2014年02月24日
昭和4年生まれ、現役ドラマー“パパ角田”85歳
昭和4年生まれ、
現役ドラマー“パパ角田”85歳
Papa角田こと、角田全導師
2月14日がバースデイでした!!
オメデトウ(^▽^)ゴザイマース
先週、“JJ & BB”第三金曜日「ジャズの日」、
Papa角田導師がご光来・・・・・
「マスター、ヒーコくれる」
と、突然、ギョーカイ用語の襲撃に、マスター、
「・・・・・?」
そんなマスターの戸惑いに、Papa角田全導師が畳み込む。
「ヒーコだよ、ヒーコ!!」
バンドセット中のアマちゃんが・・・・・
「マスター、コーヒー、コーヒー!!」
と、助け舟に、マスター「なるほど」といった面持ちで、
「ヒーコ、ヒーコですね。かしこまりました」と。
まあ、Papa角田全導師、戦後すぐ高崎にも進駐軍がいた頃からドラムを叩いていたというから、
高崎のキャバレー、ダンスホール全盛時代「美しい十代」ですからピカピカのモボでした。
そんな、Papa角田全導師は今でも高崎や前橋で現役ドラマーとしてご活躍です。
「なんだい、ナベちゃん、マスター、トーシローかい?」
「はい、トーシローです」と、僕が答えると、
「しょうがねぇなぁ、バンドマン相手にするんだからギョーカイ用語覚えなくちゃ」
「はいっ、勉強します。宜しくお願いします」
と、マスターいつになく殊勝に、Papa角田全導師に最敬礼(笑)。
なにせ、ここ高崎で、学徒動員、「鬼畜米英」の戦闘機の機銃掃射の中を逃げ回った・・・・・
そんな歴史上の人物ですから、Papa角田全導師、その一言一言が重たい。
「ナベちゃん、そろそろリーヤする?」
「そうですねぇ、リーヤしますか」
全てがこの調子であるから、マスター「・・・・・?」
で、「リーヤ」とは「やる」、つまり演奏始めようか、ということ。
まっ、文法的に言うと「動詞」、例えば「食べる」は・・・・・
「食い」から「イークイする?」となります。
「飲む」は、「ミーノする?」てな、感じでグッド。
「形容詞」、例えば美人のおネェさんを見たときに発するギョーカイ用語は、
「あの“チャンネェ、レイキだね。ご機嫌ご機嫌」みたいなふうに。
しばらく前だけど、アルトサックスのナベサダさんがテレビコマーシャルで、
「ご機嫌だね」とかやってましたけど、ミュージシャンの常套句で・・・・・
気分のいいことを形容する際によく使います。「グッド、グッド」とも。
「ところでマスター、ヒーコ、いくらだい?」
「え~、300円です」
「そうじゃねぇんだ、“イー百”です。だろっ」
「イー百・・・・・???」
「いいかい、こういうこと。音楽はなんでも『CDEFGAB』で、それが『1234567』で、じゃあ、“8”はって言うと、そら『オクターブ』で、“9”は『9th』から、そのまんま『ナイン』でオッケー」
マスター、一生懸命メモして「なるほど」と・・・・・
「で、ミー(me)、レーオ(オレ)、この2月14日で『オクターブ・ゲー(85歳)』だし」
まっ、前後、進駐軍のせいか、ミュージシャン自分のことは「ミー(me)」で相手のことは「ユー(you)」だけど、
最近ではジャニーズのジャニーさんしか使わないみたい(笑)。
そんなわけで、Papa角田全導師の演奏も終わって・・・・・
「カンジ(時間)、ツェージューツェー(11時)回ったか。じゃあ、そろそろリーカエ(帰り)するか。
マスター、シータク、シータク(タクシー)ビーヨ(呼んで)してくれる」
マスター、「・・・・・・?」(^^ゞ
そんなわけで、来月の第一金曜日「ニュー東京オールスターズ」でまたPapa角田全導師の英士が・・・・・
昭和4年生まれ、
現役ドラマー“パパ角田”85歳
現役ドラマー“パパ角田”85歳
Papa角田こと、角田全導師
2月14日がバースデイでした!!
オメデトウ(^▽^)ゴザイマース
先週、“JJ & BB”第三金曜日「ジャズの日」、
Papa角田導師がご光来・・・・・
「マスター、ヒーコくれる」
と、突然、ギョーカイ用語の襲撃に、マスター、
「・・・・・?」
そんなマスターの戸惑いに、Papa角田全導師が畳み込む。
「ヒーコだよ、ヒーコ!!」
バンドセット中のアマちゃんが・・・・・
「マスター、コーヒー、コーヒー!!」
と、助け舟に、マスター「なるほど」といった面持ちで、
「ヒーコ、ヒーコですね。かしこまりました」と。
まあ、Papa角田全導師、戦後すぐ高崎にも進駐軍がいた頃からドラムを叩いていたというから、
高崎のキャバレー、ダンスホール全盛時代「美しい十代」ですからピカピカのモボでした。
そんな、Papa角田全導師は今でも高崎や前橋で現役ドラマーとしてご活躍です。
「なんだい、ナベちゃん、マスター、トーシローかい?」
「はい、トーシローです」と、僕が答えると、
「しょうがねぇなぁ、バンドマン相手にするんだからギョーカイ用語覚えなくちゃ」
「はいっ、勉強します。宜しくお願いします」
と、マスターいつになく殊勝に、Papa角田全導師に最敬礼(笑)。
なにせ、ここ高崎で、学徒動員、「鬼畜米英」の戦闘機の機銃掃射の中を逃げ回った・・・・・
そんな歴史上の人物ですから、Papa角田全導師、その一言一言が重たい。
「ナベちゃん、そろそろリーヤする?」
「そうですねぇ、リーヤしますか」
全てがこの調子であるから、マスター「・・・・・?」
で、「リーヤ」とは「やる」、つまり演奏始めようか、ということ。
まっ、文法的に言うと「動詞」、例えば「食べる」は・・・・・
「食い」から「イークイする?」となります。
「飲む」は、「ミーノする?」てな、感じでグッド。
「形容詞」、例えば美人のおネェさんを見たときに発するギョーカイ用語は、
「あの“チャンネェ、レイキだね。ご機嫌ご機嫌」みたいなふうに。
しばらく前だけど、アルトサックスのナベサダさんがテレビコマーシャルで、
「ご機嫌だね」とかやってましたけど、ミュージシャンの常套句で・・・・・
気分のいいことを形容する際によく使います。「グッド、グッド」とも。
「ところでマスター、ヒーコ、いくらだい?」
「え~、300円です」
「そうじゃねぇんだ、“イー百”です。だろっ」
「イー百・・・・・???」
「いいかい、こういうこと。音楽はなんでも『CDEFGAB』で、それが『1234567』で、じゃあ、“8”はって言うと、そら『オクターブ』で、“9”は『9th』から、そのまんま『ナイン』でオッケー」
マスター、一生懸命メモして「なるほど」と・・・・・
「で、ミー(me)、レーオ(オレ)、この2月14日で『オクターブ・ゲー(85歳)』だし」
まっ、前後、進駐軍のせいか、ミュージシャン自分のことは「ミー(me)」で相手のことは「ユー(you)」だけど、
最近ではジャニーズのジャニーさんしか使わないみたい(笑)。
そんなわけで、Papa角田全導師の演奏も終わって・・・・・
「カンジ(時間)、ツェージューツェー(11時)回ったか。じゃあ、そろそろリーカエ(帰り)するか。
マスター、シータク、シータク(タクシー)ビーヨ(呼んで)してくれる」
マスター、「・・・・・・?」(^^ゞ
そんなわけで、来月の第一金曜日「ニュー東京オールスターズ」でまたPapa角田全導師の英士が・・・・・
昭和4年生まれ、
現役ドラマー“パパ角田”85歳
タグ :業界用語、ドラマー、ライブ
Posted by 昭和24歳
at 04:44
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