2008年06月25日
『障害者自立支援法』
NHKドキュメンタリー
「自立を支援するどころか生活を破壊している」と。
なにをもって“自立”そして、それを“支援”というか全く意味がわからない。
僕の知り合いにもそんな子どもを抱える家族がいる。
僕と同年代。その息子である彼が子どもの頃はまだ良かった。
すでに、30歳を超えその両親の不安は・・・・・・
「私たちがいなくなった時この息子はどうするのだろうか・・・・・
どう生きていくのだろうか」
この国のあり方、つくづく考えさせられた、NHKのドキュメンタリー。
国、政府は財政難を理由に「応益負担」とか言い、障害者年金66,000円から・・・・・・
その法律制定により通所施設(障害者の作業所)の利用料、これまでは無料だったものを月額、約30,000円の負担を求めると。
その作業で得る工賃、月額10,000円・・・・・・
差引き“20,000円”の唐突の負担。
それどころか、様々な障害での生活介助サービスが事細かに有料化され、現実的にはその“サービス”を受けることはできない。
そもそも『障害』とはなにか?
そして、『障害者』とはなにか?
実は、この僕もそのことへの悩みを持った時期があった。わが娘のことだ。
でも、幸いにもわが娘はこの上ない幸せの中を今生きている。親としてそのことにどう感謝していいかわからないほど今は安堵の中にいる。
人であれば、いつ何時、そんな境遇に置かれないとも限らない・・・・・・
言えることは、それがどんな『障害』であれ、幸運にもその『障害』を背負わずに生まれ、生きてこられたことへの感謝だが、
実は、そんな、僕の代わりに運命として『障害』を背負われて・・・・・
僕の娘が「先天性内反足」という、希な障害で生まれてきた時、
「この子は僕の代わりに・・・・」
と、そんな思いに至った。
事実、己のみに起きなければほとんどの人たちがそのことへは無関心ではないだろうか。
『障害者自立支援法』ってなんだ?
おそらく普通に生活する人にはその意味さえわからないのではないか。
昨今の、厚生労働省の「薬害C型肝炎」の問題でも、30年間もそれを、その“薬害”の事実を隠し続け、
あろうことか裁判でもその因果関係を否定し続けてきた。しかし露見した。
それなのに、当時の厚生省薬務局長は「それなりに精一杯対応した」と白々しくも言ってのけている。
「薬害エイズ」然りである・・・・・
行政、政府官僚、もっと言えば“国家”は冷血な巨魁。
おそらく自分の身内にそのような境遇の子どももいないのだろうし、それは責任逃れというより「無視」に等しい振る舞い。
その『障害者自立支援法』は小泉内閣での施行だが・・・・・・
立法したのは政府、行政だ。
そしてそのことに、その福祉にもっとも気をとめる素振りの公明党でさえ、その障害者を嘲るかのようにその法律成立に賛成している。
軽度、重度であろうが、そんな障害を持つ子どもを持った親は「死ぬに死にきれない」という。
自分たちが生きているうちはいい、自分たちがいなくなったその時、それから「この子どもたちは」どうに生きていけばいいのだろうか・・・・・
そればかり思い悩む。いっそうのこと一緒に死んでしまおうかと思いつめる親もいる。
ODAに数兆円、国際貢献に数兆円、水増し防衛予算に数兆円、水増し公共事業に数兆円。
先進国中、最低の社会保障、福祉費、医療費・・・・・・
財政難を言いながら、国、地方公務員給与で総額37兆円からの人件費。
特殊法人、独立行政法人等々、官業の人件費を加えれば百兆円超の行政コスト・・・・・・
そえでいて、わずか“1,000億円”に満たない「障害者福祉予算」を削減する。
そればかりではない。
先だってのニュースでは「知的障害者年金」までが、その申請主義で、
せっかく、その親が、我が子の行く末を案じての掛け金、その親が亡くなったあと、
「知的障害」のため申請ができずそのままに・・・・・・
そしてそれが“時効”で結構な額が支払われず「宙に浮いた年金」になって、
「溜まっている」
と北海道新聞が報じていた。
こんなのは“国”でもなんでもない・・・・・・
冷酷無慈悲な“亡国”!
政治家官僚は、国家予算をピンハネし蓄財に励む・・・・・・
人の心を取戻そうではないか。
そのためなら消費税20%でも、30%でも一向に構わない。それが国民大衆の意思ではないだろうか・・・・・・
「自立を支援するどころか生活を破壊している」と。
なにをもって“自立”そして、それを“支援”というか全く意味がわからない。
僕の知り合いにもそんな子どもを抱える家族がいる。
僕と同年代。その息子である彼が子どもの頃はまだ良かった。
すでに、30歳を超えその両親の不安は・・・・・・
「私たちがいなくなった時この息子はどうするのだろうか・・・・・
どう生きていくのだろうか」
この国のあり方、つくづく考えさせられた、NHKのドキュメンタリー。
国、政府は財政難を理由に「応益負担」とか言い、障害者年金66,000円から・・・・・・
その法律制定により通所施設(障害者の作業所)の利用料、これまでは無料だったものを月額、約30,000円の負担を求めると。
その作業で得る工賃、月額10,000円・・・・・・
差引き“20,000円”の唐突の負担。
それどころか、様々な障害での生活介助サービスが事細かに有料化され、現実的にはその“サービス”を受けることはできない。
そもそも『障害』とはなにか?
そして、『障害者』とはなにか?
実は、この僕もそのことへの悩みを持った時期があった。わが娘のことだ。
でも、幸いにもわが娘はこの上ない幸せの中を今生きている。親としてそのことにどう感謝していいかわからないほど今は安堵の中にいる。
人であれば、いつ何時、そんな境遇に置かれないとも限らない・・・・・・
言えることは、それがどんな『障害』であれ、幸運にもその『障害』を背負わずに生まれ、生きてこられたことへの感謝だが、
実は、そんな、僕の代わりに運命として『障害』を背負われて・・・・・
僕の娘が「先天性内反足」という、希な障害で生まれてきた時、
「この子は僕の代わりに・・・・」
と、そんな思いに至った。
事実、己のみに起きなければほとんどの人たちがそのことへは無関心ではないだろうか。
『障害者自立支援法』ってなんだ?
おそらく普通に生活する人にはその意味さえわからないのではないか。
昨今の、厚生労働省の「薬害C型肝炎」の問題でも、30年間もそれを、その“薬害”の事実を隠し続け、
あろうことか裁判でもその因果関係を否定し続けてきた。しかし露見した。
それなのに、当時の厚生省薬務局長は「それなりに精一杯対応した」と白々しくも言ってのけている。
「薬害エイズ」然りである・・・・・
行政、政府官僚、もっと言えば“国家”は冷血な巨魁。
おそらく自分の身内にそのような境遇の子どももいないのだろうし、それは責任逃れというより「無視」に等しい振る舞い。
その『障害者自立支援法』は小泉内閣での施行だが・・・・・・
立法したのは政府、行政だ。
そしてそのことに、その福祉にもっとも気をとめる素振りの公明党でさえ、その障害者を嘲るかのようにその法律成立に賛成している。
軽度、重度であろうが、そんな障害を持つ子どもを持った親は「死ぬに死にきれない」という。
自分たちが生きているうちはいい、自分たちがいなくなったその時、それから「この子どもたちは」どうに生きていけばいいのだろうか・・・・・
そればかり思い悩む。いっそうのこと一緒に死んでしまおうかと思いつめる親もいる。
ODAに数兆円、国際貢献に数兆円、水増し防衛予算に数兆円、水増し公共事業に数兆円。
先進国中、最低の社会保障、福祉費、医療費・・・・・・
財政難を言いながら、国、地方公務員給与で総額37兆円からの人件費。
特殊法人、独立行政法人等々、官業の人件費を加えれば百兆円超の行政コスト・・・・・・
そえでいて、わずか“1,000億円”に満たない「障害者福祉予算」を削減する。
そればかりではない。
先だってのニュースでは「知的障害者年金」までが、その申請主義で、
せっかく、その親が、我が子の行く末を案じての掛け金、その親が亡くなったあと、
「知的障害」のため申請ができずそのままに・・・・・・
そしてそれが“時効”で結構な額が支払われず「宙に浮いた年金」になって、
「溜まっている」
と北海道新聞が報じていた。
こんなのは“国”でもなんでもない・・・・・・
冷酷無慈悲な“亡国”!
政治家官僚は、国家予算をピンハネし蓄財に励む・・・・・・
人の心を取戻そうではないか。
そのためなら消費税20%でも、30%でも一向に構わない。それが国民大衆の意思ではないだろうか・・・・・・
Posted by 昭和24歳
at 03:36
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