2009年01月17日
ビックカメラ“21億円の赤字”!!???
ビックカメラ“21億円の赤字”!!???

社長は毎日どんな話をしているんだろう・・・・・???
1月16日20時25分配信 毎日新聞引用開始―――
<ビックカメラ>最終利益21億円の赤字 08年8月期
1月16日20時25分配信 毎日新聞
家電量販店大手のビックカメラは16日、08年8月期連結決算を訂正したと発表した。
池袋本店ビルなどの売買を巡り、証券取引等監視委員会から不適切な会計処理があったとの指摘を受け訂正した。
その結果、最終(当期)利益は41億円の黒字から21億円の赤字に転落する。
東京証券取引所は同日、決算訂正を受けてビックカメラ株を監理銘柄に指定した。
ビックカメラは02年8月、本店などを特別目的会社(SPC)にいったん売却し、07年10月に買い戻した取引などで08年8月期に62億円の利益を計上した。
しかし、監視委からSPC側に出資していた豊島企画(東京都渋谷区)が、ビックカメラの関連会社に該当し、
「グループ内取引にあたる」
との指摘を受け、利益計上を取り消した。
04年8月期までさかのぼって決算訂正することも併せて発表した。【小倉祥徳、森禎行】
―――引用終了
つまり“SPC” (特別目的会社)というやつだ・・・・・・
「事業そのものの証券化」
イオンモールとかケヤキウォーク、スマーク、ウニクスなんかもそうだし、ァパ・ホテル、ァパ・マンションなんかもそうで・・・・・・
いわゆる“開発型事業”、当然“ヤマデン”もそうだろう、次々と大型店舗を都市計画に沿う形でオープンさせる。
もちろん、行政との連携なんだが、“都市計画”とはいいながら結局はその都市の地域商業、中小小売店を消滅させている・・・・・
つまり、「共存共栄」の論理ではなく「弱肉強食」の“新自由主義”、それがアメリカの金融崩壊を招いたことは記憶に新しい。
その“ビックカメラ”も“ヤマデン”秋葉原の大型電気小売をはじめ全国のそういった大型店を、その意味では戦国時代のように攻め立て・・・・・
つまり“落城”させ“買収”を繰り返している。
ようするに「一人勝ち」である。
つまり、最後の最後には「一人勝ち」をしない限りは潰されていく、それが自由主義の市場原理というのか、資本主義経済のそれなのか・・・・・
大手都市銀行等金融機関の統廃合であったり、大手百貨店の経営合併も今日まで繰り返されている。
それらは国民生活とは全く無縁のところで行われている。
いわゆる、政治でいえば「都合の悪くなったとき」の“ガラガラポン”というやつだろうか、
それが、生き残るためなのか、勝ち残るためなのか・・・・・・
その企業の“市場原理主義”のためにそこで働く国民は翻弄され、
今日の“派遣切り”とか、低賃金の“アルバイト”といったような、実に過酷な労働環境にさらされている現実がある。
企業の“30年周期”というのがあるが・・・・・
イオン等に象徴される、ヤング、レディース市場にはたして今の社員、従業員、アルバイトを、そこが今後「30年雇用されづける」ことができるか?
ほとんどの企業がそうだろう。
これが資本主義の帰結と言ってしまえばそれまでだが・・・・・
戦後の日本経済、社会では多くの企業が“終身雇用制”で国民生活を支えてきた。
地方の中小企業でも、製造業、流通業、物流業等々、それらのほとんどが多少の差こそあれ「55歳定年」で一つの人生パターンを見せてきた。
当然、そこには確固たる“社会保障制度”があるものと信じられてきたが、それは今日の「消えた年金」で、まさに泣き笑いなんだが・・・・・
つまり「あるべき形」がすべて壊されてしまった。
どのように国民が、言われる「憲法」のそれに即して生涯を送れるかを・・・・・
この国の制度そのものが戦後の一時期を境に崩壊させてきた。
笑えるのは、その“終身雇用”と、万全な“社会保障”を享受できるのは・・・・・
「公務員社会」
だけである。
欧米型の社会制度では延々とこの資本主義原理社会で、その意味では身分制度を根底におきながら・・・・・・
国民も、それを当然のこととして、日本社会のように“年功序列”による「賃金上昇」など、その思想は全くなく社会形成してきた。
まあ、早い話が、街の八百屋さんのオヤジが年をとっただけで売り上げが上がり、儲けが、つまり収入が増えるわけではない。
収入を増やすためには売上を上げるためのマーケティングを講じるとか、支店を作るとか・・・・・
そして従業員を雇い、さらに売り上げを、さらに支店を・・・・・しかし、市場規模は常に一定であり、そこでの競争でしかない。
つまり多店舗化しても、そこの“「市場規模」一定であれば、その競争に限界を見れば売り上げも限界となる。
それは、すべての業種、市場に当てはまり、たとえ画期的な新製品が新たな市場を創ったとしても、そのことで既存の市場が一つ消える・・・・・
つまり「入れ替わるだけ」でしかない。
それを、どのように工夫して国民生活、経済、社会を営んでいくかが本当は“政治”と“行政”の要諦であるはずなのだが・・・・・
“ビックカメラ”も一人勝ちしない限りはこの市場から消えるしかない。
“ヤマデン”もいつかはその創業者は「ゲーム・オーヴァー」になることは間違いない!!

社長は毎日どんな話をしているんだろう・・・・・???
1月16日20時25分配信 毎日新聞引用開始―――
<ビックカメラ>最終利益21億円の赤字 08年8月期
1月16日20時25分配信 毎日新聞
家電量販店大手のビックカメラは16日、08年8月期連結決算を訂正したと発表した。
池袋本店ビルなどの売買を巡り、証券取引等監視委員会から不適切な会計処理があったとの指摘を受け訂正した。
その結果、最終(当期)利益は41億円の黒字から21億円の赤字に転落する。
東京証券取引所は同日、決算訂正を受けてビックカメラ株を監理銘柄に指定した。
ビックカメラは02年8月、本店などを特別目的会社(SPC)にいったん売却し、07年10月に買い戻した取引などで08年8月期に62億円の利益を計上した。
しかし、監視委からSPC側に出資していた豊島企画(東京都渋谷区)が、ビックカメラの関連会社に該当し、
「グループ内取引にあたる」
との指摘を受け、利益計上を取り消した。
04年8月期までさかのぼって決算訂正することも併せて発表した。【小倉祥徳、森禎行】
―――引用終了
つまり“SPC” (特別目的会社)というやつだ・・・・・・
「事業そのものの証券化」
イオンモールとかケヤキウォーク、スマーク、ウニクスなんかもそうだし、ァパ・ホテル、ァパ・マンションなんかもそうで・・・・・・
いわゆる“開発型事業”、当然“ヤマデン”もそうだろう、次々と大型店舗を都市計画に沿う形でオープンさせる。
もちろん、行政との連携なんだが、“都市計画”とはいいながら結局はその都市の地域商業、中小小売店を消滅させている・・・・・
つまり、「共存共栄」の論理ではなく「弱肉強食」の“新自由主義”、それがアメリカの金融崩壊を招いたことは記憶に新しい。
その“ビックカメラ”も“ヤマデン”秋葉原の大型電気小売をはじめ全国のそういった大型店を、その意味では戦国時代のように攻め立て・・・・・
つまり“落城”させ“買収”を繰り返している。
ようするに「一人勝ち」である。
つまり、最後の最後には「一人勝ち」をしない限りは潰されていく、それが自由主義の市場原理というのか、資本主義経済のそれなのか・・・・・
大手都市銀行等金融機関の統廃合であったり、大手百貨店の経営合併も今日まで繰り返されている。
それらは国民生活とは全く無縁のところで行われている。
いわゆる、政治でいえば「都合の悪くなったとき」の“ガラガラポン”というやつだろうか、
それが、生き残るためなのか、勝ち残るためなのか・・・・・・
その企業の“市場原理主義”のためにそこで働く国民は翻弄され、
今日の“派遣切り”とか、低賃金の“アルバイト”といったような、実に過酷な労働環境にさらされている現実がある。
企業の“30年周期”というのがあるが・・・・・
イオン等に象徴される、ヤング、レディース市場にはたして今の社員、従業員、アルバイトを、そこが今後「30年雇用されづける」ことができるか?
ほとんどの企業がそうだろう。
これが資本主義の帰結と言ってしまえばそれまでだが・・・・・
戦後の日本経済、社会では多くの企業が“終身雇用制”で国民生活を支えてきた。
地方の中小企業でも、製造業、流通業、物流業等々、それらのほとんどが多少の差こそあれ「55歳定年」で一つの人生パターンを見せてきた。
当然、そこには確固たる“社会保障制度”があるものと信じられてきたが、それは今日の「消えた年金」で、まさに泣き笑いなんだが・・・・・
つまり「あるべき形」がすべて壊されてしまった。
どのように国民が、言われる「憲法」のそれに即して生涯を送れるかを・・・・・
この国の制度そのものが戦後の一時期を境に崩壊させてきた。
笑えるのは、その“終身雇用”と、万全な“社会保障”を享受できるのは・・・・・
「公務員社会」
だけである。
欧米型の社会制度では延々とこの資本主義原理社会で、その意味では身分制度を根底におきながら・・・・・・
国民も、それを当然のこととして、日本社会のように“年功序列”による「賃金上昇」など、その思想は全くなく社会形成してきた。
まあ、早い話が、街の八百屋さんのオヤジが年をとっただけで売り上げが上がり、儲けが、つまり収入が増えるわけではない。
収入を増やすためには売上を上げるためのマーケティングを講じるとか、支店を作るとか・・・・・
そして従業員を雇い、さらに売り上げを、さらに支店を・・・・・しかし、市場規模は常に一定であり、そこでの競争でしかない。
つまり多店舗化しても、そこの“「市場規模」一定であれば、その競争に限界を見れば売り上げも限界となる。
それは、すべての業種、市場に当てはまり、たとえ画期的な新製品が新たな市場を創ったとしても、そのことで既存の市場が一つ消える・・・・・
つまり「入れ替わるだけ」でしかない。
それを、どのように工夫して国民生活、経済、社会を営んでいくかが本当は“政治”と“行政”の要諦であるはずなのだが・・・・・
“ビックカメラ”も一人勝ちしない限りはこの市場から消えるしかない。
“ヤマデン”もいつかはその創業者は「ゲーム・オーヴァー」になることは間違いない!!
Posted by 昭和24歳
at 09:41
│Comments(6)
今度、機会がありましたらお話聞かせてください。
比較的遅れている業界ですけど、新しく参入してきた資本力のある石材店がどんどん高崎に進出してきている。
小さな老舗石材店は最近仕事が無くてヒーヒー言ってますよ。
そこで組合で協力しあって何か対抗策を考えなければならないと色々と探っているのですがなかなかしがらみやら何やらで難しいらしい。
おいらは一従業員だからあまり口出しできないし・・・。
そこで協力し合える石材店だけで組合を抜け出して新しく組合を作って画期的な対策を講じればどうかなと。
少なくても共倒れにはならないで済むのではないかと思うのですが・・・。
これも高崎の石文化を作り上げてきた老舗石材店を残す為。
でも、できるかなぁと考える日々です。
お互いに頑張りましょう。声を出せるうちは!!
御意!!
ついこの間“ダイエー王国”が崩壊したばかりです。
これからあなたたちの時代が20年、いや、15年かな・・・・・
過ぎてみて初めてわかることですけど、
今、弥乃助さんはその真っ只中にいます。
試行錯誤、創っては壊し、壊しては創る・・・・・
それが生々とした時代でなければできないことです。
頑張ってください!!
鎌田先生風に言うなら「あきらめない」でかな・・・・・