2010年05月15日

「もうひとつの昭和」から

「もうひとつの昭和」から

「もうひとつの昭和」から




明日なき日本へ・・・・・

戦後、僕ら父母世代が遮二無二働き続けてようやく手にした“ウサギ小屋”という、

「小さくてもそこそこに幸せなわが家」

ソレは、あの戦争に明け暮れた陰惨な・・・・・・・

「もうひとつの昭和」から、

開放された瞬間だった。



田中角栄の幻想“独立国日本”

ひとつの政治、この国の政治の形として“田中角栄”のそれは豊かで平和な“村祭り社会”を目指したものではなかったか。
あの時代、どこの町、村にもヤクザはいたし、たちの悪い金持ちはいた・・・・・
しかし、そこに生活する町人、村人は活気にあふれていた。

“日本列島改造論”

後に通産事務次官に栄達した小長啓一AOCホールディングス会長(Wikipedia出典)が大臣官房長時代に素案下書きされたとするそれ。
ちなみに小長啓一氏は東大閥ではない岡山大学法文卒。
そのことが無学閥の田中角栄が重用したかどうかは定かではないが・・・・・・・

その“日本列島改造論”がまさに『村社会』、国民大衆に支持された“村祭り政治”ではなかったか。
それは昨日の豊作を祝い、明日の五穀豊穣を願い今日の互いの安寧を確かめ合う。

それはある意味、明治以来の官僚政治、国家が否定され“町人政治”が生まれた瞬間。

たしかに、品は悪い。後には闇将軍と揶揄され、その意味では将軍と言うよりはヤクザの大親分と言ったところ。
当然、無学閥、そこでの条件の権威は“カネ”で創るしかなかった。

創った・・・・

結果、その無学閥の権威、権力の下に官製国家も東大閥も平伏する(フリ)しかなかった、

“田中角栄の時代”

わからない・・・・・・

しかし、田中角栄の発想には叩き上げ、田中角栄の頭の中に“民営化”、国民の資産を切り売りする、
そんな発想がはたしてあっただろうか。

今日、その“民営化”とは国家、官僚政治の“失敗”を民、つまり大衆、国民の身銭、税金で穴埋めする。
しかもそれは“失敗”の部分だけで、その失敗の部分だけを税金で帳消しにし、
残りの美味しい部分は国家が“民営化”と称して山分けする・・・・・・

それは、田中角栄の前に土下座までしたという国家そのものの中曽根康弘政権から始まった。

すでに下火になっていた猛に猛った労働争議の日本国有鉄道の分断、民営化。
国有というからには国民の資産、国民の稼ぎで営々と築いてきたものを民営化と称して国家人たちだけで・・・・・
インサイダーしまくりでバブル崩壊、人為的に価値、価格を落とすだけ落として山分け。

日本電電公社の民営化も・・・・・

これは国家、官僚政治の失敗、赤字国債穴埋めと称して、超優良公社だった国民の資産をバブルに乗じて切り売り、
国家、官僚政治はその天文学的数字の儲けをはたして赤字国債の穴埋めに使ったのか。
欲に目をくらました国民大衆を騙し、官僚政治が働いた20世紀最大の“国家詐欺”だったのだ。
あげく、今日を見れば“電話”そのものがその国民のものであったはずの通信網施設を山分けし“電話会社”をでっち上げ、
想像もできない儲け、すなわち国民負担を押し付けている。

住宅金融公庫、道路公団、郵便局、郵便貯金、簡易保険、日本興業銀行、日本債券信用銀行、日本長期信用銀行・・・・・
そして中小企業金融公庫、商工中金等々それらの負の部分は全て“国民負担”。

国民大衆の職を奪い、賃金は低下させ、その上「増税につぐ増税」。
それも、社会保険料といった表面には出ない形での“天引き”増税を密かに官僚立法・・・・・

これだけの悪政をなんの躊躇いもなくすれば、そりゃあ国民、自殺もしまさぁな。
まるで新種の自殺の仕方を国家が指し示しているかのような国民の手段・・・・・

政治は、最低賃金法改定とかいうが、コンビニで時給“1,000円以上”なんてぇことになったら、そのフランチャイザーたちまち店じまい。
イオンしかりだろう。大本は大店法やら商法、労働派遣法で国家に保護させながら国民大衆を年間所得200万円以下でこき使う。

ところでまた異常なガソリンの高値となりそうだ・・・・・

円高だというのに、世界不況だというのに、
石油の需要は減少しているというのに(笑)。

2兆円もの多額の資金(税金)を投じながらの自主開発油田はどうした???
莫大な税金を使っての資源外交、そしてその外交手段としてのODA。
ほんとうに日本はそのクソ高い原油を国際市場から買っているのか・・・・・

新聞が報じている・・・・・・

出光、日石が空前の利益では・・・・・・
国民大衆は“クソ”以下ではないか。
彼奴ら、他人のフンドシで相撲とりやがって !!


「もうひとつの昭和」から



Posted by 昭和24歳  at 20:39 │Comments(2)

この記事へのコメント
原油価格の値下がりはほぼ望み薄です。
CO2規制強化やエコポイント並びに原子力研究の強化・保持は非常に説得力をもちえます(汗)
失敗する可能性を考えるとそういえます(汗)
現状ではすでに効率性を考えると…なんでもないです(汗)
財政的な体力も限られている中で…企業ならこういう計画はしないと思います
(;¬_¬)
日経新聞ですら
「何とかなる時はつまらないなことは言わない」という感じで評していました
(;¬_¬)
エエジャナイかはこんなところまで広がっています(汗)
Posted by 寅● at 2010年05月15日 21:51
まぁドラスティックになられるのもわかります、あることにせよないことにせよ、そう映りますよね
(;¬_¬)
こんなやたらにエエジャナイかでは真面目な一億中流は気をもみます(汗)
しみじみとわかります(汗)
Posted by 寅● at 2010年05月15日 23:55
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