2016年08月07日

敗戦、戦後から未だ昭和の中・・・・・

敗戦、戦後から未だ昭和の中・・・・・

敗戦、戦後から未だ昭和の中・・・・・


まあ、アレです。

戦後の話をしてもしょうがないんだが。

みんな食えなかったから食えない同士が徒党を組んでせめぎあい、しのぎあった。
それはひとつの人間の極限に置かれたパワーだった。

僕のオヤジ達世代がそうでした。
終戦から2年後に復員して一変していた祖国の社会、姿、それを父から直接聞く機会はなかったが、
父と同世代の人たちに聞けばまさにそれは天地がひっくり返った、そんな様だったと。

父世代は不遇世代でしたね。歳まわりが悪すぎた。
徴兵されたのが32歳、復員が36歳。母親は大正6年巳年だったから敗戦時29歳。
後に内閣総理だ大臣となる「田中角栄」は昭和22年衆議院議員に当選。
敗戦時26歳、その時田中角栄世代が見たこの敗戦国は一体どんなふうに映っていたんだろうか?
そのことは21世紀の現代にもつながるわけで実に興味深い社会だったのではないかと。

まあ、その時点でこの敗戦国、戦後日本の政治経済の支配構造は占領軍の手で企図されていた。
戦勝国側は大量の資金を投資して日本国を思想信条から、政治経済、強権を以て「日本列島改造」した。

昭和20年、20代世代はその意味では、それ、占領軍による日本列島「文化大革命」だったのではないか。
当然その戦前の支配階級も占領軍によって解体され、挙句、天皇の「人間宣言」なるもの。
それは、僕らには全く想像つかないが明治、大正世代の平民層には理解不能だったのではないか。

そして、それから71年が過ぎて、様々な形で「パージ」されたはずの戦前の支配階級が復古した。
今の政治経済の中心は戦後第四世代と言える。
大正世代、昭和一桁世代はすでにこの世の人ではない。生存はしていても80歳代以上。
そして戦後第二世代、昭和二桁がすでに後期高齢者、そろそろ戦後第三世代「団塊世代」も「古希」という時代。
それは知らず知らずに日本社会に変容をもたらしている。

まあ、日本共産党をパージされた筆坂さんは団塊世代です。
ご案内のように政治経済の中心は、あの日本新党が誕生したときのように40代、50代が中心。
まっ、宗教政党の方もそうだろうけど、自民も民進とかももう歩いてきた道が全く違う。

言われる4割超の「貧困層」もここに来て新しく生まれた「階層」です。

社会的弱者が、狂気的な犯罪に走る。障害者を19人も殺人するとかもその一つの現象。

思うに、あの「オザワ、ホソカワ」の新党ブーム移行この国の国形は180度変わった。

敗戦、戦後から未だ昭和の中・・・・・



Posted by 昭和24歳  at 12:32 │Comments(0)

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