黄昏て“爺放談”

日本の裏金




官房機密費支出額公開　政権交代直前に２・５億円引き出しも
11月20日20時49分配信 産経新聞

　政府は２０日、過去６年の官房機密費（内閣官房報償費）の国庫からの月別支出額を公表した。年間の支出総額は毎年度１２億円前後に上り、毎月の支出額は１億円でほぼ一定している。ただ、８月３０日の衆院選で政権交代が確実になった後の９月１日に２億５千万円が支出され、突出していたことが判明した。平野博文官房長官は、河村建夫前官房長官から引き継ぎを受けて機密費を保管する金庫を確認した際、「中は空だった」としている。

　鳩山由紀夫首相は２０日夜、この点について「政権交代が起きるときはこういうものではないか。あまり旧政権をとやかく言うつもりはない」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

「政権交代が起きるときはこういうものではないか。あまり旧政権をとやかく言うつもりはない」

鳩山さん、ソレって違うんじゃあありません！！？？？
普通は政権交代でそういうのは全て暴露される、税金大ドロボーとかって。
韓国の大統領が逮捕されたり、自殺したりするのって・・・・・・
それこそ、

「そういうもの」
なんじゃあないんでしょうか、鳩山さん？？？


で、平野官房長官の・・・・・・

「そんなもんあったんですか？」

は、ある意味正しい（笑）。
で、さっそく１億２千万円使っちゃったわけですけど、平野。


外交機密費と官房機密費

で、外交機密費は毎年、５５億７０００万円、官房機密費は約１６億円が計上されている。
その外交機密費５５億７千万円のうち官邸、つまり官房機密費に２０億円を上納・・・・・
てえことは、官房機密費は３６億円 です。

まあ、中川秀直とかいう官房長官がいたわけですけど、森内閣の始まりに。
で、その中川秀直官房長官が、どこかのオネエさんを自宅のベッドルームに連れ込んで写真まで撮っちゃって・・・・・
いわゆる「フォーカス事件」（ 愛人への捜査情報漏洩問題）ですけど、で、そのオネエさんが覚醒剤、麻取法で家宅捜索とかでことは深刻な事態に。

「ベッドルーム写真事件」　
中川の寝室内で撮影した愛人とされる女性の写真についても、国会で取り上げられた。その際の中川の答弁によれば、中川の運転手に対し見知らぬ女性が中川邸を見たいとねだったため、運転手が女性の要求に従い寝室に案内したことがあり、雑誌に公開された写真はそのときに撮影したものではないか、としている。中川の説明に対し、長妻は「常識で考えておかしい」「不可解な話」であると指摘している。

しかし、10月27日になると中川の主張は一転し、中川は録音テープの会話は「自分の声であったかもしれない」と表明し、一連の騒動の責任をとる形で内閣官房長官辞任を発表した。

で、その警察情報をそのオネエさんに漏えいしたとかしないとかも、「ベッドルーム写真事件」とともに国会で。
で、その際のもみ消し工作に官房機密費から２億２千万円をっていうのが、本人、よせばいいのに・・・・・

広島地裁にそのフォーカス、新潮社を名誉棄損で訴えたりしちゃったもんだから内閣官房に広島地裁から、
その２０億２千万円の真贋のほどの照会が、で、内閣官房は答えました。

「中川氏は同年七月十九日と八月二十一日、計五回にわたり「報償費」として二千万―五千万円ずつ、
計二億二千万円を請求し、いずれも九日後に全額の支払いを受けた。」

って、新聞記事にもなっちゃった・・・・・・

まあ、名誉棄損裁判は中川氏側、慰謝料請求１０００万円と謝罪広告だったけど判決は８０万円の支払い命令。
まあ、中川官房長官とオネエサンのことは「名誉棄損」８０万円だったけど官房機密費から２億２千万円を頂いていたことは証拠に基づいた事実として晒されてしまったわけです。
じゃあ、なにに使ったんでしょうか？？？

まっ、そういうたぐいのおカネです官房機密費って（笑）。

で、ソレって、領収書もいらなければ使途明細もいらないんだから蓄財していても分かりませんね。
だから、外務省の松尾ナントカっていう元要人外国訪問支援室長が自分の銀行口座に約３億１０００万円の「公金」を蓄え、
少なくとも約５４００万円（立件）を横領していたことが、外務省の「内部調査報告書」で明らかになった」とかの事件があったわけです。
その５４００万円はその内の一部で実際の着服は≒５億円（判明しているだけで）。
まあ、競馬馬を買ったり、愛人を囲ったり、貯蓄しちゃったりともう無茶苦茶だったわけですけど・・・・・
まっ、松尾室長も前例に倣ったわけです。見よう見まねで（笑）。

外交機密費事件簿
松尾前要人外国訪問支援室長による公金横領疑惑に関する調査報告書

まあ、氷山の一角でしょうね、こんなの（笑）。