黄昏て“爺放談”

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｢虫の交響曲｣

リケ女小保方晴子女史

「独立行政法人理化学研究所」は理研コンツェルンと呼ばれる企業グループ（十五大財閥の一つ）を形成したが、太平洋戦争の終結と共に連合国軍最高司令官総司令部（GHQ）によって解体された。

湯川秀樹、朝永振一郎は僕ら団塊世代が小学生の頃ノーベル物理学賞を受賞した偉人、彼らはその理研で戦中「原爆開発」に携わり開発途上にあったが敗戦、アメリカ政府は彼らの存在を放置するはずもなかった。

時代は平成から令和へと。しかし日本政府のことの本質は何一つ変わっていない講和条約締結の時と。「独立行政法人理化学研究所」は国の機関、日本政府そのもの１０００億円近い予算が付く科学研究機関。

リケ女小保方晴子女史はその意味では政府に翻弄された、師・笹井芳樹氏はその騒動の中自殺し幼稚なマスコミは事実関係を認識することもなく面白可笑しく広告宣伝の材料に仕立て上げた。

ハーバード大学医学大学院客員研究員、そして、理化学研究所発生・再生科学総合センター客員研究員、同・細胞リプログラミング研究ユニットリーダーとして、胞子様細胞の研究に従事とあるから、その意味では彼女たちも研究成果がどの国の政府に特許を取得されようが関知しないただの科学者だったのではないか。

それにしても今日の「学術会議」問題でもマスコミメディアは喧々諤々だが、今の日本政府が日米講和条約締結時の状態で呪縛、思考停止しているのであればそれを民主主義を御旗にその政府を攻撃するマスコミメディアはまるで道化師だ。

ま日本政府はアメリカ合衆国政府に忖度しているに過ぎないのかも知れないが。安保法制、特定秘密保護法、集団的自衛権云々「アメリカ様これで如何でしょうか」と(笑)。

｢虫の交響曲｣