2008年12月18日

アレコレ、みんなコソコソ

8独立法人が昼食代名目に「ヤミ手当」13億円
12月17日22時45分配信 読売

日本貿易振興機構(ジェトロ)など独立行政法人8法人が、
給与とは別に「食事手当」などの昼食代補助を、職員1人当たり毎月9150~2000円支給していたことが、会計検査院の調べで17日、わかった。

まあこのご時世、なんともしみったれた話なんだが・・・・・
考えることが小ズルイというかみみっちいというか、それでいてこの独法職員の平均給与は、
民間よりも1.5倍~2倍という一般公務員給与よりもさらに2、3割高給だと言うのになんとも呆れた話・・・・・

ところで101あるという“独立行政法人”なんだが国から支出される年間予算が3兆5千億円・・・・・
さらに、業務契約、補助金で支出される額は10兆円超だというからまさに“闇の世界”だ!!
「自殺した」とされている“松岡利勝農林水産大臣”もそんな独法、“緑資源機構”でのカネの使いっぷりについてだとかいう話・・・・・
こうした独立行政法人への人件費等経費総額は、みのもんた氏が“朝ズバ”で毎日言っているが“12兆8千億円”だと言う話も信憑性がある。

ところで、こういう独立行政法人は国ばかりではない。地方自治体にもある・・・・・
つまり、ほとんど一般市民には知らされていない「そういう組織」が結構な数あり、さらに地方自治体直轄の団体・・・・・
“農業試験場”とか“畜産ナントカ”、まああの“事故米”で騒がれた検査機関もそんなもんで、
一体どんなのがあって、ナニがナニしているとかいう話は一般国民市民には全くわからない話で、そこで莫大な税金が経費という名目で盗まれている。

まあ“昼食代名目に「ヤミ手当」13億円”てえのもかなりエゲツナイけど、会計検査院が摘発するまでもない・・・・・
わけのわからない行政職の“お手当て”は枚挙にいとまがないとか。

しかしこうまで不景気だとか、失業だとかっていう話になってくると単純に“公務員バッシング”したところで何も解決しないだろう・・・・・
昭和40年そこそこの時代、役所勤めを希望なんていう話は聞かなかったなあ・・・・・
まあ、たしかに僕の親父が国鉄職員で・・・・・というより「ポッポ屋ファミリー」みたいなもんだっただけど、
親父たちの時代はご案内の戦後すぐだから今の“不景気”とか“失業”とかの話じゃあない。天国と地獄の差。もちろん今が天国なんだけど・・・・・

そういやあ、あの時代は復員した親父と東京で焼き出されたオフクロは実家(豊岡)に身を寄せていたとかだけど、
僕が生まれる頃は親父は、北高崎駅勤務になって、新田町に間借りを始めたとか、
まあ、祖母の弟で商売に成功していた叔父が高砂町に貸家を2軒建てて、そのうちの一軒を借りてい、そのころ僕が生まれて・・・・・
はっきりした話は知らないんだけど、なんでも親父はポッポ屋の安月給だったけどウワモノだけは買ったんだとか。

家は小さい庭付きの3Kに、僕が物心ついた頃は風呂もあった。
もちろん、“K”とは言っても竈があって、その横に七輪置場があって風呂場もそのKの横にあった桶風呂・・・・・
そういやあ、物置もあったし、昭和30年ころの話としては庶民には違いなかったが、近所のほとんどは借家、長屋で、それも6畳一間とか良くて二間。
そんな家に家族7人、8人なんてザラの時代だったんだから、僕のところ、一軒家なんていうのは相当に恵まれていたのに違いない。
でも、僕が赤ん坊のころには一間を間貸ししていたとかいつだったか母親から聞いたことがあった。

その後、昭和40年ころ親父は土地も買って、昭和42年の退職と同時に30坪の土地に4LDKの家を新築した。
親父は平成元年に他界。まあ、そこで平成8年まで暮らしてきたわけだけど、再開発とかで今はそこは道路になっているんだけど・・・・・・
親父やオフクロにしてみれば、徴兵、東京大空襲、敗戦、占領、戦後とトンデモナイ時代を生きてきたんだなあと今更ながらに思う。

その思いからすれば、今の、いわゆる“派遣切り”だとか“ワーキングプア”だとかは笑い話・・・・・
確かに時代が違うと言えばそうだけど、つまり今は、その置かれた環境に「生活の知恵」が全く見られない。
おそらく時代の流れの中でそうなってしまったのかも知れないけど・・・・・

あの、“トヨタ”や“ホンダ”なんかの派遣だけど、今のような“派遣業者”が表の顔になるような法律改正以前は、
朝毎読等の全国紙に「期間工従業員」とかの宣伝広告が大々的に毎日のように掲載されていた記憶がある。
まあ、今でも聞く話だけど、いわゆる「出稼ぎ」なんかが・・・・・
それで、昭和60年ころ、高崎の日立製作所でも毎年冬になると岩手から期間工で来ていた友人がいた。
もちろん、日立製作所高崎工場が直接雇用をしていたとかで、もちろん、社会保険なんかも取られているとか言っていた。

要するに、労働法改正されるまでは“ピンハネ業者”はいなかったということだろう。
ところが平成の“橋本行革”あたりからコソコソ“パート労働法”とかで派遣業の範囲が拡大され、
そのころから、僕の友人でも派遣業をはじめて結構忙しくしていた記憶がある。

8独立法人が昼食代名目に「ヤミ手当」13億円

まあ、アレコレ、みんなコソコソなんだって言う話(笑)。
公務員にしろ、独法職員にしろ、病院とか保育園みたいに現業の伴わない仕事、つまり事務職の場合はかかる経費ははっきりしている・・・・・
つまり人件費と固定費だけしかない。

だから予算使い切りで、架空の物品購入で裏金作りしたり・・・・・
“トンデモお手当て”とか、福利厚生とかあることないこと経費計上して、笑わせてくれている。

僕ら世代はもういいが、「これからの日本」、よっぽど腹を据えていかないと・・・・・・




Posted by 昭和24歳  at 10:49 │Comments(0)

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