2009年11月07日

平岡都さん、砕かれた海外留学の夢

平岡都さん、砕かれた海外留学の夢

平岡都さん、砕かれた海外留学の夢

防犯カメラに写った平岡都さん



遺体確認の平岡さん、砕かれた海外留学の夢 友人ら「なぜ…」 
2009.11.7 12:33

 平岡都さんの頭部が見つかった臥竜山山頂付近で始まった捜索作業=7日午前9時34分、広島県北広島町で共同通信社ヘリから 広島県の山中で発見された頭部が、島根県立大1年の平岡都さん(19)と確認された。親元を離れ、女子寮で1人暮らしをしていた平岡さん。得意の英語を生かし海外留学を夢見ていたが、無残に打ち砕かれた。

 平岡さんは今春、高校時代まで過ごした香川県坂出市を離れ、島根県浜田市のキャンパスに近い寮に入居。貧困や飢餓問題を考えるボランティアサークルに所属し、授業を休むことはほとんどなかった。

 同じゼミの女子学生(21)は「おとなしくて成績優秀」。アルバイト先の男性責任者も「無遅刻、無欠勤で接客も丁寧。なぜ事件に巻き込まれたのか想像もつかない」と肩を落とした。10月末からアルバイトを始める予定だった別の店によると「留学のためにお金をためたい」と夢を語っていたという。




くみちょうさんのコメント<不明の女子大生発見か!!???>

昔、人は「近い人」しか殺さなかった。よくも悪くも「自分への関係性」の中から、愛も憎しみも生まれるから。 最近、おそろしいことに「関係ない」人を殺すようになった。 そこには「感情」はない。「意味」もない。 「関係性の構築」を「放棄」するどころか、はじめから知らないのではないのか。 そんな恐ろしさを、私は感じています。 「人は、社会の中で人足り得ている」いまは、「人ではない」モノが出てきている・・・ 果たしてこのまま進んだらどうなっていくのか。。。 くみちょう


遺体損壊

「最近、おそろしいことに「関係ない」人を殺すようになった。 そこには「感情」はない。「意味」もない。 「関係性の構築」を「放棄」するどころか、はじめから知らないのではないのか。 そんな恐ろしさを、私は感じています。 」

意味もまなく、というか・・・・・・
無関係というか、コレまで全く関わりのなかった「ヒト」を無感情に殺める。
それは「カネへの欲望」か、あるいは「性的欲望」、さらには「性嗜好異常者」か・・・・・・

今回のこの事件でも、その被害女子大生、平岡都さんと「犯人」の接点はあったとしてもごく限られていると見るのが常識。
学内関係者、アルバイト先関係者、あとはチョイとした顔見知り。それ以外には考えられない。
まあ、「性嗜好異常者」なら通り魔的犯行かもしれない。

くみちょうさん・・・・・・

これは、ある意味「戦争」かも知れない。
戦争は、一人の人間が国家の命令で、全く無関係の他者を「殺人」する行為だ。
それが、内戦でアリ、対外戦争でアレ・・・・・・

自民党政権に終わりを見た。
しかし、その自民党政権の直近の10年間を見ても、なんともオゾマシイ殺人事件、通り魔事件が頻発したことか。
そのほとんどが、いわれる「『感情』はない」そして、「『意味』もない」・・・・・・

「誰でもよかった」

そうした、感情のコントロールも糸瓜もない殺人が今の日本社会の空気の中に。

その意味では、年間3万人超という「自殺者」も、失せた感情コントロールからに自傷ではないか。
そこでの被害者は、家族、親族である。
僕にも経験があるが、30年以上昔いになるが義兄が自宅車庫で自動車排ガス自殺をした・・・・・・
今でもその時の光景、そして、その自殺への背景の出来事を思い起こすこともある。

義兄の場合は、その意味では「戦死」の様なものであった。
つまり、「経済戦争」での敗軍の将。家族を思う気持ち、親族を思う気持ちの感情コントロールがキレた瞬間の死だった。
死に急ぐモノの気持などを忖度する感情などは遺族にはその時はほとんどなかった。
残された借金の整理と、その関係者への対応だけで精いっぱいだった姉の感情はその悲しみより、悔しさでいっぱいだった。
ちょうど、高度経済成長終焉、昭和52年2月11日。その日は僕の28回目の誕生日でもあった・・・・・

ところで、この10年ほどの自民党政治が国民に求めた、

「イタミ」

とはなんだったのか・・・・・・
未だ「改革の途中」などと高言するケケ中とかがいるが、10年かけて「道半ば」とは、
それでは国民、どれほどの屍を数えたらその改革が成ると言うのか。

年間3万人で10年ならば、30万人の国民が失せた勘定になる。
しかしそれはあくまでも統計上のモノで、「自殺未遂」で死に至るケースを加えれば、実数はその3倍・・・・・

「痛み」、「傷み」、「悼み」

そんな社会の空気はさらに人の感情を凍ら・・・・・・・
己にかかる社会現象を他者、社会のせいにし、むごたらしい犯罪へと向かわせる。

昨日今日の政治のそれを見ても、自民党旧政権の新政権への追及は、全て「天に唾」したモノばかり。
「カネの問題」、そして「利権の問題」。そこには国民生活のこの窮状に思いをはせての言葉はどこにもない。

政治は空気だ。

その空気が暗く、重く澱んでいては社会が明るくなるはずもない・・・・・・

34歳、結婚詐欺女の、35歳の詐欺女らの周囲に男性の連続不審死。
千葉、島根と女子大生殺人事件等々。

「人は、社会の中で人足り得ている」いまは、「人ではない」モノが出てきている・・・
果たしてこのまま進んだらどうなっていくのか。。。


そうした社会を生んでしまったのも僕らなのかも知れない。
他者への無関心さからか・・・・・・・
取り戻そうじゃありませんか、一つひとつのつながりから。



Posted by 昭和24歳  at 14:28 │Comments(2)

この記事へのコメント
この人も凄く留学したかったと思います。。。
それなのに途中で夢を断たれるなんて・・・。
Posted by ワーキングホリデーっ子 at 2009年11月17日 16:20
またしても同じような事件が起きてしまいました。どうしてこうも続くのかと思います。

モデルのアルバイトをしていた21歳の女子大生が理不尽にも殺害されてしまいました。彼女も韓国旅行を目前にしていました。この犯行の容疑者(45)は自首しましたが、普段から問題のある人物だったといいます。将来性のある若い人材がこういう輩にその生涯を閉じられることに言いようのない憤りを覚えずにはおれません。

犯人に対して憤りを禁じ得ないのは当然ですが、被害者にもある程度の迂闊さはあるようにも思えます。過去に起きた事件や事故から何も学んでいなかったのでしょうか。
Posted by 兄弟関係2010 at 2011年08月15日 13:07
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