黄昏て“爺放談”

公人、
富岡賢治新市長に問う!!???



全く曖昧な東電、政府・原発安保院・・・・・・

今朝の上毛新聞でも「富岡市」の農家が東電に風評被害による賠償を、

といった記事が踊っていた。

昨日は昨日で、東京、東電本店前で被害地の農漁民が風評被害ではない、

実態としての「被害賠償」を求める座り込みをしていた。

ところで、本県というか、当市、高崎市の場合のその風評・・・・・・

いや、実態としての、つまり、モニタリングポストはどうなっているのか???

綿貫町の原研が計測地点となっているが、果たして真実は伝えられているのか。

中部大学、武田邦彦教授のブログというか警鐘だが↓

原発　緊急情報（62）　「風評」を流し続ける政府・自治体

「風評」とは単に「うわさ」のことですが、最近では「事実ではない噂」のことで使われます．

福島原発事故が起こってからの主な風評（多くは風評より「ウソ」に近い。括弧は主として風評を立てた人と、それが風評である理由）は、

１． 　被ばくしても直ちに健康に影響はありません
（官房長官。放射線の健康被害は一般的に晩発性だから）

２． 　ＣＴスキャンに比べて低いので健康に影響はない
（官房長官。ＣＴスキャンは医療行為）

３． 　規制値の３３５５倍でも健康に影響はない
（保安院。言うまでもなくウソ）

４． 　学校は２０ミリシーベルトまで良い
（文科省。１ミリシーベルト）

５． 　福島県に汚染されていない瓦礫がある
（川崎市長。福島県の瓦礫が汚染されていないとしたら、福島県の放射線量が１時間０．０３マイクロシーベルト付近でなければならない）

６． 　福島県の野菜は安全だ。汚染されているというのは風評
（農業関係者？流通関係者？　川崎市長と同じく､理論的な間違い。福島県には原則として汚染されていない野菜や酪農品は無い。もしこれを言うなら「どのような方法で汚染を除去したか」を明示する必要がある。今の段階では「汚染されている」という方が風評ではなく､「汚染されていない」という方が風評。）


目の前に、２束の野菜がある。一つが「放射線物質で汚染されていない野菜」であり、もう一つが「規制値の２分の１の放射性ヨウ素で汚染されている野菜」とする。

それをスーパーの人が「大切なお客さん」に丁寧に事実を説明する．２つの野菜の値段は同じだ。

お母さんは考えることもなく、「放射性物質で汚染されていない野菜」を買う．あまりにも当然だ。

このお母さんの行為を批判している人が「風評被害を主張する人」です。その人たちは、お母さんの気持ちを理解できず、子供に被ばくさせようと懸命です．

なぜ、それまでして子供に汚染野菜を食べさせたいのでしょうか？　この世に「汚染された野菜しかない」なら、あるいはいろいろな考え方もあるでしょうが、「汚染されていない野菜がある」のに、なぜ日本の子供達に汚染された野菜を「大丈夫だ」といって食べさせようとするのでしょうか？

おそらくは「お金」でしょう。お金が欲しいから子供を被ばくさせる、「このぐらい大丈夫」といって放射性物質が含まれている野菜を店頭に並べる、

一体、心優しい、子供を大切にしてきた日本の大人はどこに行ってしまったのでしょうか？

（平成23年4月23日　午前１０時　執筆）　武田邦彦

このことは、当市とて最早人事ではない・・・・・・

ましてや、杞憂であればといった問題でもない現実の問題なのではないか。

政府、東電の隠蔽体質は周知だ。それだけに、一般国民、市民の頼るところはそこの地方自治体。

その地方自治体の「防災」に対する、「真実度」でしかない。

４月２６日の上毛新聞トップに、２４年ぶりの新高崎市長・・・・・・

「富岡氏が豊富を語る」として、

「防災拠点都市へ」

との、大見出しが・・・・・・

であれば、少なくとも、その福島第一原発事故の放射能漏れが、

言われてる「収束」されるまで、高崎市独自のモニタリングポスト地を設定し・・・・・・

地上１メートル以内のそれを毎日情報公開すべきではないだろうか。

いつ、高崎市の農産物、とくに全国２位の生産高、出荷量を誇る、

「榛名の梅」

に、出荷自粛、あるいは停止の規制がかけられたら・・・・・・

まあ、それを未然に防ぐ余地はあるのかどうかはともかく、

少なくとも、生産者にその覚悟と準備は必要かと思われる。

さらには、子ども、乳幼児、妊産婦への注意喚起。

等々を鑑みて、広報等でもいいから「新市長宣言」としての表明を望む。

つまり、安全とかではなく、警鐘を !!

公人、
富岡賢治新市長に問う!!???