黄昏て“爺放談”

道化の政治・・・・・



なぜ道路公団改革は頓挫したのか? 「改革の旗手」猪瀬直樹委員が果たした役割とは何だったのか? そして、諸悪の根源は小泉首相だ! 改革のやり直しという厚い壁を乗り越える方策を考える。『新潮45』連載を単行本化。






ものの弾みか・・・・・

この国には「ものの弾み」しかなかったのだろうか。
受狙いだけの言葉遊びと道化のパフォーマンス。

首相になることしか選択肢のなかった道化師政治家「鳩山由紀夫」。

その意味では、政権交代と相成りましたけど・・・・・・
あまりにも前者が酷すぎたし、それも３人も３年間に。

自民党・・・・・・
ここまで人材不足だったとしたら、国民も悲劇だったし、
さきの総選挙でも小沢さん、あなたのスキャンダル報道にもかかわらず・・・・・・
圧勝の政権交代。

まあ、コレまでのあなたの政治は、
新進党、新生党、そして自由党が分裂して保守新党・・・・・
そして保守新党がどういうわけか自民党に。
そして自由党は民主党に・・・・・

これも悲劇を通り越してまさに喜劇。
喜劇も喜劇、江戸落語の笑ではなく、吉本張りのどたばた喜劇。
もっともその方が国民大衆、分かりやすかったんだろうが・・・・・・
ここに来ては馬糞の川流れを見ているようだ。

それはそうと小沢さん・・・・・・
巷間ささやかれるのは、最後の総理候補でしたね。
そろそろ時間切れではないのですか。
あなたの言う勇ましい「普通の国」になるには・・・・・・
このままではもう手遅れではないのですか。

この先まず３年も鳩山首相が持つはずもない。

その時小沢総理は公明党と大同しますか・・・・・・
憲法解釈、そして在日の参政権付与と、公明党に与して一気に政権奪取を図りますか。

国民は益々路頭に迷うばかりの今日です。
谷垣自民党総裁は「責任ある政党」として消費税増税を具体的に言いました。
ですが、このデフレ不況です。


しかし小沢総理・・・・・
あなた方が１０年程前までやってきた防衛庁水増事件、東京二信組事件、オレンジ共済、佐川疑獄。
いずれもアンダーグラウンド、裏社会との共同作業・・・・・
僕等世代（団塊）は確りと記憶に刻んでいます。

あなたの証人喚問も・・・・・・
まるで昨日の事のように思い浮かびます。
あなたの師、金丸の死去。そして東京佐川の渡辺氏、稲川会の石井氏・・・・・・
もちろん竹下氏も鬼籍に移りました。

全てを包含したうえでの「小沢一郎」です。

そんなあなたに比べれば鳩山由紀夫首相などはそのキャリア・・・・・・・・
比べるもなくあなたの方が数段も上です。
それは、米国の評価でもあるでしょうし、国内外とともにです。

今日、まさに政治は道化と化しています・・・・・・
あなたが未だ自由党党首であったころの小泉首相との党首討論は、
時の小泉首相に対論の余地を与えませんでした。


この４０年からの日本政治の流れ・・・・・
そろそろあなたも古希だ。
国民を言うなら・・・・・・
あなたも国民になりませんか。
今のところそれしか手立てはないような気がしてなりません。

せっかくの政権交代もこの様（笑）。

小沢さん、アナタのシナリオにも狂いが・・・・・・


しかし、今ならやり直せるかも知れない。

つまり、霞が関がどうしても潰したい小沢一郎・・・・・・・

道化の政治・・・・・