2009年02月21日
小泉元首相引退!!
小泉元首相引退!!
社民党の保坂展人委員の鳩山邦夫総務大臣への質問――――
事業譲渡についての答弁・・・・・
「事業の発展的かつ継続的な運営に資さないとオリックス不動産が判断した場合は個別手段の譲渡、閉鎖はできる」
「SPCに売り払うことは日本郵政に許可なく売り払うことができる」
早い話、すでに転売先を想定しての謀議でしかない。
国民新党の下地幹郎委員の質問――――
「沖縄のレクセンター“1000円”が“4900万円”。鳥取の“10000円”が“6300万円”」
「3月19日に日本郵政と契約して3月30日には転売」
つまりたった、11日後には転売!!
しかも中央三井信託銀行が事前に郵政公社からの売買価格を知った上で営業行為していた。
178件の郵政公社社宅の払下げ土地転がし・・・・・
「はじめから出来上がっている話ではないか!??半年以内に77%を転売している」
「600万円の売買価格に対して2回転売2億9千万円、1100万円が4回転売2億5千万、10億450万円が270億円・・・・・」
これらは「かんぽの宿」ではなく、国有地「公社社宅」であり、郵政省時代は「官舎」であった。つまり国民の財産・・・・・
もちろん明治維新以来、ありとあらゆるところでこうした国有財産、官有地の払下げが繰り返され、
このようにその実態が国民に明らかになるのは「ネット情報化社会」になったが故だろう。
そしてこの実態はこの“郵政問題”だけではなく旧国鉄完全民営化における「清算事業団の国有地売却」もそうであるし、
旧日本道路公団の完全民営化でも、これは“郵政公社”のそれもそうだが、「完全民営化による株式上場」で、株式市場で売り払われる・・・・・
つまり、旧大蔵省の財政投融資で郵貯簡保資金や年金資金を投入して国有地にしたものを完全民営化でいわゆる、「株主」のものとするといった悪徳。
もちろんその旧道路公団も旧郵政公社のように完全民営化に移行する段階で「土地転がし的売却」をしていたはずである。
ところで、その昨日の予算委員会集中審議に先立ち午前に開かれた「総務委員会」では民主党の松野頼三元防衛庁長官の長男の松野頼久委員の質疑だが・・・・・
そこでも「日本郵政公社時代」の無茶苦茶な官有地払下げが指摘されて、鳩山邦夫総務大臣が「詫びる」といった光景も見せた。
港区赤坂の郵政公社社宅跡地の一般競争入札の件だが・・・・・
やっぱり“オリックス”がその500坪の官有地を偽装入札のような形で取得している。
近隣地が「30坪で“3億円”」のところが「500坪で“5億円”」。
まあ、それはそれでこれまでの一環の流れでは「またか!??」なんだが、実はその「500坪の官有地」の周囲をオリックスが地上げをしている・・・・・
で、そのオリックスが地上げをした周囲の土地がどこのモノだったかと言うと、これがなんと「旧水資源開発公団」で、現在は独立行政法人となっている「水資源機構」。つまり、それをオリックスがどのようなやり方で取得したかは詳らかではないが、いずれにしても官有地、国民の財産が知らぬ間に民間に払い下げられている。
まあ、ご案内のように近代日本は昭和の大戦をはさんでそうした「人間の欲望」丸出しの世相に終わりがない。
当然、今日の日本郵政による一連の「官有地払下げ事件」もあのリーマンショックから米国発の経済恐慌がなければ表沙汰にはならなかったかも知れない。
「小泉・竹中路線」の「改革」という名の「カイカク」は何なく完成されていただろう。
小泉純一郎元首相は、その今日の様相、麻生首相の言動を・・・・・・
「笑っちゃうくらい呆れている」
とか言い、竹中平蔵元総務大臣は、
「総務省の自爆行為」
とか言っている。つまり、郵政省を解体された、旧郵政省官僚の叛乱と・・・・・
しかしだ、百歩譲って小泉元首相の、竹中元総務大臣の発言が正しかったとしても、今日のオリックスによる入札劇は鳩山総務大臣の言う、
「濡れ手で粟の錬金術。教育的にもよろしくない」
ということが国民大半の意見ではないだろうか。
郵政公社完全民営化に伴うオリックスと日本郵政株式会社の「かんぽの宿」売買は流れた形になっているが、
郵政公社時代の数百件の「公社官舎土地払下げ」はご案内の「1000円が4900万円」にもあるように既に叩き売られている。
しかも、売り手の日本郵政株式会社の社長はそれらを仲介していたとされる三井住友の元頭取で、
買い手のオリックスが、「小泉・竹中」の「カイカク政府」のメンバーであったという事実は十分にそれを疑うに足りる条件に溢れている。
ハッキリ言って、ここに至っての「小泉元首相」の映像は実に見苦しさを覚える。
この総選挙では息子に地盤を譲り引退を表明した・・・・・
おそらく、直ぐにでも麻生首相の「解散総選挙」を想定しての引退表明と涙の息子、“小泉進二郎”候補応援演説だった。
策士策に溺れる・・・・・
「再採決に欠席されるというなら、何らかの処分を考えなければならない」
と、あのいるかいないかわからない「官房長官」にまで言われてしまっている(笑)。
ご自身、あの平成の大勲位に引退を勧告し、「政治テロ」とまで言わせたではないか・・・・・
「辞める」と言ったときから全てが終わったことを、それを知っていたはずではなかったか小泉純一郎衆議院議員。
それとも、選挙区からは立候補しないで「比例名簿順位1位」で親子鷹、親子白頭鷲ですか(笑)。
テレビでいかに語調を厳しく見せてもそこに映るのは悪あがきと老醜・・・・・
時は、かくも厳しく冷徹に絶大な権力者も消し去る。
栄枯盛衰。
これらの一件はすべて「小泉・竹中時代」の事案(事件)である・・・・・
社民党の保坂展人委員の鳩山邦夫総務大臣への質問――――
事業譲渡についての答弁・・・・・
「事業の発展的かつ継続的な運営に資さないとオリックス不動産が判断した場合は個別手段の譲渡、閉鎖はできる」
「SPCに売り払うことは日本郵政に許可なく売り払うことができる」
早い話、すでに転売先を想定しての謀議でしかない。
国民新党の下地幹郎委員の質問――――
「沖縄のレクセンター“1000円”が“4900万円”。鳥取の“10000円”が“6300万円”」
「3月19日に日本郵政と契約して3月30日には転売」
つまりたった、11日後には転売!!
しかも中央三井信託銀行が事前に郵政公社からの売買価格を知った上で営業行為していた。
178件の郵政公社社宅の払下げ土地転がし・・・・・
「はじめから出来上がっている話ではないか!??半年以内に77%を転売している」
「600万円の売買価格に対して2回転売2億9千万円、1100万円が4回転売2億5千万、10億450万円が270億円・・・・・」
これらは「かんぽの宿」ではなく、国有地「公社社宅」であり、郵政省時代は「官舎」であった。つまり国民の財産・・・・・
もちろん明治維新以来、ありとあらゆるところでこうした国有財産、官有地の払下げが繰り返され、
このようにその実態が国民に明らかになるのは「ネット情報化社会」になったが故だろう。
そしてこの実態はこの“郵政問題”だけではなく旧国鉄完全民営化における「清算事業団の国有地売却」もそうであるし、
旧日本道路公団の完全民営化でも、これは“郵政公社”のそれもそうだが、「完全民営化による株式上場」で、株式市場で売り払われる・・・・・
つまり、旧大蔵省の財政投融資で郵貯簡保資金や年金資金を投入して国有地にしたものを完全民営化でいわゆる、「株主」のものとするといった悪徳。
もちろんその旧道路公団も旧郵政公社のように完全民営化に移行する段階で「土地転がし的売却」をしていたはずである。
ところで、その昨日の予算委員会集中審議に先立ち午前に開かれた「総務委員会」では民主党の松野頼三元防衛庁長官の長男の松野頼久委員の質疑だが・・・・・
そこでも「日本郵政公社時代」の無茶苦茶な官有地払下げが指摘されて、鳩山邦夫総務大臣が「詫びる」といった光景も見せた。
港区赤坂の郵政公社社宅跡地の一般競争入札の件だが・・・・・
やっぱり“オリックス”がその500坪の官有地を偽装入札のような形で取得している。
近隣地が「30坪で“3億円”」のところが「500坪で“5億円”」。
まあ、それはそれでこれまでの一環の流れでは「またか!??」なんだが、実はその「500坪の官有地」の周囲をオリックスが地上げをしている・・・・・
で、そのオリックスが地上げをした周囲の土地がどこのモノだったかと言うと、これがなんと「旧水資源開発公団」で、現在は独立行政法人となっている「水資源機構」。つまり、それをオリックスがどのようなやり方で取得したかは詳らかではないが、いずれにしても官有地、国民の財産が知らぬ間に民間に払い下げられている。
まあ、ご案内のように近代日本は昭和の大戦をはさんでそうした「人間の欲望」丸出しの世相に終わりがない。
当然、今日の日本郵政による一連の「官有地払下げ事件」もあのリーマンショックから米国発の経済恐慌がなければ表沙汰にはならなかったかも知れない。
「小泉・竹中路線」の「改革」という名の「カイカク」は何なく完成されていただろう。
小泉純一郎元首相は、その今日の様相、麻生首相の言動を・・・・・・
「笑っちゃうくらい呆れている」
とか言い、竹中平蔵元総務大臣は、
「総務省の自爆行為」
とか言っている。つまり、郵政省を解体された、旧郵政省官僚の叛乱と・・・・・
しかしだ、百歩譲って小泉元首相の、竹中元総務大臣の発言が正しかったとしても、今日のオリックスによる入札劇は鳩山総務大臣の言う、
「濡れ手で粟の錬金術。教育的にもよろしくない」
ということが国民大半の意見ではないだろうか。
郵政公社完全民営化に伴うオリックスと日本郵政株式会社の「かんぽの宿」売買は流れた形になっているが、
郵政公社時代の数百件の「公社官舎土地払下げ」はご案内の「1000円が4900万円」にもあるように既に叩き売られている。
しかも、売り手の日本郵政株式会社の社長はそれらを仲介していたとされる三井住友の元頭取で、
買い手のオリックスが、「小泉・竹中」の「カイカク政府」のメンバーであったという事実は十分にそれを疑うに足りる条件に溢れている。
ハッキリ言って、ここに至っての「小泉元首相」の映像は実に見苦しさを覚える。
この総選挙では息子に地盤を譲り引退を表明した・・・・・
おそらく、直ぐにでも麻生首相の「解散総選挙」を想定しての引退表明と涙の息子、“小泉進二郎”候補応援演説だった。
策士策に溺れる・・・・・
「再採決に欠席されるというなら、何らかの処分を考えなければならない」
と、あのいるかいないかわからない「官房長官」にまで言われてしまっている(笑)。
ご自身、あの平成の大勲位に引退を勧告し、「政治テロ」とまで言わせたではないか・・・・・
「辞める」と言ったときから全てが終わったことを、それを知っていたはずではなかったか小泉純一郎衆議院議員。
それとも、選挙区からは立候補しないで「比例名簿順位1位」で親子鷹、親子白頭鷲ですか(笑)。
テレビでいかに語調を厳しく見せてもそこに映るのは悪あがきと老醜・・・・・
時は、かくも厳しく冷徹に絶大な権力者も消し去る。
栄枯盛衰。
これらの一件はすべて「小泉・竹中時代」の事案(事件)である・・・・・
Posted by 昭和24歳
at 04:38
│Comments(3)
でも、「よくばりじいさん」は必ず懲らしめられます!
悪を持って栄える時代の終わり?なのか。
「真面目」にやっている人が報われる時代がくるのか。
時の光ははたして、どの道を照らすのだろう。
ところで、一献の件賛成です。