2017年06月07日
アベ友、モリ友、カケ友のルーツ
アベ友、モリ友、カケ友のルーツ
10年一昔・・・
僕が精神的に健康である理由は見当たらない。
しかし、60年近くを生きてきて「今日だけ」を見て孫子の未来を想像できるだけの精神的健康さは僕には備わってはいない。
その意味では、「精神的非健常者」かもしれないとは常々思っている。
<この記事を書いた時はちょうど10年前、58歳だった>
僕が40そこそこの頃、自民党は分裂寸前の状態だった。
あの時代、今の僕と同じくらいの年代の人たちはあの情況をどう見ていたのだろうかと、お聴きしたいところだが・・・・・・
すでに鬼籍の人が多く尋ねようにも中々難しいところである。
昭和51年、僕が27歳の時、田中角栄逮捕に始まった「僕らの政治事件」。それは象徴的だった。
それは長女が生まれた年のことだからあの時のテレビの映像は鮮明に今でも記憶の中にある。
その意味では全ての「時代の顛末」が収束した観の漂う「幸い中の不幸」な出来事ではなかったか。
その4、5年ほど前までは「日本赤軍の内ゲバリンチ事件」やら、「日本赤軍ハイジャック事件」やらで、日本国内の世情は騒々しかった。
僕は、といえばその時代やはり当代の世を挙げての「平和闘争」とは全く無縁の“ロック”に夢中になり、
その中では、「平和運動」に、健全な精神を邁進する仲間たちからは蔑まれていた。
<昨今の「田中本ブームも皮肉な話だが・・・>
ある意味、時代は「田中角栄前」と「田中角栄後」の時代の分水嶺だったのかも知れない。
今にして思えば、一介の平民から「今太閤」と囃された政治家だった田中角栄だったが、後にも先にも出現し得ない偉大な「政治家」、
僕ら大衆、平民からしたら唯一の本物の「政治家」。「民主主義」を体現させた政治家ではなかったか。
なぜなら、田中角栄こそがその出自は平民も平民、博労の倅その才覚の発揚なくばただの輩。精々が地場ヤクザの親分止まりだったに違いない。
栄枯盛衰。世の常かも知れないが、今、政治を弄ぶ連中は自らが泥の中に身を沈めて勝取ったその地位ではない。
「ただそこに生まれた」と言う理由だけでそこにいるだけで「民」などではない・・・・・・
つまりは「民」に立ったことのない者が「民主」をいう。そしてそのことへは何の疑問も感じないまま。
昨今、そうした「田中角栄後」の政治家のなんと多いことか。
首相も、官房長官も、大臣も、ほとんどが「ただそこに生まれただけ」のそれ。
当然、僕ら国民大衆もその「民主主義」とやらに目覚めることは未だない。
全てに「他力本願」で、まあ、生活することが精一杯で「政治どころではない」が本音の所だろうが、
結局、そのことが「政治だけで生活する」、政治を稼業とする、その稼業を継ぐ「政治家」。
公僕、役人を辞めて「政治」を稼業とする「政治家」。
そうした中で、見習うようにして身に付けた「既得権益」という「商売」・・・・・・
官僚がどうして「民」、国民の代表などになれようか。
そして、やっとの思いで「民」を脱出できた平民出自の代議士、国会議員は再び「民」に落ちる恐怖からそれは「蜘蛛の糸」のカンダタの様だ。
これだけどっぷりと平和の中に浸かった国情では実は政治家の出番はない。
その意味では政治家とは「戦略家」であり、「戦争家・軍師」でもある。
もっとも、軍事的に手足を完全に奪われた敗戦国の政治家ではその日常さえも「政治的」には手枷足枷だろう。
しかし、よくもこの敗戦国に世界の、これだけの富が集まったものだ・・・・・・
考えれば、この国の国民が特別に優秀だったということではなく、権力には実に従順で、その権力に労力の奉仕を疑わず実践してきた。
「真面目」で、「実直」で、ズルをしたり、誤魔化したりすることをしない善良な国民性・・・・・・・(?)。
本当だろうか、今の所外敵をほとんど感じることのないままの「平和」が、敗戦したことで半世紀以上もつづいたこの国。
そこでの政治家の言動はまるで「狼と少年」。
「北朝鮮が攻めてくるぞ!!」
そんな中での政治家の、官僚の、財界の、それらの汚職・・・・・・・
そして、建築偽装、食品偽装。「正直を旨」とするはずだった商人のなんとズルイことか。
そして極めつけは、敗戦によって軍事的手足をもがれたにもかかわらず、その軍事、軍備で税金を詐取し続ける、
戦争を知らない軍人、官僚、政治家、死の商人たち。
「幸い中の不幸」に生きてきた僕ら・・・・・・
ドラスチックな転換はけして望みはしない国民。
しかし、良くぞ見せてくれたものであるこの政変劇(笑)。
「大連立!!」
いかに、民主党に政権担当能力がないとは言え、その代表がそれを「見限っては」全てがオジャンではないか(笑)。
「自民党もダメだけど」
それがどうして「大連立」につながるというのかがわからない。
ましてやその仕掛けが「インチキ新聞」の“新聞記者”では(笑)。
戦争を知らない政治家、官僚、軍人連中・・・・・・
いとも簡単に、容易く、「戦争を公共事業」にする「戦争しか知らない」軍事国家にはいいように玉転がしされる。
さて、防衛省「モリヤ疑獄」の顛末は?
その水増しは氷山の一角。
証拠はいくらでもある・・・・・・・
2007年12月19日
「幸い中の不幸」を加筆して再掲
しかし、今の政治は低偏差値大学の「政治家同好会」です。
たしかに東大出とかの大臣、政務官にいるけど、彼らのほとんどが世襲ではない。
ようやく米搗きバッタのようにへつらい、安倍内閣で大臣にしてもらった連中。
さてどうだろう?安倍政権後、自民党によるまともな政権ができるとは思えない。
民進党も「民主党」と看板取っ替えたのは都合悪いわけだからで・・・・・
それにしても罪なのは「小沢・岡田・菅」だろう、日本を喰い潰した。
アベ友、モリ友、カケ友のルーツ
10年一昔・・・
僕が精神的に健康である理由は見当たらない。
しかし、60年近くを生きてきて「今日だけ」を見て孫子の未来を想像できるだけの精神的健康さは僕には備わってはいない。
その意味では、「精神的非健常者」かもしれないとは常々思っている。
<この記事を書いた時はちょうど10年前、58歳だった>
僕が40そこそこの頃、自民党は分裂寸前の状態だった。
あの時代、今の僕と同じくらいの年代の人たちはあの情況をどう見ていたのだろうかと、お聴きしたいところだが・・・・・・
すでに鬼籍の人が多く尋ねようにも中々難しいところである。
昭和51年、僕が27歳の時、田中角栄逮捕に始まった「僕らの政治事件」。それは象徴的だった。
それは長女が生まれた年のことだからあの時のテレビの映像は鮮明に今でも記憶の中にある。
その意味では全ての「時代の顛末」が収束した観の漂う「幸い中の不幸」な出来事ではなかったか。
その4、5年ほど前までは「日本赤軍の内ゲバリンチ事件」やら、「日本赤軍ハイジャック事件」やらで、日本国内の世情は騒々しかった。
僕は、といえばその時代やはり当代の世を挙げての「平和闘争」とは全く無縁の“ロック”に夢中になり、
その中では、「平和運動」に、健全な精神を邁進する仲間たちからは蔑まれていた。
<昨今の「田中本ブームも皮肉な話だが・・・>
ある意味、時代は「田中角栄前」と「田中角栄後」の時代の分水嶺だったのかも知れない。
今にして思えば、一介の平民から「今太閤」と囃された政治家だった田中角栄だったが、後にも先にも出現し得ない偉大な「政治家」、
僕ら大衆、平民からしたら唯一の本物の「政治家」。「民主主義」を体現させた政治家ではなかったか。
なぜなら、田中角栄こそがその出自は平民も平民、博労の倅その才覚の発揚なくばただの輩。精々が地場ヤクザの親分止まりだったに違いない。
栄枯盛衰。世の常かも知れないが、今、政治を弄ぶ連中は自らが泥の中に身を沈めて勝取ったその地位ではない。
「ただそこに生まれた」と言う理由だけでそこにいるだけで「民」などではない・・・・・・
つまりは「民」に立ったことのない者が「民主」をいう。そしてそのことへは何の疑問も感じないまま。
昨今、そうした「田中角栄後」の政治家のなんと多いことか。
首相も、官房長官も、大臣も、ほとんどが「ただそこに生まれただけ」のそれ。
当然、僕ら国民大衆もその「民主主義」とやらに目覚めることは未だない。
全てに「他力本願」で、まあ、生活することが精一杯で「政治どころではない」が本音の所だろうが、
結局、そのことが「政治だけで生活する」、政治を稼業とする、その稼業を継ぐ「政治家」。
公僕、役人を辞めて「政治」を稼業とする「政治家」。
そうした中で、見習うようにして身に付けた「既得権益」という「商売」・・・・・・
官僚がどうして「民」、国民の代表などになれようか。
そして、やっとの思いで「民」を脱出できた平民出自の代議士、国会議員は再び「民」に落ちる恐怖からそれは「蜘蛛の糸」のカンダタの様だ。
これだけどっぷりと平和の中に浸かった国情では実は政治家の出番はない。
その意味では政治家とは「戦略家」であり、「戦争家・軍師」でもある。
もっとも、軍事的に手足を完全に奪われた敗戦国の政治家ではその日常さえも「政治的」には手枷足枷だろう。
しかし、よくもこの敗戦国に世界の、これだけの富が集まったものだ・・・・・・
考えれば、この国の国民が特別に優秀だったということではなく、権力には実に従順で、その権力に労力の奉仕を疑わず実践してきた。
「真面目」で、「実直」で、ズルをしたり、誤魔化したりすることをしない善良な国民性・・・・・・・(?)。
本当だろうか、今の所外敵をほとんど感じることのないままの「平和」が、敗戦したことで半世紀以上もつづいたこの国。
そこでの政治家の言動はまるで「狼と少年」。
「北朝鮮が攻めてくるぞ!!」
そんな中での政治家の、官僚の、財界の、それらの汚職・・・・・・・
そして、建築偽装、食品偽装。「正直を旨」とするはずだった商人のなんとズルイことか。
そして極めつけは、敗戦によって軍事的手足をもがれたにもかかわらず、その軍事、軍備で税金を詐取し続ける、
戦争を知らない軍人、官僚、政治家、死の商人たち。
「幸い中の不幸」に生きてきた僕ら・・・・・・
ドラスチックな転換はけして望みはしない国民。
しかし、良くぞ見せてくれたものであるこの政変劇(笑)。
「大連立!!」
いかに、民主党に政権担当能力がないとは言え、その代表がそれを「見限っては」全てがオジャンではないか(笑)。
「自民党もダメだけど」
それがどうして「大連立」につながるというのかがわからない。
ましてやその仕掛けが「インチキ新聞」の“新聞記者”では(笑)。
戦争を知らない政治家、官僚、軍人連中・・・・・・
いとも簡単に、容易く、「戦争を公共事業」にする「戦争しか知らない」軍事国家にはいいように玉転がしされる。
さて、防衛省「モリヤ疑獄」の顛末は?
その水増しは氷山の一角。
証拠はいくらでもある・・・・・・・
2007年12月19日
「幸い中の不幸」を加筆して再掲
しかし、今の政治は低偏差値大学の「政治家同好会」です。
たしかに東大出とかの大臣、政務官にいるけど、彼らのほとんどが世襲ではない。
ようやく米搗きバッタのようにへつらい、安倍内閣で大臣にしてもらった連中。
さてどうだろう?安倍政権後、自民党によるまともな政権ができるとは思えない。
民進党も「民主党」と看板取っ替えたのは都合悪いわけだからで・・・・・
それにしても罪なのは「小沢・岡田・菅」だろう、日本を喰い潰した。
アベ友、モリ友、カケ友のルーツ
Posted by 昭和24歳
at 10:57
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