2008年02月15日
給食費未納“1億1500万円”
昨日の上毛新聞のトップに・・・・・・・
「給食費未納1億1500万円」の見出し。
「皆さんどう思われます?」

↑月光仮面のオジサン
「いろいろと、ご意見あろうかと思われますが・・・・・・」
・・・・・と、月光仮面のオジサンが申しております。
僕の意見は、「給食は税金で補え」です。公教育の原点ではないでしょうか。
「食べる」は人間の基本的本能です。
そして「食育」と言う言葉もあるくらいだから、小学校、中学校とその義務教育過程において、
“給食”は授業の一環ではないだろうか。
児童生徒、それぞれの環境の違いを超えて「ひとつの、同じモノを」食べる。
その、一番の成長時期にもっとも大切なことではないのだろうか・・・・・・・
そうでないと言うなら、“給食”という制度は廃止したらいい。
親のモラル低下を言います。
しかしどうでしょう、“モラル”はその親ばかりではなく、社会全体がその規範に無頓着ではないでしょうか。
「高級車に乗って、いい暮らしをしている」
そんな保護者、親が「給食費を未納」だと言うが、
月々、5千円前後のその支払い、実は「大変」なのかも知れない。
実際、学校に納入するのは“給食費”だけではなく、PTA会費とかの諸経費が引き落とされる・・・・・・
それに、なにをもって“高級車”と言うのかは分からないが・・・・・
現実問題として小中学生の子育て世代の父母に、そうは「いい暮らし」の、高額所得者はいないのではないか。
そして、就学児童が2人、3人と、同時にいればそ、学校に納入する給食費等だけでも、確かに割安にはなるが、それでも2万円前後になるのではないか。
それに、学習塾やら、習い事・・・・・・
実際問題、子ども一人育てるだけでも知らず知らずのうちに結構な金額がかかる。
中学生ともなれば、なおさらのことではないか。
「給食費未納1億1500万円」の見出し。
どうもしっくり来ない。
「簡易裁判所に小額訴訟提訴も」とか、「差し押さえ督促」などと言う文言もちらつくその記事。
昨今のこの格差社会、経済的困窮者の増加・・・・・・
はたして、『学校』という、ある種“聖域”でそういう論調が当然のようにいわれるのは実に奇異だ。
その意味では、最近の“行政”は少しオカシイ。
“障害者自立支援法”にしろ、“後期高齢者健康保険”にしろ・・・・・・
「改革」と称して、国民大衆に向ける増税につぐ増税。さらには地方交付税の削減で、地方自治体は住民サービス料の値上げ。
言いたくはないが、県教委がそこまで「保護者」のモラル低下を言うなら、
県教委、県警、県職員の裏ガネ、食糧費水増し、出張旅費詐取、等々の「モラル」はどうなる(笑)。
そうした、地方自治体の「ムダ」を削るだけでも小中学校の給食費くらいはひねり出せるのではないか。
それに、道路特定財源とする交付金、軽自動車税なども、道路財源とかではなく、
「教育特定財源」、「少子化対策特定財源」
としてもいいのではないか。
「子どもは国の宝」をいいながら、いたって、行政はそんな“子ども”に思うほど優しくない。
「欧州の子どもに対する手当て・」
例えばドイツの児童手当は、
一人目から三人目の子どもは一人につき月154ユーロ(約26,000円)。
四人目以降は月179ユーロ(約3万円)となっている。親の所得制限はない。
そしてそれは原則として、子どもが十八歳になるまで受給できる。
“ドイツ家庭相”は、
「ドイツのこれまでの少子化対策は不十分だった」
と認めた上で、
「いまこそ子どもが多い家庭を励ます時ではないか」
と述べました。
日本の場合はどうか・・・・・・
一人目、二人目まで5,000円で、三人目からは1万円(月)。
しかも、小学校3年生まで。
実際、「給食費滞納」を言う行政はその前にしっかりとした「少子化対策」を講じるべきではないのか。
そろそろ、前期高齢者の“黄昏爺”はそう思うのだが・・・・・・
「給食費未納1億1500万円」の見出し。
「皆さんどう思われます?」

↑月光仮面のオジサン
「いろいろと、ご意見あろうかと思われますが・・・・・・」
・・・・・と、月光仮面のオジサンが申しております。
僕の意見は、「給食は税金で補え」です。公教育の原点ではないでしょうか。
「食べる」は人間の基本的本能です。
そして「食育」と言う言葉もあるくらいだから、小学校、中学校とその義務教育過程において、
“給食”は授業の一環ではないだろうか。
児童生徒、それぞれの環境の違いを超えて「ひとつの、同じモノを」食べる。
その、一番の成長時期にもっとも大切なことではないのだろうか・・・・・・・
そうでないと言うなら、“給食”という制度は廃止したらいい。
親のモラル低下を言います。
しかしどうでしょう、“モラル”はその親ばかりではなく、社会全体がその規範に無頓着ではないでしょうか。
「高級車に乗って、いい暮らしをしている」
そんな保護者、親が「給食費を未納」だと言うが、
月々、5千円前後のその支払い、実は「大変」なのかも知れない。
実際、学校に納入するのは“給食費”だけではなく、PTA会費とかの諸経費が引き落とされる・・・・・・
それに、なにをもって“高級車”と言うのかは分からないが・・・・・
現実問題として小中学生の子育て世代の父母に、そうは「いい暮らし」の、高額所得者はいないのではないか。
そして、就学児童が2人、3人と、同時にいればそ、学校に納入する給食費等だけでも、確かに割安にはなるが、それでも2万円前後になるのではないか。
それに、学習塾やら、習い事・・・・・・
実際問題、子ども一人育てるだけでも知らず知らずのうちに結構な金額がかかる。
中学生ともなれば、なおさらのことではないか。
「給食費未納1億1500万円」の見出し。
どうもしっくり来ない。
「簡易裁判所に小額訴訟提訴も」とか、「差し押さえ督促」などと言う文言もちらつくその記事。
昨今のこの格差社会、経済的困窮者の増加・・・・・・
はたして、『学校』という、ある種“聖域”でそういう論調が当然のようにいわれるのは実に奇異だ。
その意味では、最近の“行政”は少しオカシイ。
“障害者自立支援法”にしろ、“後期高齢者健康保険”にしろ・・・・・・
「改革」と称して、国民大衆に向ける増税につぐ増税。さらには地方交付税の削減で、地方自治体は住民サービス料の値上げ。
言いたくはないが、県教委がそこまで「保護者」のモラル低下を言うなら、
そうした、地方自治体の「ムダ」を削るだけでも小中学校の給食費くらいはひねり出せるのではないか。
それに、道路特定財源とする交付金、軽自動車税なども、道路財源とかではなく、
「教育特定財源」、「少子化対策特定財源」
としてもいいのではないか。
「子どもは国の宝」をいいながら、いたって、行政はそんな“子ども”に思うほど優しくない。
「欧州の子どもに対する手当て・」
例えばドイツの児童手当は、
一人目から三人目の子どもは一人につき月154ユーロ(約26,000円)。
四人目以降は月179ユーロ(約3万円)となっている。親の所得制限はない。
そしてそれは原則として、子どもが十八歳になるまで受給できる。
“ドイツ家庭相”は、
「ドイツのこれまでの少子化対策は不十分だった」
と認めた上で、
「いまこそ子どもが多い家庭を励ます時ではないか」
と述べました。
日本の場合はどうか・・・・・・
一人目、二人目まで5,000円で、三人目からは1万円(月)。
しかも、小学校3年生まで。
実際、「給食費滞納」を言う行政はその前にしっかりとした「少子化対策」を講じるべきではないのか。
そろそろ、前期高齢者の“黄昏爺”はそう思うのだが・・・・・・

Posted by 昭和24歳
at 12:54
│Comments(1)
一番大事にしなければいけないところだと思うのですが、なぜそこの費用を削るのか?未納で金が回らないなら、”老害”を削ればよいのではないのか?
本当に、この国の、欲と権力におぼれた連中は、どうにも救いようがないですね。
byチャッキーパパ