屋は、専売公社の工員は、電電公社の交換手は・・・・・
実は、給料はとにかく安かった。

朝鮮特需、ベトナム特需で、奇跡の経済発展、高度成長経済・・・・・・
その中にあっても、いわゆる“公務員”はその身分保障を見返りに「薄給」に甘んじていた。
将来の年金、恩給があてになるから、宮仕え、親方日の丸、潰れることは無い。

実は僕のオヤジがその薄給の日本国有鉄道の“ポッポ屋”だった。
オヤジの兄貴、伯父さんもポッポ屋だった、叔母さんは車掌だった、従兄も車掌だった、そしたら、女房のオヤジもポッポ屋だった、その弟も・・・・・
女房の伯父さんは市役所の木っ端役人だった、叔母さんは教員だった・・・・・

とにかく、給料は安いけどあの当時は「国がまとめて面倒見ていた」。

もちろん、戦後復興、経済成長で民間は、特に国策、戦時中は半官半民だった重厚長大の大企業、鉄鋼、造船、繊維の社員、サラリーマンは・・・・・
大工の頭領、左官の親方、土方のオヤジは嘘のような金が転がり込んでき始めた昭和30年代後期から昭和40年台。

それでも、公務員は“薄給”に甘んじていた・・・・・

そして、それが原因かどうかはわからないが、国鉄の大規模“遵法ストライキ”。
待遇の不満からか、動労、国労、郵政労組、官公労組、日教組の労働闘争の勃発・・・・・

そして、国鉄の民営化、電電公社、専売公社の民営化、いつしか郵政も民営化。
それでも、そこでの待遇は「民間並」にが今日の人事院勧告。もちろんそこで言う“民間”とは「トヨタ」のことである(笑)。

間違っても、どこにでもある中小零細企業、それを“民間”とは言ってない・・・・・
つまり民間以下の“中小零細”と言うことなのだが。

麻生首相は「百年に一度の危機」だといった!!

「百年に一度」ということは、戦後まだ60年チョイだから、あの敗戦よりももっと深刻ということか・・・・・・

ならば、国家が国民を雇用せよ!!

職業安定所、職安が“ハローワーク”が、高級官僚用の「人材バンク」のように雇用を保証せよ・・・・・
国が、職安が“派遣業”を担い、そこで国民を雇用し派遣先から給与を受取り、不足分は税金で補填せよ。
つまり、失業保険給付の代わりになるし、雇用は安定するし、そこで社会保険も充足させ国民の生活安定に帰す。

トヨタがいらないというなら、今後一切労働者を手当てするな・・・・・
人間は“モノ”ではない。「必要な時必要なだけ」、人間を“ジャストインタイム”で使うような企業は潰れちまえ!!

これからの社会は、医療、介護は当然人手不足・・・・・・
国が雇用し、公務員としてそれら医療機関等に派遣する。もちろん医療機関等ばかりではなく、
直接雇用が困難だというのであれば、国、自治体が“職員派遣”をする。

ワーキングプア、ネットカフェ難民・・・・・そんなことがあっていいわけがない!!

若者が希望を失うような、若者の夢を殺ぐようなそんなことを国家が見過ごしておいていいはずが無い!!

それこそ、独立行政法人『グッドウィル』でもいいし、

独立行政法人『コムスン』でもいい!!

8000人の若者を路頭に迷わすことを許してはならない!!
  


Posted by 昭和24歳  at 08:54Comments(5)

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