2014年04月28日

現代版「貸本屋」のTSUTAYAとGEO(笑)

現代版「貸本屋」
TSUTAYAとGEO(笑)


現代版「貸本屋」のTSUTAYAとGEO(笑)



まあ、これも文明開化なんだろうか・・・・・・

戦前のことはリアルタイムには全く知らないが、

戦後(日米戦争)昭和30年代この街にはアチコチに「貸本屋」が商っていた。

僕の横丁(高砂町)にも「すぎやま」というのがあったし、

その横丁(高砂町)といっても「上」と「下」があって、僕のところは「下」・・・・・

言ってみたら「下町」だろうか、そこのほとんどが「貸家」だったと記憶する。

で、その「上」にも、たしか「貸本屋」はあった。屋号は失念したが(^^ゞ

まあ、その戦後という時代の話である、つまり「団塊世代」のそれ・・・・・・

その横丁には子供がわんさかいた。

もちろん、まだあの敗戦から10年からの時代である、「本屋」なんてぇのは高嶺の花。

そう、その高崎「中銀アーケード」入口には「マルハク書房」なるそれが・・・・・

あの時代「書店」といえば、僕ら小学生にとっては「玉手箱」のような存在だった。

たしかアレは「えびす講」のとき、当時の「えびす講」といえば、

その中銀の入口から、嘉多町の交番、そして高崎神社参道入口まで露店がたちその雑踏に埋もれていた僕ら。

そして、高崎神社でくじ引きをして、そうだ、たしか、座布団をひと組(3枚)を引き当てたこともあった。

傍ら、高崎神社境内には舞台が設えられて「のど自慢大会」が恒例であった。

優勝は決まって、刃物研ぎ屋の「トラさん」、たしかそんな名前だったと思うが・・・・・・

そんな「トラさん」の日常は、頑丈そうな自転車に刃物研ぎ道具一式を荷台に載せ、

颯爽と高崎の街を商っていたその姿、ポマードでビシッと決めたオールバックが今でも脳裏に残る。

そういえば「トラさん」の十八番は「春日八郎」だったから、おそらくその春日八郎を気取っていたのかもしれない。

そして、その「トラさん」一方の雄は「イヨマンテの夜」を十八番としていた片腕の「近藤さ」ん・・・・・

その声量は界隈、右に出る者はいなかったようだ。

まあ、当時のこと、今のような「PA」だのなんだのというものがあった時代ではない。

いわゆる「拡声器」程度のものだったようだが、それでも舞台にはスタンドマイクがあって、

まさに、その「トラさん」も「近藤さん」も玄人はだしだった。

で、時代が経って、21世紀。そして平成とかなんだが、その漫画というか・・・・・・

「貸本屋」なるものはすっかり影も形もない。

で、漫画といえば、テレビ「アニメ」がこのところの日常。

流石、日本アニメ・・・人間が演じるよりも「演技力」があるから可笑しい(笑)。

また、それなりに子ども達にはこの国の「文化、歴史」を教えているものもある。

少し古いが、「犬夜叉」は現代と中世をタイムトリップして見せる。

「こち亀」、「名探偵コナン」、僕には良く分らないが、テニスもの、囲碁もの・・・

長寿番組の「サザエさん」も家族の描写を上手く表現している。

「ちびまるこ」も山本リンダ世代、ドリフターズ世代を描いて子ども達には親世代の風俗習慣をそれとなく教えている。

僕等の世代、子供の頃はテレビアニメは無かった・・・それどころか「テレビ」が無かった。

今の子どもには想像できない世界のようだ。

それでも一冊30円ほどの、「冒険王、少年倶楽部、少年画報」と。

そこでの、「いがぐり君、赤胴鈴の介、鉄腕アトム、鉄人28号」等が楽しみだった。

今、子ども達は知らない・・・・・

横丁には貸本屋も数軒、そして駄菓子屋がも数軒あって、大概が「お好み焼き」も商っていた。

「貸本」は1冊・・・確か5円で2、3日は借りられたと思う。

今のレンタルビデオのようなものかも知れない。

月刊誌の時代から、少年マガジン、少年サンデーと「月」から「週」へと時代も忙しくなってきたようだ。

もっとも、駄菓子屋で、その少年マガジンも買えた。たしか60円だったか・・・・・

昭和34、5年ではなかったかと思われる。

時たま・・・本屋で「平凡」や「明星」に浅野鈴子や、森山加代子と坂本九のツーショット、

橋幸夫、吉永小百合を見かけては胸をときめかせたものである。

昨今のテレビ番組・・・低俗とか、何とか云うレベルではない。

歌を歌わせてもらえない「歌手」、役のつかない「役者」、情けない「お笑い芸人」。

そのお笑い芸人にしても「笑わせて」ナンボではなく、「笑われて」の世界だから悲しい・・・・・

他を廻せば(最近はチャンネルを回すとは云わないが)、野球に、借金地獄、離婚、わざとらしい探検もの。

昨夜のNHK「クローズアップ現代」だったか、「貧困の連鎖」は「親子でネットカフェ生活」とか。

その社会の底辺を、社会の「高見」から案じるNHKにも薄ら寒さを覚える。

それは出演料の殆んどかかっていない番組ばかり。

よくよく考えると、この国の国民・・・殆んど出演料要らないみたいですね。

そればかりか、年貢の取立ては益々きつくなる。

医療費の「3割負担」。

年金のカット、介護保険料に消費増税は、まさに「オー・マイ・ガーーーーッド!!」。

鹿児島二区だったかの補選、それも自民党議員の「政治とカネ」で引責辞任によるものなのに、

また、「自民党議員」が当選という、しかも、その投票率45%台って・・・・・・

親戚縁者とお友達しか投票していない。

しかも、自民党、当選議員の得票はその45%台の約半分だから、実際は20%台のそれって、

それで、「一定の評価を頂いた」ってアベコベ総理、さすが大政翼賛です(^^ゞ

現代版「貸本屋」
TSUTAYAとGEO(笑)






Posted by 昭和24歳  at 07:58 │Comments(0)

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