2009年02月28日
隠れ家発見!!
ご機嫌な酒房があるという噂を仄聞する・・・・・・
ウ~ムッ、なるほどである!!
三和土を踏むと、まず板張りに囲炉裏が目に込飛び込む・・・・・
それは半畳ほどの造作で、そこには五徳にかけられた薬缶に天井からの自在鉤が微かに揺れていた。
その向こうの八畳敷きほどの伽藍堂には客待ちをしているかのように気取らない座卓が数脚・・・・・
それは明かり障子だろうか。
腰高のガラス窓はその向こうの趣、想像をかきたててくれている・・・・・・
僕はカウンターに座る・・・・・
酒房の主は相当な趣味人と思いきや、そこで賄っているのは物静かな女将さん・・・・・
調理場の小ぶりな液晶テレビが7時のNHKニュースをやっていたから未だ来客は僕一人だった。
「初めてですね・・・・・」
僕は日本酒をお願いすることにした。
「どうぞ・・・・熱いから気をつけてください・・・・・」
そう言って出されたのが、コレです・・・・・・!!
“お燗徳利”
まあ、それなりに横丁の酒は嗜んできたつもりの僕だったがその“お燗徳利”は初体験だ!!
「熱燗でお急ぎの方には向いてないかも知れませんね・・・・・
ゆっくり、お酒をお楽しみの方にです」
ご案内の向きの御方がおられましたら失礼しますが、つまりこういうことです。
“お燗徳利”の作法・・・・・
まず燗壺に熱湯を注ぎ、仕込み徳利に酒を・・・・・
で、燗壺に徳利を仕込み、適当な温度でいただく。
多分、僕のようなハイペースな呑み手には向いてないかも知れない。
しかし、ゆっくり語らいながら、肴を味わいながらの・・・・・・・
そんな嗜みの折には至高ではないだろうか。
「どうぞ・・・・・」
と、突き出しは烏賊と大根の煮しめ、薄味だが逸品だ。
さらに小鉢に大根の千切りのドレッシング和えはサッパリとした味でなかなかの味だ・・・・・
そうこうするうちに一人、二人と客がカウンターを埋める。
ビールを注文する隣の客・・・・・
その客の手にする小さめのグラスはピカピカに手入れされている。
「どうです・・・・このグラス・・・・・・・キレイでしょ!!
好きなんだなぁ、これが僕は・・・・・」
今時のと言っては元も子もないが、わいわいがやがやの居酒屋もいいが・・・・・
こんなしっとりというか、まったりというか、こういうのが僕は好きだ。
隣の客につられて湯豆腐をお願いする・・・・・
「ここの女将、とにかく器には凝ってるんだ」
なるほど、僕にはそれを確かめる分はないが、そう確かに。
その一つ一つが、つまりキレイというか整っているのである。もちろんそこに気取りはない。
都合5合ほど頂いただろうか・・・・・・
お勘定は極めてリーズナブルであった。
今時、探してもこんな酒房はなかなかない。
で、けして、いわゆる高級ではないのがなんとも嬉しい・・・・・・
癖になるかもしれない(笑)。
ウ~ムッ、なるほどである!!
三和土を踏むと、まず板張りに囲炉裏が目に込飛び込む・・・・・
それは半畳ほどの造作で、そこには五徳にかけられた薬缶に天井からの自在鉤が微かに揺れていた。
その向こうの八畳敷きほどの伽藍堂には客待ちをしているかのように気取らない座卓が数脚・・・・・
それは明かり障子だろうか。
腰高のガラス窓はその向こうの趣、想像をかきたててくれている・・・・・・
僕はカウンターに座る・・・・・
酒房の主は相当な趣味人と思いきや、そこで賄っているのは物静かな女将さん・・・・・
調理場の小ぶりな液晶テレビが7時のNHKニュースをやっていたから未だ来客は僕一人だった。
「初めてですね・・・・・」
僕は日本酒をお願いすることにした。
「どうぞ・・・・熱いから気をつけてください・・・・・」
そう言って出されたのが、コレです・・・・・・!!
“お燗徳利”
まあ、それなりに横丁の酒は嗜んできたつもりの僕だったがその“お燗徳利”は初体験だ!!
「熱燗でお急ぎの方には向いてないかも知れませんね・・・・・
ゆっくり、お酒をお楽しみの方にです」
ご案内の向きの御方がおられましたら失礼しますが、つまりこういうことです。
“お燗徳利”の作法・・・・・
まず燗壺に熱湯を注ぎ、仕込み徳利に酒を・・・・・
で、燗壺に徳利を仕込み、適当な温度でいただく。
多分、僕のようなハイペースな呑み手には向いてないかも知れない。
しかし、ゆっくり語らいながら、肴を味わいながらの・・・・・・・
そんな嗜みの折には至高ではないだろうか。
「どうぞ・・・・・」
と、突き出しは烏賊と大根の煮しめ、薄味だが逸品だ。
さらに小鉢に大根の千切りのドレッシング和えはサッパリとした味でなかなかの味だ・・・・・
そうこうするうちに一人、二人と客がカウンターを埋める。
ビールを注文する隣の客・・・・・
その客の手にする小さめのグラスはピカピカに手入れされている。
「どうです・・・・このグラス・・・・・・・キレイでしょ!!
好きなんだなぁ、これが僕は・・・・・」
今時のと言っては元も子もないが、わいわいがやがやの居酒屋もいいが・・・・・
こんなしっとりというか、まったりというか、こういうのが僕は好きだ。
隣の客につられて湯豆腐をお願いする・・・・・
「ここの女将、とにかく器には凝ってるんだ」
なるほど、僕にはそれを確かめる分はないが、そう確かに。
その一つ一つが、つまりキレイというか整っているのである。もちろんそこに気取りはない。
都合5合ほど頂いただろうか・・・・・・
お勘定は極めてリーズナブルであった。
今時、探してもこんな酒房はなかなかない。
で、けして、いわゆる高級ではないのがなんとも嬉しい・・・・・・
癖になるかもしれない(笑)。
Posted by 昭和24歳
at 08:57
│Comments(14)
隠れ家では、店名は内緒ですか。
ぜひ、招待してください。
隠れ家じゃ教えていただけませんか?
>隠れ家では、店名は内緒ですか。
知りませんが、広告情報誌への掲載はお断りしているとか・・・・・
別に気取りじゃあないそうです。なぜなら基本的に女将一人での賄い。週末にアルバイトが一人二人とか。
カウンターは5、6人でいっぱいですが・・・・・
囲炉裏と奥座敷が結構忙しいそうです。
たしかに、趣味でやっておられるような趣です。御亭主も。
今度4、5人で囲炉裏を囲みますか?
>隠れ家じゃ教えていただけませんか?
実は僕もなかなか店名を明かしてもらえませんでした(笑)。
「いつもガラガラだよ・・・・・
オレが言ったって言わないでね」
ようやく聞き出してのご案内でした(笑)。
子どものころ、取って置きの“駄菓子屋”を見つけたみたいな・・・・・・
弥乃助さんも奥様を伴っていかがですか、来週あたり。
“定額救済金”を頂いてからでもと思ったのですが(笑)。
土曜日は定例の鹿島帰省兼出張なので。
火曜日なら僕もあいてますのでいかがでしょうか・・・・・
まさかとは思いますが、お店の方休みではないかどうか聞いてみます。
なんでも3月には「ラクダに乗りに行く」とか、つまり砂漠も国へご旅行とか仰っていましたから。
何人かでいけるといいですね・・・・・
ひな祭りにおやじの会ですね。
参加者募集中ですよ。
雛祭りですね!!
お内裏様の勢ぞろいですか、お雛様もどなたか・・・・・
言い忘れました。火曜日、雛祭りの日にしましょう!!
6時半ですか・・・・・
了解しました。6時半からということでよろしいですね?
盛り上がりそうですね。
それにしても、さすが昭和24歳さん、いい店知ってますねー。
ぜひ、参加してください。
24歳さん、集合場所、よろしく。
なにかあれば、ブログの「オーナーへメール」でください。
ぜひ、よろしくお願いいたしますm(__)m
楽しみにしております。
いまから鬼平見ながら雰囲気づくりに入ります(^-^)