2019年06月13日

霞ヶ関埋蔵金(特別会計)

霞ヶ関埋蔵金(特別会計)
霞ヶ関埋蔵金(特別会計)

かつて塩爺、こと塩川正十郎が言った「母屋(一般会計)でおかゆ、離れ(特別会計)ですき焼き」 
使っても使っても使い切れない「埋蔵金」。


 10年前はひと騒動だったね。どしちゃったんだろ?

 それは各省庁の特別会計。
 そしてその「使い遺し」の総額は年間“10兆円超”とも。

それは、「財政融資資金特別会計(財投特会)と、外国為替資金特別会計(外為特会)に、それぞれ20兆円前後の積立金・剰余金(歳入から歳出を差し引いた余剰金)がある。」

 “それぞれ”20兆円前後と言うことは「20兆円+20兆円=40兆円」。つまり“40兆円前後”の余剰金(埋蔵金)がそこにはある。そればかりではない。各省庁にそれぞれある“特別会計”

 「電源開発促進対策」、「石油及びエネルギー需給構造高度化対策」、「食糧管理」「貿易再保険」など全部で31の特別会計。 その“特別会計”の「使い遺し額」。つまり“不要”の国民から集めた税金の総額、会計検査院公表だけでも年間、なんと・・・

 “10.5兆円”

 もちろん、国土交通省・地方道路整備局がタクシー代に数百万円使っても、社会保険庁がマッサージチェアー等に数百万円使っても、厚生労働省がハコモノ、数百億円のものを数万円でバッタ売りしてもなお“10.5兆円”も毎年あまる。当然、その額は消費税5%分の歳入にも匹敵する。消費税増税どころの話ではない。しかも際限のない役人の“無駄遣い”である。

 毎年“10.5兆円”


 これは埋蔵金なんかではない。 今日、この不況で生活にあえぐ国民一般大衆から強制的に徴収した“税金”ではないのか。本来なら、国民の代表であるはずの国会議員がその使われずにいる“税金”、官僚がまるで自分の財布であるかのように隠し持つ特別会計。

 それを国会という場で、国会議員が追求すべきところなのだが、残念ながらその国会議員の凡そ30%が官僚出身。 閣僚、自民党三役に至ってはその半数が元官僚、世襲、閨閥議員で、

「埋葬金などはない。財政は火の車」だとヌカス。

一般会計を火の車、今日発表の国債残高も―――――

「国の借金800兆円で過去最高に」と。

 とまるで他人ごと。それどころかあたかも責任は国民にあるとでもいうかの言い分。はっきり言って、10年前衆院で再可決された、ガソリン税収を今後10年間、道路特定財源に充てる“改正道路整備費財源特例法”

 時の福田首相はそれの一般財源化(閣議決定予定)を言いながら、もう一方では“10年間”の道路特定財源。

 このままでは、国民生活は完全に疲弊し、内需、国内消費も増えることはない。ということは、国内産業、当然、食糧の自給なんかは夢のまた夢。

 “10.5兆円”も余っていながら、後期高齢者、障害高齢者から“1兆円”あまりをカスカスの年金から天引き。
二言目には“自民党”も“公明党”もその財源をいうが、まさに盗人猛々しいとはこういうことではないか。
 やはり、今後、これら特別会計、年金、医療を焦点に2度、3度総選挙を繰り返さなければこの国は終わる。
 なぜなら、民主党も半数以上が官僚出身、世襲議員、完全思想哲学は割れている。

 ここまで、政府の実態が露見されればいかに“バカ国民”でも気がつくはずなんだが。



Posted by 昭和24歳  at 06:00 │Comments(0)

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