2009年07月06日
溶解する国
現代の“売血” ネットカフェ難民 恐怖の人体実験
2009/7/1 18:03
医薬品開発に不可欠な「治験」が危ない。ボランティア名目の手軽な高額アルバイトとしてひそかな人気だが、最近になって、大々的な募集PRが始まった。しかし、生半可なキモチで応募すると、万が一の健康被害の際などに、手痛い仕打ちに遭う恐れもある。
「治験知ってる?」
挑発的なコピーが躍るこんな広告が登場したのは、全国チェーン展開する都内の大手ネットカフェだ。「住居がない方は相談してください」(東京都)といった、いかにも「ネットカフェ難民」向けのチラシと並んで掲示されている。
指定されたURLをたぐると、製薬企業から治験を委託された実施医療施設と、その支援企業に行き着く。
治験とは、開発中の医薬品の安全性と有効性を調べるため、実際に人体に投与して行う臨床試験。医療施設で医師が「どの程度効くか分からないが使ってみますか」と患者に声を掛けるほか、広く健常者を対象に行う。
施設内に長時間拘束されることもあり、被験者には協力費として、製薬企業から医療施設を通じて報酬が支払われる。身体を実験台にするというデリケートな募集のためか従来から公募はせず、人づてにひっそりと実施。知る人ぞ知る「裏バイト」だった。
ところが最近、支援企業はネットなどで大々的に公募。「被験者の属性に対する製薬企業側のリクエストが厳しくなってきたため」(関係者)だ。
そこで登場したのが、ネットカフェへの広告掲示だ。時間を持て余しながら住環境に恵まれない「ネットカフェ難民」にとっては格好のアルバイトと言える。
1年ごとに変わる日本の首相・・・・・・
政権与党もそうだけど、野党第一党も「代表公設秘書逮捕か!!???」もお噂です。
まあ、上手い具合に人間、一定の世代ごとに死んでいってくれるから、悪のネタは尽きない。
しかし、とんでもない時代の到来・・・・・・
昭和30年代。僕らが子どものころは戦後ということもあって“売血”なんていうのがあった。
「大学は出たけれど」とかいう時代。
つまり就職できない若者、労働者が自分の血を売って飢えをしのいだ。
まだ血液製剤などはない時代で、やはりヒロポンだとかの麻薬(覚醒剤)蔓延の時代に・・・・・・
暴力団がらみの「売血ビジネス」です。
まあ、当時はそこから輸出産業興隆、奇跡の高度経済成長なんですけど・・・・・・
まっ、裏を返せば、中国は文化大革命だったし、アメリカはベトナム戦争、欧州、東欧は社会主義革命で、
その意味ではその「社会主義国家建設」の実験途中。
結局、社会主義国家建設は、ソ連邦崩壊を機に瓦解し、民主化されてきたわけですけど・・・・・
まあ、世界で唯一、第二次世界大戦で敗戦国であったにもかかわらず、
ドイツのように東西分裂、朝鮮半島のように南北分断もなく米ソ冷戦下、占領国アメリカの最前線軍事基地として、
まあ、沖縄だけが主に犠牲になったわけですけど・・・・・・
日本は世界の工場として驚異的な生産力を誇るようになった。
そのような「売血ビジネス」をスタートラインに、当時の日本は将来の明るい未来を想定した。
まさに、「夢の超特急」とか、「夢の高速弾丸道路」とか・・・・・・
敗戦、戦後復興から、わずか20年ほどでその「明るい未来」に到達させてしまった。
しかし今はどうだ!!???
この国の国民大衆の誰が「明るい未来」を想定できるだろうか・・・・・・
有り余る国富は、特権階層に「山分け独占」され、それでもなお増税を言う政府。
その国民大衆には、1200兆円もの借金だといってはばからない。
その借金で造ったはずの、「夢の超特急」も「夢の高速道路」も民営化という偽装工作で、
民間という名の特権階層に山分けされる。
ありとあらゆる手段で徴税をし、負担を国民大衆に押し付けぬくぬくとする国家。
20代、30代の諸君!!
諸君は、自分自身の20年後、30年後をどのように描くだろうか・・・・・・・
そして国は、国家は、諸君の20年後、30年後を、その姿を見せているだろうか!!???
見せているのは、年金の破たん、医療制度の崩壊、人口が反滅するという少子化と高齢化社会。
年金問題について言えば、公明党の厚労大臣が、「100年安心年金」と言った途端に・・・・・
5000万件の宙に浮いた年金が噴出し、
極めて杜撰な社会保険庁の年金行政が露見した・・・・・・
そしたら、「社会保険庁解体」で、あらたな「年金機構」だという。
つまり、看板を掛け替えて、「犯罪を隠す」。行政官、官僚のお得意の脱兎パターン(笑)。
で、派遣ギリ、失業で行き場を失って「ネットカフェ難民」と化した、とくに若年層労働者に・・・・・・
「モルモットになりませんか?」
という、「治験知ってる?」という商売・・・・・・
いわゆる、新薬開発の実験台、モルモットです。
そこまで、国民を貶めるのか、この国の政府、国家は!!
すべてがそういう流れでここ数年着ている・・・・・・
高速道路の土日祝日一律1000円も、エコカーの補助金も、エコポイントの原資も、
それらとほとんど経済的な理由から縁のない国民が負担させられている。
金融機関のゼロ金利政策も、国民大衆の預貯金利息は限りなくゼロ、いやマイナスだろう・・・・・・
その分を、富裕層が優遇金利を受けたり、株式配当されたりしている。
どこまで国民大衆を痛めつけたら気が済むのか、この国家は!!???
60代の僕らには20年後はない、いや、10年後すらわからない。
しかし、今こうしているうちにも産院で産声を上げている赤ちゃん・・・・・・
そして園児、児童生徒、中学生、高校生、大学生、そして20代の若者、30代の子育て世代・・・・・・
政府、国家は、そんな彼ら国民に、少なくとも明確な10年後、20年後を見せろ!!
そして国民大衆も、戦後、30年代、40年代のように無謀でもいいからその怒りを露わにし、
行動にして見せるべきだ。
この人口統計の推移からは、50年後には確実にこの国のそれは半減近くになる。
50年なんてあっという間だ・・・・・・
昨年9月、NHKの番組で、
「富裕層に増税すればその富裕層は日本から逃避する」
とか、そこに映る“富裕層”年収2000万円以上とかのグループのメンバーが言っていた・・・・・・
その直後、世界金融の破たんだった。
そして今では、どうしたことかトヨタ自動車までが・・・・・・
トヨタ自動車に乗れない貧困層に援助を求めているというバカバカしい状況。
「治験知ってる?」
国会議員、地方議員等の特別公務員と・・・・・・
税金で食い扶ちをあてがわれている、国家に生活保障されている4割からの国民がその責務を負うべきだろう。
どうせ、そうして開発された新薬は高価で、国民大衆には届かないのだから。
Posted by 昭和24歳
at 09:35
│Comments(0)