2010年01月04日

青森の“ねぶた”は荘厳だ。

青森の“ねぶた”は荘厳だ。

青森の“ねぶた”は荘厳だ。




青森の“ねぶた”は・・・・・

詳らかではないが、今NHKの大河ドラマ“義経”に由来するとも聞く。

この“ねぶた”若男女は瞬時の“真夏”を惜しむかのように、
肌もあらわにして“心身”ともに開放するのだという。

“ねぶた”が近づくと一段と青森弁が熱く聞こえてくることに気づく。


話は変わって・・・・・

僕はギターの行商でその“ねぶた”の青森市へはよく行った。
春から秋にかけては車でのそれこそ“陸奥ひとり人旅”・・・・・

それは芭蕉の“奥の細道”ならぬ、

エレキ行商“僕の細道”の趣で。

東北六県・・・・・夏はその“祭り”一色で宿、“旅籠”探しには苦労した。

出来たてほやほやの注文品と販売用のエレキをライトエースに30本ほど積み込み目白の工房を出立する。
ほぼ10日間あまりの・・・・・・

そう。“僕の細道”である。

実に気まぐれである(笑)。
その時の気分次第で時には一気に青森まで東北道を北北東に・・・・・も在れば、
東北道を佐野藤岡インター辺りで降りて足利から宇都宮、郡山、会津若松から福島とのんびりの時も。

もちろん客次第が本当のところだが、
“売上”がイマイチよろしくない時はねっとりとした地道な営業活動で小商いに徹して“僕の細道”は始まる。

足利は“コグレ楽器店”・・・・・
どうもこの辺り足利は東京まで鈍行でも小一時間という首都圏の縁なので、
なかなか僕のところのような“高級品”は店ではさばけない・・・・・
みんな東京まで出て行っちまってショッピングと洒落込むらしい。

コグレ楽器店の茂木店長さんは、例の・・・・・
ほら・・・・・憶えて居られるでしょうか、
イカスバンド天国、その“イカ天”で“タマ”が優勝した時の準優勝バンドのメンバーでした。

コグレ楽器店はまさに小商い・・・・・
ギター弦やらピックやらストラップとか。
それでも閉めて3、4万円の売上には・・・・・

そういう時は決まって最初の旅籠は“会津若松”と決めていた。
それは、未だ磐越高速道が“磐梯熱海”までしか通じてない時の頃。

足利での“押売り”を手早く片付けるとまた東北道を次は宇都宮へ・・・・・
宇都宮といえばあのナベサダこと“渡辺貞夫”さんの古里である。
なんでも宇都宮工業高校のブラスバンド部でクラリネットをやっていたとか。

宇都宮は“キーボード・ミヤ”の小磯店長のところと、
ユニオン通の真ん中辺にある“ラブサウンズ”の久保店長のところ。

この辺りが丁度東京から100キロで、都市としては関東の最北端か。
ここまで来ると東京の臭いは感じられなくなるものである。
よって商いの方も一時期まではそこそこに活況感があった。

キーボード・ミヤの小磯店長はどちらかというと寡黙な職人肌の御仁で、
僕としては商売がやりやすかったのを覚えている。
一方、ラブサウンズ久保店長の方はといえば2代目か、
確りしているというよりは、確りさ“せられている”といった趣で、
僕にとっては目の上のたんこぶの“社長”の存在が邪魔だった。
仕入れ予算枠が完璧に社長の胸先三寸となっていた。

話はそれるが宇都宮は“餃子の街”とか・・・・・
まさにその“とか”としか感じられなかったのは、
僕の味“それ”ではなかったからだろうか。

上手い餃子・・・・・・

美味い餃子といえば、ジンギスカン、らっちゃん、大連、のそれと、
上野アメ横の一杯飲屋“大統領”の隣の餃子専門店。
宇都宮餃子は何度も宇都宮にはお邪魔しているが、たった一度しか食ってない。

夕暮れが近い・・・・・
ここまで来ると“僕の細道”も急勾配になる。
宇都宮インターから郡山ジャンクション、そこから磐越道に入り磐梯熱海へと急ぐ。

猪苗代湖の水面に沈みかける夕陽が揺れて光っている。

気まぐれに、

会津若松、“鶴ヶ城の変”へと・・・・・

To be continued



Posted by 昭和24歳  at 08:16 │Comments(0)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

< 2024年05月 >
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
過去記事

QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 125人
プロフィール
昭和24歳
昭和24歳
オーナーへメッセージ

削除
青森の“ねぶた”は荘厳だ。
    コメント(0)