2012年05月18日
高崎競馬場跡地の再壊発は未来志向か!??
高崎競馬場跡地の再壊発は未来志向か!??

昼間からシャッターを閉ざし、人影が途絶えた商店街。時折見かける人も高齢者ばかり。自己目的と化した行政主導の「地域活性化」では、賑わいを取り戻すことはできない。成功例の模倣や実現不可能な夢物語から卒業し、地域固有の特性・資源に目を向けよ。
●高崎競馬場跡地、大規模展示場を提案・県と高崎市
大沢正明知事は16日、高崎競馬場跡地の利用について考える有識者委員会を17日に開き、基本方針案を提示することを明らかにした。県と高崎市は、これまで検討してきた六つの施設・機能の中から、事前の評価が最も高かったコンベンションホールなど大規模な展示施設の建設を提案する見通し。展示施設は、市が進めるJR高崎駅東口の再開発計画との重複が指摘されてきたが、協議の結果、市が展示施設を縮小する方向となった。
16日の定例会見で大沢知事は「あした詳しく説明します」として詳細を明らかにしなかったが、基本方針が決定すれば懸案だった跡地利用は具体化へ大きく動きだす。
有識者委では、サッカースタジアム、教育・学術、健康増進・福祉関連、公園、震災を踏まえたバックアップ機能の各施設も候補として議論されてきた。民間委託した評価結果で、展示施設の収益性や地域経済への波及効果が大きいと判断されている。
この結果に加え、高崎市が高速道路や新幹線など交通の結節点となるため、県は交流人口の増加が見込める展示施設が効果的として、研究を進めてきた。
一方、高崎市も、JR高崎駅東口近くで計画する大規模集客施設整備事業でビックカメラ高崎東口店や群馬交響楽団の本拠地となる音楽ホールとともに展示施設を予定し、競馬場跡地の近接地への二重投資を懸念する声が出ていた。県と市は効果的な整備について4月以降、あらためて協議を重ね、市側が計画を修正する方向となり、基本方針案の提案にこぎ着けた。
ただ、高崎競馬場跡地は民間地権者が35%を所有し権利関係が複雑で、土地買収などが難航する可能性もあり、計画が順調に進むかは不透明だ。
<引用:2012年5月17日(木) AM 07:11 上毛新聞ニュース>
ソース:http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2012/05/17/news01.htm
まあ、今朝の上毛新聞にも大沢県知事と富岡高崎市長が・・・・・
で、高崎駅東口再壊発と高崎競馬場跡地の再壊発で、
〆て、総額が、多分600億円には最終的に行くんじゃないかなぁ?
当然、国の補助金絡みとかだからそら、借金です(^^ゞ
しかし、いいんだろうか???
西口、旧市街地のシャッター通りとかを放置したままで・・・・・
まあ、ヤマデンを中心に「我が世の春」を独占だけど、所詮、実態は20万チョイの高崎、
人口は減る一方なのは、このままでは目に見えてわかりきった話。
まあ、ヤマデンだって、高崎駅のナントカだって平日はスカスカですし、
おそらく、ヤマデン、本社機能をあそこに置くことで相当の利得を得ているはず。
そらそうです、ヤマデン、人助けでやってるわけじゃあないんだし。
で、次は「ビックカメラ」ですか?
しかしもうそんな時代じゃあないんじゃあないいの、ホントは、正味の話。
やっぱり、「人口増加」、膨らましじゃあなくて、ホントの高崎都市再生は旧市街地の人口増加。
まあ、コンベンションセンターとかなんだが、果たして、ここまで来るのか?
つまり、その意味では高崎には観光資源もなんにもない、っていうか育ててない。
まっ、観音山だって放置です(嗤)。
昔、コンベンションでアナハイムにはよく行ったんだけど・・・・・
あそこにはオリジナルのディズニーランド、ディズニーランド発祥の地で、
それに、MLBもあったりで、観光資源もたっぷり。
で、アナハイム市はLAから約50キロに位置し、人口は約34万人ほどだから・・・・・
まあ、人口密度から言ったら今の高崎とドッコイじゃあないのかなぁ。
つまり高崎だって、コンベンションセンターっていうんなら観音山丘陵の地形を活かして、
エンターテイメントゾーン開発くらいやらないと、つまり、「滞在型」です。
例えば、東京多摩にある「サンリオビューロランド」のようなのを誘致するとか。
せっかく新幹線で、関越高速で一時間という立地にあるのに、なんにもない。
そんなところにコンベンションセンター作ったところで人なんて来やしません、マジで。
で、コンベンションだって一週間くらいやるわけですから、家族連れで楽しめるところとか、
まあ、そのことによって、榛名山、榛名湖観光、あそこだって高崎市だし・・・・・
さらに今や、高崎市は「温泉」都市ですし、倉渕とかもっと開発できそうだし。
もちろん滞在型の宿泊客も増えるから、高崎の街中も活性化する。
つまり、ただ、ハコモノを作ったところで、所詮、そんなもん土建行政の一過性で終わり。
で、もっといえば、今騒がれてる東京都の直下型大地震、大津波の恐怖なんだけど、
まっ、直ぐにというわけにはいかないけど、思い切って高崎を東京のベッドタウン化する。
少なくとも子どもたちは助かる、被害を免れる、犠牲にならない!!
とにかく、いつ起こるかわからない!??
それも4年以内に70%の確率だって言うんだから・・・・・
で、コレ↓
首都直下地震、4年以内の発生確率70% M7クラス、東大試算
首都直下型などマグニチュード(M)7級の地震が南関東で4年以内に発生する確率は70%に高まった可能性があるとの試算を、東京大地震研究所がまとめたことが23日、分かった。南関東のM7級の確率を30年以内に70%としている政府の評価を大きく上回った。
<抜粋引用:2012.1.23 11:24 産経ニュース>
ソース:http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120123/dst12012311250005-n1.htm
そら、高崎、もちろん前橋だって「安全」でしょう。あの関東大震災の時だって、
まっ、昔の家のことだからだけど家屋全壊の被害は群馬県内で49戸とか。
で、そのへんのところは、
迷道院高崎“隠居の思ひつ記”
さんに詳しいですので是非ご参照を!!
http://inkyo.gunmablog.net/e196261.html
つまり、そう言う意味でもこの関東平野の最北端の高崎(前橋も)は、
通勤だって、新幹線で一時間、今後、将来の人口減少を考えたら関越道だって車での通勤圏。
さらには在来線、高崎線の複々線化とスピードアップ、新宿まで一時間とか。
で、そうした人口、とくに子育て世代をそのような危険を回避させるためにも都心から呼び込む。
もちろん、新幹線通勤定期券の一部補助をしてもいいでしょ、専用の市営住宅を整備してもいいでしょ、
デベロッパーと提携して、住宅を購入しやすくする、例えば市県民税の優遇とか、
保育園の無償化とか、医療費の無償化とか、給食費の無償化とか・・・・・
因みに、テレビで時々紹介されるけど、長野県の地方自治体、のコレ↓
日本の未来が見える村
長野県下條村、出生率「2.04」の必然
ソース:http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090209/185533/?P=4
まあ、ハッキリ言って、60代の組長には将来、未来は見えませんね・・・・・
有識者とかなんだが、せめて30代、40代の現役、リアルタイム世代の発想が必須です。
で、私め、60代なんですけど、子どもの頃からのこの高崎を見ていると、
観音山の「子ども博」、「音楽センター」、そして「フェアリーランド」「カッパピア」等々、
そう、子育てしていた頃あの時代の高崎、この街は嬉々としていた・・・・・
高崎競馬場跡地の再壊発は未来志向か!??

昼間からシャッターを閉ざし、人影が途絶えた商店街。時折見かける人も高齢者ばかり。自己目的と化した行政主導の「地域活性化」では、賑わいを取り戻すことはできない。成功例の模倣や実現不可能な夢物語から卒業し、地域固有の特性・資源に目を向けよ。
●高崎競馬場跡地、大規模展示場を提案・県と高崎市
大沢正明知事は16日、高崎競馬場跡地の利用について考える有識者委員会を17日に開き、基本方針案を提示することを明らかにした。県と高崎市は、これまで検討してきた六つの施設・機能の中から、事前の評価が最も高かったコンベンションホールなど大規模な展示施設の建設を提案する見通し。展示施設は、市が進めるJR高崎駅東口の再開発計画との重複が指摘されてきたが、協議の結果、市が展示施設を縮小する方向となった。
16日の定例会見で大沢知事は「あした詳しく説明します」として詳細を明らかにしなかったが、基本方針が決定すれば懸案だった跡地利用は具体化へ大きく動きだす。
有識者委では、サッカースタジアム、教育・学術、健康増進・福祉関連、公園、震災を踏まえたバックアップ機能の各施設も候補として議論されてきた。民間委託した評価結果で、展示施設の収益性や地域経済への波及効果が大きいと判断されている。
この結果に加え、高崎市が高速道路や新幹線など交通の結節点となるため、県は交流人口の増加が見込める展示施設が効果的として、研究を進めてきた。
一方、高崎市も、JR高崎駅東口近くで計画する大規模集客施設整備事業でビックカメラ高崎東口店や群馬交響楽団の本拠地となる音楽ホールとともに展示施設を予定し、競馬場跡地の近接地への二重投資を懸念する声が出ていた。県と市は効果的な整備について4月以降、あらためて協議を重ね、市側が計画を修正する方向となり、基本方針案の提案にこぎ着けた。
ただ、高崎競馬場跡地は民間地権者が35%を所有し権利関係が複雑で、土地買収などが難航する可能性もあり、計画が順調に進むかは不透明だ。
<引用:2012年5月17日(木) AM 07:11 上毛新聞ニュース>
ソース:http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2012/05/17/news01.htm
まあ、今朝の上毛新聞にも大沢県知事と富岡高崎市長が・・・・・
で、高崎駅東口再壊発と高崎競馬場跡地の再壊発で、
〆て、総額が、多分600億円には最終的に行くんじゃないかなぁ?
当然、国の補助金絡みとかだからそら、借金です(^^ゞ
しかし、いいんだろうか???
西口、旧市街地のシャッター通りとかを放置したままで・・・・・
まあ、ヤマデンを中心に「我が世の春」を独占だけど、所詮、実態は20万チョイの高崎、
人口は減る一方なのは、このままでは目に見えてわかりきった話。
まあ、ヤマデンだって、高崎駅のナントカだって平日はスカスカですし、
おそらく、ヤマデン、本社機能をあそこに置くことで相当の利得を得ているはず。
そらそうです、ヤマデン、人助けでやってるわけじゃあないんだし。
で、次は「ビックカメラ」ですか?
しかしもうそんな時代じゃあないんじゃあないいの、ホントは、正味の話。
やっぱり、「人口増加」、膨らましじゃあなくて、ホントの高崎都市再生は旧市街地の人口増加。
まあ、コンベンションセンターとかなんだが、果たして、ここまで来るのか?
つまり、その意味では高崎には観光資源もなんにもない、っていうか育ててない。
まっ、観音山だって放置です(嗤)。
昔、コンベンションでアナハイムにはよく行ったんだけど・・・・・
あそこにはオリジナルのディズニーランド、ディズニーランド発祥の地で、
それに、MLBもあったりで、観光資源もたっぷり。
で、アナハイム市はLAから約50キロに位置し、人口は約34万人ほどだから・・・・・
まあ、人口密度から言ったら今の高崎とドッコイじゃあないのかなぁ。
つまり高崎だって、コンベンションセンターっていうんなら観音山丘陵の地形を活かして、
エンターテイメントゾーン開発くらいやらないと、つまり、「滞在型」です。
例えば、東京多摩にある「サンリオビューロランド」のようなのを誘致するとか。
せっかく新幹線で、関越高速で一時間という立地にあるのに、なんにもない。
そんなところにコンベンションセンター作ったところで人なんて来やしません、マジで。
で、コンベンションだって一週間くらいやるわけですから、家族連れで楽しめるところとか、
まあ、そのことによって、榛名山、榛名湖観光、あそこだって高崎市だし・・・・・
さらに今や、高崎市は「温泉」都市ですし、倉渕とかもっと開発できそうだし。
もちろん滞在型の宿泊客も増えるから、高崎の街中も活性化する。
つまり、ただ、ハコモノを作ったところで、所詮、そんなもん土建行政の一過性で終わり。
で、もっといえば、今騒がれてる東京都の直下型大地震、大津波の恐怖なんだけど、
まっ、直ぐにというわけにはいかないけど、思い切って高崎を東京のベッドタウン化する。
少なくとも子どもたちは助かる、被害を免れる、犠牲にならない!!
とにかく、いつ起こるかわからない!??
それも4年以内に70%の確率だって言うんだから・・・・・
で、コレ↓
首都直下地震、4年以内の発生確率70% M7クラス、東大試算
首都直下型などマグニチュード(M)7級の地震が南関東で4年以内に発生する確率は70%に高まった可能性があるとの試算を、東京大地震研究所がまとめたことが23日、分かった。南関東のM7級の確率を30年以内に70%としている政府の評価を大きく上回った。
<抜粋引用:2012.1.23 11:24 産経ニュース>
ソース:http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120123/dst12012311250005-n1.htm
そら、高崎、もちろん前橋だって「安全」でしょう。あの関東大震災の時だって、
まっ、昔の家のことだからだけど家屋全壊の被害は群馬県内で49戸とか。
で、そのへんのところは、
迷道院高崎“隠居の思ひつ記”
さんに詳しいですので是非ご参照を!!
http://inkyo.gunmablog.net/e196261.html
つまり、そう言う意味でもこの関東平野の最北端の高崎(前橋も)は、
通勤だって、新幹線で一時間、今後、将来の人口減少を考えたら関越道だって車での通勤圏。
さらには在来線、高崎線の複々線化とスピードアップ、新宿まで一時間とか。
で、そうした人口、とくに子育て世代をそのような危険を回避させるためにも都心から呼び込む。
もちろん、新幹線通勤定期券の一部補助をしてもいいでしょ、専用の市営住宅を整備してもいいでしょ、
デベロッパーと提携して、住宅を購入しやすくする、例えば市県民税の優遇とか、
保育園の無償化とか、医療費の無償化とか、給食費の無償化とか・・・・・
因みに、テレビで時々紹介されるけど、長野県の地方自治体、のコレ↓
日本の未来が見える村
長野県下條村、出生率「2.04」の必然
ソース:http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090209/185533/?P=4
まあ、ハッキリ言って、60代の組長には将来、未来は見えませんね・・・・・
有識者とかなんだが、せめて30代、40代の現役、リアルタイム世代の発想が必須です。
で、私め、60代なんですけど、子どもの頃からのこの高崎を見ていると、
観音山の「子ども博」、「音楽センター」、そして「フェアリーランド」「カッパピア」等々、
そう、子育てしていた頃あの時代の高崎、この街は嬉々としていた・・・・・
高崎競馬場跡地の再壊発は未来志向か!??
Posted by 昭和24歳
at 15:24
│Comments(2)
コンベンションホールって、そんなに需要のあるものなんでしょうか?
ウン十年前に仙台に住んでいる時、秋保温泉にコンベンションホール付きのホテルが何棟も建ちましたが、ほとんどが銀行管理or身売りです。
入れ物を作っても利用企業が少なく、管理費用ばかりかかるお荷物にならなければよいのですが...
リンク、ありがとうございました。
カタカナ語に弱い私は、沢山の観光客が来た時に備えて、
大きな公衆便所でも造るのかと思いました(^_^)
先日あるところで、「高崎は、温故知新ならぬ遠故馳新
(古きを遠ざけて、新しきに馳せる)になっていないか。」
という話をさせて頂きました。
高崎が金を掛けるべきはハードでなく、ソフトです。
むかし流行りましたよね、「ソフトなければただの箱。」って。