2009年05月19日
エゴなエコ2

「不都合な真実」に矛盾する不都合
貧困層が負担する富裕層の電力
太陽光発電で固定買い取り制度、2010年に設置申し込みが殺到も 自然エネルギー
ドイツで太陽光発電が急速に普及した原動力になった制度が、2010年度に国内に導入される見通しだ。これまで約20年だった太陽光発電の投資回収期間が10~15年に短縮。2010年の市場急拡大は必至だ。
自然エネルギーによる電気を電力会社が長期間、固定価格で買い取る制度は「フィード・イン・タリフ(FIT)」と呼ばれる。ドイツでは2004年に1kWh当たり約60円で20年間買い取る制度が始まった。この条件だと10年足らずで投資回収できるため、大規模な太陽光発電所が次々と設置され、爆発的に普及した。
で、日本も導入だそうです。しかし・・・・・・
「日本版FIT」を発表したのは、総選挙を前にした自民党による政治決断だったからだ。これまで経産省は、太陽光発電の普及策として電力会社に一定の自然エネルギーによる電気の導入を義務付ける「新エネルギー等電気利用法(RPS法)」を軸にしてきた。今年に入り、追加対策として設置補助金を復活させたものの、「FITには欠点も多い」として後ろ向きだった。
つまり、麻生政権の選挙対策の一環でした。
で、その買い取り保証、1kWh当たり約50円で10年間買い取る制度とかですけど、まあ元をとるのに20年とかです(笑)。
しれにしたって、はたして日本全国でどれくらいの家が「ソーラパネル設置」に耐えうるでしょうかです・・・・・・
それは、経済的にも、家の構造的にも。
まあ、鳩山民主党代表の選挙区では「灯油さえ買えない」おばあちゃんがいるそうです。
「高まる貧困率」
とかで、世の中大変ですね。まあ、ドイツの事情は知りません。
しかし日本の住宅建築のレベル・・・・・普通の分譲建売で、30年ローンだとして、30年後には「建て直し」するか、
もっとも、子どもも大きくなって「爺婆」の生活です、ハッキリ言って30年後には・・・・・
電力の心配よりもっと他の心配がありそうですね(笑)。
まあ、ソーラーパネルシステムは自家用車1台分のお値段です。
そんな自動車だって、精々が10年、その間車検が3回に税金とか故障とかです・・・・・・
だから、「ソーラーパネル」が20年も30年も全く故障なしという保障はありませんね。
まあ、アレです、屋根の上の温水器みたいなやつもなんか家の景観を壊すだけで対して普及してません。
朝日ソーラーとかの屋根の上の温水器屋みたいのもありましたけど・・・・・・
強引商法とかでさっぱりじゃあなかったでしょうか。
で、電力会社、東京電力とかが余剰電力、余った電気を買ってくれるとかなんですけど・・・・・
まあ、笑わせます。
東京電力の1kwhの発電原価が原子力で5.3~13円程度とされ、最も安い発電はLNGで7円ほどとか。
まあそもそもが揚水力ダム発電という、原発のためのダム発電は1kwh=100円とかの世紀の無駄の政策発電ですから、
これが、その他の安い電力を食っちゃっているわけですけど、
それでも平均が家庭用で1kwh20円前後とかですから、それを政府自民党は東京電力に一般家庭余剰電力を・・・・・・・
1kwh=50円で押し売りっていうんですから、
当然東京電力だって、その仕入れ原価は電力料金に上乗せするわけです(笑)。
で、こういうことなんですけど・・・・・・
日本版FITでは、投資効率を下げてメーカーに対するコスト削減圧力を維持しつつ、余剰電力に限定して「もうけのための太陽光発電」を排除。その上で買い取りによる電力会社の費用負担を薄く広く電力料金に上乗せする。経産省の試算では、毎月の電力料金は1世帯当たり数十円~100円程度上がる見込みだ。
結局、ソーラーパネルつけた人も、まあ富裕な人たちでしょうから政府の音頭で踊りますけど・・・・・・
まあ、そんなもんつけたら生活できませんっていう人、多くの国民の電気料金が値上がりするというおかしな話です。
まあ、地球温暖化とかですけど・・・・・・
人知の及ばない、それこそ地球規模の、46億年の大自然の話です。
まあ、マンモスとかの氷河期の話とか、ジュラシックパークの話とかもあるわけですから・・・・・・
それよりなにより第三世界の飢餓、貧困は、「ソーラーパネル」も糸瓜もありません。
まあ、京都議定書すら批准しない世界第一の経済大国なんですから。
で、その国のかつての副大統領が、エコでノーベル賞って、
それこそ寓話の世界の話です。
Posted by 昭和24歳
at 16:33
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