2013年11月06日

小春日和は過ぎし日の

小春日和は過ぎし日の。

小春日和は過ぎし日の


昼飯のあと・・・・・

僕は何気にカプと散歩に出た。

涼しい。空はどんよりとしているが、それでも涼しい。

昨日までの蒸し暑さはない。

カプも気持ちよさそうにして歩いている。

30分ほどで家に帰ると、丁度時間を合わせたように次女、優の長女と次女が、

「パパーーーッ!!二人できたんだよ、二人だけで」

と言いながら僕に飛びついてきた。

「二人だけで!!??・・・・・
ママはどうしたの?、歩いてきたの?」

スープの冷めない距離とは言え、まだ5歳と4歳の足だ・・・・・

「ほんとうだよっ!マナちゃんと二人だけできたんだよっ!!」

と、口を尖らせて次女、マヒロがお姉ちゃんを制するようにして言う。

姉妹とは面白いものである。年子なのだが姿かたちも性格もまるで正反対。

次女の方はおてんばで、何でもかんでも我先にと“我”が強い。

喧嘩をしてもいつも先に手を出してはお姉ちゃんを泣かしてしまう次女。

「そうだよ・・・・・二人だけできたんだよ・・・・・・
でも、マヒロは道を間違えたのにあたしの言うこと聞かないの・・・・・
で、遅くなっちゃったの」

「間違ってないじゃん!、マッ、マヒちゃん間違ってないじゃん!!」

次女はいつもこの調子なのである・・・・・

ママにきつく叱られるまで自分を譲らない、叱られたら叱られたで臍を曲げて大騒ぎ。

「わかった、わかった。偉いなあ、二人だけでこれたのか。いい子だいい子だ」

僕がそう言って二人を抱きかかえると満足そうに“キャッ”と笑った。

家の中に入ってアイスクリームを食べてると・・・・・

「あっ、ママだっ!!」

と、次女のマヒロ。

「ママーーーッ」

と言って、二人はママに飛びついて行った。

内心、相当不安だったんだろう。長女の方はママに会えて安心したのか半ベソをかいている。

次女の方はまるで手柄話のように僕に言ったように半ば興奮気味にママに・・・・・

距離にして次女の家と僕のところは1キロ、いや、2キロはないとは思う。

それにしても住宅街の入り組んだ道・・・・・・

長女はいつもはママと一緒にくるのだが確りとその道順を憶えていたようだ。

実は、ママ、優はこっそり後ろから後をつけていた。

長女と次女が道々に言い争いながら、それでも仲良く手をつないで歩いているのをこっそり見守っていた。

そんな娘たちに明日は“魚釣り”に行く約束をした。

“横川の釣堀”

霧積温泉のとま口にある市営の釣堀・・・・・

天気予報は“晴れ”を知らせている。

小春日和は過ぎし日の。



Posted by 昭和24歳  at 09:04 │Comments(0)

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