2009年11月27日

いろり

いろり

いろり

だいぶ様変わりした街の一角・・・・・・
路地を入ったところにその「いろり」は佇むようにしてある。

昭和47年「開店」とか。

僕はふとしたきっかけで紹介されたTさんに連れられ、初めて「いろり」に寄らせてもらった。
昭和49年。その頃は先代の御亭主、3年ほど前に黄泉へと旅立たられたとか・・・・・
現在は、47年開店当初から板場を賄っている二代目、息子さんがその「いろり」を女将さんと守っておられる。

昔はよくお邪魔した・・・・・・
長女、次女が赤ん坊の時も、というかカミサンとは一緒になる前から通っていた。
まあ、僕らの結婚式の二次会がその「いろり」の2階でやらせてもらったのだ。
そんなこんなで、何かにつけて「イッパイ」という時は「いろり」だった。

「いろり」の先代の御亭主とはそんな縁もあって昭和54年1月グアム島旅行に御一緒したこともあった。

いろり

<一番右のお方が先代の御亭主。ちなみに真ん中が僕です>

僕の東京での仕事でが無沙汰だったが、それでも高崎に帰るとまず「いろり」だった。
東京からお客人をお連れした時も接待はそこ「いろり」。
みなさん、一応に驚嘆される。
それは、ソレが作りモノではなく30年ほど昔だったがどこか山奥の一軒家に迷い込んだかのような趣に。

なぜ、ぼくが「いろり」が好きだかというと、「音楽」がないからだった。
しんとした静けさに寄った者同士一見でも酔うほどに話がはずむ・・・・・・
肴も至ってシンプル、「田舎料理」と、そこそこに気の利いた酒亭の味も楽しめる。
もちろん料金はいたってリーズナブルだ。

冬場にはその「いろり」が焚かれ、
五徳の上の年季の入った大きな鍋の「アラ煮」が喉を鳴らす。

「街が変わっちゃいましたね」

とは二代目・・・・・・

「周りにはマンションがいくつもできて人が増えたようだけど、昔からの人がほとんどいなくなっちゃいました。」

景気のせいか、営業で高崎に来るビジネスマンも今はほとんどが日帰りとかで、
昔のようにホテルに泊まって「高崎の夜を」なんていうお客さんはさっぱりだそうです。
そういえば、僕もよく出張して歩いていましたので、「いろり」ではそんな地方出身のお客さんと居合わせ、
いろんな話をするのがとても楽しみでした。

「いろり」

女性同士、結構いいかも知れません。
料理も美味いし。
お時間があったら一度訪ねてみてください。

明晩、11月28日(土)、ささやかな「オフ会」ということで・・・・・・
7時から「いろり」で呑んでいますので、御都合よろしかったらお運びください。


いろり

群馬県高崎市末広町284
027-325-7023



Posted by 昭和24歳  at 18:00 │Comments(4)

この記事へのコメント
mitukuni さんにお声掛けいただき
遅くなりますが、お邪魔します(^o^)
宜しくお願いします♪
Posted by かなで at 2009年11月27日 21:42
確認です・・・♪
先日ご予約をしましたが・・・
まさか・・門前払いでは・・無いですよね(~o~)

よろしくおねがいいたします♪

人気のフラワーカレンダーをお持ちしたいので、人数だけ・・そ~~~~っとお・し・え・て・ね~~(^_-)-☆
Posted by えちこママえちこママ at 2009年11月27日 22:31
こんにちは!
先ほどダメンズさんの記事をみて「いろりの日」の意味がわかった次第です(笑)
オフ会だったのですね(汗)

ちなみに「いろりの日」の意味がわからなかった私は周りの人間に聞きまくった次第です(汗) もちろん誰も知らなかったです(笑)
Posted by ミネラルミネラル at 2009年11月29日 15:55
ミネラルさん

>もちろん誰も知らなかったです(笑)

ソレは失礼しました・・・・・
ぜひ次回は参加してください!!
Posted by 昭和24歳昭和24歳 at 2009年11月29日 20:05
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

< 2025年01月 >
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
過去記事

QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 136人
プロフィール
昭和24歳
昭和24歳
オーナーへメッセージ

削除
いろり
    コメント(4)