2017年01月31日
トランプにも三分の理
トランプにも三分の理
The wrongdoer never lacks a pretext.
たしかに普通じゃあない、どう見ても。
トランプ氏、次の大統領令は就労ビザ改革か-シリコンバレー直撃
移民をめぐるトランプ米大統領のシリコンバレーとの対立はさらに激化しそうだ。
ブルームバーグが閲覧した大統領令草案は「米国の移民政策は何よりもまず、米国の国益にかなうように策定され実践されなければならない」とし、「外国人の就労ビザプログラムは米国民および現時点で合法的な居住者の人権を保護し、政府に忘れられていた米国の労働者とその職を守ることを優先する必要がある」としている。
<抜粋引用:ブルームバーグ 2017年1月30日 Peter Elstrom、Saritha Rai>
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-30/OKLRV36KLVR401
>政府に忘れられていた米国の労働者とその職を守ることを優先する必要がある」としている。
まさに「三分の理」だ。
昨夜テレビ東京で岐阜の「壊滅する繊維問屋街」を特集していた。
まあ、問屋は店をたためば済むけど、繊維工場はそうはいかない・・・・・
しかし、日本の工賃では東南アジアの工賃のようなわけにはいかない。
バングラデシュの平均日給は700円くらいなんだそうだ。
日本は最低賃金だけでも700円は超えてる、そんなもんやって行けるはずはない。
そんなわけで日本の主な中小繊維産業は良くて清算して工場閉鎖、悪ければ倒産、破産です。
で、テレビでやってたけど「丸久(マルヒサ)」とかの、テロと戦いながらも頑張る日本企業。
今のところ世界一安い、質のいい労働市場で、もちろんユニクロもGAPも進出しているとか。
>政府に忘れられていた米国の労働者とその職を守ることを優先する必要がある」としている。
まあ、まさにそこんところですね・・・・・
丸久を例に出しちゃあ悪いかもしれないけど、つまり企業は利益を上げるためにはそうします。
そんなもん、日本の製造工場がどうなろうと、日本人の労働者が失業しようとです。
そんなことかまってたら企業はアウトになっちゃいますから。
まあ、昔の話で、1971年(昭和46年)。
当時通産大臣だった田中角栄の奇策、コレ↓
・・・・・田中は輸入規制で余剰の出る織機の買い上げ案に目を留めたものの、当時の通産省の一般会計が2千億円弱であるのに対し、要求ベースで2千億円を超えるという巨額な費用がネックであった。この説明を受けた田中は、相次いで佐藤首相、水田三喜男大蔵大臣に電話し、説得。さらに自身の名刺の裏に「2千億円よろしく頼む」と万年筆で記し、これを大蔵省主計局に届けさせた[5]。 10月15日には米側原案に近い形での「日米繊維問題の政府間協定の了解覚書」の仮調印が行われ(直後に施行)、日米繊維問題は一応の決着を見た。繊維業界へは751億円の救済融資が実施された。同年の第67臨時国会でも1278億円の追加救済融資が補正予算として計上された。
つまり、当時のアメリカニクソン大統領が日本からの安価な繊維製品に輸入規制を決定した。
で、田中通産大臣は規制され輸出できなくなった余剰繊維を補正予算で買い取り。
まあ、おんなじ自民党でもずいぶん違うもんだけど、経団連に人参ぶら下げられて尻尾降る近年の自民党。
まっ、繊維産業が日本経済にとって重要であったっていうことも、そして自民党の票田であったことも事実。
だって、裾の広いですから、養蚕業までが繊維産業のくくりです。
そんなわけで今の政府自民党は、日本の産業がスッからか~ンになろうと他人事。まあ、国情、国形が違うからなんだけど、
「トランプにも三分の理」です。
今やアメリカ繊維産業もない、自動車産業だって「日本はアメリカ車を買わない」ったって・・・・・
だったら、右ハンドルのレクサス作って来いよってぇ話で、しかしアメリカ人には日本市場のニーズを知りません。
っていうか、考えもしない。「左右ハンドルのままでいいじゃねぇか」、カローラサイズなんて作れねぇよ」ですし(笑)。
つまり、バカでかいエンジン、バカでかい車体、つまり、自動車に限らず「押し売り」ですけど、日本じゃそんなもん買う人いない。
だから「コストコ」が笑える。日本人って面白がって買ってるだけで、パンかって来たら冷蔵庫、パンだらけ。
まあ、アメリカ人て、アメリカしか知らないから、日本人も英語を普通に話して、ホームサイズのコークを飲んで・・・・・
ビッグマックを毎日食って、第一、日本人がチビだということを知らない、何もかもサイズが違う。
だから、ユニクロもしまむらも、洋服の青山も消費税非課税にして、バングラデシュ、北朝鮮からの輸入品に関税かけて下さい。
食品自給率、カロリべースで40%なんだから、消費税かけないで関税にして、つまり、輸入関税と物品税。
まあ、日本人催眠術かけられてるから仕方ないけど、日本製は高くていいんです。
中国と競争するために中国へ行かなくていいんです。中国人が電気釜爆買いするんですから(笑)。
紙おむつだって、日本のムーニーちゃん、高くたって爆買いしてるんですから、アジアの金持ちによいニッポン製品を。
まあ、↑の「丸久」だって、日本市場じゃあない30億のアジアンマーケットを狙ってるんだろうけど。
そうですね、繊維産業だけは最終工程、縫製はまだロボット化できない、職人技じゃあないと。
で、トランプなんだけど、「ガラガラポン政権」ですね。っていうか他にいない、人材が、だからお手ごろなのかも。
アメリカ議会政府「名を捨て実を取る」戦略ですね。日本もああいう人出てくるといいんだけど・・・・・
そういえば、国会中継全く見てません、三文オペラ。
トランプにも三分の理
The wrongdoer never lacks a pretext.
The wrongdoer never lacks a pretext.
たしかに普通じゃあない、どう見ても。
トランプ氏、次の大統領令は就労ビザ改革か-シリコンバレー直撃
移民をめぐるトランプ米大統領のシリコンバレーとの対立はさらに激化しそうだ。
ブルームバーグが閲覧した大統領令草案は「米国の移民政策は何よりもまず、米国の国益にかなうように策定され実践されなければならない」とし、「外国人の就労ビザプログラムは米国民および現時点で合法的な居住者の人権を保護し、政府に忘れられていた米国の労働者とその職を守ることを優先する必要がある」としている。
<抜粋引用:ブルームバーグ 2017年1月30日 Peter Elstrom、Saritha Rai>
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-30/OKLRV36KLVR401
>政府に忘れられていた米国の労働者とその職を守ることを優先する必要がある」としている。
まさに「三分の理」だ。
昨夜テレビ東京で岐阜の「壊滅する繊維問屋街」を特集していた。
まあ、問屋は店をたためば済むけど、繊維工場はそうはいかない・・・・・
しかし、日本の工賃では東南アジアの工賃のようなわけにはいかない。
バングラデシュの平均日給は700円くらいなんだそうだ。
日本は最低賃金だけでも700円は超えてる、そんなもんやって行けるはずはない。
そんなわけで日本の主な中小繊維産業は良くて清算して工場閉鎖、悪ければ倒産、破産です。
で、テレビでやってたけど「丸久(マルヒサ)」とかの、テロと戦いながらも頑張る日本企業。
今のところ世界一安い、質のいい労働市場で、もちろんユニクロもGAPも進出しているとか。
>政府に忘れられていた米国の労働者とその職を守ることを優先する必要がある」としている。
まあ、まさにそこんところですね・・・・・
丸久を例に出しちゃあ悪いかもしれないけど、つまり企業は利益を上げるためにはそうします。
そんなもん、日本の製造工場がどうなろうと、日本人の労働者が失業しようとです。
そんなことかまってたら企業はアウトになっちゃいますから。
まあ、昔の話で、1971年(昭和46年)。
当時通産大臣だった田中角栄の奇策、コレ↓
・・・・・田中は輸入規制で余剰の出る織機の買い上げ案に目を留めたものの、当時の通産省の一般会計が2千億円弱であるのに対し、要求ベースで2千億円を超えるという巨額な費用がネックであった。この説明を受けた田中は、相次いで佐藤首相、水田三喜男大蔵大臣に電話し、説得。さらに自身の名刺の裏に「2千億円よろしく頼む」と万年筆で記し、これを大蔵省主計局に届けさせた[5]。 10月15日には米側原案に近い形での「日米繊維問題の政府間協定の了解覚書」の仮調印が行われ(直後に施行)、日米繊維問題は一応の決着を見た。繊維業界へは751億円の救済融資が実施された。同年の第67臨時国会でも1278億円の追加救済融資が補正予算として計上された。
つまり、当時のアメリカニクソン大統領が日本からの安価な繊維製品に輸入規制を決定した。
で、田中通産大臣は規制され輸出できなくなった余剰繊維を補正予算で買い取り。
まあ、おんなじ自民党でもずいぶん違うもんだけど、経団連に人参ぶら下げられて尻尾降る近年の自民党。
まっ、繊維産業が日本経済にとって重要であったっていうことも、そして自民党の票田であったことも事実。
だって、裾の広いですから、養蚕業までが繊維産業のくくりです。
そんなわけで今の政府自民党は、日本の産業がスッからか~ンになろうと他人事。まあ、国情、国形が違うからなんだけど、
「トランプにも三分の理」です。
今やアメリカ繊維産業もない、自動車産業だって「日本はアメリカ車を買わない」ったって・・・・・
だったら、右ハンドルのレクサス作って来いよってぇ話で、しかしアメリカ人には日本市場のニーズを知りません。
っていうか、考えもしない。「左右ハンドルのままでいいじゃねぇか」、カローラサイズなんて作れねぇよ」ですし(笑)。
つまり、バカでかいエンジン、バカでかい車体、つまり、自動車に限らず「押し売り」ですけど、日本じゃそんなもん買う人いない。
だから「コストコ」が笑える。日本人って面白がって買ってるだけで、パンかって来たら冷蔵庫、パンだらけ。
まあ、アメリカ人て、アメリカしか知らないから、日本人も英語を普通に話して、ホームサイズのコークを飲んで・・・・・
ビッグマックを毎日食って、第一、日本人がチビだということを知らない、何もかもサイズが違う。
だから、ユニクロもしまむらも、洋服の青山も消費税非課税にして、バングラデシュ、北朝鮮からの輸入品に関税かけて下さい。
食品自給率、カロリべースで40%なんだから、消費税かけないで関税にして、つまり、輸入関税と物品税。
まあ、日本人催眠術かけられてるから仕方ないけど、日本製は高くていいんです。
中国と競争するために中国へ行かなくていいんです。中国人が電気釜爆買いするんですから(笑)。
紙おむつだって、日本のムーニーちゃん、高くたって爆買いしてるんですから、アジアの金持ちによいニッポン製品を。
まあ、↑の「丸久」だって、日本市場じゃあない30億のアジアンマーケットを狙ってるんだろうけど。
そうですね、繊維産業だけは最終工程、縫製はまだロボット化できない、職人技じゃあないと。
で、トランプなんだけど、「ガラガラポン政権」ですね。っていうか他にいない、人材が、だからお手ごろなのかも。
アメリカ議会政府「名を捨て実を取る」戦略ですね。日本もああいう人出てくるといいんだけど・・・・・
そういえば、国会中継全く見てません、三文オペラ。
トランプにも三分の理
The wrongdoer never lacks a pretext.
Posted by 昭和24歳
at 11:42
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