2007年12月25日

NHKクローズアップ現代より


ほぼ1週間に一人の割合で“赤ちゃん”が置き去りに・・・・

女性たちの貧困と、周囲から孤立する若い女性。

24時間の電話相談。「産んだら預けたい」と
全国から寄せられた相談は“200件”・・・・・

この2年間で41人の女性が、“赤ちゃん置き去り”で逮捕。

「育てるカネがない・・・・・
赤ちゃんには悪いが、捨ててしまおう」

これが、同棲相手の男性のセリフだという。

赤ちゃんは高速道路高架橋脇に置き去り・・・・・
近くの農家の主婦が“間もなく”発見。
女性は逮捕される。

僕の子どもたち世代が母親、父親。

なにが狂ってしまったんだろう・・・・・・
なにが狂わせてしまったんだろう。

想像以上に進んでいる“貧困”という現実、それはどうしてなのか?

僕も生まれてきた・・・・・
それは大変な時代に生まれてきた。
生まれてすぐ僕は養子に出された。

そんな時代に、僕の養父母は己の寝食をおいてでも僕を育ててくれた。
お乳の出なかった養母はヤギを飼って、そのミルクを僕に飲ませた。
僕の「本好き」、紙を食うのはそんなヤギのお乳のせいなのかも知れない。

あれから58年・・・・・
とても素晴らしい時代を生きてきている。

しかし、やはりこの国は狂っている。
もう一度ぶっ壊れる必要があるのではないのか。
もう一度その制度は、自己崩壊させ、今度こそ民衆の手で作り直すべきではないのか。


林野庁談合で58歳の緑資源機構の理事、林野庁課長56歳が懲役2年の求刑を受ける。

いつも思う事だが・・・・・

あの大変な時代に生まれて、
こんな素晴らしい時代を生きてきたのに・・・・・
犯罪を犯すのが、今は僕ら世代、そして僕らの子ども世代。
親殺し、子殺し、通り魔的殺人。
そしてそれは、なにも「経済的理由」からだけではない。
ここ、高崎でも50代の夫婦が、その理由はともかく、“ナタ”で、妻が夫を殺傷。

そしてその頻発する犯罪も、僕らが感じてきたものとはかけ離れた、陰湿なもの。

僕らとはいったいなんだったのか・・・・・

今朝の上毛新聞に、前橋の児童福祉施設が「定員超え」の状態。
家庭で虐待を受ける児童、なんらかの事情で親の養育が受けられない児童、子供たちが激増と。

世界第二の経済大国をいいながら、その中で国民は苦しむ・・・・・
いまや、これまで“中流”、普通といっていた国民が荒み苦しんでいる。
それを、格差はないとか、格差はあって当たり前とかいう政府とは一体何なんだ。
これまで僕らが守ってきたこの国の姿はなんだったのだ。

財政難をいい、国、地方も増税につぐ増税。
それでいて、民間に準拠する給与といい、お手盛りを平然とする「公」。

これから、様々な理由をつけて国家、政府が、国債を毎年“30兆円”づつ積み増せば、
あと10年で、旧国鉄、道路、住宅、空港、原燃公団と国地方の財政赤字は、

“2,000兆円”にも及ぶ!!

「角を矯めて牛を殺す」

僕らは牛か・・・・・

僕は“丑年”だけど(笑)。



Posted by 昭和24歳  at 19:48 │Comments(0)

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