グンブロ広告
ビジネスライセンス料 3,000円/月

飲食関連事業用 ライセンス 毎日1セット広告 1,600円/月

2008年02月01日
殺虫剤入り“餃子”
三食買出し。
僕の子どもの頃の話しだから、相当古い話しになる(笑)。
朝ごはんは、たいがい“卵かけご飯”か、納豆と佃煮に、
夏場なら「ナス、きゅうり」の糠漬け、冬場なら「沢庵か白菜」の漬物。
あの頃は、“納豆売り”のおばさんが卵も一緒に僕の横丁には売りにきた。
卵は、僕の家からもかなり近かった養鶏場から毎朝生みたてのそれを仕入れて売り歩いていた。
納豆はなんでも自家製とか言っていたが、経木で三角に折られて包まれた納豆。
「納豆ぅ、なっと、なっと~~~ぅ、タマゴっ」
そんな売り声だった。乳母車を改造した手押し車に段かさねにされた三角の納豆と、竹篭にいっぱいの真っ白いタマゴ。
母に言われて、眠い目をこすりながら滑りの悪い滑車の引き戸を下駄で蹴飛ばしながら、
「おばちゃん、納豆と卵ちょうだい」
僕がそういうと、おばさんはアルマイト弁当箱にいっぱい詰まった“カラシ”を。
三角の納豆の経木ヒモを「ヒョイ」と解くとヘラのようなものですくい納豆の脇に載せる。
「のり、いっぱいかけとくからね」
そう言うとおばちゃんは、使い古したブリキの茶筒のふたを“パコッ”とあけると、小器用に“サッサ、ササッ”と納豆にふりかけると、
また、なれた手つきで経木をたたむと、“クルッ”、“ギュッ”と縛り、
「ほらっ・・・」
と、僕がぶら下げている、ハギレで母が作った僕専用のお使い袋に卵と一緒に入れた。
あの時代、確か納豆も卵もそれぞれが“5円”ではなかっただろうか。
昭和32、3年の話しである。
それが僕の横丁の朝餉の光景だった。
納豆売りだけじゃあない。
豆腐屋さんも「パ~プ~、パ~プ~」とハンドルのところと、荷台のところにコイル状のスプリングのついた、
いかにも、豆腐屋さんの自転車といった趣のその荷台にブリキの内張りの施しのある水の入った木箱に豆腐を詰め込んで僕の横丁を流していた。
一人っ子だった僕は小さい頃はよく母にくっついて夕餉の買出しに行った。
僕の横丁の商店街は僕の学校の近くにあって、
まず、八百屋さん、魚屋さんで買い物。もちろん冷蔵庫なんかあるわけがないのでその夕食に食べるだけの野菜と魚。
母親の懐具合のいい時には“干物”に“佃煮”を買い置きする。
そういえば、“肉屋さん”は僕が中学に入る頃まで僕の横丁の商店街にはなかったが、
そもそも、僕らのそれまでの食習慣には、ゼイタクと言うこともあったのかは知らないが、
『肉を食う』
と言うそれはなかった。
動物を食うために育てるというこの国の習慣はいつ頃からなのだろうか。
今日の“食糧危機”。つまり、食料自給率のそれは原材料どころかスーパーの店頭の「食品」のほとんどが輸入。
日本人、なにを怒っているのだろうか・・・・・・
『農薬入り餃子』に『BSE牛肉』
鶏肉、豚肉、えび、カニ、加工魚、等々、ほとんどが輸入ではないか。
怒りの矛先を“輸出国”に向けるのはお門違いではないのか。
これは、国の政策の結果なのだ。僕らが、国民が選んだ政治の結果なのだ。
それらの、『農林水産業』、食糧生産が立ち行かないように立法し、行政し、
商社の、商社による、商社のための行政の結果ではないのか。
今、それらの『食品』は“商品相場化”されている。冷凍食品などはその典型で、
いわゆる『業転モノ』。石油のそれである、商品相場『博打』のタマにされ、実物の数倍が相場取引されている。
アメリカのサブプライムをいうどころではない。
低所得者のローンを“証券化”するなどという、経済ではない、博打の世界。
しかし、この国では政府が食糧危機を作り出し、その食糧危機を『商品相場化』している。
つまり、今日、日本国民が口にしているのは『食品』ではなく『モノ』でしかない。
つまり、国民にモノを作らせては行政は儲からない。
ODAとかで、食糧生産のほとんどを海外の発展途上国に移転させ、輸入で莫大な利益を食む、政官業の仕組み、悪巧み。
12月の発覚が、一ヵ月後まで放置・・・・・
そして“JT株”を売り抜けた相場師とそれをトボケル政治(笑)。
この、『殺虫剤入り餃子』の報道で、
みすぼらしい政治のさまがテレビから、実に都合よく消えた・・・・・・
中国の『女工哀史』。月給、1万円の人民が作るそれを「400円、500円」で流通させるニッポン行政の仕組み。
原価は40円、50円(笑)。
いや、そんなにするはずがない・・・・・・
家畜のエサがそんなにするはずがないではないか。
だいいち、なんで元専売公社が食品なんだ。
猛毒のニコチンを商品化するついでっていうことじゃあないだろうな(笑)。
そうやって、国策、半官半民の“民営化偽装”で国民から仕事を奪い食糧危機を創る。
国鉄も、商店街から商店を締め出す“モントレー商法”。
日本電電公社も、郵政公社も「民営化しましたから」と国民の資産を、株主の資産に移しかえる・・・・・・・
悪徳国家もここに極まり、国民はここに窮まる。
僕の子どもの頃の話しだから、相当古い話しになる(笑)。
朝ごはんは、たいがい“卵かけご飯”か、納豆と佃煮に、
夏場なら「ナス、きゅうり」の糠漬け、冬場なら「沢庵か白菜」の漬物。
あの頃は、“納豆売り”のおばさんが卵も一緒に僕の横丁には売りにきた。
卵は、僕の家からもかなり近かった養鶏場から毎朝生みたてのそれを仕入れて売り歩いていた。
納豆はなんでも自家製とか言っていたが、経木で三角に折られて包まれた納豆。
「納豆ぅ、なっと、なっと~~~ぅ、タマゴっ」
そんな売り声だった。乳母車を改造した手押し車に段かさねにされた三角の納豆と、竹篭にいっぱいの真っ白いタマゴ。
母に言われて、眠い目をこすりながら滑りの悪い滑車の引き戸を下駄で蹴飛ばしながら、
「おばちゃん、納豆と卵ちょうだい」
僕がそういうと、おばさんはアルマイト弁当箱にいっぱい詰まった“カラシ”を。
三角の納豆の経木ヒモを「ヒョイ」と解くとヘラのようなものですくい納豆の脇に載せる。
「のり、いっぱいかけとくからね」
そう言うとおばちゃんは、使い古したブリキの茶筒のふたを“パコッ”とあけると、小器用に“サッサ、ササッ”と納豆にふりかけると、
また、なれた手つきで経木をたたむと、“クルッ”、“ギュッ”と縛り、
「ほらっ・・・」
と、僕がぶら下げている、ハギレで母が作った僕専用のお使い袋に卵と一緒に入れた。
あの時代、確か納豆も卵もそれぞれが“5円”ではなかっただろうか。
昭和32、3年の話しである。
それが僕の横丁の朝餉の光景だった。
納豆売りだけじゃあない。
豆腐屋さんも「パ~プ~、パ~プ~」とハンドルのところと、荷台のところにコイル状のスプリングのついた、
いかにも、豆腐屋さんの自転車といった趣のその荷台にブリキの内張りの施しのある水の入った木箱に豆腐を詰め込んで僕の横丁を流していた。
一人っ子だった僕は小さい頃はよく母にくっついて夕餉の買出しに行った。
僕の横丁の商店街は僕の学校の近くにあって、
まず、八百屋さん、魚屋さんで買い物。もちろん冷蔵庫なんかあるわけがないのでその夕食に食べるだけの野菜と魚。
母親の懐具合のいい時には“干物”に“佃煮”を買い置きする。
そういえば、“肉屋さん”は僕が中学に入る頃まで僕の横丁の商店街にはなかったが、
そもそも、僕らのそれまでの食習慣には、ゼイタクと言うこともあったのかは知らないが、
『肉を食う』
と言うそれはなかった。
動物を食うために育てるというこの国の習慣はいつ頃からなのだろうか。
今日の“食糧危機”。つまり、食料自給率のそれは原材料どころかスーパーの店頭の「食品」のほとんどが輸入。
日本人、なにを怒っているのだろうか・・・・・・
『農薬入り餃子』に『BSE牛肉』
鶏肉、豚肉、えび、カニ、加工魚、等々、ほとんどが輸入ではないか。
怒りの矛先を“輸出国”に向けるのはお門違いではないのか。
これは、国の政策の結果なのだ。僕らが、国民が選んだ政治の結果なのだ。
それらの、『農林水産業』、食糧生産が立ち行かないように立法し、行政し、
商社の、商社による、商社のための行政の結果ではないのか。
今、それらの『食品』は“商品相場化”されている。冷凍食品などはその典型で、
いわゆる『業転モノ』。石油のそれである、商品相場『博打』のタマにされ、実物の数倍が相場取引されている。
アメリカのサブプライムをいうどころではない。
低所得者のローンを“証券化”するなどという、経済ではない、博打の世界。
しかし、この国では政府が食糧危機を作り出し、その食糧危機を『商品相場化』している。
つまり、今日、日本国民が口にしているのは『食品』ではなく『モノ』でしかない。
つまり、国民にモノを作らせては行政は儲からない。
ODAとかで、食糧生産のほとんどを海外の発展途上国に移転させ、輸入で莫大な利益を食む、政官業の仕組み、悪巧み。
12月の発覚が、一ヵ月後まで放置・・・・・
そして“JT株”を売り抜けた相場師とそれをトボケル政治(笑)。
この、『殺虫剤入り餃子』の報道で、
みすぼらしい政治のさまがテレビから、実に都合よく消えた・・・・・・
中国の『女工哀史』。月給、1万円の人民が作るそれを「400円、500円」で流通させるニッポン行政の仕組み。
原価は40円、50円(笑)。
いや、そんなにするはずがない・・・・・・
家畜のエサがそんなにするはずがないではないか。
だいいち、なんで元専売公社が食品なんだ。
猛毒のニコチンを商品化するついでっていうことじゃあないだろうな(笑)。
そうやって、国策、半官半民の“民営化偽装”で国民から仕事を奪い食糧危機を創る。
国鉄も、商店街から商店を締め出す“モントレー商法”。
日本電電公社も、郵政公社も「民営化しましたから」と国民の資産を、株主の資産に移しかえる・・・・・・・
悪徳国家もここに極まり、国民はここに窮まる。