2014年08月31日

若者たちの悲劇(Ⅱ)

若者たちの悲劇(Ⅱ)

若者たちの悲劇(Ⅱ)

竹中平蔵は、アベノミクス以前の円の流通が足りず、デフレになり、税収が減るという悪循環になっていたのが原因だと回答
し、適切な金融政策が必要だと主張した。
<夕べの「朝生」竹中平蔵氏の発言>

で、それが「黒田バズーカ」ですか?
そろそろ弾切れみたいだけど、バズーカ砲も(笑)。
まあ、輸出大企業はそれで、せっせと海外設備投資ですから。
日本経済はますます空洞化です(^^ゞ

じゃあ、なぜ「円の流通」が足りないのかに言及しない・・・・・

そらそうです。「お金がない」だからモノが売れない。
でもモノは作らなくちゃあならない、けど在庫が増えるだけ。
だから設備投資ができない、「内需型産業」の悲劇(^^ゞ
円安で潤ってるのは輸出企業だけ。内需は輸入物価高騰でヘロヘロ。
いつまで耐えられるかです。

>そのおカネ、どのように返したんでしょうかね。

まあ、リーマンブラザースは日露戦争の戦費でした。
それらの借金は「ロシア」には勝利したものの、いわゆる金融資本が仕組んだ「日露」の戦争。
それは「日清戦争」で数百兆円(今の貨幣価値)の賠償金を「清政府」からせしめ・・・・・・
朝鮮半島、台湾を割譲し味をしめた明治新政府と皇族は「柳の下の二匹目のドジョウ」を狙ったが、
そのロシアからは賠償金は取れず樺太を割譲しただけ。
で、そこでの戦費がリーマン、ユダヤ系の金融資本からの借金だった。
結局、第一次世界大戦で遠く離れた日本は輸出で儲けたが、その第一次世界大戦の収束とともに恐慌となる。
それが、日本、「軍部」の台頭で、国家経営を欧米列強を手本に日中戦争、「大東亜共栄圏」へと突き進むことに。

つまり、「大東亜共栄圏」とはそこにある国家、行政システムをジャパンスタンダードにするという目論見。

日本政府はその目論見から、日本領土であった朝鮮半島、台湾のインフラ整備。そこまでなら国際間での揉め事はなかったものの「満州国建国」という、それ。
快挙だったのか暴挙だったのか「関東軍」、帝国陸軍を先鋒に打って出た。
まあ、資源のない国「大日本帝国」としては、欧米列強に倣っただけなんだろうが。

しかし、しこで、国際問題となたのが「金融」ということだろうか。
日本政府はその「大東亜共栄圏」では「円」を基軸通貨とすることに。そして朝鮮半島の「朝鮮銀行」に。
それこそ無尽蔵に「朝鮮銀行券」を発行させた。それで、「軍資金」の調達を。

まあ、大東亜共栄圏、人口規模からすればそれは当時でも欧米の日ではないかっただろう。
つまり、そこで発生したのが「金融戦争」でもあったわけです。
今のアメリカのようにジャブジャブに「ドル」を刷ってバラ撒く。バラ撒きすぎたら戦争でもさせて「消す」。
まあ、「有事」のときの「ドル」ですから(笑)。

まっ、その状況は全く今と同じで、当時の維新財閥と新興財閥が戦争経済を演出するわけです。
そして、「二二六事件」で、軍事独裁政権へと突き進み「経済」には全く頓着のない、いわゆる「精神主義」でしょうか、まあ、筋肉脳ですから瞳孔開いちゃってました。
で、結果が「一億総玉砕」と、まあ国民、人の命をなんと思っているのか、そういう連中が国家の中枢にいたわけですから国民不幸でした。

で、「敗戦」。これまでの国民の生命(300万余)と財産のほとんどを失いう。
もっとも、あの戦争に国家予算の全てを充てたのだから、しかも戦時債券なるものを国民に押し付け、スッカラカンニした。
そして今、「財政危機」と政府は言いながら、数十兆円をかつての戦勝国の言いなりに運上する。
まあ、中国、韓国へのODA等々は「戦後賠償」なんでしょう。
そして、戦後70年になろうとしているのに、その「対戦国」ではなかった「中国」と「韓国」から未だせびられ続けている。

どうやらこの国「ニッポン」には都合のいい「打出の小槌」があるようです。

敗戦国日本の復興と高度経済成長を牽引したのはまさに「朝鮮戦争」と「ベトナム戦争」。
これも、当時の軍需産業の過剰生産の消費でしかなかったわけだが、日本にとっては好都合だった。
その「戦後復興」と「高度経済成長」を象徴する、「東京オリンピック」と「東名・名神高速道路」「東海道新幹線」そしてダム建設等々の社会インフラ整備は世銀からの借金。
しかし、その借金も1990年7月に「完済」とか・・・・・

まあ、その辺から、「1990年」、つまり、バブル経済の始まりと終わりですから、あまりにもの出来過ぎたお話(笑)。
そこから、日本国民の貧困化が始まった。つまり、そこからの「儲け」は国民には還元しない。
つまり、その、バブル経済崩壊で始まった低賃金が今もそのまま、30年にもなろうとしているのにその時のまま。
そして、その時絶頂にいた現在の70代は後期高齢者に、60代が高齢者に。

まあ、面白いのは「大東亜共栄圏」というか「環太平洋共栄圏」でしょうか「TPP」。

「米ドル」を基軸通貨に、30億からの市場がそこにはある。
日本なって、たったの一億人、それも少子化ですから、あとは縮小するだけの市場。
そら、別に欧米の商人だけじゃあなくたって、日本の商人だって、日本の「内需」にはもう期待していない。

まあ、その意味では「デフレ」も底打ちでしょう。
今後は、その「環太平洋共栄圏」の各国も発展途上国から脱して先進国化してい行けば、ユニクロだって当然値上げしなければならない。
つまり「原産国」の賃金上昇ですから。で、日本は賃金、所得減少。

まあ、あと何年かかるかわからないけど、日本で作ったほうが安くなる、しかも品質は最高。
その時ようやく、日本の国民所得が上昇し始める。

あと、20年くらいかな・・・・・
いや、10年かもしれない。

インドを含めた東南アジア、東アジアの国民所得が日本に近くなるには。

まあ、そうなったらそうなったで、国際金融資本、また回収の手を打ってくるだろうけど。
「アジア通貨危機」とかで。
まっ、戦争しかけられるよりはマシだけど。

若者たちの悲劇(Ⅱ)



Posted by 昭和24歳  at 15:14 │Comments(0)

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