2010年02月26日
日本人とアメリカ人
ユダヤ人との比較というユニークな視点から展開される卓抜な日本人論。
高いコストをかけて保険に入るユダヤ人、安全と水は無料が当たり前と考える日本人。
機密を守り通すユダヤ人、「青竹を割ったように」「腹蔵無く」話す日本人。
ユダヤ人とは、道路に裸のまま放り出された子供であるのに対して、日本人は甘やかされたおぼっちゃんだと著者は指摘する。
ユダヤ人がなぜ迫害されてきたのかを徹底考察、アメリカという「帝国」亡き後の日本にも国際社会からの迫害が起こり得ると警鐘を鳴らす。
みずからの戦争体験を踏まえ東西の古典、宗教を追究した深い歴史観を抱く山本七平ならではの日本人論の金字塔。
腹芸・・・・・・・
実に感の鋭い交渉。
あいつ・・・・・今何を考えてるのか?
いや、待てよ・・・・・・
こう来て、こうなって、こうしたら?
フムフム・・・・・・そうか、ちょいと待とう。
ムッ、見えた、読めたぞ。
そうか・・・そう来るつもりだな(笑)。
ヨシヨシ・・・・
相撲、柔道、将棋、囲碁の世界、いわゆる勝負の世界。
「勝つと思うな、思えば負ける」
・・・なんだコリャ?
「負けるが勝ち」
・・・馬鹿を言え。
将を射るなら馬を射よ・・・・・・・
卑怯なヤッチャな。
武士は食わねど高楊枝、腹が減っては戦は出来ぬ・・・・・・・
どっちだ、はっきりしろ!!
前向きに検討します。
分かりました。
・・・なにが分かったちゅうの?
善処します、遺憾に思います。
「じゃあ、そう言うことで」
って・・・・・・・一体どういうこと?
「一杯行きますか・・・軽~く」
ホントは軽くない(笑)。
「まあ、そこの所よろしくということで」
って、どこをどうヨロシクなの???
「決算だから・・・赤黒、ヨロシク」
「在庫・・・填めといて」
伝票だけ行ったり来たり・・・・・・
外人・・・間がないもん。
LAのギターショップでの話。
くすんで埃被っている商品・・・・・・・
「これ新品だよ・・・だって一度も売れてないもの」
「返品しろよ」
「だって、これ、俺のモンだぜ・・・誰に返品するの?」
相撲・・・・・・・
「待ったなし~~~~っ」
「待った」(笑)。
外人将棋なんか出来ないね。
「・・・・・・」
何時間も。
何もしないうちに・・・・・・・・
「参りました」
返事が、一つしかないノーチョイスの事柄でも待たされることがある。
幾通りも選択肢が日本人の場合ある。
ああなって、こうなって、こうして、ああして、こうなって。
今の官僚なんて本当は占領軍に皆殺しにされていたのに・・・・・・
「おまえらは何故、戦争を仕掛けたんだ?」
占領軍が聞くと・・・・・・
「いや、実はあれ、あの時は、こうなるはずが、ああなってしまって、私は反対したのですが、あそこがこうで・・・」
尋問していても矢鱈時間が過ぎちゃう・・・
裁判も・・・・・・・
早い話が「なが~~~~~い」
春にホンワカ~~~
夏はジメジメ暑い。
秋は物悲しくもあり、目に青葉山、ホトトギスに初ガツオ・・・
冬に木枯らしお正月。
日本人て・・・世界中が日本みたいだと思ってるし。
アメリカ人て、世界中の人間がみんな英語を喋ってると思ってるし・・・・・・
Posted by 昭和24歳
at 07:15
│Comments(1)
世界は広いのですね
アメリカ人てそうなのですか…
グローバルな視野が、何せ海を見ないからか、ついつい流れに取り残されます。
視野が狭かったorz