2023年01月15日

「議論のためのメタファー」

朽ちかけた老木
「議論のためのメタファー」

「議論のためのメタファー」
成田氏の発言だが「僕はもう唯一の解決策ははっきりしていると思っていて、結局高齢者の集団自決、集団切腹みたいなものではないかと...」
そしてこうもけつろんづける、「誰しも『周りに必要とされてない感』をガンガン出されると辛いものだと思うので、少し世代交代につながるのではないか」

命に序列をつける優生思想ということではなくて「自分がそういう歳にすでになってみて」つくづく図々しくもそこに居座るど毒にも薬にもなりそうもないお邪魔な老害な存在は少なからずいると観察する。

しかし男の中の「僕」は歳をとればとるほど、馬齢を重ねれば重ねるほど聞き分けのないことが多いのが常だからだらしがない。
そこへいくと言われるところの「老害」は女性には寡聞にして存じ上げない。

そう、「老害」ダラシノない生き方は男の特権なのかもしれない。

というのも、とある、昭和14年生まれ素敵な女性知人の姉上なんだが、

「アタシなんて雨の日も雪の日も歩いてあそこの八千代橋を渡って女学校へ通ったのよ。弟なんて寝起きで学校、そこだからいいきなもんよ。そんな風だから生涯食えない絵描き、アタシが食わしてるの」

で大学も姉上は東大、そのまま東大の工学部なんたらかんたらの図書館へ司書として定年まで、なんと汽車で通い勤めたという才媛、「そんな風だから生涯独身、弟は弟で東京芸大山口薫ゼミ一期生卒業後は小学校の代用教員やら、美術のアルバイト教員、弟は昭和17年生まれ。
で、姉上曰く「老害?そんなもありゃしないわよ勉強勉強やることがいっぱいあり過ぎて、弟なんていいわよちょっとスケッチだなんて言ってふらっと行ったまんま2,3日はしょっちゅう、「老害、そうねぇ、ないわねぇ年老いた姉弟こうやって馬齢、時の過ぎるのが早いこと。」

『江戸中期にあって、もう華々しく戦場で死ぬこともできなくなった、サラリーマン化した武士たちに対して、死ぬに値する大義と目的をでっち上げてみたらどうか』

「大義と目的をでっち上げてみる」



Posted by 昭和24歳  at 11:20 │Comments(0)

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