2011年06月22日
ストラディバリ12億円落札、復興支援基金創設。
ストラディバリ12億円落札、
復興支援基金創設。
落札された「レディ・ブラント」=日本財団提供
<写真転載:毎日新聞 6月21日(火)19時40分配信>
<東日本大震災>ストラディバリウス12億円落札 復興支援
日本財団は21日、東日本大震災の被災者支援のために日本音楽財団が英国のオークションにかけたバイオリンの名器「ストラディバリウス」が1589万4000ドル(約12億7420万円)で落札されたと発表した。
日本音楽財団から全額寄付を受けた日本財団は被災地の伝統芸能を支援する基金を設立。震災で失われた祭りの山車や伝統芸能の道具の制作費などにあてる。
落札されたバイオリンは、詩人バイロンの孫娘が一時所有していたため、彼女にちなんで「レディ・ブラント」と名付けられた。1721年に制作された当時からほとんど未使用で保存状態がよく、ストラディバリウスの中でも高値が付いた。落札者は非公表。【喜浦遊】
<毎日新聞 6月21日(火)19時40分配信>
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110621-00000075-mai-soci
>1721年に制作された当時からほとんど未使用で保存状態がよく・・・・・
1721年、享保年間、八代将軍徳川吉宗の時代ですか。
しかし、人間の営みとは壮大です・・・・・・
まっ、ハッキリ言って、「名器」なるもの、まあ、職人の腕もでしょうけど、
それ以前に、その職人の「素材選び」でしょうね。
まあ、偶然の産物です。21世紀の今日を想像したわけではないストラディバリ師。
しかし当然、そのトップ材の木取りは大木のスプルースから最良の状態を・・・・・・
サイド、バックざいのメイプルも、左右が対象の均一の木目。
まあ、魂柱の素材、仕上げ、それ次第で音が決まりますから、まあ、かと言って、200年後、300年後とか(^^ゞ
塗装もですね。なんでも、ストラディバリの場合は、「昆虫」の甲冑部分をすりおろして粉末にし、
それを、セルロース樹脂に溶かし込んで塗装していたとか。
いわゆる、今で言う「キトサン」という成分です。まあ、僕らもそのキトサンの液に漬け込んだ材料を、
仕込んでは見ましたが、まあ、結局、「200年後、300年後の話」という世界ですから・・・・・
まあ、その意味で言うなら、「マーチン」とか、「ギブソン」とか、「フェンダー」ですか。
そら、マーチンは知りませんけど、54年のストラトなんて、ヴィンテージもヴィンテージで、
いまじゃあ、300万円とか400万円とか、エクセレントなら、いや、もっとかもしれませんね。
まあ、エレキの場合は複合的な完成度です、金物パーツの素材、ピックアップのマグネット、そして線材。
当然塗装もですけど、それらが経年変化で、いわゆる、アンプを通して弾いた時の・・・・・・・
なんとも言えない、「ホット」で「枯れた」サウンド。
まあ、エリック・クラプトンの逸話ですけど、コレ↓
ブラッキー
クラプトンが設立したドラッグとアルコールのリハビリ施設、クロスロード・センターを支援するために、ブラッキーをクリスティーズの競売に出品。これを楽器チェーン店を経営するギター・センターが95万9500ドルで競り落とし、史上最も高価なギターとなった(これは2004年に260万ドルで競り落とされるまで続いた記録)。
2006年11月24日、フェンダー社はブラッキーを復刻して限定275本を販売。発売後の数時間で売り切れ、収益の一部はクロスロード・センターへ寄付された。
<出典:wikipedia>
まあ、僕も34歳のときから48歳まで・・・・・・・
年間平均700~800本のコリに凝ったエレキギターを製作してきました。
その一本一本を、覚えています。材料の入手、仕込み、そして製造、販売と。
ほとんどが、企画生産か、小売り店若しくはエンドユーザーの特注でしたから、忘れられませんね。
まあ、最後の2年は、いい加減になっちゃいましたけど、正確には10年・・・・・
約1万本の「シェクター」、今どこでどうしてるんだろうか ???
ストラディバリ12億円落札、
復興支援基金創設。
復興支援基金創設。
落札された「レディ・ブラント」=日本財団提供
<写真転載:毎日新聞 6月21日(火)19時40分配信>
<東日本大震災>ストラディバリウス12億円落札 復興支援
日本財団は21日、東日本大震災の被災者支援のために日本音楽財団が英国のオークションにかけたバイオリンの名器「ストラディバリウス」が1589万4000ドル(約12億7420万円)で落札されたと発表した。
日本音楽財団から全額寄付を受けた日本財団は被災地の伝統芸能を支援する基金を設立。震災で失われた祭りの山車や伝統芸能の道具の制作費などにあてる。
落札されたバイオリンは、詩人バイロンの孫娘が一時所有していたため、彼女にちなんで「レディ・ブラント」と名付けられた。1721年に制作された当時からほとんど未使用で保存状態がよく、ストラディバリウスの中でも高値が付いた。落札者は非公表。【喜浦遊】
<毎日新聞 6月21日(火)19時40分配信>
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110621-00000075-mai-soci
>1721年に制作された当時からほとんど未使用で保存状態がよく・・・・・
1721年、享保年間、八代将軍徳川吉宗の時代ですか。
しかし、人間の営みとは壮大です・・・・・・
まっ、ハッキリ言って、「名器」なるもの、まあ、職人の腕もでしょうけど、
それ以前に、その職人の「素材選び」でしょうね。
まあ、偶然の産物です。21世紀の今日を想像したわけではないストラディバリ師。
しかし当然、そのトップ材の木取りは大木のスプルースから最良の状態を・・・・・・
サイド、バックざいのメイプルも、左右が対象の均一の木目。
まあ、魂柱の素材、仕上げ、それ次第で音が決まりますから、まあ、かと言って、200年後、300年後とか(^^ゞ
塗装もですね。なんでも、ストラディバリの場合は、「昆虫」の甲冑部分をすりおろして粉末にし、
それを、セルロース樹脂に溶かし込んで塗装していたとか。
いわゆる、今で言う「キトサン」という成分です。まあ、僕らもそのキトサンの液に漬け込んだ材料を、
仕込んでは見ましたが、まあ、結局、「200年後、300年後の話」という世界ですから・・・・・
まあ、その意味で言うなら、「マーチン」とか、「ギブソン」とか、「フェンダー」ですか。
そら、マーチンは知りませんけど、54年のストラトなんて、ヴィンテージもヴィンテージで、
いまじゃあ、300万円とか400万円とか、エクセレントなら、いや、もっとかもしれませんね。
まあ、エレキの場合は複合的な完成度です、金物パーツの素材、ピックアップのマグネット、そして線材。
当然塗装もですけど、それらが経年変化で、いわゆる、アンプを通して弾いた時の・・・・・・・
なんとも言えない、「ホット」で「枯れた」サウンド。
まあ、エリック・クラプトンの逸話ですけど、コレ↓
ブラッキー
クラプトンが設立したドラッグとアルコールのリハビリ施設、クロスロード・センターを支援するために、ブラッキーをクリスティーズの競売に出品。これを楽器チェーン店を経営するギター・センターが95万9500ドルで競り落とし、史上最も高価なギターとなった(これは2004年に260万ドルで競り落とされるまで続いた記録)。
2006年11月24日、フェンダー社はブラッキーを復刻して限定275本を販売。発売後の数時間で売り切れ、収益の一部はクロスロード・センターへ寄付された。
<出典:wikipedia>
まあ、僕も34歳のときから48歳まで・・・・・・・
年間平均700~800本のコリに凝ったエレキギターを製作してきました。
その一本一本を、覚えています。材料の入手、仕込み、そして製造、販売と。
ほとんどが、企画生産か、小売り店若しくはエンドユーザーの特注でしたから、忘れられませんね。
まあ、最後の2年は、いい加減になっちゃいましたけど、正確には10年・・・・・
約1万本の「シェクター」、今どこでどうしてるんだろうか ???
ストラディバリ12億円落札、
復興支援基金創設。
Posted by 昭和24歳
at 18:59
│Comments(1)
さらに会場のコンディションや、音響のセッティング、やらやら…さらに観客も(@_@)全て揃っての空気感こそが醍醐味でしょう。
ライブって素晴らしいです。あのストラディバリウスも、金塊のように埋蔵されることなく、生きた価値を、生命の音楽を響かせて欲しいと願います。