2016年06月20日
高崎駅前再開発と放置される商店街
スマートシティ
高崎駅前再開発と放置される商店街
つまりこういうことだろう・・・
再開発による商店街の活性化を目指すなら、ハコ物だけでなく中身そのものが新しく魅力的にならなければ絶対に成功しない。
商店街そのものが変わる意欲がないのなら「意欲のある新規の店」を取り入れていく新陳代謝がなければ、商店街としての活気にはつながらない。
商店街の活性化で優先しなければならないものは、新しいハコ物ではなく、活性化させようという意欲と工夫である。
だいたいが行政は面倒くさいことはやりたがらない。
いわゆる「外資」、資本力のある大手商業施設が場所さえ手当すれば、とりあえずはショッピングモールなんだが・・・・・
よくよく考えてみると、高崎駅前なんかは「ニチイ」と「ダイエー」が消えて、また看板を架け替えた「ニチイ」と「ダイエー」がハコ作り。
まあ、時代の趨勢なんだろうが、全て「イオン」に飲み込まれたかつての資本である。
高崎のこの流れを見ると、昭和50年代からニチイ、ダイエーが、つづいて高島屋が進出してきてかつて賑わいだ高崎の街並みを一変させ、その象徴が「藤五」の終焉だった。
当然ながら、高崎市の周辺地方都市の商業施設、商店街はご案内のシャッター通りの様態である。
まあ、トドメは高崎の、前橋のそして伊勢崎の巨大ショッピングモールだろう。
しかしながら、それらのショッピングモールは今ではとくに目新しさはない。イオンもパワーモール、ケヤキモールも伊勢崎のそれも同じ顔をしている。
つまり、かつての中心市街地にあった商店街がそっくり外資参入で破壊され、取り立てて高級とは言えないテナントが軒を並べモールをなしている。
そして高崎の再開発されたというその「オーパ」とかだが、その近くには高島屋があり、すでに商業施設がはいった駅ビル「モントレー」もある。
そんなところに新たな再開発ビルが必要なのか、とおもわせるロケーションなのだが、さらに行政主導のもとで東口に「大規模集客施設」を予定していたがこのコロナ禍野長期化でもろくも頓挫、中止るという事態に行政の目論見は大きくハズレ涼しい顔しているが心中穏やかでないはずだ。なにせ総事業費数百億円がバブッちゃったわけだから。
しかし、どうだろう。その再開発の対象からはずれて残った商店街から見てとれるのは飲食店や文房具店など、いわゆる老舗なんだろうが日を追うごとに駅近く徒歩5分というあら町通りでさえ創業数十年、百年の暖簾を下ろしている。
で、その「オーパ」なんだが、テナントは「TSUTAYA?」、そして「スタバ?」、「ユニクロ?」、流行りの「フィットネスクラブ?」もですか。
で、モール運営母体のイオンなんだが、「周辺地域にない話題のショップ、地元ブランドショップを融合させた新しいファッションビルを展開する」というんだが・・・・・・
はっきり言って、高崎は新幹線を使えば東京都心まで1時間の距離。「周辺地域にない」って、一体どこのことを言ってるのか疑っちゃうんだけど、そら、都内でも言ったらローカルな新宿、池袋、渋谷にはとてもとてもかなわない。
ましてや銀座赤坂六本木、青山、そんな超トレンドな商業施設と比べられない。
つまり、高崎という、たしかに北関東の僻地だがとりあえずは首都圏に位置しているわけで、東北の仙台、北陸の金沢、中国の広島とは訳が違います。
結局、ハコがピカピカになったっていうだけで、昔の藤五伊勢丹の「BIBI」、ニチイから変わった「VIVRE」と何ら変わらない。
まあ、現在では地場は「スズラン百貨店」を残すのみだが、だいたい30年周期でその街並みは変化してきている。
もっとも、少子高齢化がいわれ、当然に人口減少です。そこから見ればこれから30年後「オーパ」が存在するかどうかはわからない。
まっ、スズラン百貨店にしろ高島屋にしろそうしてテナント専門の商業施設とは差別化されているから30年後もそこに存在しているかもしれない。老舗だし。
それにしても、モントレーのスーパーと5Fの食堂街は存続するかどうかです。
つまり、胃袋の数は限られてますから。それにトレンディなショッピングっていっても財布の中身も限られてますし。
加えて「高齢者お断り」、それも50歳代から上はお客様の対象になっていないわけですから・・・・・
高崎駅前再開発と放置される商店街
つまりこういうことだろう・・・
再開発による商店街の活性化を目指すなら、ハコ物だけでなく中身そのものが新しく魅力的にならなければ絶対に成功しない。
商店街そのものが変わる意欲がないのなら「意欲のある新規の店」を取り入れていく新陳代謝がなければ、商店街としての活気にはつながらない。
商店街の活性化で優先しなければならないものは、新しいハコ物ではなく、活性化させようという意欲と工夫である。
だいたいが行政は面倒くさいことはやりたがらない。
いわゆる「外資」、資本力のある大手商業施設が場所さえ手当すれば、とりあえずはショッピングモールなんだが・・・・・
よくよく考えてみると、高崎駅前なんかは「ニチイ」と「ダイエー」が消えて、また看板を架け替えた「ニチイ」と「ダイエー」がハコ作り。
まあ、時代の趨勢なんだろうが、全て「イオン」に飲み込まれたかつての資本である。
高崎のこの流れを見ると、昭和50年代からニチイ、ダイエーが、つづいて高島屋が進出してきてかつて賑わいだ高崎の街並みを一変させ、その象徴が「藤五」の終焉だった。
当然ながら、高崎市の周辺地方都市の商業施設、商店街はご案内のシャッター通りの様態である。
まあ、トドメは高崎の、前橋のそして伊勢崎の巨大ショッピングモールだろう。
しかしながら、それらのショッピングモールは今ではとくに目新しさはない。イオンもパワーモール、ケヤキモールも伊勢崎のそれも同じ顔をしている。
つまり、かつての中心市街地にあった商店街がそっくり外資参入で破壊され、取り立てて高級とは言えないテナントが軒を並べモールをなしている。
そして高崎の再開発されたというその「オーパ」とかだが、その近くには高島屋があり、すでに商業施設がはいった駅ビル「モントレー」もある。
そんなところに新たな再開発ビルが必要なのか、とおもわせるロケーションなのだが、さらに行政主導のもとで東口に「大規模集客施設」を予定していたがこのコロナ禍野長期化でもろくも頓挫、中止るという事態に行政の目論見は大きくハズレ涼しい顔しているが心中穏やかでないはずだ。なにせ総事業費数百億円がバブッちゃったわけだから。
しかし、どうだろう。その再開発の対象からはずれて残った商店街から見てとれるのは飲食店や文房具店など、いわゆる老舗なんだろうが日を追うごとに駅近く徒歩5分というあら町通りでさえ創業数十年、百年の暖簾を下ろしている。
で、その「オーパ」なんだが、テナントは「TSUTAYA?」、そして「スタバ?」、「ユニクロ?」、流行りの「フィットネスクラブ?」もですか。
で、モール運営母体のイオンなんだが、「周辺地域にない話題のショップ、地元ブランドショップを融合させた新しいファッションビルを展開する」というんだが・・・・・・
はっきり言って、高崎は新幹線を使えば東京都心まで1時間の距離。「周辺地域にない」って、一体どこのことを言ってるのか疑っちゃうんだけど、そら、都内でも言ったらローカルな新宿、池袋、渋谷にはとてもとてもかなわない。
ましてや銀座赤坂六本木、青山、そんな超トレンドな商業施設と比べられない。
つまり、高崎という、たしかに北関東の僻地だがとりあえずは首都圏に位置しているわけで、東北の仙台、北陸の金沢、中国の広島とは訳が違います。
結局、ハコがピカピカになったっていうだけで、昔の藤五伊勢丹の「BIBI」、ニチイから変わった「VIVRE」と何ら変わらない。
まあ、現在では地場は「スズラン百貨店」を残すのみだが、だいたい30年周期でその街並みは変化してきている。
もっとも、少子高齢化がいわれ、当然に人口減少です。そこから見ればこれから30年後「オーパ」が存在するかどうかはわからない。
まっ、スズラン百貨店にしろ高島屋にしろそうしてテナント専門の商業施設とは差別化されているから30年後もそこに存在しているかもしれない。老舗だし。
それにしても、モントレーのスーパーと5Fの食堂街は存続するかどうかです。
つまり、胃袋の数は限られてますから。それにトレンディなショッピングっていっても財布の中身も限られてますし。
加えて「高齢者お断り」、それも50歳代から上はお客様の対象になっていないわけですから・・・・・
Posted by 昭和24歳
at 11:56
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